ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

3649   レストインデカンショ  トキノミノル

2013-05-21 20:21:24 | Weblog
5月21日(火)


午前中、歯医者さん。
やっと右奥の治療が済んでホッとする。
「これからは、おかしいなと感じたらすぐ来てくださいね」
わかってるんだけど・・・これがなかなか出来ないんだなぁ。
Nは初めてのR院へ。
こちらも、しばらく通うことになりそうだ。


昼前から、Nの希望でぬくもりの湯へ。
久々のドライブだ。
長尾山トンネルを抜け、濃い緑におおわれた西谷をグングン走る。
日陰になった辺りでは、りっぱな藤の花が見えた。
レストラン大池そばの温度計は26度。
帽子をかぶった釣り客が10人ぐらい、暑そうな顔で釣り糸を垂れていた。


篠山の入口辺り、レストインデカンショで昼食。
いつもの 「頭からシッポまで全部食べられます」 のエビフライ定食を注文。
小さな畑の見える窓際の席で、おもちゃのようにノンビリ走るJRを眺めながら、たっぷりの千切りキャベツと、赤いスパゲティと共に盛られたエビフライを味わう。
途中、エビのヒゲが上あごに突き刺さりそうになり、ちょっとアセるが、無事に完食。
この日は店の御主人が歯医者さん行きで店を早く閉めるため、あとから来た常連さんはスパゲティーを注文していた。
このご主人は、以前は鼻が悪いらしく、いつも厨房からフガフガ聞こえていたのだが
今はすっかりいいようである。 よかった。

エビフライ定食は、久々のせいかも知れないが、これまでで1番のオイシさだった。
文句なしの100点!


1時前、ぬくもりの湯へ到着。
最初は入らないつもりだったが、やっぱりせっかくここまで来たのだからと
重い腰をあげて入ることにする。
真っ黒の炭シャンプーで体を洗ったあと露天風呂へ直行。

先客の女性グループが髪の話しをしている。

「・・・・アンタなんかまだええ方よ」
「ワタシなんかひどいよ。染めなんだらみっともなくて人前へ出られへんもん」
「細いし綿毛やし・・・染めんと3色になってしもうて・・・・この後頭部のここらへんがな・・・黒と白と、そしてここんとこが茶色になるねん」

3色頭を見てみたかったが、吹き出したらまずいので、黙って下を向く。

お風呂上がりは、オミヤゲ売り場を見たあと、下の食事処でソフトクリームを食べて軽く昼寝。
それから外に出て、ちょっとだけお茶(黒豆茶)や野菜を買って出発。

温泉のすぐ下にある今田中学校を通りかかると、やけに静まり返っている。
平日の3時半というのに、グランドには人影ひとつ見えず、校舎もシーンとしている。

(もしかして、廃校?・・・・・)

ゴーストタウンのような広い運動場に、ある種、異次元の空気が満ちている。
この辺には、私の苦手な「シャガ」の群生地があったことも思い出し、なんだかひとり、おどろおどろしい世界にはまってしまった。



晩ごはんのあと、早速ネットで中学校を検索。
すると、全然廃校などではなくて、学年だよりに“明日から中間テスト”と載っていた。


さらに見ると、ここは全校生徒が100人ちょっと、職員17名という、とても小さな中学校のようだ。
自然のふところに抱かれた今田中学校の皆さんに幸あれ



夜、グリーンチャンネルで、今年のダービー80周年を記念しての映画 『幻の馬』 を観る。
これは1951年のダービー馬トキノミノルを主人公にした作品で
バリヤーゲート、当時の厩舎群、多頭数(35頭だて)でのダービーなど、非常に貴重なシーンの散りばめられた映画だった。
母馬と仔馬の別れ、仕事とは言え、手塩にかけて育てた馬を手放す牧場の人たちの心境などが、痛いほど伝わってくる。
このトキノミノルという馬は、ダービーを勝った17日後に破傷風で死んでしまう(映画では腸捻転になっていたが) という不運に見舞われるのだが、
現在は府中競馬場に銅像として残されている。
映画では「タケル」という名前なのだが、その名付け親となった子どもがハーモニカを吹きながら歌う 『タケルの歌』 というのもよかった。
グリーンチャンネル視聴可能な方は、23日木曜夜7時からも再放送がありますので、ぜひご覧ください。

幻の馬


幻の馬 youtube



夜、ちょっと蒸し暑いが、窓を開けると心地よい。
本格的な夏も、もうそろそろだ。


おわり



コメント
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