修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

初冬の皿ヶ嶺を歩く

2017-11-29 20:31:18 | 山歩き

11月28日(火)

 皿ヶ嶺を8月30日以来久しぶりで歩きました。季節は進みこのところもう初冬の風情となっていましたが、この日だけはちょっと暖かい一日で、冬装備での山行は衣類を一枚、二枚と脱ぎながらの汗掻き歩行となりました。

今年は花期に見ることのできなかったタカネハンショウズル(キンポウゲ科)の果球です。上林森林公園内の例年咲く所に集団で残っていました。

風穴の中に雪が残っていました。11月20日に皿ヶ嶺が初冠雪したとのことですので、その時の雪が残っているようです。

春から秋までお花畑となる斜面は樹々の葉も落ちてもうすっかり冬の佇まいです。

稜線上に上がると、ブナの古木もすっかり葉を落として冬の訪れをひたすら待っているかのようでした。

十字峠から山頂に向かう途中の、今年間伐された杉や桧の林が累々たる倒木の山となっていました。10月16日に到来した超大型の台風21号の被害のようです。お気の毒というよりほかに言葉がありません。

 山頂を経由して竜神平に下ってくると、回復してきた好天の下で、竜神平は穏やかな表情でした。

竜神平に残っていた赤い実は色彩の少ない季節にあって鮮やかに写りました。これはガマズミ(レンプクソウ科)でしょうか!

 正面登山道に立つミズナラの古木も完全に葉を落としていました。葉を落とした樹々の先に松山平野が望めました。
 
樹々も葉を落として上林森林公園も初冬の風情へと様相を変えて行っているようでした。

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