海外ではオールウェザートラックを採用する競馬場が増えており、今年のBCは初めてオールウェザートラックで行われました。
スポニチでそのBCを見に行った記者が『「人工素材馬場」いいことばかりじゃない』と題して記事を書いています(記事)。
気がかりな点として「臭い」や「靴や蹄が汚れること」から人馬に悪影響が出るのではないかとしています。確かに臭いは気にならないわけはないでしょうし、馬場に入ったときにワックスで汚れるのはいいことではないでしょう。しかし、オールウェザーの「人馬に対する悪影響」を懸念するのであれば、「オールウェザートラックは一般に馬が故障しにくいと言われていること」は書いておくべきでしょう。
また、「全天候型と言うわりに水たまりが見られた」かもしれませんが、従来の芝やダートと比べてどうなのかという観点がなければあまり意味がないように思います。
折角、アメリカに行って実際の馬場を見てきたのにちょっと中途半端な記事だなあと思った次第です。日記ならいいですけど。
JRAでは実際に使われているオールウェザーは美浦トレセンの調教コースだけです。欧米の導入状況からしたらかなり遅れていると思います。日本の気候に合うタイプを保守的に吟味していくつもりなのでしょうか。最近パート1に入った競馬新興国として積極的にイニシアチブを取りに行くような戦略もあったと思いますが。
スポニチでそのBCを見に行った記者が『「人工素材馬場」いいことばかりじゃない』と題して記事を書いています(記事)。
気がかりな点として「臭い」や「靴や蹄が汚れること」から人馬に悪影響が出るのではないかとしています。確かに臭いは気にならないわけはないでしょうし、馬場に入ったときにワックスで汚れるのはいいことではないでしょう。しかし、オールウェザーの「人馬に対する悪影響」を懸念するのであれば、「オールウェザートラックは一般に馬が故障しにくいと言われていること」は書いておくべきでしょう。
また、「全天候型と言うわりに水たまりが見られた」かもしれませんが、従来の芝やダートと比べてどうなのかという観点がなければあまり意味がないように思います。
折角、アメリカに行って実際の馬場を見てきたのにちょっと中途半端な記事だなあと思った次第です。日記ならいいですけど。
JRAでは実際に使われているオールウェザーは美浦トレセンの調教コースだけです。欧米の導入状況からしたらかなり遅れていると思います。日本の気候に合うタイプを保守的に吟味していくつもりなのでしょうか。最近パート1に入った競馬新興国として積極的にイニシアチブを取りに行くような戦略もあったと思いますが。