普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

地に足がついいない民主党へ

2007-02-05 23:13:17 | 民主党

知県知事と北九州市長選挙が終わりました。
どちらも予想通りの結果になりました。

その結果を見てのマスコミの報道です。
1.柳沢発言の影響は約30%前後の影響があった。
2.上に基づく審議拒否の反対71%(テレビ朝日)
3.自民党は柳沢さん罷免の声が燻っているが、安倍さんは守り通すだろう。
4.民主党が審議復帰を検討

1月31日の投書で、
小沢さんには 低レベルの柳沢さんの失言問題などことは下に任せて大きな政策論争をして貰いたい。
それと、念のために言って置くが、この前のように、こんな事で審議拒否などしてまた民主党の支持率を下げないように。
とお願いしました。

2月2日の投書では、
私が心配していた審議拒否作戦を取った。
然し、これに一番喜んでいるのは自民党だ。
安倍さんが彼を守り通して、与党内で頑張って単独審議を続けている間、前回の審議拒否の時のように、民主への批判が高まってくるのは間違いない。
それで民主党への支持率が下がったらどうするのか。
これで損をするのは民主党だけだ。
そして後で審議拒否の反対の大きさに気づいて、前原さんの時のように、何とか屁理屈をつけて、バツの悪い思いをして、また審議に参加するのか。
そして、また支持率を下げるのか。
私が何度も投書したように、行動を起こす前に、自民党だけでなく国民の反応も良く調べるべきだ。
と書きました。

1.そして愛知県知事選挙に、小沢さんが(国会中に審議拒否と言う理由はどうであれ)国会議員の職務を放棄までして、愛知県知事選挙応援をしました。
選挙で自党の応援するのは公務ですか。
自民党から指摘されるまでもなく一種の背任行為ではないでしょうか。
それまでした後の敗北です。
選挙結果は、自民党の柳沢さんの失言と、民主党の審議放棄それぞれの失点で、結果的には前から優勢を伝えられていた、前知事の勝利に終わりました。

2.そして、現在審議拒否反対71%、民主党内で審議復帰の検討中の報道です。
(1)私のような素人の提案が無視されるのは判りますが、党員の中で誰もGoogleや2チャンネルなどの掲示板から、世論の動きを見ている人は居ないのですかね。
(2)仮に審議復帰するとなれば、どの様な理屈を付けるのですかね。どの様な顔をして議場に入るのですかね。
(3)次期参議院選で自民党から審議拒否の攻撃をされたとき、どのように言い訳をし、どのように反撃するのか考えていますか。

そこで何回も投書しましたいつもの提案です。
1.ことを起こす前に自民党ばかり見ずに、国民の方をしっかり見て置く。
2.政府や与党の失言や不祥事の追求は共産党、社民党の福島さん、民主党の中堅議員に任せ、幹部はもっと基本的な政策立案に従事する。
3.審議拒否は原則として絶対にやらない。
4.現場主義を貫く事。
つまりお客さんである、有権者の動きを予想し、良く見ておく事。
5.その中でも最大の支持基盤である無党派の取り込みのための施策を考える。
(1)彼らの意見を常時、把握し、分析し、それを党員に周知するシステムを確立する。
そして、民主党の動きが国民からいつも遊離しないようにする。
また旧自民系、社民系からなる党員の意志の統一を図る。
(2)そのために、ホーム・ページに意見聴取の欄を設ける。
6.福岡県では福岡市、北九州市各市長選連勝の余波に乗って、対立候補を立てる検討をしているそうだ。
これは自民党への対立候補を立てる方針に従ったアイディアと思うが、負けることがはっきりしている時は、たとえ自民党とダブっても、最適な候補者を支援し、民主党の推薦する候補が国、県、市にとって皆、適任かつ立派な人ばかりと言う事を国民に知って貰うのが基本だ。
それとも負けてもともと主義の共産党の方針を真似るのか。

民主党へお願い
どうぞ国民から遊離しない、足が地についた政党として、日本の為に、自民党との政権交代が出来る党になって下さい。

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