徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

即身仏/とみ新蔵「鉄門海上人伝~愛朽つるとも」

2006-10-11 23:49:35 | Books
マガジンファイブから、とみ新蔵の『鉄門海上人伝~愛朽つるとも』が届く。
もともと鬼鉄と呼ばれるほどの無頼の徒ながら、江戸で流行した眼病を憂い左目をくり抜いて隅田川に投げ入れ祈祷、山形県の注連寺で石室に入ることなく信徒の前で即身仏になったという、物凄いお坊さん。71年に「週刊女性」(!)に連載され、鬼鉄が修験僧になるきっかけとなったヒロインとの出会いから死別まで、悶えるような恋愛物語であり(だから「愛朽つるとも」なのだ)、求道者のとにかく重厚な劇画であり……注連寺へ行きたくなった。

福田さん

2006-10-11 22:58:48 | LB中洲通信2004~2010
そして今日は、渋谷のヤマハ前で袴田さんと待ち合わせ、福田重男さんのインタビュー。バイオグラフィー的な内容なのだけれども、かなりトークのイケる人のなので、ちょっと時間をオーバーしてしまったが、楽しいインタビューになった。福田さんの才気溢れる雰囲気が伝わったきた。
また福田さんと本田竹広さんの不思議な因縁も知ることができた。世間は狭いよ(いや、広いけれども)。

ハンズに寄って、急いで帰って原稿。

久々

2006-10-11 22:51:50 | LB中洲通信2004~2010
昨夜は、GATEONEで福田重男さんのライブを撮影。この日は、梶原まり子さんとのデュオ。まり子さんを聴くのも、浅草以来だから結構経つ。まずはビールを一杯。ボトルを入れて、2、3杯呑んだところで、福田さんも到着しライブスタート。
途中から、後ろ髪を落とした(!)尾崎さんもいらして、久々にご挨拶。スツールに座るかと思ったら、いつの間にかカウンターの中に入って手際よく料理されてました。尾崎さんほど、「ちょい」のつかないモテオヤジ(失礼)の空気を漂わせている人もなかなかいないのではないか。
2ndセットの途中あたりで酔いが回ってきたのでカメラを置く。気がつけば石川早苗さんも来ていたり、店内に女子多数。結局最後まで。