秋まつり前夜祭の夜神楽は続きます。演じるのは広島県安芸高田市高宮町の梶矢神楽団の方々です。次の演目は「勿来(なこそ)の関 前九年の役」です。平安後期、奥州で朝廷に反旗を翻した安部貞任、安部宗任兄弟を征夷大将軍「八幡太郎・源義家」が成敗するという話です。歴史上の前九年の役です。神楽では安部氏討伐に向かう道中で安達ケ原の鬼女お岩を退治するという話が挟まっておりバラエティ豊かな内容となっています。〔10月19日(土)〕
↓ 冒頭に奥州を跋扈する安部貞任、宗任兄弟が登壇しました。
↓ 天皇から安部氏討伐の勅命を受けた征夷大将軍「八幡太郎・源義家」が出羽の豪族「清原武則」と共に登場です。
↓ 征夷大将軍 八幡太郎・源義家が舞います!
↓ 八幡太郎・源頼家を援助する清原武則も舞います!
↓ 征夷大将軍が通る安達ケ原の街道を清掃するチャリ役の住人が登場。
↓ チャリ役の住人から安達ケ原の様子を聞く義家、武則。
↓ 安達ケ原の鬼女お岩が登場!
↓ 男の生き血が吸える・・・と、徐々に本性を現していく鬼女お岩。
↓ 鬼女お岩が変身していく過程がなかなかの見もの!ライトが紅く変わって変身の開始・・・・・!
↓ 観客が気付かぬ間に若い女の顔から老婆のそれに変っていました。
↓ 髪が乱れ、いつの間にか口から牙が生えていました!
↓ 衣装も早変わりして怖い鬼の姿に変ってきていました。
↓ 鬼面のお岩に大変身!
↓ 鬼女お岩を退治すると、いよいよ安部兄弟が登場して来て襲いかかってきました。
↓ 激しい動きで決闘が続き、兄の安部貞任は討ち取られます。
↓ 弟の安部宗任は義家、武則の前に伏して降伏します。
↓ 文武両道に長けた宗任を討つのは惜しいと源家に仕えるように言い渡して和解の舞で幕を閉じることに・・・・。