徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

お年頃/CHABO SOLO LIVE[MY WAY]

2006-10-10 05:14:57 | Music
仲井戸CHABO麗市、56回目の誕生日、ということでSHIBUYA-AXで恒例の、CHABO SOLO LIVE[MY WAY]。
前半は、6月のライブ「今日 歌いたい唄」テイストで密度の濃い構成。時事映像、若き日のチャボ、林ワタル氏の映像を挟みながら、<1970-80>、<1980-90>、<1990->、<SOLO1950->の4つのパートで、それぞれ古井戸、RC、麗蘭、ソロの楽曲を5曲ほどをMCなしに歌っていく。「今日 歌いたい唄」同様、たつのすけ氏がサポートで参加。これで終わってもまったく問題のない、完成度の高いステージだった。これだけで2時間ほど経っていたし。
これまでのバースデーライブと比較すれば、これほどわかりやすい構成もないのだけれども(しかもタイトルが「マイ・ウェイ」だし)、このあとがなかなか凄かった。
“第一部”が終わり、チャボは一度ステージから下がる。そして竹中直人から花束を受け取り、アンコールという名の“第二部”が始まる。「古井戸のパートで歌うのを忘れた」と『さなえちゃん』、そして清志郎の『夜の散歩をしないかね』でファルセットを聴かせ、さらにはシナトラmeetsシド・ヴィシャスな『マイ・ウェイ』、スプリングスティーンの『ハングリー・ハート』。直前にやった磔磔のライブ(all cover night! [Over and Over])でも歌ったのだろうか。ずいぶん盛りだくさんな内容になった。結局、今日も約4時間のライブ。
「そういうのやりたい年頃だからさ(笑)」とMCを封印した“第一部”。“第二部”ではその反動なのか、ずいぶんチャボのMCも快調だった。バースデーライブなんだから、“第二部”のノリでいいんじゃないかとも思うが、やはり「そういう年頃」なのか。

明日は『夢助』を買って来よう。

『今日歌いたい唄』、『CHABO SOLO LIVE 1998 LIVE SELECTION』購入。