普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

皇后さま、腸壁からの出血

2007-03-07 23:53:45 | 日々雑感

美智子さんの腸壁からの出血の報道があった。
(3月7日  読売新聞)
その中で、
 皇后さま、腸壁からの出血などで静養へ…心労が原因か
 宮内庁関係者は「精神的な疲れ」について、「ご一家をめぐって相次いでいる週刊誌の記事の見出しにかなり心を痛められていたようだ」としている。
 皇后さまは1993年10月、雑誌の批判記事が相次ぐなか心労で倒れ、一時的に声を失われたことがある。
と報じられている。

私も美智子さんと同じく新聞の雑誌の広告の見出しを見るだけの関心しかないが、それでも、その見出しを見て、もし週刊誌が皇室廃止論に立っているので無ければ、報道のしようも、もう少し違った方法もあるのではないかと思っていた。

私は、前にも書いたが、これでは今後皇室に、美智子さんや雅子さんのような、素晴らしい人が嫁にくる人はないと思う。
皇室典範について雅子さんが可哀相

何故なら国民は皆、美智子さん、雅子さんの皇室に入る前の、難しい決心をされねばならなかったことを、報道から知っているからだ。
適齢期の女性なら尚更だろう。

中には、このような人達を特権階級の人のように思っている人もあるようだ。

然し二人の立場から言えば、その人柄や教養を持っていれば、民間では引く手あまたで、ご自身の選択で、よりよい条件の相手を選ばれ、ややこしい宮中とはかけ離れた、気楽で、優雅で、幸福なに生活を受けられる資格は十二分にあるからだ。

もし民間から皇室に入られた人で、週刊誌沙汰にされ、非難されるのは次の様な条件に限られるべきだ。
1.法律や反する行動をした時。
2.不倫などモラルは反することをした時。
3.皇室と密接な関わりのある神道に関する行事を拒否した時。
4.皇室の体面を汚した時。
それ以外のこと、個人の価値観に基づく言動については、もう少し暖かい眼で見て上げも良いのではないだろうか。

戦後以来、女性の価値観や皇室に対する見方は全く変わってしまっている。
私たちのこのことを忘れてとやかく言いがちだ。

私たちは、皇室に入られる人か゛、例え立派な家柄でも浮き世離れをした人達や、飛んでいる女性、目立ちガリやの人など望んで居ない。

人気歌手や、アイドルや、政治家などと同じように報道されては、美智子さんや、雅子さんなど、聡明な人が皇室の方からプロポースされても二の足を踏むのは当然だ。
そして、そしてお二人のように、国民から尊敬され愛されるような人が皇室に入ってくる可能性は殆どなくなるだろう。

私は、「週間新潮」や「週間文春」など、新聞やテレビで報道されない、本音のことを聞かせて貰ったり、新聞やテレビの批判など、大きな役割を果たしていると思う。
それだけになおさら、皇室の件については、もっと配慮して欲しいと思う。

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