ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

680       昨日の続き・・・

2007-05-18 10:50:32 | Weblog
最近、長時間PCのキーボードを使っていると文字が変換されにくくなってくる。
昨夜もそうなって中途半端なカキコミになってしまったので、今からはその続き・・・

スカイビル地下の 「滝見小路」 は、 ‘オールウェイズ 3丁目の夕日’ をホーフツとさせる世界だ。
うす暗い路地には裸電球に照らされた駄菓子屋 (実際はふつうのお菓子やさんだが) 
そばの電柱には感冒薬の古い看板がはられている。
角のタバコ屋さんのガラスケースをのぞくと、まるで着物の生地のように美しい包装紙につつまれた 「朝日」 「昭和」 「みのり」 などが並んでいる。
大きな缶に入った50本入りのチェリーというのもあった。
最近よく思うことだが、昔のモノというのはなぜこんなにも丁寧で手が込んでいるのだろう。

洗たく板が置かれた井戸の向こうには、お稲荷さんの真っ赤な鳥居が見える。
角を曲がると、なぜか小首をかしげて鎮座しているビクターのニッパー君。
そんな中で飲食店が数件ムードをこわさぬように営業しているが、きのうはお好み焼きの ‘きじ’ を見つけた!!
次回はゼヒここで昼食なのだ

Nがすっかりバテてしまったので、同じ敷地内のウェスティンホテルへ行く。
デートの場所の 『アマデウス』 ではなく、となりのロビーラウンジでお茶を飲むことにした。
Nはケーキセット、私はアイスハーブティーを注文。
疲れきったNは、大きなソファーに深々と身を沈めいつの間にか寝入っている。

30分ほどゆっくりしたあと梅田へ戻る。
きょうは本当によく歩いた。
旅行社のパンフレットを数枚持ち帰り、帰りの阪急電車の中で眺めつつ帰宅する。

ダラダラととめどないブログになってしまったが、きょう1日の足跡をなるべく具体的に残してみた。
時が経つと共に大切なことが風化していくのはツライ。
特に村山さんとの数少ない思い出は、1つ1つが私にとっては宝物なのだ。

昨夜は神経が興奮していたためか、Nが寝てしまっても1人でずっとPCの前にいた。
3時も過ぎ、いよいよPCも動かなくなってきて (そろそろ寝なくては・・) と思い、その前にNの写真と日記を見たのだが・・・・
涙が止まらなくなって困った。
短いセリフと写真の中に、村山さんとの思い出をなつかしむNの気持が、静かに深く染みわたっている。


たまに振り返るのはきっといい事なのだろう。
人も風景も、いつかは変わったり無くなったりしてしまうものだから。
村山さんとNの青春を満喫できたきのうは幸せな1日だった。


ぐるぐる写真劇場 ←クリック


おわり

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
村山さんのこのコース (トタン屋根のねこ)
2007-05-18 13:54:05
は、ルンさまと先生の想い出のコースでも
あるわけですね。
そんなに月日が過ぎたのではないのに
はるか昔のように思われる。

なつかしい場所が今もあるのはいいですねぇー。
これはぜひ「ぐるぐる写真劇場」に掲載して
くださいますよう希望します。
ルンさまのご体調回復されて良かったですね。
心配しておりました。
返信する
聖の漫画 (内藤)
2007-05-18 14:40:56
聖の漫画に森先生がルン様と結婚されるとき、ショックを受けているシーンが印象的でした。村山先生との思いでをまたブログでお願いします。
返信する
トタン屋根のねこさま (ルン)
2007-05-18 19:29:49
半径1キロの 「聖の青春コース」 は、懐かしくせつなく、そして包み込むような優しさを与えてくれる散歩道でした。
トタン屋根のねこさまも、いずれ歩かれる日があるかも知れませんね。

ぐるぐる写真劇場リクエスト、ありがとうございました

今から早速作業開始です。

乞うご期待♪
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内藤さま (ルン)
2007-05-18 19:37:50
そうですね。
Nの結婚を知ったときはやっぱりショックだっただろうと思います。
決まるまで、Nも何も言わなかったようですし・・・
でも、初めてお会いしたときの村山さんは、パッと目があった瞬間、カメの子のように首をすくめて照れた表情で本当にかわいらしかったです
返信する
思い出 (大分のおじさん)
2007-05-19 00:41:08
>たまに振り返るのはきっといい事なのだろう。
人も風景も、いつかは変わったり無くなったりしてしまうものだから

本当にそうですね。村山君は先生やルンさまたち親しかった方々や多くの棋士、ファンの心の中に生きていると思います。

村山君との思い出があちこちに残る場所を歩いて、森先生は何とも言えないお気持ちだったと思います。「先生久しぶりですね。お元気ですか」「村山君、どうしてるか?」と心の中で話していたので社ないでしょうか。

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大分のおじさんさま (ルン)
2007-05-19 01:06:00
Nの心の中で、村山さんは当時の姿のままで生きているのでしょうね。
弟子達のことでは普段から頭の痛いことばっかりのNですが、村山さんの話題になると弾んだ声になるのです。
散策の時はわりと無口なNでした。
大分のおじさんさまがおっしゃる通り、心の中で村山さんと語り合っていたのかも知れませんね。

この風景が少しでも長く変わる事のないよう願うばかりです。


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奨例会 (5五の竜)
2007-05-19 06:10:12
聖さんもおそらく、読んでいたと思う、5五の竜の漫画。最近の奨励会の子供たちは知らないかな?僕はこの本を読んで奨励会に入ろうと考えていた時期がありました。森先生のご自宅に、本ありますか?読んだことの無い子供たちに読んでもらいたい本です。切ない気持ちになります。ルンルンさんにも読んでもらいたいです。。。関西将棋会館の近くに住む5五の竜でした。では♪
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5五の竜さま (ルン)
2007-05-19 09:27:29
連盟のそばにお住まいなのですね。
ということは ‘半径1キロ’ の世界は庭のようなものでしょうか。

5五の竜のマンガ、つのだじろうさんですよね。
残念ながら家には無いようです。
でもかなり以前、ちょびっとだけ読んだことがあります。
お勧めして下さったので、近いうちにキチンと読んでみたいと思います。

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