リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

餅は餅屋!

2021年02月21日 | 料理
以前から餅つき機が欲しく、リサイクルショップなどでは安いものを物色していたが、先日1000円で出物があったので、”いよいよ購入!”と言うことで”念の為内部を確認しておこう”と思い、上蓋を開けて中を見てみると、何やらホームベーカリーの様な構造になっているので、”もしかするとHBでも餅は作れるのでは?”とネットで検索してみると、HBには餅つき機能付きのものがあり、その機能が無くても作れる!と言うことが分かったので、早速家でトライすべく、業務スーパーにもち米を買いに行ってきた。1Kgで480円だったが、もち米は買ったことがないのでこれが高いのかどうかも解らない。





さて、もち米2号を炊いて(蒸した方が良いのだろうが・・・)HBに投入し、ピザ生地作成シーケンスを起動して20分ほどで容器内には少々柔らかめではあるが、餅様のペーストが出来上がっていた。

そして、これを餡子餅にしようと思い、ネットに出ていたように、”手にたっぷりと上新粉等を付けて”餅を掴んで丸めようとしたが・・・餅が手に張り付いて全く制御不能に。
上新粉を追加しても全く埒が明かないので、仕方なく手を水道水で十分に濡らして餅を掴んだところ何とかなりだしたが、それでもかなり苦労して、

 


多分炊くときの水が多すぎたのか、丸めておいておくと流れてしまう。
そして、上新粉をふりかけたクッキングシートから餅を剥がすのも大変だった。



とても”餡子餅”とは呼べない形状になってしまった。
そして上写真のプレートにも上新粉をたっぷりと振りかけていたのだが・・・餅を剥がせるかどうかまだトライしていないものの、相当こびりついていることは容易に想像できる。

料理後、餅の付着した手を洗うだけでも一苦労。

そして、



ホームベーカリの容器もかなりの時間水に浸けておかないとても付けられない状態。

と言うことで、人生はじめての餅作りは大変な労力が掛かり、かつ満足の行くものは出来なかったが、まだもち米は数回分残っているので、試行錯誤を重ねてトライしていきたいとは思う。

ここで頭に閃いたことわざは”餅は餅屋!”多分、素人が餅を作ろうとして苦労した結果から発生したことわざなのだろうが、人生60数年生きてきて、このことわざの意味を正確に学習することが出来た。

ところで、餅を食べたいときは、



業務スーパーや他のディスカウントショップで200円少々で売っている、切り餅、丸餅などを買って料理するのが一番失敗がないかと思う。

さて、餡子餅の形は悲惨なものだったが、味の方はと言えば、柔らかくて口当たりも良くとても美味しかった。