広島から愛媛へ。愛媛に着いて荷物を下ろしてから皿ヶ嶺の風穴(かぜあな)へと急ぎました。ヒマラヤの青い芥子(ケシ科メコノプシス属)の開花状況のチェックのためです。今年は意外にも沢山の花が風穴の中でもう開花していました。これから暫くの間、登山者やこれを目的に訪ねて来る観光客を楽しませてくれるでしょう。〔7月1日(水)〕
↓ 冷風が噴き出る風穴の中にブルーポピーとも呼ばれるヒマラヤの青い芥子が見事咲いていました。
↓ 正式にはメコノプシス・ベトコニキフォニアという名前のようですが、個体によって微妙に花の色合いが違っています。
↓ まだ開いて間がないのでしょうか、二つ並んで俯いて咲いていました。もう少し上向きで対峙してもらいたい花でした。
↓ ちょっと小さめの花でしたが、凛とした姿勢が見事でした!
↓ 柵に囲まれているのがブルーポピーの咲く風穴です。
↓ ブルーポピーは穴の底に並べて育てられています。涼しい所でないと育たない花です。冷風は石積みの間から噴き出ています。
↓ 穴の上から覗き込むと、開花した花や蕾が並んでいるのが見えます。
↓ 風穴の上はブナや栃などの自然林に覆われています。
↓ 麓から見上げたこの日の皿ヶ嶺(愛媛県東温市・同久万高原町、標高1,278m)です。風穴は稜線直下にあります。