※ 平野商店街出口のアパート。
いつ頃からの建物だろうか。
クリック♪
きのう (28日) は揃ってオフだった。
神戸の花鳥園へ行きたかったのだが、「え、鳥?? 鳥はもうええわぁ・・・」 とNが言うので、仕方なく行き先を変更。
同じく神戸の、平野商店街付近を散策することになった。
阪急三宮で乗りかえ高速神戸で下車。
バス停で親切なおじさんに教えてもらい、3分ほどで平野へ到着。
祇園坂を上るとすぐ賽神の石碑と一本松があり、すぐ先の祇園神社へ。
急な石段を登りきり、涼しい風に吹かれながら神戸の街を見下ろすと、建物と建物の間から、かすんだ海がチラリと見える。
境内の隅にあった一願石にお祈りして、再び急な石段を降りる。
そのまま路地へ入ると、そこが中道古道 (旧奥平野村のメインロードで有馬街道へ通じている) だった。
ここらの住所表示板は五宮町で、趣のある細い路地沿いには、平家 (へいけ) の供養塔のあるお屋敷や勝海舟寓居跡などがひっそりと残っている。
しばらく歩き回ってから、上着を脱いで平野商店街界隈へ下る。
大きな四つ角に面した “ユーハイム” のレトロな看板が目立つ。
時刻はまだ10時半だが、早起きしたせいでお腹はグウグウだ。
空腹のまま平野商店街 (市場みたいなの) へ入る。
予想どおりシャッターを降ろした店が多いが、開いている店先では 「おはよー!」 「毎度ー。 あれ入ってるでぇ」 「ありがとー」 と元気な声が飛び交う。
店は少ないが、お客さんは意外に多いのだ (杖をついた人とか、ショッピングカートを押した人)
ウロウロしていると、“カレーパン発祥の店” と書かれた黄色いのぼりが目に入る。
小さなパンやさんで、60代後半くらいのオバサンがひとりでやっているようだ。
「カレーパンありますか」 と聞くと、「あー、さっき売れてしまったとこで・・・すいませんねぇ」
(こんな朝っぱらから売り切れなんてダメじゃん・・・) とガッカリしながら他のパンを見る (と言っても数種類しか無いのだが)
すると、「それはオイシイですよ」 「それは人気ありますよ」 「それはチーズ味でおいしいですよ」 とか、脇からイチイチうるさい。
結局、ラスクとコッペパンとサンライズ (サンライズという名前はあまり好きでない) を買って店を出た。
あー、カレーパン、欲しかったなあ・・・
そろそろ空腹で耐え切れなくなる。
食べ物やさんを探すが、閉めている店が多いのでなかなか見つからない。
大通り沿いの商店街も歩いてみるが、食べ物関係の店は、閉めているか夕方からのところばかりだ。
“福原遷都まつり” のパネルが立つ天王橋まで行ってUターン。
<洋装のきんときや> <千本書房> <赤飯・和菓子 ミツヤ本舗> <糸・ボタン トモエ> <神戸一靴店> <兼松金物店 へんこつや> <高級用品雑貨 まからずや> などの店先をグウグウ言わせながら戻る。
結局、大通りの中ほどにある <樹っこ> という喫茶店へ入り、ダービーの予想をしながらご飯が炊けるのを待ってハンバーグ定食を食べた。
やっとヒトゴコチがついたので湊山温泉へ向かう (この辺でデジカメのバッテリーが切れる)
住所は上三条 (この辺は京都っぽい地名が多い気がする)
最初に行った祇園神社のすぐそばの小道を下りると、川沿いに赤いのぼりが何本もはためき、それに沿って黄色い壁の細長い建物が建っている。
ふつうの銭湯だろうと思っていたのだが、そんな規模ではないようだ。
温泉のすぐ横に、小さなきしめん屋があった。
きしめん大好き人間としてはゼヒとも立ち寄りたいところだが、あいにくお腹はいっぱい。
入り口壁の <きしめん400円> <きざみきしめん> <ひやしきしめん> <ばらずし> <炊きこみごはん> <美容食 ところてん二百六十円> の貼り紙に後ろ髪を引かれながら温泉へ入る。
脱衣場へ入り、持っていたキーの番号ロッカーを探す。
96番 96番・・・・・・・・
ところが、いくら探してもロッカーの番号は1から80番までなのだ。
おっかしいなあと思いつつ、キーを逆さにして見る (もしかして69番かなあと思った)
それでもやっぱり96番にしか見えない。
これはやっぱり何かの間違いだろうと思い、受付へ戻って 「これ、96番ですよねぇ」 とキーを見せると
「あ、それ下駄箱のカギですよ」
またやった・・・・・
私はこの手のケアレスミスが非常に多い。
服をぬぐと、今朝、金太郎から噛まれた二の腕の内側が、赤いミミズバレと紫色の内出血に染まっていた
温泉は低・中・高温の3つに分かれており (真ん中はデンキ風呂。 危うく気づかないところだった)
私は低と中ばかり入っていた。
全浴槽かけ流しとのこと、なかなかいいお湯だった。
20分ほどであがる。
川沿いからの涼しい風が吹きこむ玄関先で、イスに座ってNを待つ。
テレビでは堀内孝雄が 『愛すべき男たち」』 という歌を唄っていた。
アップになると、やっぱりさすがに老けてきたなあと感じる。
温泉を出ると3時過ぎだった。
時間に余裕があるので三宮まで歩いて帰ることにする。
神戸大病院、家庭裁判所を通り過ぎ、楠町交差点を左へ真っすぐ行く (この辺から足が痛くなってきた)
兵庫県立盲学校 (旧神戸訓盲院)、むかしブーニンを聴きにきた大倉山神戸文化ホールを通り過ぎる。
しばらく行くと、左手奥に、赤や黄色のハデな原色が見えた。
関帝廟だ。
足も痛いし、休憩を兼ねて立ち寄る。
黄色い屋根と赤い柱の極彩色の正門をくぐり、アズマヤのベンチに座った。
すぐ目の前で、黒いセーターにGパン姿の若い女性がひとり、「金亭」 と書かれた焼却炉 (?) で、げんこつでグリグリしたお札を1枚1枚焼いている。
不謹慎にもラスクをかじりながら、背後からボンヤリと見つめる疲労著しい私たち。
本堂にへ入り、クロワッサン型の石を投げてオミクジを引いていると、別の女性がやってきて五体倒地のようなお祈りを始める (ここへ来ると必ず見かける)
やっぱりここは、華僑の人達の神聖なエリアなのだ。
引いたオミクジを木の枝にくくりつけ、そっと境内を出る。
そのあと神戸教会を見ながらやっと花隈だ。
思っていたよりもずいぶん遠かった。
フラフラになりながらトアロードへ到着。
デリカテッセンのサンドイッチを買い、もうひとふんばりして太平閣のブタマンも買う。
家へ帰りついたのは6時前だった。
お腹が空いていたのでブタマンを3つ食べてしまうと、もう夕食を作りたくなくなってしまった。
中山のコー○ンで網戸拭きと荒神ぼうきを買ったあと、LuckyでNが自分用のコロッケと酢ダコを買う。
家へ戻り、残りのブタマンも食べてしまう (ここのブタマンは本当にオイシイのだ)
夜は寒かった。
ストーブをつけ、冬のコートを着て寝転がる。
金太郎、やっぱり噛みつく (私にだけ)
近いうち、みか先生に相談へ行くことになりそうだ。
夜もダービーの予想。
自信はないが、なんとか絞れてきた。
おわり
いつ頃からの建物だろうか。
クリック♪
きのう (28日) は揃ってオフだった。
神戸の花鳥園へ行きたかったのだが、「え、鳥?? 鳥はもうええわぁ・・・」 とNが言うので、仕方なく行き先を変更。
同じく神戸の、平野商店街付近を散策することになった。
阪急三宮で乗りかえ高速神戸で下車。
バス停で親切なおじさんに教えてもらい、3分ほどで平野へ到着。
祇園坂を上るとすぐ賽神の石碑と一本松があり、すぐ先の祇園神社へ。
急な石段を登りきり、涼しい風に吹かれながら神戸の街を見下ろすと、建物と建物の間から、かすんだ海がチラリと見える。
境内の隅にあった一願石にお祈りして、再び急な石段を降りる。
そのまま路地へ入ると、そこが中道古道 (旧奥平野村のメインロードで有馬街道へ通じている) だった。
ここらの住所表示板は五宮町で、趣のある細い路地沿いには、平家 (へいけ) の供養塔のあるお屋敷や勝海舟寓居跡などがひっそりと残っている。
しばらく歩き回ってから、上着を脱いで平野商店街界隈へ下る。
大きな四つ角に面した “ユーハイム” のレトロな看板が目立つ。
時刻はまだ10時半だが、早起きしたせいでお腹はグウグウだ。
空腹のまま平野商店街 (市場みたいなの) へ入る。
予想どおりシャッターを降ろした店が多いが、開いている店先では 「おはよー!」 「毎度ー。 あれ入ってるでぇ」 「ありがとー」 と元気な声が飛び交う。
店は少ないが、お客さんは意外に多いのだ (杖をついた人とか、ショッピングカートを押した人)
ウロウロしていると、“カレーパン発祥の店” と書かれた黄色いのぼりが目に入る。
小さなパンやさんで、60代後半くらいのオバサンがひとりでやっているようだ。
「カレーパンありますか」 と聞くと、「あー、さっき売れてしまったとこで・・・すいませんねぇ」
(こんな朝っぱらから売り切れなんてダメじゃん・・・) とガッカリしながら他のパンを見る (と言っても数種類しか無いのだが)
すると、「それはオイシイですよ」 「それは人気ありますよ」 「それはチーズ味でおいしいですよ」 とか、脇からイチイチうるさい。
結局、ラスクとコッペパンとサンライズ (サンライズという名前はあまり好きでない) を買って店を出た。
あー、カレーパン、欲しかったなあ・・・
そろそろ空腹で耐え切れなくなる。
食べ物やさんを探すが、閉めている店が多いのでなかなか見つからない。
大通り沿いの商店街も歩いてみるが、食べ物関係の店は、閉めているか夕方からのところばかりだ。
“福原遷都まつり” のパネルが立つ天王橋まで行ってUターン。
<洋装のきんときや> <千本書房> <赤飯・和菓子 ミツヤ本舗> <糸・ボタン トモエ> <神戸一靴店> <兼松金物店 へんこつや> <高級用品雑貨 まからずや> などの店先をグウグウ言わせながら戻る。
結局、大通りの中ほどにある <樹っこ> という喫茶店へ入り、ダービーの予想をしながらご飯が炊けるのを待ってハンバーグ定食を食べた。
やっとヒトゴコチがついたので湊山温泉へ向かう (この辺でデジカメのバッテリーが切れる)
住所は上三条 (この辺は京都っぽい地名が多い気がする)
最初に行った祇園神社のすぐそばの小道を下りると、川沿いに赤いのぼりが何本もはためき、それに沿って黄色い壁の細長い建物が建っている。
ふつうの銭湯だろうと思っていたのだが、そんな規模ではないようだ。
温泉のすぐ横に、小さなきしめん屋があった。
きしめん大好き人間としてはゼヒとも立ち寄りたいところだが、あいにくお腹はいっぱい。
入り口壁の <きしめん400円> <きざみきしめん> <ひやしきしめん> <ばらずし> <炊きこみごはん> <美容食 ところてん二百六十円> の貼り紙に後ろ髪を引かれながら温泉へ入る。
脱衣場へ入り、持っていたキーの番号ロッカーを探す。
96番 96番・・・・・・・・
ところが、いくら探してもロッカーの番号は1から80番までなのだ。
おっかしいなあと思いつつ、キーを逆さにして見る (もしかして69番かなあと思った)
それでもやっぱり96番にしか見えない。
これはやっぱり何かの間違いだろうと思い、受付へ戻って 「これ、96番ですよねぇ」 とキーを見せると
「あ、それ下駄箱のカギですよ」
またやった・・・・・
私はこの手のケアレスミスが非常に多い。
服をぬぐと、今朝、金太郎から噛まれた二の腕の内側が、赤いミミズバレと紫色の内出血に染まっていた
温泉は低・中・高温の3つに分かれており (真ん中はデンキ風呂。 危うく気づかないところだった)
私は低と中ばかり入っていた。
全浴槽かけ流しとのこと、なかなかいいお湯だった。
20分ほどであがる。
川沿いからの涼しい風が吹きこむ玄関先で、イスに座ってNを待つ。
テレビでは堀内孝雄が 『愛すべき男たち」』 という歌を唄っていた。
アップになると、やっぱりさすがに老けてきたなあと感じる。
温泉を出ると3時過ぎだった。
時間に余裕があるので三宮まで歩いて帰ることにする。
神戸大病院、家庭裁判所を通り過ぎ、楠町交差点を左へ真っすぐ行く (この辺から足が痛くなってきた)
兵庫県立盲学校 (旧神戸訓盲院)、むかしブーニンを聴きにきた大倉山神戸文化ホールを通り過ぎる。
しばらく行くと、左手奥に、赤や黄色のハデな原色が見えた。
関帝廟だ。
足も痛いし、休憩を兼ねて立ち寄る。
黄色い屋根と赤い柱の極彩色の正門をくぐり、アズマヤのベンチに座った。
すぐ目の前で、黒いセーターにGパン姿の若い女性がひとり、「金亭」 と書かれた焼却炉 (?) で、げんこつでグリグリしたお札を1枚1枚焼いている。
不謹慎にもラスクをかじりながら、背後からボンヤリと見つめる疲労著しい私たち。
本堂にへ入り、クロワッサン型の石を投げてオミクジを引いていると、別の女性がやってきて五体倒地のようなお祈りを始める (ここへ来ると必ず見かける)
やっぱりここは、華僑の人達の神聖なエリアなのだ。
引いたオミクジを木の枝にくくりつけ、そっと境内を出る。
そのあと神戸教会を見ながらやっと花隈だ。
思っていたよりもずいぶん遠かった。
フラフラになりながらトアロードへ到着。
デリカテッセンのサンドイッチを買い、もうひとふんばりして太平閣のブタマンも買う。
家へ帰りついたのは6時前だった。
お腹が空いていたのでブタマンを3つ食べてしまうと、もう夕食を作りたくなくなってしまった。
中山のコー○ンで網戸拭きと荒神ぼうきを買ったあと、LuckyでNが自分用のコロッケと酢ダコを買う。
家へ戻り、残りのブタマンも食べてしまう (ここのブタマンは本当にオイシイのだ)
夜は寒かった。
ストーブをつけ、冬のコートを着て寝転がる。
金太郎、やっぱり噛みつく (私にだけ)
近いうち、みか先生に相談へ行くことになりそうだ。
夜もダービーの予想。
自信はないが、なんとか絞れてきた。
おわり
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