今年もセレクトセールが行なわれました。
キングカメハメハ×トゥザヴィクトリーが6億円で落札されたり、派手なニュースのあるセールになりました。
さて、昨年に引き続き、データをまとめてみました。
各種牡馬別のデータはこちらにあるので、父系別でまとめてみました。
上場馬、落札馬の父系について
1歳馬の場合(上場頭数165、落札頭数109)
Hail to Reason系:上場馬の49.09%、落札馬の46.79%、落札額平均値2976.5万円、落札額中央値2000万円
(Halo分枝では上場馬の31.52%、落札馬の28.44%)
Nearctic系:上場馬の22.42%、落札馬の19.27%、落札額平均値4440.5万円、落札額中央値3000万円
(Northern Dancer分枝では上場馬の20.61%、落札馬の17.43%)
Raise a Native系:上場馬の13.33%、落札馬の17.43%、落札額平均値2668.4万円、落札額中央値1850万円
(Mr. Prospector分枝では上場馬の12.73%、落札馬の16.51%)
Nasrullah系:上場馬の13.33%、落札馬の14.68%、落札額平均値2621.9万円、落札額中央値2300万円
その他:上場馬の1.82%、落札馬の1.83%、落札額平均値1850.0万円、落札額中央値1850万円
当歳馬の場合(上場頭数304、落札頭数221)
Hail to Reason系:上場馬の51.32%、落札馬の48.42%、落札額平均値3295.3万円、落札額中央値2500.0万円
(Halo分枝では上場馬の36.84%、落札馬の35.29%)
Nearctic系:上場馬の14.14%、落札馬の14.93%、落札額平均値3847.0万円、落札額中央値2600万円
(Northern Dancer分枝では上場馬の10.86%、落札馬の11.31%)
Raise a Native系:上場馬の25.66%、落札馬27.15%、落札額平均値4983.3万円、落札額中央値2850万円
(Mr. Prospector分枝では上場馬の25.33%、落札馬の27.15%)
Nasrullah系:上場馬の8.22%、落札馬の9.05%、落札額平均値2445.0万円、落札額中央値1650万円
その他:上場馬の0.66%、落札馬の0.45%、落札額平均値6600.0万円、落札額中央値6600万円
括弧でくくっていない色付きの系統を合計すれば100%になります。
最初の分岐の起こっているところで系統を区切っており、それ以下の分岐を分枝としています。
昨年、Hail to Reason系が50%を突破しましたが(ブログ)、今年も1歳馬、当歳馬とも50%前後でした。
1歳馬の方では、他の系統は昨年と似通っています(昨年は当歳馬のみのセールだったので当然と言えば当然です)。
当歳馬の方では、Raise a Native系が勢力を増し、Nearctic系が減退しました。キングカメハメハ産駒が43頭も上場されたのが影響したのでしょう。
上位4系統による寡占状態であり、「その他」の系統は1%未満しかありませんでした。
落札額は思ったより系統による差はでませんでした。人気種牡馬がいてもプールしたらマスクされてしまうのでしょう。その他の系統は落札額が1歳馬で低く、当歳馬で高いですが、サンプルサイズが極端に小さくどうとも言えません。当歳馬のセールではRaise a Native系が落札率も落札額も高いですが、人気の高かったキングカメハメハの影響でしょう。
キングカメハメハ×トゥザヴィクトリーが6億円で落札されたり、派手なニュースのあるセールになりました。
さて、昨年に引き続き、データをまとめてみました。
各種牡馬別のデータはこちらにあるので、父系別でまとめてみました。
上場馬、落札馬の父系について
1歳馬の場合(上場頭数165、落札頭数109)
Hail to Reason系:上場馬の49.09%、落札馬の46.79%、落札額平均値2976.5万円、落札額中央値2000万円
(Halo分枝では上場馬の31.52%、落札馬の28.44%)
Nearctic系:上場馬の22.42%、落札馬の19.27%、落札額平均値4440.5万円、落札額中央値3000万円
(Northern Dancer分枝では上場馬の20.61%、落札馬の17.43%)
Raise a Native系:上場馬の13.33%、落札馬の17.43%、落札額平均値2668.4万円、落札額中央値1850万円
(Mr. Prospector分枝では上場馬の12.73%、落札馬の16.51%)
Nasrullah系:上場馬の13.33%、落札馬の14.68%、落札額平均値2621.9万円、落札額中央値2300万円
その他:上場馬の1.82%、落札馬の1.83%、落札額平均値1850.0万円、落札額中央値1850万円
当歳馬の場合(上場頭数304、落札頭数221)
Hail to Reason系:上場馬の51.32%、落札馬の48.42%、落札額平均値3295.3万円、落札額中央値2500.0万円
(Halo分枝では上場馬の36.84%、落札馬の35.29%)
Nearctic系:上場馬の14.14%、落札馬の14.93%、落札額平均値3847.0万円、落札額中央値2600万円
(Northern Dancer分枝では上場馬の10.86%、落札馬の11.31%)
Raise a Native系:上場馬の25.66%、落札馬27.15%、落札額平均値4983.3万円、落札額中央値2850万円
(Mr. Prospector分枝では上場馬の25.33%、落札馬の27.15%)
Nasrullah系:上場馬の8.22%、落札馬の9.05%、落札額平均値2445.0万円、落札額中央値1650万円
その他:上場馬の0.66%、落札馬の0.45%、落札額平均値6600.0万円、落札額中央値6600万円
括弧でくくっていない色付きの系統を合計すれば100%になります。
最初の分岐の起こっているところで系統を区切っており、それ以下の分岐を分枝としています。
昨年、Hail to Reason系が50%を突破しましたが(ブログ)、今年も1歳馬、当歳馬とも50%前後でした。
1歳馬の方では、他の系統は昨年と似通っています(昨年は当歳馬のみのセールだったので当然と言えば当然です)。
当歳馬の方では、Raise a Native系が勢力を増し、Nearctic系が減退しました。キングカメハメハ産駒が43頭も上場されたのが影響したのでしょう。
上位4系統による寡占状態であり、「その他」の系統は1%未満しかありませんでした。
落札額は思ったより系統による差はでませんでした。人気種牡馬がいてもプールしたらマスクされてしまうのでしょう。その他の系統は落札額が1歳馬で低く、当歳馬で高いですが、サンプルサイズが極端に小さくどうとも言えません。当歳馬のセールではRaise a Native系が落札率も落札額も高いですが、人気の高かったキングカメハメハの影響でしょう。