7月の声を聞く頃になって、今年もわが家のフウラン(ラン科フウラン属)が咲き始めました。島根県と愛媛県から貰い受けてきて丸2年になる株を育てていますが、今年は島根からの株が先に咲き始め、それを追うように愛媛からの株も花芽を膨らませ始めています。健気に咲くこの小さなランの花は愛しいものです。〔6月30日(火)〕
↓ 固い葉の間から子房を伸ばしてその先に花を付けています。一つの花茎から出た花は同じ向きに咲くようです!
↓ 葉の間にある花茎から4本の小房が出ています。この4つの花は兄弟のようです!開いた花の中央部には前に突き出した唇弁が見られます。
↓ フウランは花の下に長く垂れて伸びる距があるのが特徴です。距は最後には前に向かって曲がっています。
↓ 梅雨の雨を浴びながら健気に咲いたフウランの花をアップで!