うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ZenyattaとRachel Alexandra

2010-03-14 23:13:01 | 競馬日記
北米の2強が今年の初戦を迎えました。

まずは昨年の年度代表馬をRachel Alexandraに譲ったZenyatta。サンタマルガリータ招待Hを快勝しました(記事)。いつも通りの最後方から、直線では縫うように追い込んできましたね。他の馬より11ポンド(約5kg)も重い斤量を背負い、直線で前が開いていなかったにも関わらず、余裕しゃくしゃくでちょっとしか力を出していない感じでした。これでデビューから15連勝。Colinの記録に並びましたね。次走はRibotのデビュー以来無敗の16連勝、CitationCigarの北米連勝記録16(17連勝した馬もいますが、大したレースを走っていないので参考記録とさせていただきます:記事)への挑戦になります。

昨年の年度代表馬Rachel Alexandraの方は重賞格付けなしの特別戦ニューオーリンズレディースSで6ヶ月ぶりのレースを迎えました(記事)。が、直線でZardanaにねじ伏せられてしまいました。Zardanaはジョン・シレフス師が管理しており、Zenyattaのステーブルメイトです。次走のアップルブラッサムSでZenyattaがRachel Alexandraを倒すはずだったのですが、Zardanaが一足先にやってしまいました。Zardanaはブラジル産ですが、Rachel Alexandraと同じくSadler's Wells系ですね。この父系もどんどんアメリカに適応していっています。Rachel Alexandraは久々のせいか、掛かり気味でしたね。

ZenyattaはアップルブラッサムSに出るつもりのようですが、Rachel Alexandraはまだ決まってはいないようですね(記事)。両馬の対決はあるのでしょうか。しかし、両馬の今年初戦の結果から、ZenyattaがRachel Alexandraを倒しに行く構図からRachel AlexandraがZenyattaを止められるのかに変化したような気がします。

追記:Zenyattaはやはり予定通りアップルブラッサムSに向かうみたいですが(記事)、Rachel Alexandraは回避の方向で固まったみたいです(記事1記事2)。Rachel Alexandraはレース間隔が開きすぎましたか。