5月11日(日) 台所原は広島・島根両県の最高峰の恐羅漢山の西側、県境尾根の広島県側直下に拡がる森です。広島県西端の奥山といえましょう。ここのブナの素晴らしさは特筆ものです。今そのブナの新緑が最高の時を迎えています。訪れたこの日は、頭上の枝の高みまで新緑に彩られて、森の空気全体が緑色に染められているようでした。こんな森を歩くのは、何と楽しいことか!
【写真↓】夏焼峠(なつやけのきびれ)から恐羅漢山への稜線から少し下った管理林道への登山道にあったブナの巨木を見上げてみました。晴れ始めた空の下、無垢な新緑の枝が伸びています。
【写真↓】恐羅漢山山頂へと続く登山道を覆う新緑のトンネルです。将に森全体が緑色に染まっているようです。」
【写真↓】ブナの古木が重層的に大きく枝を拡げて、森の雰囲気を重厚な感じにしています。この台所原の存在が恐羅漢山の自然をより豊かなものにしています。恐羅漢山へ登るときに台所原を経由すると、山の感じが全く別なものとなること請け合いです。