陳謝、謝罪連発、ぼろぼろ予算委 民主党内でさえ、「もう、菅内閣はもたない」との声も では
18日の参院予算委員会は、さながら「おわび委員会」の様相を呈した。
として次の例を上げています。
・柳田稔法相の国会軽視発言
・仙谷氏の丸山和也参院議員が仙谷氏と電話で話した内容を漏らしたことに「いいかげん」発言
・仙谷氏の自衛隊は「暴力装置」発言
・仙谷発言については菅直人首相も陳謝
・蓮舫氏も、国会内でのファッション誌の写真撮影をめぐる発言
・細川律夫厚生労働相と岡崎トミ子国家公安委員長も、答弁の誤り
・を指摘され「申し訳ない」と頭を下げた。
陳謝こそしなかったが北沢俊美防衛相は、防衛省が関連行事の来賓に政権批判など政治的発言を控えるよう求める通達への批判
北沢さんに対する民主党の松崎哲久衆院議員の航空自衛隊入間基地での隊員への恫喝発言批判
そして、首相以下、陳謝連続の事態に民主党議員は頭を抱えるばかりだ。中堅議員は「一秒でも早く今国会を閉じたい」とこぼした。
と結んでいます。
私もたまたまこの国会中継を見て、仙石さんの「暴力装置」発言を聞いて呆れましたし、何とか自民党の追及を凌ごうとする閣僚たちの発言を聞いている内に眠くなっていテレビのスイッチを切ろうとしました。
そのとき一気に眠気が吹っ飛ばしたのは、事業仕分けで蓮舫さん達から批判された国民新党から政務官になった森田さんの発言です。
丸川さん:閣議決定した事業を事業仕分けしたこに対して閣内からも批判が出ている
森田高総務総務政務官:事業仕分けの当初は民間人と国会議員のウエイトが適正か、安全保障の仕分けに日本国籍がない人が入っている など問題があった。
それから一年たったいまも国民はそれを支持してきた。
今、いろいろなことが見えて来た。
長いスパンでないと考えないといけない政策、安全保障に関する政策、教育や研究開発に、どこまで費用対効果の概念が及ぶのか。
この政策をブラッシアップするのなら、冷静に考えるべきだ
・大議論が起きたスパコン・はやぶさ2、カミオカンテなどの問題
・自衛官から3000人以上増やしてくれと言ってきたが事業仕分けに掛かってしまって、議論の中では制服組を海外から調達しろなどと信じがたい意見が出た。人の気持ちを考えると大変心が痛んだことを今でも覚えている。
総務省の職員の名誉のために言うが、事業仕分けで「こういう事業は、省が焼け太りしたいからだ」とか、「担当者が利得を得るためだ」と言う理論を公の場で振り回す方が何人かいた。
これで国家公務員が国のために体を張って仕事ができるか。
私は政府にいる人間だからこそ、体を張ってかばっていかねばならない。
こう言う論点を整理をした上で、将来に向けてブラッシアップをして貰いたい。
彼の発言中に賛同の意見や拍手、終わった後の大拍手。 (勿論野党側でしょうが、民主党員はどう反応したのでしょう。)
彼が国民新党であることを考えても政務三役としては思い切った発言です。
それ迄の追い回す自民党から逃げて回り、逃げきれぬときは謝っておしまいにしようとする閣僚達の国会審議中で彼は久しぶりの新風を巻き起こしました。
勿論と言うか多分と言うか判りませんが、いずれ彼は内閣や国民新党からお叱りを受け、またいずれ三役からはずされるかも知れませんが、それを恐れずに発言した彼の勇気を買うべきだと思います。
閣僚も彼のようにもっと腰を据えて質疑に対応すれば良いと思うのですが。
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