2018 LONGINES World's Best Racehorse Rankingsが発表されました(全ランキング)。
トップはCracksmanとWinxで130ポンド。130ポンドでのトップは2014年のジャスタウェイ以来の低水準でした(ブログ)。Winxは2016年、2017年と2年連続で132ポンドであり、これで3年連続130ポンド以上になります。結構すごいんじゃないでしょうか。牝馬ですからセックスアローワンスの分の3ポンドもしくは4ポンドを上乗せすれば、この3年間、かなりの高水準を維持しています。Cracksmanは英チャンピオンS、WinxはQエリザベスSで得たレーティングです。
3位は128ポンドでAccelerate。今年、GI5勝、2着1回。サマリーを読むとパシフィッククラシックで得たレーティングだそうです。昔はどのレースで得たのか表に載っていてわかりやすかったのですが。
4位タイは127ポンドでBeauty Generation、Gun Runner、Roaring Lion。それぞれ、香港マイル、ペガサスWC、英インターナショナルSで得たレーティングです。前掲の私のブログによると2014年のAble Friendの127ポンドが香港調教馬では過去最高値だったそうで、それ以来の127ポンドですから、Beauty Generationは香港調教馬では歴代トップタイということになると思います。
7位は126ポンドでPoet's Word。プリンスオブウェールズSとKジョージVI&QエリザベスSの両方で得たレーティングです。
8位タイはCrystal Ocean、Enable、Justify。Crystal Oceanは英チャンピオンSでCracksmanの2着に敗れた際のレーティング。Enableはどうやら凱旋門賞とBCターフの両方で得たレーティングっぽいです。米3冠馬Justifyはケンタッキーダービーで得たレーティングです。
ここまでが10位以内で、Alpha Centauriと並ぶ11位タイに日本調教馬アーモンドアイがいます。日本調教の牝馬で歴代最高値です。その他、有馬記念を勝ったブラストワンピースとJC2着のキセキが122ポンドで20位タイ、大阪杯を勝ったスワーヴリチャードが121ポンドで31位タイ、天皇賞秋2着のサングレーザーが120ポンドで42位タイとなっています。
日本関係馬では、Saxon Warriorが121ポンドで31位タイ、Yoshidaが120ポンドで42位タイ、Brave Smashが118ポンドで78位タイ、Study of Manが115ポンドで221位タイとなっています。
115ポンド以上を得たのは332頭。そのうち日本調教馬は32頭。アメリカの74頭、イギリスの53頭、オーストラリアの51頭に次ぐ4位でした。5位タイが香港とアイルランドで25頭、7位が南アフリカで22頭、8位がフランスで17頭となっています。
同時に2018 LONGINES World's Top 100 Group/Grade 1 Races for 3yos and upwardsも発表されています(全ランキング)。
1位は凱旋門賞で125ポンド、以下順に、2位はQエリザベスS(123.75ポンド)、3位はプリンスオブウェールズS(123.25ポンド)、4位タイは英インターナショナルSとドバイSC(123.00ポンド)、6位はBCクラシック(122.75ポンド)、7位タイはJCとコックスプレート(122.50ポンド)、9位タイはジョージライダーSとコルゲートオプティックホワイトS(ジョージメインS)とガネー賞(122.25ポンド)となっています。
他の日本のレースでランクインしているのは17位タイの天皇賞秋と有馬記念(120.75ポンド)、47位タイの大阪杯(118.25ポンド)、52位タイの天皇賞春(118.00ポンド)、62位タイの安田記念(117.50ポンド)、67位タイの東京優駿と菊花賞とマイルCS(117.25ポンド)、76位タイの宝塚記念(117.00ポンド)です。天皇賞春はEカテゴリで世界トップ、菊花賞は3歳のEカテゴリで世界トップです。
KジョージVI&QエリザベスSは121.75ポンドでJCより下、BCターフは120.25ポンドで天皇賞秋・有馬記念よりも下になっています。日本の一流馬がリスクを冒して海外遠征するとなるとやっぱり凱旋門賞くらいしかないかもしれませんね。あとは金銭的なリスクの少ない国際招待競走でしょうか。
ランクインしたレース数は、オーストラリア(31レース)、イギリス(19レース)、アメリカ(14レース)、香港(11レース)に続く5位の10レースです。その次がフランスで7レース。
この辺、難しいんですね。115ポンド以上を得た競走馬の数ではアメリカが1位ですが、ランクインしたレース数ではオーストラリアが1位。凱旋門賞がレースでは1位ですが、フランスは115ポンド以上競走馬数は8位、ランクインしたレース数では6位。日本と香港の関係も、競走馬数では日本が上ですが、レース数では逆転しています。
トップはCracksmanとWinxで130ポンド。130ポンドでのトップは2014年のジャスタウェイ以来の低水準でした(ブログ)。Winxは2016年、2017年と2年連続で132ポンドであり、これで3年連続130ポンド以上になります。結構すごいんじゃないでしょうか。牝馬ですからセックスアローワンスの分の3ポンドもしくは4ポンドを上乗せすれば、この3年間、かなりの高水準を維持しています。Cracksmanは英チャンピオンS、WinxはQエリザベスSで得たレーティングです。
3位は128ポンドでAccelerate。今年、GI5勝、2着1回。サマリーを読むとパシフィッククラシックで得たレーティングだそうです。昔はどのレースで得たのか表に載っていてわかりやすかったのですが。
4位タイは127ポンドでBeauty Generation、Gun Runner、Roaring Lion。それぞれ、香港マイル、ペガサスWC、英インターナショナルSで得たレーティングです。前掲の私のブログによると2014年のAble Friendの127ポンドが香港調教馬では過去最高値だったそうで、それ以来の127ポンドですから、Beauty Generationは香港調教馬では歴代トップタイということになると思います。
7位は126ポンドでPoet's Word。プリンスオブウェールズSとKジョージVI&QエリザベスSの両方で得たレーティングです。
8位タイはCrystal Ocean、Enable、Justify。Crystal Oceanは英チャンピオンSでCracksmanの2着に敗れた際のレーティング。Enableはどうやら凱旋門賞とBCターフの両方で得たレーティングっぽいです。米3冠馬Justifyはケンタッキーダービーで得たレーティングです。
ここまでが10位以内で、Alpha Centauriと並ぶ11位タイに日本調教馬アーモンドアイがいます。日本調教の牝馬で歴代最高値です。その他、有馬記念を勝ったブラストワンピースとJC2着のキセキが122ポンドで20位タイ、大阪杯を勝ったスワーヴリチャードが121ポンドで31位タイ、天皇賞秋2着のサングレーザーが120ポンドで42位タイとなっています。
日本関係馬では、Saxon Warriorが121ポンドで31位タイ、Yoshidaが120ポンドで42位タイ、Brave Smashが118ポンドで78位タイ、Study of Manが115ポンドで221位タイとなっています。
115ポンド以上を得たのは332頭。そのうち日本調教馬は32頭。アメリカの74頭、イギリスの53頭、オーストラリアの51頭に次ぐ4位でした。5位タイが香港とアイルランドで25頭、7位が南アフリカで22頭、8位がフランスで17頭となっています。
同時に2018 LONGINES World's Top 100 Group/Grade 1 Races for 3yos and upwardsも発表されています(全ランキング)。
1位は凱旋門賞で125ポンド、以下順に、2位はQエリザベスS(123.75ポンド)、3位はプリンスオブウェールズS(123.25ポンド)、4位タイは英インターナショナルSとドバイSC(123.00ポンド)、6位はBCクラシック(122.75ポンド)、7位タイはJCとコックスプレート(122.50ポンド)、9位タイはジョージライダーSとコルゲートオプティックホワイトS(ジョージメインS)とガネー賞(122.25ポンド)となっています。
他の日本のレースでランクインしているのは17位タイの天皇賞秋と有馬記念(120.75ポンド)、47位タイの大阪杯(118.25ポンド)、52位タイの天皇賞春(118.00ポンド)、62位タイの安田記念(117.50ポンド)、67位タイの東京優駿と菊花賞とマイルCS(117.25ポンド)、76位タイの宝塚記念(117.00ポンド)です。天皇賞春はEカテゴリで世界トップ、菊花賞は3歳のEカテゴリで世界トップです。
KジョージVI&QエリザベスSは121.75ポンドでJCより下、BCターフは120.25ポンドで天皇賞秋・有馬記念よりも下になっています。日本の一流馬がリスクを冒して海外遠征するとなるとやっぱり凱旋門賞くらいしかないかもしれませんね。あとは金銭的なリスクの少ない国際招待競走でしょうか。
ランクインしたレース数は、オーストラリア(31レース)、イギリス(19レース)、アメリカ(14レース)、香港(11レース)に続く5位の10レースです。その次がフランスで7レース。
この辺、難しいんですね。115ポンド以上を得た競走馬の数ではアメリカが1位ですが、ランクインしたレース数ではオーストラリアが1位。凱旋門賞がレースでは1位ですが、フランスは115ポンド以上競走馬数は8位、ランクインしたレース数では6位。日本と香港の関係も、競走馬数では日本が上ですが、レース数では逆転しています。