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徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

言葉の問題/サッカーと愛国-フットボールvsレイシズム-(3)

2013-07-15 09:17:49 | News
最後に木村さんと千田さんがイベントの終わりに言った「ヘイトではなくはっきりと差別と言った方がいいんじゃないか」というメッセージについて。
それは確かにそうで、その方が伝わりやすい場合もある。しかし「差別」という言葉が持つ昔ながらの硬直化したイメージよりも、ヘイト、ヘイトスピーチという言葉が持つ喚起力の方が大事じゃないかと思うわけです。
Jリーグの「革命」というのは、ファンをサポーターに、球団をクラブ、フランチャイズをホームタウンと言い換えたところから始まる。差別という言葉の通りやすさよりも、オレはヘイトという言葉の持つ違和感の方が、今は必要なんじゃないかと思う。在特会が自ら講習会(たぶん頓珍漢な内容だろうけれども)を開いてしまったように、ある意味で人を挑発し、人を動かす言葉ってのは必要です。

で、やっぱし個人的にはこの言葉を思い出す。

<我々がする仕事は、東京の片隅で起きていてもグローバルなコミュニケーションの中にある。>

当たり前のようでいて、今もこの言葉は頭の片隅に置いてある。

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