11月12日(日)
西中国山地の天上山の西中腹に広がる「引き明けの森」に今年も紅葉を訪ねました。当地で山の紅葉を見れる最後の地としてほぼ例年訪ねています。例年に比べて1週間~10日程早い訪問でしたが、奥深い谷間の森は見事に紅葉を始めており、初期の瑞々しい紅葉を楽しむことが出来ました。ここ1週間~10日ぐらいが見頃かと思います。
引き明けの森の周回路を登って行くと、その上部はもう錦秋の森となっていました。
周回路は錦秋の森の回遊路です。どこまでも心躍る景観が続いていました。
引き明けの森の魅力の一つは杉や樅などの巨木です。秋はその巨木と紅葉のコラボが見られます。
巨木が倒れた森にも見事な紅葉が広がっていました。
紅葉の走りの森、紅葉の色合いのグラデーションは何と例えればいいのでしょうか!?
頭上を覆う樹々の色合いも酔ってしまいそうな程に多彩です!
森の中に屹立する樅の巨木も秋色に染められていました。
天上山を仰ぎ見る森は、これから赤や黄の色合いを更に深めて錦秋の度合いが深まります。
紅い楓も更に紅く輝いていくことになるでしょう!近ければ、また行ってみたくなります。
《筒賀の大銀杏情報!》
例年11月20日頃まで黄金色を呈する筒賀の大銀杏ですが、今年は3日前の強風にあえなく落葉していました。早々の落葉はちょっと寂しい限りです。
樹の半分はもう殆ど落葉してしまった大銀杏です。
樹勢の衰えから根回りの土壌改良などの再生事業が行われており、樹の周囲は立ち入り禁止となっていました。
堆積した落ち葉はまだ鑑賞出来ました。
この角度から見上げると、もう殆ど落葉してしまったようです!