Springerでは論文著者の所属機関をGoogleマップにマッピングしたものを公開するそうです(
記事)。
所属機関住所は論文を見れば書いてあるものなので、自分で探す手間が省けるのと、どういったところでどのような研究が盛んなのかが一目で分かるようになるのはいいことかもしれません。
ただ、私はGoogleに情報の多くを預けてしまうことには抵抗があり(
参考記事)、SpringerがGoogleに協力するのであればSpringerを避けたい気持ちがあります。
そんなわけで検索の大部分、フィードリーダー、アラートはGoogleを使いますが、メインのフリーメール、ホームページ、ブックマークはYahoo、ブログはGoo、ダイレクトメール受信用メールはInfoseekと、ある程度分散させるようにしています。
RNA Biologyという論文誌では論文投稿にあわせてWikipediaの記事を作成しなければならないそうです(
記事)。
Wikipediaは閲覧はするのですが、胡散臭く感じることもあり積極的には関わりたくありません。
例えば
サンデーサイレンスの項目では「藤野広一郎」という人がその著作でサンデーサイレンスの種牡馬としての能力に疑問を呈していることを引用していますが、海外のGIレースを勝った日本産日本調教馬は今のところコスモバルク以外全てサンデーサイレンスの血を持っていること(ステイゴールド、ハーツクライ、シーザリオ、ハットトリック、デルタブルース、アドマイヤムーン、シャドウゲイト)、直仔の海外調教馬に海外でGIを勝ったものがいること、本場の1000ギニー馬を出したディヴァインライトを初めサンデーサイレンス産駒の種牡馬が海外でGI馬を出していること、母父としても海外でGI馬を出していること、などを見て尚、全く主張を修正しないのであればあまりにも頑固すぎるでしょう。その著作が書かれた年代においての評価としてはありえることだったかもしれませんが、今日においても百科事典に載せられ続けるのは著者にとっても迷惑なんじゃないでしょうか。
また、不完全で直したいところが多数ある記事もあるのですが、専門的なことになれば私しか知らないようなこともあるわけで、それを編集すれば私の近くの人には私が直したことがばれてしまうでしょう。ボランティアで個人情報をさらしたくありません。しかも理解できない編集合戦とかがある場ですからね。
そんなわけで、Wikipediaとは距離を置きたいので、必ず記事を作成しろと言われれば困ってしまいます。