徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

青物

2006-10-03 02:19:48 | Works
ポンチョを被っていたとは言え、ずぶ濡れになってしまったので日曜日は実家へ帰り、午前中に東京へ戻る。

16時から麻布十番にある揚田あきさんの店、「健康ドリンクバー 揚田.あき」の取材・撮影。基本的にはバーなのだけれども、豊富なメニューはことごとく健康ドリンク、いわゆる青汁テイストである。撮影の後、青汁(ストレート)、ブルーベリービール、青汁ラーメンをいただく。さすがにストレートはザ・青汁でちょっとアレなのだけれども(胡瓜でさえ苦手な青物嫌いなオレにとっては、罰ゲームに近い)、揚田さんのアイデアで、飲みやすく、食べやすくアレンジされている。
取材後、ゲップがやたらと出たのだけれども、ことごとく青汁の匂いが口の中に広がった……。

第25節 実は勝負の月

2006-10-03 02:03:21 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「『こういうときに何ができるか』(中略)『ピンチとチャンスは表裏一体にある』(中略)『チームのピンチであるけど、今日出る選手にはチャンスであり、こういうピンチの状態をチャンスに変えられる力というのが、今現在我々が問われてる力ではないか』というような話をして(中略)選手たちが頭ん中で理解してですね、今日の立ち上がりから相手チームを圧倒できたということは非常に大きかったんではないかなという風に思います。」(Sの極み 10月1日付け※発言を少々整理しています)

今週は静岡と行ったり来たりになってしまったが、日本平でアビスパ福岡戦。
スタジアムに行く前に、静岡のドリームハウスへ寄ってポンチョを購入。日吉町から新静岡センターまで行き、シャトルバスに乗る。

風雨の中、ポンチョのオレンジが映える。久しぶりの聖地・日本平ということもあって、オレンジも威圧感があってよかったんじゃないだろうか。風雨、日曜日、アウエイ動員が見込めない福岡という状況で、鈴与内定者ご一行様がいらっしゃったとは言え1万人越えしたのは、連敗ストップと日本平への期待の現われか。戦線を離脱している兵働、藤本、累積警告で出場停止のマルキーニョスに代わり、スタメンに入ったのはアレシャンドレ、純平、そして矢島。ゲームはキックオフから清水の攻勢が続く。5分、6分と矢島、JJの惜しいシュートが放たれ、最初から大量得点の予感を抱かせた。
残留を争い、死ぬ物狂いで勝ち点を取りに来ていた福岡。しかしそんな“前がかり”気味の福岡をすかすように、清水はロングボール、サイドチェンジの揺さぶりで、福岡を混乱させ、前半の早い時点で趨勢が見て取れるような内容になった。純平は献身的にスペースに走りこみ、アレシャンドレはスピードはないが(彼の場合、それはあまり必要ないと思うが)、的確なボールキープと精度の高いパスを繰り出す。後半途中でアレシャンドレに替わってピッチに立った浩太も素晴らしい動きを見せていた。すっかりはぐらかされて空回り気味になってしまった福岡相手とは言え、ひとまずひとりひとりが気迫を持って十分闘えることは証明できたのではないだろうか。
あとは誰が点を取るか、無失点で終えられるか。
結果的には矢島がようやく約半年振りのゴールを決め、終了間際に危ないミドルを喰らったとは言え、福岡の攻撃をほぼ完璧に押さえ込んで無失点。4月の大分戦のような危なげのない完勝だった。
それにしても矢島がゴールした瞬間の盛り上がりは凄かった。それだけ矢島は客を呼べる、興奮させるFWになりつつあるということ。また、この日、久しぶりに日本平で観ることができた4バックのラインの動きは、実に美しかった。和道が代表に選出される日はまだか。これまた久しぶりに森岡が投入されたのも嬉しかったな。

何回でも書くが、今年これまで清水のゲームを見ていないのはかなりもったいない話だと思うが、まだこれからでも遅くはない。地元の人は是非行くように。
勝負の月は、実は10月なのかもしれない。再び上位への猛追が始まる。
今月の大一番は月末、ガンバ大阪戦。