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銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

変革を越えて

2008-03-04 18:44:29 | まんがの話題を中心に
 またまた、月刊「コミックブレイド」(マッグガーデン刊)連載の『ARIA』である。コミックをようやく5巻まで読み、6巻以降を購入する手筈を整えた。現在11巻まで刊行中、最終12巻が今月発売(“前史”『AQUA』がその前に2巻出ている。E社で刊行されていたものだが、版元が変わってタイトルも変更された。それに伴い、『AQUA』も旧社のものとマッグガーデンから新装版が刊行されている)。

 長く連載されていたこの作品も、現在発売中の4月号で最終回。

 灯里は水先案内人ウンディーネとして忙しい日々を送り、充実した、しかし、友人たちと会う機会もめっきり減り、アリシアさんもゴンドラ協会の職務のため、アリア・カンパニーには灯里1人しかいない。

 1人でいると、楽しかった頃の想い出が蘇る。でも、想い出に浸ってばかりではいられない。


 この作品は、取り立てて大きな事件が起こることもなく、ごく普通の日常を描いた作品である。
 しかし、日常というのは小さいながらも少しずつ変化するものであって、たとえば学生であれば、必ず卒業という節目がやって来る。社会人でも、それなりに変化があるわけだ。


 最終回。とても前向きで、ある意味「卒業」とも言えるお話になっている。

 気持ちの良い作品で、気持ちの良い幕切れ。


 『ARIA』という作品に出会えたことを喜ぶ。そして、でっかいありがとうございました。

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