11月23日
愛媛母用のお菓子を買いに朝イチで宝塚阪急へ。
師走も近くなってきたせいか、人が多くてビックリする。
きょうはT鳥まんじゅう店の詰め合わせにした。
11時ちょっと前にNとピピアへ。
着いてすぐ、映画館フロアーにあるバグダッドカフェで、紅茶とホットドッグで軽く腹ごしらえ。
テーブルのすぐそばには私の大好きなオブジェがある。
まるい顔にネコのような耳、なだらかな肩、アゴに手をあて目をつむる、青色のフシギな生き物だ。
静かでやわらかい雰囲気がそこはかとなく漂う。
これの隠れファンって結構いるんじゃないかなあ。
11時50分から、映画『王将(主演 坂東妻三郎)』を観る。
駆けつけてくれたHさんUさん、Nと私の4人で並んで観るが(ちょっと遅れてきたKさんは満席で入れなかった)
ここの映画館は、軽くリクライニングできる最前列と2列目がオススメです。
映画の途中、ものすごくトイレへ行きたくなるがガマン。
が、ほどなく、画面にまったく集中できぬほどの尿意の高波が来て、(これはもうダメだ・・)とあきらめて離席。
用を足し終わり、爽快な気分でドアを開けると、石〇さんが手を洗っていた。
こういう時、知ってる人と会うとホッとする。
そーっと場内へ戻ると、あの例の「ナンミョーホーレンゲーキョー!! ナンミョーホーレンゲーキョー!!」のシーンだった。
真剣なまなざしの小春らが、うちわ太鼓を叩きながら唱える法華経のリズムが心地よい。
そしてラストの三吉と小春の電話シーンは、わかってはいても泣いてしまう。
終演後は、そのまま舞台上で景山支配人とNとのトークショー。
そのあと教室の女性陣と連れ立って地下のコープへお弁当を買いに行き
6階のロビーの片隅でお昼ごはん。
Hさんが窓からの景色に感動していた。
私は、前方に小さく見える黙想の家の白いキリスト像を指さし、「あそこあそこ!」 「毎日あの道を散歩してるんですよー」と自慢。
3時20分から、『聖の青春』上映前のトークショーが始まる。
用意されていた会場のイスが足りず、係の人たちが走り回っていた。
私は後ろで見るつもりでいたのだが、女性陣が席を確保してくれていたので真ん中あたりの席に座らせていただく。
ほどなく、スクリーンでの『聖の青春』予告編に続き、先ほどと同じく、景山支配人とNとのトークショーが始まる。
1時間と聞いていたので、内心(ちょっと長すぎないかなあ)と心配だったが、そんなことは全然なく、あっという間に終わった感じだった。
途中からは、Nが用意してきた写真をスクリーンに映しながらのトークだったが、私の知らない写真やエピソードもいくつかあって興味深かった(村山さんの修学旅行ミヤゲの人形の話など)。
最後の質問コーナーでは、「今、阪田三吉と村山さんが指したらどちらが強いか」とか、村山さんの恋人(?)についてなど出る。
あと、偶然にも私の真後ろに座っておられた団塊オヤジさん(10年ぶりぐらいでしょうか?)も、「冴えんなあ」をめぐっての質問をされていた。
その後ラストの拍手の中、とつぜん教室の女の子が走りだしてどうしたんだろうと思ってたら、Nへ花束を渡していた(ありがとうね
そのあとのサイン会も盛況で、パンフレットもすぐ売り切れになってしまったらしい。
Nを残し、Sさん、T夫妻と電車に乗って帰宅。
それにしても、これほど大勢の人が集まってくれるとは、Nも私も夢にも考えてなかった。
寒いなか来ていただいた方々には心からお礼申し上げます。
あと、トークショーの中でNが、「この映画は18回観ます!」と宣言していたので、私も「18回村山さんに会えるんだなあ」と嬉しくなった。
ここをお読みの皆さまも、ぜひピピアめふへお越しください。
やわらかな微笑みの、青いオブジェもお待ちしております
夜はカニすきでホッとひと息。
シアワセな一日であった。
おわり