goo blog サービス終了のお知らせ 

うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

アルカナ・ドーヴィルセール

2008-08-30 23:23:07 | セリ
アルカナ・ドーヴィルセールについて合田さんがリポートしています(記事)。
合田さんが取り上げている馬を見てみます。

まずは最高価格馬上場番号30番Galileo × Olimpic Girl。ロートシルト家のモートリー牧場生産のようです。
Sadler's Wells2×3のきついクロスがありますね。しかしながらGalileoはSadler's Wellsのゼロ交配、祖母もSadler's Wellsのゼロ交配。母父はDarshaanで、これをSadler's Wellsで挟み込んでいます。Sadler's Wells=Fairy King2×3を持つ馬としてはRed Rocksがいます。
牝系はドイツ出身で、5代母はSuleikaです。スタイヴァザントSlip Anchorビワハイジマンハッタンカフェを出している名門です。Galileoの牝系もドイツ出身なので、AlchimistやMagnatといったドイツの特殊な血をクロスしています。
きめが細かすぎる気がしますが、なかなかな配合だと思います。

次は上場番号232番Galileo × Kiftsgate Rose
近親にイブキパーシヴAct Oneがいますね。5代母がRoyal Statuteで、ヘクタープロテクターラムタラらと同じ牝系です。
祖母父がソヴィエトスターで、Specialのクロスが発生します。Mr. Prospectorのクロスまで発生しており、こちらは大きなマイナスとまでは言いませんが、特に必要がなかったように思います。悪くはないですが、30番の方が好きです。

上場番号329番Galileo × Freedom Flame
Sadler's WellsとDarshaanのニックスですね。決して日本で実績のある配合ではありません。更にDjebelのクロスは分厚く、Donatelloまでクロスしています。
Raise a NativeクロスがあるGalileo産駒としてはLush Lashesがいますね。

この3頭は全てGalileo産駒、全て2007年生まれ。つまりGalileo8歳時種付けです。

Fasig-Tipton Saratoga sale、2日目

2008-08-06 23:27:34 | セリ
2日目の最高額は200万ドルでした(記事)。

Storm Cat×Get Luckyです。母はリズムの1歳下の全妹です。
甥にはBluegrass Catがいます。この観点からはなかなかいいですね。
配合的に気になるのはNorthern Dancerの3×3です。この3×3を持つGI馬にはOne Cool Catがいます。One Cool Catは母父がMr. ProspectorでStorm Cat×Get Luckyと同じです。他にNorthern Dancer3×3を持つ馬は探し出せませんでした。
父Storm Cat×母父Mr. Prospector系×曾祖母Northern Dancer系のGI馬はGood RewardNebraska TornadoHigh Yieldがいます。

Storm Cat×Get Luckyは近親交配が若干気になるものの、いい配合だと思います。落札者はCoolmore。

Fasig-Tipton Saratoga sale

2008-08-05 22:24:21 | セリ
Fasig-Tipton Saratoga saleが始まっています。今日の100万ドル超は2頭(記事)。

120万ドルで落札されたのはA. P. Indy×Pyramid Lakeです。母はパントレセレブルの半妹です。Somethingroyalの影響が強い点ではカワカミプリンセスと共通性があるように思います。カワカミプリンセスは父Seattle Slew×母父Secretariatで、A. P. Indyと同じです。

150万ドルで落札されたのはStorm Cat×Totemicです。ラウンドタワーS(愛GIII)のCherokeeの全妹です。

どちらも100万ドルと聞くと高いなあと思います。そんな自信を私は持てません。

セレクトセール2005、落札額20位まで

2008-03-02 19:23:31 | セリ
昨日はクリスタルウイングについてだったので(ブログ)、ついでに落札額の20位までを見てみます。
7位までは昨日挙げています。

タイキルネッサンス(Fasliyev×グッドゲーム):9千万、1戦0勝
トーセンモナーク(アグネスタキオン×ホワイトウォーターアフェア):9千万、未出走
ミッキーミラクル(シンボリクリスエス×スマラ)8.1千万、未出走
カワチノオジサン(Fusaichi Pegasus×ノベンバースルー):8.1千万、3戦0勝
トーセンソフィア(ジャングルポケット×クラフティワイフ):7.5千万、2戦0勝
ゴッドエンブレム(ウォーエンブレム×セシルカット):7.1千万、1戦0勝
スマイルオンザラン(ブライアンズタイム×スマイルトゥモロー):7.1千万、3戦1勝
アグネスエナジー(アグネスタキオン×タックスヘイブン):7.1千万、未出走
ナリタキングパワー(ブライアンズタイム×ストレイキャット):7千万、1戦0勝
タイキミカエル(ファルブラヴ×サンスプリング):6.8千万、未出走
ダイワカンパニー(アグネスタキオン×ヒットザスポット):6.8千万、1戦1勝
ピイラニハイウェイ(Silver Deputy×トロピカルブラッサム):6.6千万、3戦1勝
ジーピーエンブレム(ウォーエンブレム×ゴールドポイント):6.6千万、4戦0勝
ミダースタッチ(Seeking the Gold×シャイアーズエンデ):6.6千万、3戦0勝

落札額上位20位まで(21頭)で3月の第1週の段階で勝ち上がっているのが5頭だけです。そして、確実にクラシック路線に乗ってくる、と言える状態の馬はいません。日本一高額なセールの落札額上位21頭にしてはちょっと寒いんじゃないでしょうか。まだ2勝馬がいませんね。

(例えば2005年生のアグネスタキオン産駒の勝ち馬率は2月終了時点で.405。セレクトセール高額馬では3月第1週時点で未出走の7頭を除いた14頭のうち5頭が勝ち上がりですから、勝ち馬率は.357です。)

もうちょっと追跡して行きたいです。

クリスタルウイング、勝ち上がる

2008-03-01 23:00:42 | セリ
クリスタルウイングが勝ち上がりました。初戦は苦しい位置から33.9秒の上がりで追い込んだものの5着でしたが、今回は中央の騎手として今日デビューした内田博幸騎手がきれいに差し切りました。

この馬は2005年のセレクトセールにおいて1億7千万円で落札されたものです(セレクトセール2005結果)。このときの高額落札馬の中で私が評価していたのはクリスタルウイングだけでした(ブログ)。
2005年のセレクトセールで1億円以上の落札額だったのは以下の7頭です。

ダノンマスターズ(シンボリクリスエス×マストビーラヴド):2.1億円、6戦0勝
ローザロバータの2005(Vindication×ローザロバータ):1.9億円、未出走
クリスタルウイング(アドマイヤベガ×フェアリードール):1.7億円、2戦1勝
フォーマルモード(アグネスタキオン×クイーンモード):1.5億円、4戦0勝
アドマイヤテンカ(アグネスタキオン×ビワハイジ):1.25億円、死亡
トーセンファンタス (アグネスタキオン×ファンジカ):1.2億円、未出走
トーセンスターン(Empire Maker×ミズストライクゾーン):1.0億円、2戦1勝

現在勝ち上がっているのはトーセンスターンと2頭だけですね。トーセンスターンはダートでの勝ち上がりです。どれもぱっとしない成績ですが、クリスタルウイングが現在のところ一番いい感じだと思います。

キーンランドセプテンバーセール2日目

2007-09-12 22:21:32 | セリ
GodolphinとCoolmoreが対決しているキーンランドセプテンバーセール2日目の最高額は370万ドル。初日は290万ドルでGodolphinが落札したのが最高額でしたが、370万ドルは2日間の最高額となりました(記事1記事2)。

落札したのは今度はCoolmoreの代理人デミ・オバーン氏の方でした。馬はUnbridled's Song × Secret Status(2006年1月23日生)です。母Secret StatusはケンタッキーオークスとマザーグスSを勝っています。良血馬です。父と母の組み合わせとしてもまずまずだと思います。日本で走ったら駄目だと思いますが。

この日はオバーン氏の購買意欲が活発で、この日の上位3頭はオバーン氏によるものでした。


初日、2日目の落札額上位5頭を並べてみます。

初日
290万ドル:Dynaformer × Preach(牡、2006年5月17日生) - ジョン・ファーガソン氏
240万ドル:A. P. Indy × Denebola(牡、2006年3月2日生) - ジョン・ファーガソン氏
200万ドル:A. P. Indy × Fire The Groom(牡、2006年3月5日生) - デミ・オバーン氏
160万ドル:Seeking the Gold × Crystal Crossing(牝、2006年3月21日生) - デミ・オバーン氏
150万ドル:Catigo(Giant's Causeway × Onaga)(牝、2006年4月13日生) - ブラッシュウッドステーブル
150万ドル:A. P. Indy × Wife for Life(牝、2006年2月9日生) - マイメドービューファームズ

2日目
370万ドル:Unbridled's Song × Secret Status(牡、2006年1月23日生) - デミ・オバーン氏
260万ドル:Unbridled's Song × Zing(牡、2006年4月29日生) - デミ・オバーン氏
200万ドル:A. P. Indy × Blithe(牡、2006年3月17日生) - デミ・オバーン氏
190万ドル:Distorted Humor × Stormy Bear(牡、2006年1月25日生) - ジョン・ファーガソン氏
170万ドル:Sundarban(A. P. Indy × Desert Tigress)(牡、2006年3月12日生) - スリーチムニーズファーム
170万ドル:Storm Cat × Mythomania(牡、2006年4月30日生) - デミ・オバーン氏

高額の落札はほとんどデミ・オバーン氏(Coolmore)かジョン・ファーガソン氏(Godolphin)によるものですね。

Sheikh Mohammed VS Coolmore

2007-09-11 20:48:04 | セリ
2007 Keeneland September yearling saleにて、競馬界2大勢力GodolphinとCoolmoreが激突しました。
モハメド殿下の代理人ファーガソン氏はCoolomeを押さえて最高額290万ドルで名門クレイボーンファーム生産のDynaformerの牡を落札しました(記事1記事2記事3)。競走馬としてブルーグラスS(GII)などを勝ち、メトロポリタンHのCorinthianなどのGI馬を出して現在種牡馬として活躍中のPulpitの半弟です。母PreachはフリゼットSを勝った名競走馬です。高祖母がRound Tableの全妹であり、牝系はAloeにさかのぼれます。

Dynaformer × Preach(2006年5月17日生)

母父はMr. Prospectorです。Roberto系×Mr. Prospectorは定番の配合の一つです。日本ではDynaformerと血統構成が似通っているブライアンズタイムの仔で成功例が見られます。具体的には、オークス馬チョウカイキャロル、皐月賞馬ノーリーズン、交流GI2勝ダーレージャパンのフリオーソ、中山金杯を勝ち天皇賞春2着のビッグゴールド。母父Mr. Prospectorの馬は数多く走っていますが、日本でのGI馬はチョウカイキャロル、ノーリーズン、フリオーソのみです。Dynaformerの仔では、QエリザベスIIチャレンジCのFilm Makerが母父Mr. Prospectorであり、あの悲運の名馬Barbaroは母父がMr. Prospector直仔Carson Cityです。これらと血統構成上の共通性を確認するといいでしょう。Dynaformer × Preachは父母の血統、配合ともに上級であると言っていいでしょう。

1600万ドルでCoolmoreに落札され、未だにデビューできないThe Green Monkeyとはちょっとレベルが違います。良配合の良血馬だからといって成功が約束されているわけでもないのですが、こちらもThe Green Monkey同様、追跡したいと思います。

セレクトセール2007:高額落札馬

2007-07-24 22:58:35 | セリ
セレクトセール2007が既に終わっていますね。
1億超えの高額落札馬は以下です。

1歳馬
フレンチデピュティ × マイケイティーズ:2.5億円
ダンスインザダーク × エアグルーヴ:2.45億円
ジャングルポケット × エヴリウィスパー:1.7億円
クロフネ × フサイチエアデール:1.4億円

当歳馬
クロフネ × マイケイティーズ:3.0億円
アグネスタキオン × ラスティックベル:1.55億円
キングカメハメハ × マストビーラヴド:1.55億円
クロフネ × フサイチエアデール :1.35億円
アグネスタキオン × マンファス:1.2億円(牝馬)
Kingmambo × ビージョイフルアンドリジョイス:1.1億円
キングカメハメハ × ローザロバータ:1.08億円
マンハッタンカフェ × デアリングダンジグ:1.02億円
Match - ゼンノロブロイ x アルゼンチンスター:1.0億円

1億円超えとは言っても、私の目につくような馬はあまりいないです(私に見る目がないからですが)。
1頭だけ気になるのは牝馬で唯一1億円を超えた「マンファスの2007」(アグネスタキオン × マンファス、2007年3月23日生)です。兄はダービー馬キングカメハメハ
中島理論的には父と祖母父がゼロ交配です。5代内クロスなし、6代内クロスはAlmahmoud5x6、Tudor Minstrel6x6、Nasrullah6x6で、すっきりとしています。Djebelが母方6代目から系列ぐるみでクロスするアグネスタキオン産駒としては変わり種です(系列ぐるみと言う考え方は五十嵐氏理論的)。サンデーサイレンス系が飽和する中で、このアグネスタキオン産駒がどのような成績を残すのか注目です。Djebelクロスの影響が強い馬と言う意味でも注目です。
マイナス点はやはりサンデーサイレンス系であること(牝馬なので大きなマイナスではないでしょう)と、8連産目であることでしょうか。

セレクトセール上場馬

2007-05-28 20:49:40 | セリ
セレクトセールの上場馬が決まったようです(カタログ)。

一歳馬157頭、当歳馬329頭です。
一歳馬の28.0%、当歳馬の33.1%はサンデーサイレンス系です。昨年とほぼ同じぐらいの割合でしょう(ブログ)。2年連続で春の牡馬クラシックを逃したサンデーサイレンス系(ブログ)がどのような価格で取引されるのか、注目です。サンデーサイレンス系が勝てなかったのはたまたまだと思ったり、全く気にしていなかったりするのなら、まだまだ高い値が付くでしょうし、そろそろやばいと思うなら、値が下がったり、売却率が落ちたりするのでしょう。

セレクトセール2006(その2)

2006-07-20 22:21:54 | セリ
次にBMSの父系についてです。

1歳馬の場合(上場頭数165、落札頭数109)
Turn-to系:上場馬の17.58%、落札馬の22.02%、落札額平均値3118.8万円、落札額中央値2150.0万円
(Hail to Reason分枝では上場馬の15.76%、落札馬の20.18%)
(Halo分枝では上場馬の10.91%、落札馬の13.76%)
Nearctic系:上場馬の36.97%、落札馬の38.53%、落札額平均値2581.0万円、落札額中央値1975.0万円
(Northern Dancer分枝で上場馬のは35.15%、落札馬の35.78%)
Native Dancer系:上場馬の23.64%、落札馬の18.35%、落札額平均値4180.0万円、落札額中央値3150.0万円
(Raise a Native分枝では上場馬の19.39%、落札馬の15.60%)
(Mr. Prospector分枝では上場馬の15.15%、落札馬の11.01%)
Nasrullah系:上場馬の14.55%、落札馬の13.76%、落札額平均値2973.3万円、落札額中央値2000.0万円
その他:上場馬の7.27%、落札馬の7.34%、落札額平均値3743.8万円、落札額中央値1850.0万円

当歳馬の場合(上場頭数304、落札頭数221)
Turn-to系:上場馬の19.74%、落札馬の22.17%、落札額平均値4335.7万円、落札額中央値2800.0万円
(Hail to Reason分枝では上場馬の18.42%、落札馬の21.27%)
(Halo分枝では上場馬の12.17%、落札馬の13.57%)
Nearctic系:上場馬の32.24%、落札馬の31.22%、落札額平均値3518.1万円、落札額中央値2500.0万円
(Northern Dancer分枝では上場馬の30.92%、落札馬の29.86%)
Native Dancer系:上場馬の21.05%、落札馬の19.91%、落札額平均値3258.0万円、落札額中央値2550.0万円
(Raise a Native分枝では上場馬の19.74%、落札馬の19.00%)
(Mr. Prospector分枝では上場馬の17.76%、落札馬の16.74%)
Nasrullah系:上場馬の18.09%、落札馬の17.19%、落札額平均値3751.3万円、落札額中央値2650.0万円
その他:上場馬の8.88%、落札馬の9.50%、落札額平均値4426.2万円、落札額中央値2200.0万円

前のブログと系統の区切り方が違いますが、分岐の起こっているところを基準にしているためであって、同じ色のやつが対応関係にあると考えていいです。
1歳馬の場合、こちらも昨年の傾向と似通っています(ブログ)。
当歳馬の場合、Nearctic系が幾分減退し、そのかわりにTurn-to系が増えているようにも見えますが、わずかな違いです。BMSでは父系と違い、劇的な変化は出にくいです。
父系では上位4系統が完全に寡占していましたが、BMSの父系では少しだけ寡占の程度が弱まり、その他の父系も7~9%あります。セレクトセールではバイヤーが買いたいと思うような馬が上場される訳で、そのため種牡馬はある程度人気のあるものになりますが、BMSでは多少その傾向が弱まります。また、日本の馬産が輸入繁殖牝馬に頼っているために、国内で種牡馬が偏っていても、違った父系をもつ繁殖牝馬が海外から輸入されていると面も影響しているでしょう。これはサラブレッドを生産していると言うより消費している訳で、あまりいい状態とは思えません。自前で繁殖牝馬を育てる馬産が復活してくれることを望みます。消費だけでは国際的な競争力を維持できないでしょう。
最近は日本古来の牝系出身の馬がGIを勝っており(ブログ)、こういったことをもう一度自分たちの馬産を再評価するきっかけにしてもらいたいです。

今年の当歳馬で父系が「その他」に当たる内国産馬はシルバーチャーム産駒1頭だけでした(残念ながら主取り)。JRAが種牡馬を輸入することに対し、批判的な人も多いのですが(記事)、シルバーチャームを輸入したのはJRA。まだ馬産界がJRAから独り立ちできる状態ではないのでしょう。上記記事中で「SSという至宝の時代が去った後、“親方JRA”の馬が活躍するのでは、生産面で時計の歯車が逆戻りするに等しい」とありますが、SSが特殊だっただけで時計の歯車は始めから進んでいないのかもしれません。自前で繁殖牝馬を作る、自分で有能な種牡馬を発掘する、という当たり前のことがまだ出来ていないように思います(社台のようなモンスターを除き)。メジロのように自前で繁殖牝馬を育てることをやめてしまったところもあり、残念ながら馬産術が後退している気すらします(メジロマックイーンが好きだったので余計にそう感じるのかもしれません)。そうは言っても現実に特殊な種牡馬はいなくなった訳で、なんとかしてくれることを期待するしかありません。ラムタラに賭けた44億円の夢は無惨に散り、サンデーサイレンスに狂乱した祭りは終わりました。原点回帰が必要でしょう。