今日の読売で小沢幹事長「辞任を」74%、内閣不支持47%の世論調査の結果が出ていましたが、それでも鳩山さんは小沢さんの擁護の姿勢を変えないようです。
それで鳩山さんと小沢さんの関係に就いて考えて見たいと思います。
私の新聞・テレビとネットだけと言う乏しい情報と当たり前のことしか書かない(正確には書けない)のですが、心配性の私の心配も時々当たることがあります。
「ブログ開設前」
・小泉さんが民主党を抵抗勢力として民主党を攻撃しているのに、岡田代表は明後日に向いた様に消費税増税など政策を並べるだけと投書→小泉さん大勝(*注記)
・前原さんに政府攻撃の時は足元を掬われない喧嘩の上手い人を選び、代表は決して表に出ないことと投書→ガセネタ事件、前原さん代表辞任
「ブログ開設後」
・安部さんへ小泉改革の継承でなくて修正または脱却とすること、問題閣僚は小泉さんのように冷酷に切ること、情報蒐集を強化して裸の王様にならないこと→小泉改革の負の部分の露呈、政治と金の問題で執拗なマスコミの攻撃、安部さんが見落としていた地方の疲弊を小沢さんに突かれ→安部さん大敗
・麻生さんへ公務員制度改革への弱い姿勢が若し選挙敗退したときはその最大理由であることを知るだろう→鳩山政権に問題続出の今になっても政治主導の行政改革への期待を込めて依然として支持率47%キープ
以上私は当たり前のことを書いたのがたまたま当たっただけですが、唯一外れたことを書いた事があります。
「鳩山由紀夫さんの問題発言」で鳩山さんの数々の問題発言を取り上げ、
鳩山さんは少なくとも政権交代に耐え得る可能性を秘めた民主党を創った功労者の一人です。
然し彼が民主党の代表になる話は今までも殆ど出ていませんが、この報道でいよいよその可能性は小さくなったような気がします。
鳩山さんがその政治信条を守り訴えることは良いですが、彼は多分その信条を曲げても民主党政権奪回のために小沢さんを担いで居ます。
と書きました。 (上記ブログ記載の外国人参政権は鳩山さんの持論ですが、その他の発言の多くは当時代表だった小沢さんの問題言動を擁護するような発言でした。)
結果は私の予想や多くのマスコミの岡田さんの予想に反して鳩山さんが選出されました。
私の予想の間違いは、彼が小沢さん擁護のため数々の発言で悪役に徹した鳩山さんへの党内の同情票を得たこと、当時から党内に隠然たる力を持っていた、小沢さんが自分を護ってくれた鳩山さん支持に廻ったのでしょう。
この辺りの党内の力学を読めなかったのは、政治ではズブの素人の私の限界かも。
先の私の分析が正しいとすれば、自民党に比して圧倒的な議員数を持つ、その党内でもこれも圧倒的な小沢グループを持つ鳩山さんの位置は(少なくともしばらくは)安泰でしょう。
だからでしょうか鳩山さんは幹事長の時のように、今度の小沢さんの問題でもそ「報道されている、あたかもグレーのような話は、検察捜査によって事実とは認定されなかったと考えている」のような誰も信じない擁護発言がでるのでしょう。
これから言われているように鳩山さん小沢さんが「一蓮托生」になるのか、別の思わぬ展開になるのでしょうか。
当たり前のことしか考えられない私に取っては、予想の限度を越した動きになるのでしょうが、こんなことで日本のために良いのでしょうかね。
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*注記:仙谷戦略・行政刷新相の発言
民主党の消費税増税論が「小泉旋風」に敗れたことなどを引き合いに、
・「2005年の郵政選挙の後、政策的にまともなことを提起するのでは、なかなか日本の選挙は勝てない、と総括した」
・「我々は大人にならないと政権に近づけない、と反省した」