１１月１３日（日） のブログ。
朝方、何度トイレへ行ってもスグにまた行きたくなって困る夢を見る。
もっと暖かくして寝るべきだった。
起きても寒くてたまらず、押入れのタンスから冬物を引っぱりだして洗濯機へ放りこむ。
普通はそのまま着るんだろうけど・・・・・なんかヘンなニオイがしてイヤなのだ。
ジッとしていると寝込んでしまいそうなので、豚汁とカレーポテサラを作る。
そのあとトイレそうじまですると、ちょっと具合が悪くなってしまった。
私は本当にポンコツ主婦だ。
そうこうするうちに表玄関のチャイムが鳴る。
インターホンの画面をのぞくと、見知らぬ男性が映っている。
返事をすると、きのうの将棋教室で服を忘れた子のお父さんということだった。
玄関のドアを開けると、ちょっと緊張した様子の男性が立っている。
「●色のパーカーなんですけど・・・ちょっと上がらせて見せていただいてもよろしいでしょうか」
Ｎは伊丹教室で家は私ひとり。
名前も聞かぬまま （最初に名乗られていたのかも知れないが、緊張していたせいか覚えがない） 表門を開け、ドキドキしながら招き入れる。
でもやっぱりコワイので、何かあったらすぐに逃げられるよう玄関のドアは開けたままにして、私はそのまま玄関にいて男性だけ部屋へ上がってもらう。
「じゃあ、失礼します」 と言いながらクツを脱いで和室へ入る男性。
この時点での私の心拍数はかなりのもんだったと思う。
そして間もなく、「あ、あった。 ありました。 このパーカーです」
結局最後まで名前は聞けずじまいだったが・・・・・・あの時のお父さん、疑いのマナザシ１００パーセントだった私をどうぞ許して下さい。
１１月１４日（月）
この日は南野馨さんの個展（芝田町画廊１周年記念企画展）で、９時過ぎに家を出た。
梅田へ到着してすぐ３番街でお菓子を買い、ヨドバシカメラを後ろにしながらメイン道路沿いを真っ直ぐに歩く（間違ってすごい遠回りをしてしまった！）
ウインズ前を通り過ぎると郵便局があったので、立ち寄って本代の振込みを済ます。
それにしても、１１月も半ばだというのに、この日も相変わらず暑い。
レザーのジャケットを脱げばいいのだが、そうすると体型がモロ出しになってみっともないので、汗をかいてもガマンガマン。
ほどなく画廊へ到着。
１階のエレベーターで、親切そうな初老の男性（どことなく水津さんに似ていた）と一緒になり、そのまま展示室へ。
広々とした部屋に、モノトーンと、真っ白な陶製のオブジェが２つ、仲よく並んでいた。
前にギャラリーＨＡＫＵで見た時とはまた違って感じるねーなどと言いながら見ていると、先ほどの親切な男性が近寄ってきて色々とレクチャーしてくれる。
やはり工芸の先生とのことで、きょうは南野さんの代理らしい。
おだやかな口調で、私たちにも分かりやすい話しを色々聞かせて下さった。
オブジェはひとつのパーツが１０キロで、全体としては５００キロの重さになること。（２作品で１トン）
それを支えるため、床をはがして補強工事もしているそうだ。
そういうことももちろん、作者である南野さんご自身がされているらしい。
ひとつひとつのパーツも、焼いたあとの縮み具合などで使えないものも出るため、現場で実際に組み立て完成させるまでは安心できないらしい。
特に、球形の作品（白い方）の難易度はかなりのもののようだ（まず設計図からして大変とのこと）
そのあと、下の階で同時開催の ＜中西 學展 眠らない水＞ も見る。
こちらは絵だが、紙やキャンバスや木板にアクリルやなんやかやを（聞いたけど忘れてしまった）塗ったり吹きつけたりの作品で、やはり前衛的な印象が強かった。
親切にレクチャーして下さった御二方にお礼を言って画廊を出る。
なお、この企画展は明日（１５日）までなので、お時間のある方はゼヒどうぞ。
芝田町ギャラリー （阪急茶屋町口より徒歩２，３分）
帰りはまた３番街へ戻り、大同門で焼肉定食を食べたあと、ＫＹＫのトンカツと、キムラでひと房１００円のバナナを買って帰宅。
夕方から雨が降り出してきてビックリ。
暑かったはずだ。
夜１０時過ぎから宝乃湯へ。
ロビーの血圧計で計ってみると、＜前代未聞の高数値＞ に大ショックを受ける。
すぐに２度目を計るが、やや下がったとは言え、これも ＜かなりの高血圧＞ だ。
これはいよいよ病院へ行かないとヤバイなあと思いつつ、持ってきた 『まんねん貧乏』 を読みふける。
Ｎが出てきて、帰る前にもう１度と思いつつ血圧を計ると、今度は ＜やや高め＞ の数値。
ちょっと安心したとは言え、やっぱり病院は行かなくちゃならないだろう。
ああ、病院、イヤだなあ・・・・・・・
おわり
