うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

皐月賞はサートゥルナーリア

2019-04-16 00:37:32 | 競馬日記
皐月賞はサートゥルナーリアが勝ちましたね。
 
ホープフルSからのぶっつけという臨戦過程でしたが、見事に制しました。 一叩きして臨んだ馬より仕上げきっていない面もあったでしょうし、初めて経験する速い流れや外を回ったのもあったのだろうと思いますが、それほど着差はつかず、2着ヴェロックスとは頭差でした。 直線、サートゥルナーリアが内に寄ってヴェロックスと接触したことで審議となりました。まず、ヴェロックスが外に寄ってきて、サートゥルナーリアも外に膨らみ、体勢を立て直そうとしたのか、ルメールが左鞭を入れて追ったら内に行き過ぎて接触という感じで、双方やりあった結果に見えますね。たまに見るケースで、特別悪質な場合を除けば特に問題なし(ぶつかりに行った方は過怠金くらいは取られるでしょうが)となるのが普通だろうと思います。着差がわずかだったから審議が長かったのかもしれませんが、あれで降着にしたらあれもこれも降着で、また、よけなければ相手が降着みたいな感じにもなり、大変なことになるでしょう。最近、降着制度をやめたのかと思うくらい降着を取らないのですが、今回はなぜか念入りな審議でちょっと不思議でした。
 
新種牡馬の産駒がデビューすると、どのような配合から「当り」が出やすいか、みんな分析しますよね。
 ロードカナロアで言えば、既にアーモンドアイステルヴィオ、サートゥルナーリアと3頭のGI馬を出していますが、アーモンドアイはNureyevクロス、ステルヴィオは母父Fairy King産駒、サートゥルナーリアは祖母がSadler's Wells産駒と、3頭ともNureyevのところを狙った配合です。既に多くの人が指摘しているのではないかと思いますが。 
サンデーサイレンスのように、AlmahmoudやMahmoudの主導でひたすら量産という(例外はHyperion主導ネオユニヴァースとかTurn-to中間断絶主導サイレンススズカ、Royal Charger主導エアシャカールとかでしょうかね)はっきりとした型のある種牡馬には見えないので、他のタイプの「当り」はどうなんだろうと気になります。