桜を追ってのドライブを続けていると、今まで意識をしなかった桜が妙に美しく感じられて遂い引き寄せられてしまうことがあります。ここ安芸高田市向原町長田の三篠川沿いの桜並木も広島市から三次市方面へ県道37号線を走っている時にそうして気に留まった桜でした。周囲の高台の集落を含めて遂い一時間余の時間を過ごしてしまいました。〔4月11日(木)〕
↓ 曇天の朝でしたが、県道脇を流れる三篠川の堤防上の桜並木が美しく感じられて遂い立ち寄りました。
↓ 三篠川は昨年7月の西日本豪雨の時にはJR芸備線の鉄橋を流すなど暴れ川と化しましたが、この日は普段の長閑な流れでした。
↓ ここ向原町長田は戦国の世に毛利氏と戦って敗れた山陰の尼子晴久の三人の息子(三兄弟)が23年間に亘り幽閉されていた所でその関連史跡も残っているようです。
↓ 三篠川左岸の水を張った田圃越しに集落を見上げました。ややピークを過ぎたものの桜の花が咲き、後背の山にはタムシバの白い花が見えました。
↓ 典型的な春の長閑か里山の景観かと思います。
↓ 集落の中に入ってみると、里の道は散った桜の花でピンクに染まっていました。
↓ 高台の桜越しにJR芸備線や県道が走る麓の集落を俯瞰しました。
↓ 集落の中の一角にウマノアシガタ(キンポウゲ科キンポウゲ属)の群落がありました。
↓ 三篠川沿いに戻って、両岸を美しく飾る桜並木を眺めました。
↓ 左岸堤防に昨年7月の豪雨災害の爪痕がまだ残っていました。
↓ 桜並木が続く護岸の道には花吹雪が積もっていました。
↓ 春爛漫の三篠川でした!