旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

クラスメイト

2016年12月06日 07時32分47秒 | Weblog

土曜に小学校時代の同窓と「恩師を偲ぶ会」世話人の忘年会をやった。恩師が急逝してはや40有余年、私を含めて、集結したのは4名の元有志たちだ。当時の同じクラスの同窓は五十有余名、行方の知れるものが意外に少ないことは、偲ぶ会を開催する際に連絡をした身だからよくわきまえている。いずれも恩師に対する思いは深く、懐かしがる元クラスメートだが、過去と現在に横たわる大きな時間の壁があって再会すらままならない。


三田市民農園

2016年12月05日 21時30分36秒 | Weblog

農園の大根、ニンニク、スナップエンドウ、タマネギ、イチゴの生育が気にかかる。今週の土日は別件の用事があって農園にでかけることが出来ないので余計だ。特にイチゴは元肥が足りない。本格的な冬が来る前にたっぷりと腐葉土を施しておきたい。体力を取り戻すために始めた市民農園の一角の耕作が来春には3年目を迎える。モンテーニュの「エセー(随想録)」の目次を捲って読みたいと思う箇所を読むように、気ままな野菜作りを楽しんでいる。


儒学

2016年12月01日 06時51分34秒 | Weblog

「なに小難しいこと言ってるのか。」と一蹴されそうで、誰かに聞くには気が引ける。だからといって、テキストのどこを読んでもルビがふってないので、何度読み返しても平仮名やカタカナでの読み方が浮かんでこないというもどかしい題名があった。富永仲基の「出定後語」と石田梅岩の「都鄙問答」がそれだ。昨日、本腰を入れて辞典に当たってみたら「しゅつじょうこうご」「とひもんどう」と読むことが判明した。やはり辞典・辞書の類は重宝だ。今夜はこれでぐっすりと眠れる。

富永仲基、石田梅岩に続いて荻生徂徠を読み始めた。徂徠は、中国先王の時代に書かれた書物は当時の言葉で読めという。翻訳や改作、現代語訳で読むのは邪道だというのである。その徂徠を「日本の名著 荻生徂徠」(現代語訳)で読み始めた。短編の「学則」から入って長めの短編「弁道」まで読み進んだ。現代語訳でも、徂徠の思考が骨太であることを窺うことくらい出来る。また、読み進むほどに徂徠儒学の骨格を体感しているような気になってくる。文が明快だからか、それとも私の方が徂徠を理解できる歳になってしまったのか。


ハゼ釣り

2016年11月21日 09時49分54秒 | Weblog

収穫祭のあとで無性に釣りをしたくなった。腹ごなしに太田川放水路の河口で釣り糸を垂れてみることにした。正月の雑煮にハゼを焼いて干したのを出汁にすると美味しい。

エサにするゴカイを買った釣具店で聞いてみた。
「大田川のハゼはどうなんね?」
「さっぱりらしいですよ...。」
「なんでね、今がシーズンじゃろ?数年前の大雨のせいかいね?」
「河口で鳥が食い尽くしよるらしいんです。」

最近、河口で県鳥アビを見かけることが多いにしても、湧いてくるハゼをアビが殆ど食べてしまう姿は想像できない。

高速を飛ばして二十数分、潮が引き始めた太田川放水路の河口岸に立った。なんと、河口の中央には獰猛そうな数百羽のアビが黒く屯している。暫く糸をたれてみた。絶好の潮だというのに、ハゼの天麩羅と雑煮の出汁の夢が瀬戸の島々のかなたへ飛んで行った。


エセー

2016年11月15日 22時22分08秒 | Weblog

モンテーニュ著「随想録(エセー)上・下 松浪新三郎訳」(河出書房新社)を久しぶりに読み直してみた。やはり数年前と同じような違和感を覚える。日本語訳に問題があるとしか思えない。原著に当たるにしても、フランス語が苦手でどうしようもない。世界の名著「モンテーニュ」(中央公論)も蔵書しているので、口直しに読んでみようかと思っていた矢先に、岩波文庫ワイド版「エセー」全6巻がヤフオクに出品されていることを偶然知り、昨夜うまく落札できた。これなら翻訳者が違う。「随想録」に限らない。私は松浪新三郎訳が苦手だ。到着を心待ちにしている。


山霧

2016年11月14日 07時33分36秒 | Weblog


収穫

2016年11月11日 07時24分58秒 | Weblog

明日は白木山麓の農園に行って大根を抜き春菊を摘む。1時間に2、3度、傍らを2~3両編成のディーゼル車両が走る。決まって農園の前で警笛を鳴らすので、辺りの静寂を破る。白木山麓にある農園前の道路にはいつも、白木山に登る人たちの車両が数10台停まっている。台数は休日に多く平日は少ない。金曜になると、耕作の手応えと収穫の期待で胸が膨らむ。


広島県立緑化植物公園

2016年11月09日 07時27分42秒 | Weblog


広島県緑化センター 県立広島緑化植物公園

2016年11月06日 21時57分02秒 | Weblog


同窓会

2016年11月05日 15時22分52秒 | Weblog

平日の休日出勤でひと山超えた。明日、明後日は休養する。今朝、高校の同窓会からメールがあった。来週の土曜に皆でしゃぶしゃぶを食べようという誘いだったので快諾した。会場は流川だ。再来週の土曜は、同窓生宅で鮎パーティーだとか・・・、こちらの方は二の足を踏んでいる。いまだ、自らに塩分の摂取制限とカロリー制限を科している身なのだ。


洋食「おそらかん」

2016年11月05日 08時09分35秒 | Weblog

夕暮れ時に、小中高と同窓の仲間がやっている洋風定食屋さんに寄った。豆腐と小鉢のカボチャの煮付けを肴に、ビールを一本飲んでから「お肉の定食」を食べた。広島に帰って30有余年,この「おそらかん」では決まって「お肉の定食」を食べた。今年限りで店を閉めて、吉和のログハウスで営業を続けるという。馴染みのオーナーご夫妻と他愛のない話をして店を出たら陽が落ちていた。


秋の日のヴィオロンの・・・

2016年11月03日 19時36分46秒 | Weblog

ここのところ図書館で発達障害に関わる本を読むことが多い。また、関連の新書を数10冊、精神医学・心理学・カウンセリング辞典を買い揃えた。私は精神医学はもとより心理学すら本格的に学んでいない。それでもたまに発達障害が疑われるクライエントと向き合うことがある。疑いが生じた場合は必ずリファーするのだが実際にリファーする段階になると躊躇する。自分が楽になろうとしているだけじゃないかとわれに返って、ついご家族の気持ちに思いを馳せてしまうのだ。


文化の日

2016年11月03日 19時34分12秒 | Weblog

私用を済ませてから帰りに寄ったフタバ図書の古本コーナーで、佐野眞一著「あんぽん 孫正義伝」(小学館)、北尾トロ著「長く働いてきた人の言葉」(飛鳥新社)、岩田規久男・浜田宏一・原田泰著「リフレが日本経済を復活させる」(中央経済社)という「文化の日」に相応しくないハードカバー本を3冊買った。
「文化の日」に相応しい本格的な古典は、紀伊国屋・ジュンク堂・丸善&ジュンク堂、フタバ図書の大型店にしか置いてないようだ。新たに古典を買い込むほどの時間的な余裕はない。すでに昨日「日本の名著」の中から3冊を選んで埃を落として準備している。「中江藤樹・熊沢蕃山」「安藤昌益」「貝原益軒」が今日の読書の本命だ。買った3冊は、目次で気に掛かった部分をすでに読み終えた。


たまにはこういうこともあるさ

2016年11月01日 20時59分24秒 | Weblog

本来は祝日の11月3日の「文化の日」は、学校の行事があって出勤日なのだが私用で休む。翌日4日は「文化の日」の振替休日だというのに、校外で開催される重要なエベントに出席するために出勤する。祝日の「文化の日」に「休暇届」を出して休み、本来は平日の振替休日に休日出勤してその代休をとることの滑稽さ・・・。


面接のトレーニング

2016年10月31日 06時51分06秒 | Weblog

ひとにはめいめいの資質というものがある。クライエントと会話をしてみて、組織人の卵として必要かつ十分な資質をもっていることが確信できたので、面接トレーニングは30分ほどで切り上げて、情報提供に30分を充てた。トレーニング場への往復に2時間ほどかかる。情報の提供・トレーニングが1時間足らずだったので、少々効率が悪いにしても、能力があるクライエントとの対峙はこちらも勉強になる。
帰宅して着替えてから、連れと「広島フードフェスタ」に行って、出店しているほぼ全店を覗いてみた。炭火焼のビーフの匂いに胃が騒ぎ、うどんの香りにこころは酔いしれてかなり動揺するのだが、塩分摂取制限を自らに課している身としては、ここは冷静にならなければならない。5尾はいけそうな小ぶりの鮎一匹と、ソースが控えめのお好み焼き1枚で窮地を凌いだ。