令和五年三月場所→五月場所

　三月場所が終わり、3月29日は令和五年五月（夏）場所の番附編成会議が行なわれた。

　　新十両力士一覧

　　引退力士情報

　十枚目昇進者が発表され（待遇・改名は番附発表日より）、藤青雲（藤島、熊本県）・時疾風（時津風、宮城県）の新昇進、千代栄（九重、京都府）の再昇進が決まった。

　藤青雲は令和3年3月初土俵。三段目まで無敗で11月新幕下は西17の好位置だったが、初日黒星で21連勝で止まる。3勝止まりで初の負け越し。4年3月上位進出。1年ほどかけて5年3月東2の最高位で4勝を挙げ、十枚目昇進を決めた。

　時疾風は平成31年3月時栄で初土俵。11月新幕下、令和2年9月上位進出。3年5月東4まで上がるが、そこから一進一退。4年3月時疾風に改名。11月東3は3勝で負け越したが、5年3月東3の4勝ながら運良く十枚目昇進を決めた。

　千代栄は平成21年1月初土俵。令和4年7月新十枚目。4場所務めて陥落したが、1場所で関取復帰。


　引退力士の中に電山の名前が見える。平成16年3月吉野で初土俵。21年7月右肩上り（11月より右肩上）の珍名に改名。下29まで上がったが、上位には届かず。27年1月吉野、5月より電山。結局最高位は更新できなかった。
　そのほか、もと幕内鏡桜も引退。令和3年9月以降は幕内経験者初の番附外生活だった。


　番付発表は5月1日の予定。

　　銀河大角力協会

令和五年三月場所・千秋楽

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は千秋楽。

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・序ノ口
　13日目に優勝決定。

◎7勝
　朝白龍（西11、初。各段も初）
　令和5年1月初土俵、今場所新序ノ口。


・序二段
　13日目に優勝決定。

◎7勝
　勝呂（西60、初。各段も初）
　令和3年11月三段目100枚目格付出で初土俵。4年5月新幕下も全休、7月三段目陥落の6勝で9月再幕下も、3場所連続で今場所は初めて序二段に落ちていた。


・三段目
　ともに玉ノ井部屋の以下2名で優勝決定戦。
☆7勝
　東俊隆（西24）・清乃海（東80）

　兄弟子の清乃海を突き出し、東俊隆が優勝。

◎7勝
　東俊隆（西24、初。各段も初）
　令和4年5月初土俵。負け越しなしで最高位を更新中。


・幕下
　優勝は13日目に決定。

　琴裕将を突き落とし、𠮷井5勝目。
　西乃龍を押し倒し、獅司6勝目。
　千代栄を寄り切り、紫雷6勝目。

◎7勝
　龍王（東26、初。各段も初）
　平成24年1月畠山で初土俵（尾車部屋）。25年7月竜風に改名。2年7月新幕下。部屋消滅に伴い二所ノ関部屋に移籍し、4年5月龍王に改名。最高位は11月の下16。


・十枚目（十両）
　1敗の逸ノ城を敗で朝乃山が追う展開。それぞれ別の相手と当たるので、逸ノ城が勝てば優勝が決まる展開。

　德勝龍を送り倒し、八番相撲の塚原（下筆頭）3勝5敗。
　栃武蔵を破り、千代の海（下5）勝ち越し。
　志摩ノ海を押し出し、豪ノ山（東6）11勝目。志摩ノ海（11）は5勝10敗で陥落の星。
　白鷹山を押し出し、炎鵬良く動いて9勝目。
　友風を寄り切り、狼雅勝ち越し。
　荒篤山を破り、欧勝馬勝ち越し。
　天空海を破り、湘南乃海（西3）9勝目。
　對馬洋を上手投げ、逸ノ城スミ1で悠々優勝。
　英乃海を寄り切り、栃ノ心は5勝で終えた。
　北の若を突いて突き出し、千代の国3勝目。
　五分同士、東白龍を押し倒して熱海富士が勝ち越し。東白龍（西筆頭）は残念負け越し。
　新十枚目の落合が朝乃山を追い込んだが、体勢を崩しながら朝乃山が上手投げ13勝。

◎14勝1敗
　逸ノ城（東3、平成26年5月以来2回目。各段も2回目）
　平成26年1月幕下15枚目格付出で初土俵。5月新十枚目、9月新入幕は13勝でいきなり優勝次点。11月一気に新関脇ですぐにも大関かと思われたが、大きな体を活かせず三役に戻ってもすぐ平幕に落ちてしまうなど、あまり成績は挙がらなかった。そんな中令和4年7月に平幕優勝し、ようやく開花かと思われたが連続負け越し。11月場所中に不祥事の報道も出て、5年1月はガイドライン違反で出場停止。今場所十枚目に陥落していた。


・幕内（まくのうち）
　2敗の大栄翔と3敗の霧馬山は結びで直接対決。

　輝を寄り切り、剣翔勝ち越し。
　隆の勝を破り、新入幕金峰山11勝。成績に関係なく敢闘賞受賞。
　出る大翔鵬を土俵際下手投げ、東龍4勝目。
　琴恵光を寄り切り、錦富士10勝目。
　妙義龍を押し倒し、新入幕武将山は5勝10敗で終えた。
　平戸海7勝目、王鵬は千秋楽負け越し。
　碧山を引き落とし、水戸龍幕内3場所目で初勝ち越し。
　千代翔馬を勢い良く寄り切り、宇良9勝目。
　27年ぶりの北海道出身力士同士の対戦。2分半超の相撲は先輩一山本を寄り切り、新入幕北青鵬9勝目。
　五分同士。北勝富士を突き落とし、宝富士勝ち越し。
　御嶽海をそっと寄り切り、竜電2勝目。御嶽海は全く残る腰がなく4勝11敗で中位へ。
　遠藤を押し倒し、阿炎9勝目。
　勝てば敢闘賞の翠富士、今日も頑張ったが及ばず5連敗。正代（西前筆頭）は10勝目で三役復帰へ。これが先場所なら大関復帰だった…とは言いますまい。

　平幕の髙安が混じっていても違和感ない三役揃い踏み。

　先場所新小結同士の対決。琴ノ若を土俵際でうっちゃった若元春…に物言い。琴ノ若の踏み出しが早く団扇どおり。若元春は優勝には及ばなかったが11勝、新関脇濃厚。
　豊昇龍を上手投げ、髙安10勝だが前7では物足りない。豊昇龍は10勝5敗ながら、大関への第1歩。
　出る大栄翔をヒラリと突き落とし、霧馬山が12勝3敗で並んで優勝決定戦へ。

☆12勝3敗
　霧馬山（東関脇次席）・大栄翔（東小結次席）

　三役行司の木村晃之助が裁く、関脇と小結の優勝決定戦。出る大栄翔を霧馬山が手繰って突き落とし…に物言い。霧馬山の足が残っていて、しかも大栄翔の手の上についた。団扇どおりの説明を以って霧馬山の優勝が決まった。

◎12勝3敗
　霧馬山（東関脇次席、初。各段は三段目と幕下1回ずつ）
　平成27年5月初土俵。28年1月新幕下、29年3月上位進出。31年3月新十枚目。令和2年1月新入幕。3年11月新小結は1場所で陥落。4年9月再小結、3場所勝ち越して今場所新関脇。

・殊勲賞
　該当者なし（2場所連続66回目）

・敢闘賞
　金峰山（東前14、初。三賞も初）

・技能賞
　霧馬山（東関脇次席、2場所連続2回目。三賞は敢闘賞1回含め3個目）
　大栄翔（東小結次席、令和3年1月以来2回目。三賞は殊勲賞5回含め7個目）



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令和五年三月場所・十四日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は十四日目。

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　決定した優勝者や上位者など。

・序ノ口
　13日目に優勝決定。

◎7勝
　朝白龍（西11）


・序二段
　13日目に優勝決定。

◎7勝
　勝呂（西60）


・三段目
　千秋楽に決定戦。

☆7勝
　東俊隆（西24）・清乃海（東80）


・幕下
　優勝は13日目に決定。

　大海を押し出し、角界の大谷勝ち越し。
　嘉陽を押し倒し、生田目6勝目。
　千代ノ皇勝ち越し、若隆元負け越し。
　宮城勝ち越し、琴手計負け越し。
　明瀬山勝ち越し、石崎負け越し。
　颯富士を叩き込み、勇磨5勝目。

◎7勝
　龍王（東26）


・十枚目（十両）
　崩れそうになりながら何度か残した川副に、志摩ノ海（東11）懸命に寄り倒し5勝目、残留に王手。川副（下3）は4勝止まりで関取お預けか。
　高等山を破り、落合は白鵬の新十枚目時を超える10勝目。
　對馬洋を寄り倒し、新十枚目玉正鳳勝ち越し。
　熱海富士を引き落とし、久々の関取復帰友風勝ち越し。
　栃武蔵を押し出し、天空海勝ち越し。
　貴健斗を寄り切り、豪ノ山10勝目。
　狼雅五分、英乃海負け越し。
　小さな炎鵬をよく見て最後は豪快に上手投げ、大きな逸ノ城優勝に王手。
　一度は俵で残した千代の国、再度下がったところで土俵を割った。千代の国に踏み出しがあり、美ノ海9勝目。
　德勝龍を寄り切り、栃ノ心4勝目。
　島津海を下し、朝乃山12勝で優勝決まらず。
　引いた東白龍を突き出し、白鷹山9勝目。東白龍は五分で千秋楽。

☆1敗
　逸ノ城（東3）Ｍ１
☆2敗
　朝乃山（東筆頭）


・幕内（まくのうち）
　水戸龍を送り出し、湘南乃海（十3）勝ち越し。
　妙義龍を押し出し、王鵬ついに五分。
　剣翔を突き出し、錦富士9勝目。
　碧山6勝目、新入幕武将山（前14）10敗で陥落の星。
　平戸海を引っ張り込んですくい投げ、新入幕北青鵬勝ち越し。平戸海負け越し。
　残そうとした一山本を宝富士が押し出し…に物言い。一山本のかかと早く、宝富士五分。
　東龍を押し出し、宇良勝ち越し。
　琴恵光を押し出し、髙安9勝目。
　御嶽海を送り出し、隆の勝勝ち越し。
　阿炎を押し出し、新入幕金峰山10勝目は自分でもびっくり。
　出る玉鷲に佐田の海突き落とし…に物言い。玉鷲の手は早いが、佐田の海は宙に浮いており同体取り直し。出る玉鷲を送り出し、佐田の海6勝目。
　大翔鵬を押し出し、正代9勝目。
　3敗の翠富士と2敗大栄翔が直接対決。翠富士を圧倒して大栄翔優勝に王手。翠富士は10連勝から勝てず優勝消滅。
　若隆景休場で関脇守れず。霧馬山が3敗を守って千秋楽に望み。
　琴ノ若を押し出し、遠藤9勝目。琴ノ若はあっさり5敗。
　若元春を豪快に上手投げ、豊昇龍10勝目で大関再挑戦。若元春4敗で脱落。

☆2敗
　大栄翔（東小結次席）
☆3敗
　霧馬山（東関脇次席）


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令和五年三月場所・十三日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は十三日目。

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　各段優勝決定日なので、決定した優勝者や上位者など。

・序ノ口
　6連勝1名・5勝1敗2名で迎えた。

　1敗の若碇が寛龍を寄り切って6勝目。
　同じ1敗の豪ノ湖が序二段の出立を寄り切って6勝目。
　全勝の朝白龍は序二段全勝の隆翔生を寄り倒して7戦全勝。優勝を決めた。

◎7勝
　朝白龍（西11）


・序二段
　6連勝3名で迎えた。

　まず隆翔生が序ノ口全勝の朝白龍に敗れて脱落。
　残る2名は直接対決。三島を押し倒し、勝呂7戦全勝で優勝。

◎7勝
　勝呂（西60）


・三段目
　6連勝3名で迎えた。

　もと幕内天風を押し出し、清乃海7戦全勝。これで決定戦が確定。
　残る2名は直接対決。招請を叩き込み、東俊隆も7戦全勝。

☆7勝
　東俊隆（西24）・清乃海（東80）


・幕下
　優勝争いは6連勝が2名で迎えた。

　全勝同士の直接対決は、魁禅を下して龍王が優勝。
　風賢央を破り、神崎5勝目。
　栃神山を下し、照強3勝目。
　魁勝3勝目、塚原は2勝止まり。

◎7勝
　龍王（東26）


・十枚目（十両）
　栃武蔵を寄り切り、時疾風（下3）勝ち越し。栃武蔵（東12）は9敗で陥落の星。
　のど輪の荒篤山を土俵際かわして突き落とし、玉正鳳7勝目。
　友風が崩れ落ち、白鷹山の突き落とし勝ち越し。
　對馬洋を破り、落合9勝目。
　熱海富士が突き落とした時に足は土俵の外。貴健斗の寄り切りで9勝目。
　狼雅6勝目、志摩ノ海は9敗目。
　欧勝馬を叩き込み、美ノ海勝ち越し。
　千代丸3勝目、德勝龍（東14）9敗で完全に陥落の星。
　英能意を押し出し、湘南乃海7勝目。
　栃ノ心を寄り切り、島津海勝ち越し。
　千代の国を送り出し、炎鵬勝ち越し。
　出る豪ノ山を片足で残して叩き込み、東白龍7勝目。
　天空海を押し倒し、朝乃山11勝。

☆1敗
　逸ノ城（東3）Ｍ２
☆2敗
　朝乃山（東筆頭）


・幕内（まくのうち）
　武将山を破り、逸ノ城（十3）12勝。明日にも十枚目優勝が決まる。
　水戸龍が隆の勝の首の後ろを抱えて2分超、一気に出た隆の勝を水戸龍が俵に片足で残して7勝目。土俵際微妙だったが団扇どおり。
　欧勝を送り出し、東龍3勝目。
　北青鵬を下し、錦富士勝ち越し。
　妙義龍を突き落とし、宝富士6勝目。妙義龍負け越し。
　平戸海を寄り切り、金峰山9勝目で三賞コース。
　剣翔7勝目、碧山負け越し。
　一山本を寄り切り、琴恵光勝ち越し。
　千代翔馬を寄り切り、髙安勝ち越し。
　錦木4勝目、輝負け越し。
　竜電を寄り切り、正代勝ち越し。
　翔猿を送り出し、阿炎勝ち越し。
　明生を突き出し、大栄翔11勝目。
　北勝富士が若元春を土俵際に追い詰めるが、盛り返して逆に若元春が寄り切り10勝目。
　遠藤を送り出し、新関脇霧馬山10勝で大関挑戦。
　今日も翠富士頑張ったが、豊昇龍に敗れて3連敗。豊昇龍9勝目。
　琴ノ若と若隆景、土俵際同時に落ちたが渡し込んだ琴ノ若に団扇。若隆景は足を傷めた模様。取り直しはすぐ引いた琴ノ若を押し出し、若隆景が三役防衛の7勝目。琴ノ若は4敗であっさり脱落。

☆2敗
　大栄翔（東小結次席）
☆3敗
　霧馬山（東関脇次席）・若元春（東小結首席）・翠富士（西前5）

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令和五年三月場所・十二日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は十二日目。

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　明日は各段優勝決定日なので、上位者なども記す。

・序ノ口
☆6勝
　朝白龍（西11）
☆5勝1敗
　若碇（東13）・豪ノ湖（西13）


・序二段
☆6勝
　三島（西40）・勝呂（西60）・隆翔生（東87）


・三段目
☆6勝
　東俊隆（西24）・勝誠（東35）・清乃海（東80）


・幕下
　琴翼を叩き込み、朝乃若勝ち越し。
　𠮷井を突き出し、生田目5勝目。
　肥後ノ海を押し倒し、琴手計五分。肥後ノ海は負け越し。
　千代ノ皇を押し出し、神崎勝ち越し。
　大成龍五分、羽出山負け越し。
　栃丸を叩き込み、勇磨勝ち越し。

☆6勝
　龍王（東26）・魁禅（東50）


・十枚目（十両）
　玉正鳳を押し出し、藤青雲（下2）勝ち越して4勝3敗。
　出る栃武蔵に貴健斗残して寄り切り、勝ち越し。栃武蔵は今場所も負け越して残留争い。
　友風7勝目、志摩ノ海負け越し。
　引く德勝龍を押し出し、熱海富士7勝目。德勝龍（東14）は負け越して再び幕下か。
　豪ノ山の突き落としに、落合が飛び出して3連敗。豪ノ山9勝目、落合は8勝4敗と変わった。
　狼雅5勝目、荒篤山負け越し。
　欧勝馬五分、對馬洋負け越し。
　白鷹山を寄り切り、逸ノ城11勝目。
　湘南乃海を寄り切り、炎鵬7勝目。
　千代の国と英乃海、投げの打ち合いは英乃海に団扇で五分。
　大奄美を叩き込み、東白龍五分。

☆1敗
　逸ノ城（東3）Ｍ３
☆2敗
　朝乃山（東筆頭）
☆3敗
　豪ノ山（東6）


・幕内（まくのうち）
　朝乃山を寄り切り、王鵬五分。朝乃山（十筆頭）は2敗に後退。
　水戸龍を寄り切り、新入幕金峰山勝ち越し。
　廻しを取りに行った北青鵬を寄り切り、宝富士新入幕を退け5勝目。
　剣翔を寄り切り、東龍2勝目。
　千代翔馬を下し、隆の勝7勝目。
　平戸海を寄り切り、大翔鵬幕内で久々勝ち越し。
　出る武将山を土俵際上手投げ、一山本4勝目。新入幕武将山は負け越し。
　髙安を押し出し、錦富士7勝目。嗚呼髙安5敗。
　粘る宇良に琴勝峰苦しんだが最後小手投げ、4勝目。
　御嶽海を飛んで破り、阿炎7勝目。御嶽海は今場所も負け越し。
　北勝富士を突き出し、大栄翔10勝目。
　明生を寄り切り、琴ノ若9勝目。明生負け越し。
　3敗同士。出る遠藤を土俵際小手投げ、若元春に団扇も物言い。若元春はしっかり残っていて9勝目。遠藤は4敗で脱落。
　翔猿を寄り切り、正代7勝目。翔猿は負け越し。
　翠富士を下し、若隆景五分。翠富士は連敗で脱落か。
　関脇同士・3敗同士の直接対決。熱戦は豊昇龍を破った新関脇霧馬山が制した。豊昇龍は4敗に後退。

☆2敗
　大栄翔（東小結次席）・翠富士（西前5）
☆3敗
　霧馬山（東関脇次席）・若元春（東小結首席）・琴ノ若（西小結首席）

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令和五年三月場所・十一日目

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・幕下
　嘉陽を突き落とし、魁禅6連勝。
　宮城を叩き込み、風賢央勝ち越し。
　紫雷を引き落とし、龍王6連勝。
　川副を掛け投げで下し、獅司5勝目。
　栃神山を破り、時疾風五分。
　向中野を押し出し、千代栄（西2）5勝目。
　明瀬山五分、塚原（東筆頭）負け越し。

☆6勝
　龍王（東26）・魁禅（東50）


・十枚目（十両）
　千代の海を突き出し、友風白星先行。千代の海（下5）は五分。
　白鷹山を寄り切り、北の若勝ち越し。
　取り直しの一番は、出る熱海富士を玉正鳳ヒラリと残して上手投げ、白星先行。
　炎鵬を押し倒し、貴健斗7勝目。
　頑張って攻める落合を突き落としで一蹴、逸ノ城10勝目。落合は完敗3敗。
　大奄美3勝目、栃ノ心力が出ない負け越し。
　狼雅を肩透かし、東白龍5勝目。
　豪ノ山が土俵際まで追い込んだが、朝乃山上手投げ10勝目。

☆1敗
　朝乃山（東筆頭）・逸ノ城（東3）
☆2敗
　なし
☆3敗
　豪ノ山（東6）・北の若（西11）・落合（西14）


・幕内（まくのうち）
　剣翔を破り、欧勝馬（十4）5勝目。
　金峰山を寄り切り、大翔鵬7勝目。
　東龍を寄り切り、水戸龍白星先行。
　錦富士を寄り切り、千代翔馬勝ち越し。
　妙義龍の当たりを止めて、ぐいぐい寄って北青鵬寄り切り7勝目。
　落ちない王鵬、碧山を寄り切って5勝目。
　輝5勝目、一山本負け越し。
　佐田の海を下し、宝富士4勝目。佐田の海は負け越し。
　正代を破り、宇良白星先行。
　引いた御嶽海を押し出し、玉鷲3勝目。
　出る琴ノ若を土俵際引き落とし、北勝富士7勝目。琴ノ若は3敗に後退。
　翠富士を押し倒し、若元春勝ち越し。翠富士は三役の壁を崩せず土。
　攻める髙安を凌いで押し出し、大栄翔9勝目。髙安4敗でまた離された。
　翔猿を送り出し、若隆景5勝目。
　明生を叩き込み、新関脇霧馬山勝ち越し。
　立ち合い合わなかったが成立。遠藤を下し、豊昇龍勝ち越して大関まっしぐら。遠藤3敗。

☆1敗
　翠富士（西前5）
☆2敗
　大栄翔（東小結次席）
☆3敗
　豊昇龍（西関脇）・霧馬山（東関脇次席）・若元春（東小結首席）・琴ノ若（西小結首席）・遠藤（東前6）・千代翔馬（東前16）


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令和五年三月場所・十日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は十日目。

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・幕下
　出羽ノ城を裾払いで破り、雷鵬勝ち越し。
　濱豊を押し出し、角界の大谷2勝目。
　徳之武藏を押し出し、風賢央白星先行。
　日翔志を押し出し、神崎白星先行。
　琴手計2勝目、木竜皇負け越し。
　出羽ノ龍を破り、獅司勝ち越し。
　明瀬山2勝目、矢後負け越し。
　勇磨を押し出し、向中野勝ち越し。
　上戸を突き出し、石崎白星先行。

☆5勝
　紫雷（東6）・龍王（東26）・嘉陽（西27）・魁禅（東50）


・十枚目（十両）
　魁勝を押し出し、德勝龍4勝目。魁勝（下4）負け越し。
　玉正鳳を押し出し、美ノ海6勝目。
　19歳の落合を土俵際突き落とし、20歳熱海富士6勝目。落合は2敗目。
　大奄美を寄り切り、栃武蔵我慢して3勝目。大奄美負け越し。
　狼雅を寄り切り、逸ノ城9勝目。
　湘南乃海を押し出し、豪ノ山勝ち越し。
　天空海6勝目、千代の国負け越し。
　攻める栃ノ心が肩を抑えて力を抜いた。欧勝馬がそっと出て行ったが、栃ノ心の踏み出しということになった。欧勝馬4勝目。
　炎鵬を寄り倒し、朝乃山一瞬のスキをついて9勝目。

☆1敗
　朝乃山（東筆頭）・逸ノ城（東3）
☆2敗
　豪ノ山（東6）・落合（西14）
☆3敗
　白鷹山（西9）・北の若（西11）


・幕内（まくのうち）
　東白龍（十筆頭）を寄り切り、水戸龍五分。
　出る武将山を宝富士が俵で残って突き落とし、3勝目。
　妙義龍と千代翔馬、お見合いから最後千代翔馬が叩き込んだが物言い。千代翔馬が残っていて7勝目。
　圧力をかけて錦富士を押し出し、大翔鵬6勝目。
　一山本を叩き込み、東龍初日。
　北青鵬の中に入った宇良だが、北青鵬が凌いで逆転寄り切り6勝目。
　髙安を押し出し、金峰山7勝目。新入幕に敗れた髙安も3敗で優勝争いからさらに後退。
　出る錦木をタイミング良くすくい投げ、佐田の海3勝目。
　竜電を押し出し、玉鷲屋っと2勝目。
　出る正代をすくい投げ、遠藤勝ち越し。
　明生を寄り切り、若元春7勝目。
　翔猿も良く動いたが、翠富士が最後「割り出し」の珍手で10連勝。
　阿炎を押し倒し、琴ノ若勝ち越し。
　御嶽海を吊って寄り切り、霧馬山7勝目。
　大栄翔を抱えて寄り切り、豊昇龍7勝目。大栄翔2敗で1敗が消えた。
　若隆景を押し出し、琴勝峰2勝目。若隆景は二ケタ届かず。

☆全勝
　翠富士（西前5）　Ｍ４
☆1敗
　なし
☆2敗
　琴ノ若（西小結首席）・大栄翔（東小結次席）・遠藤（東前6）
☆3敗
　豊昇龍（西関脇）・霧馬山（東関脇次席）・若元春（東小結首席）・髙安（西前7）・金峰山（前14）・千代翔馬（東前16）

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令和五年三月場所・九日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は九日目。

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・幕下
　海乃島を寄り切り、魁禅5連勝。
　海龍を押し出し、嘉陽5連勝。
　琴裕将を押し出し、生田目勝ち越し。
　大翔丸を叩き込み、若隆元白星先行。
　肥後ノ海2勝目、夢道鵬は負け越し。
　𠮷井を寄り倒し、龍王5連勝。
　川副を寄り倒し、紫雷5連勝。
　藤青雲白星先行、時疾風黒星先行。
　魁勝2勝目、照強今場所も負け越し。
　峰刃を下し、塚原2勝目。峰刃は負け越し。

☆5勝
　紫雷（東6）・龍王（東26）・嘉陽（西27）・魁禅（東50）


・十枚目（十両）
　美ノ海を押し出し、貴健斗6勝目。
　出る白鷹山に凌ぐ落合。足を飛ばしてからサッと送り出し、新十枚目落合は9日目に勝ち越し。白鷹山は3敗に後退。
　對馬洋を寄り切り、栃武蔵連勝。
　英乃海を突き落とし、玉正鳳白星先行。
　德勝龍をスローモーションですくい投げ、島津海4勝目。
　出る天空海に北の若も突き落とし。天空海に団扇は物言い、北の若の足が先に出たという判定で天空海が白星先行。
　熱海富士の投げに何度もこらえる豪ノ山。最後熱海富士が寄り切って白星先行。豪ノ山は健闘したが2敗目。
　欧勝馬を寄り切り、逸ノ城勝ち越し。
　栃ノ心を突き出し、千代丸初日。
　千代の国を破り、湘南乃海6勝目。
　引いた東白龍を一気に押し出し、炎鵬6勝目。東白龍は黒星先行。
　狼雅が上手を取ったが、すぐ切って朝乃山上手投げ勝ち越し。

☆1敗
　朝乃山（東筆頭）・逸ノ城（東3）・落合（西14）
☆2敗
　豪ノ山（東6）
☆3敗
　湘南乃海（西3）・炎鵬（西5）・白鷹山（西9）・北の若（西11）・貴健斗（西12）


・幕内（まくのうち）
　北青鵬を下し、千代翔馬6勝目。
　剣翔を押し出し、武将山4勝目。
　王鵬を引き落とし、琴恵光6勝目。
　宝富士に圧力をかけて押し出し、水戸龍4勝目。
　金峰山を下し、錦富士6勝目。
　碧山を押し出し、髙安7勝目。土俵際危なかったが碧山が先に出ていた模様。
　東龍を寄り切り、佐田の海2勝目。
　粘る平戸海を寄り切り、遠藤7勝目。
　宇良を押し倒し、翠富士9連勝。
　膝をつきそうな一山本が何度も立て直し、最後琴勝峰を押し倒して3勝目。先場所準優勝の琴勝峰なんと9日目に負け越し。
　阿武咲休場、北勝富士白星先行。
　出る錦木を上手く叩き込み、御嶽海4勝目。
　玉鷲を一気に突き倒し、大栄翔勝ち越し。今場所玉鷲はいいところなく負け越し。
　正代を押し倒し、琴ノ若7勝目。
　阿炎の突きを封じて寄り切り、若元春6勝目。
　翔猿を落ち着いて叩き込み、豊昇龍6勝目。
　明生を押し倒し、若隆景4連勝。
　粘る竜電をやっとこ寄り切り、霧馬山6勝目。竜電は負け越し。

☆全勝
　翠富士（西前5）
☆1敗
　大栄翔（東小結次席）
☆2敗
　琴ノ若（西小結首席）・遠藤（東前6）・髙安（西前7）


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令和五年三月場所・中日

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は中日。

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・幕下
　北磻磨を押し倒し、嘉陽勝ち越し。
　琴裕将を破り、龍王勝ち越し。
　栃登3勝目、若隆元は五分。
　琴手計を叩き込み、風賢央五分。
　矢後を押し倒し、羽出山五分。
　上戸を寄り倒し、向中野3勝目。
　獅司を下し、紫雷勝ち越し。

☆4勝
　川副（西3）・紫雷（東6）・𠮷井（東19）・龍王（東26）・嘉陽（西27）・海龍（西43）・魁禅（東50）・海乃島（西59）


・十枚目（十両）
　德勝龍を押し出し、貴健斗5勝目。
　組んでから志摩ノ海に足を飛ばし、肩透かしで落合もう7勝目。
　下がるときに玉正鳳の足が土俵を割った。北の若6勝目。
　出て来る荒篤山を土俵際逆転、栃武蔵初日。
　粘る對馬洋を押し倒し、友風5勝目。
　白鷹山を寄り切り、天空海五分。白鷹山2敗に後退。
　英乃海を送り出し、豪ノ山7勝目。
　島津海を翻弄して下手投げ、炎鵬5勝目。
　湘南乃海を叩き込み、逸ノ城どっしり7勝目。湘南乃海は3敗。
　千代の国を寄り切り、大奄美初日。
　栃ノ心を破り、狼雅五分。
　欧勝馬を叩き込み、朝乃山7勝目。
　東白龍五分、千代丸ストレート負け越し。

☆1敗
　朝乃山（東筆頭）・逸ノ城（東3）・豪ノ山（東6）・落合（西14）
☆2敗
　白鷹山（西9）・北の若（西11）
☆3敗
　湘南乃海（西3）・炎鵬（西5）・英乃海（東8）・美ノ海（西10）・貴健斗（西12）・友風（西13）


・幕内（まくのうち）
　うるさい千代翔馬を吊り出し、金峰山6勝目。
　北青鵬に廻しを与えないように攻める琴恵光、土俵際に追い込んだがそこから廻しを摑まれて豪快にはりま投げ。北青鵬5勝目。
　宝富士を押し出し、王鵬五分。
　武将山3勝目、先場所初めて勝ち越した東龍はストレート負け越し。
　妙義龍と剣翔、土俵際一緒に落ちたが剣翔の勝ち。
　錦富士を一気に押し出し、輝3勝目。
　隆の勝の中に入って寄り切り、宇良5勝目。
　髙安を寄り切り、平戸海五分。髙安は痛い連敗。
　佐田の海を叩き込み、一山本2勝目。
　碧山のかちあげにもめげず、翠富士良く動いてストレート勝ち越し。
　阿武咲を寄り切り、遠藤6勝目。
　大栄翔と阿炎、お互いによく手が出たが、引いた阿炎を押し出し大栄翔7勝目。
　玉鷲を寄り倒し、琴ノ若6勝目。
　若元春をまっすぐ寄り倒し、正代6勝目。
　錦木を突き落とし、若隆景3勝目。
　翔猿を下し、霧馬山5勝目。
　御嶽海を寄り切り、豊昇龍5勝目で関脇安泰。

☆全勝
　翠富士（西前5）
☆1敗
　大栄翔（東小結次席）
☆2敗
　琴ノ若（西小結首席）・正代（西前筆頭）・遠藤（東前6）・髙安（西前7）・金峰山（東前14）


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令和五年三月場所・七日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は七日目。

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・幕下
　家の島を寄り切り、海乃島勝ち越し。
　東誠竜を突き落とし、魁禅勝ち越し。
　千代の勝を押し倒し、海龍勝ち越し。
　西乃龍を突き落とし、𠮷井勝ち越し。
　藤青雲を突き落とし、千代栄3勝目。藤青雲は五分。
　照強を破り、時疾風五分。
　千代嵐を送り出し、塚原（東筆頭）初日。

☆4勝
　川副（西3）・𠮷井（東19）・海龍（西43）・魁禅（東50）・海乃島（西59）


・十枚目（十両）
　栃武蔵を寄り切り、落合6勝目。腕を傷めたか？
　峰刃と北の若が投げの打ち合い、峰刃が勝ったように見えたが団扇は北の若。物言いなく北の若5勝目。峰刃（下4）はつま先が先に返っていたね。
　美ノ海を押し出し、友風白星先行。
　荒篤山を送り出し、德勝龍3勝目。
　玉正鳳も良く攻めたが、白鷹山が6勝目。
　大奄美を破り、熱海富士白星先行。
　逸ノ城を押し出し、豪ノ山6勝目。逸ノ城に土で全勝が消えた。
　栃ノ心のかちあげで炎鵬があっさり崩れた。栃ノ心荒っぽく3勝目。
　欧勝馬を押し出し、東白龍3勝目。
　土俵際投げの打ち合いで湘南乃海を下し、朝乃山6勝目で首位並走。湘南乃海は2敗に後退。


・幕内（まくのうち）
　剣翔を寄り切り、王鵬3勝目。
　千代丸を寄り切り、金峰山5勝目。
　琴恵光を叩き込み、水戸龍3勝目。
　出る大翔鵬をヒラリととったりで逆転、武将山2勝目。
　北青鵬を押し出し、隆の勝5勝目。やっぱり北青鵬の相撲は幕内では通用しないか。
　錦富士を押し出し、宇良白星先行。
　妙義龍を一山本が肩透かし…に髷摑みの物言い。摑んでいないということでやっと一山本初日。
　全勝同士。髙安を突き落とし、翠富士7連勝。髙安しまった1敗。
　佐田の海を叩き込み、琴勝峰7日目に初日。
　突いて行った阿炎を止めて正代押し出し5勝目。阿炎は2敗目。
　出て来た大栄翔を突き落とし、若元春5勝目。大栄翔も敗れて全勝は翠富士のみ。
　琴ノ若が霧馬山を寄り切り…に物言い。土俵際もつれたが、霧馬山の足が早く琴ノ若5勝目。

　貴景勝が休場、錦木2勝目。横綱大関が不在という椿事。

　竜電を下し、豊昇龍白星先行。
　阿武咲を寄り切り、関脇の輪番結び初日を若隆景が締めて2勝目。

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令和五年三月場所・六日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は六日目。

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・幕下
　栃幸大を叩き込み、琴裕将3連勝。
　千代ノ皇を押し出し、𠮷井3連勝。
　琴手計を押し出し、神崎白星先行。
　栃神山を送り出し、颯富士白星先行。

☆4勝
　川副（西3）


・十枚目（十両）
　残す玉正鳳を寄り切り、友風五分。玉正鳳は足を傷めたか。
　追い詰められた川副（下3）が栃武蔵を逆転肩透かし、勝ち越して先に関取を決めた落合を追う。
　德勝龍を寄り切り、北の若4勝目。
　美ノ海を寄り切り、落合5勝目。
　荒篤山を突き落とし、熱海富士五分。
　何度も残す狼雅を最後は下手ひねり、炎鵬がやっと買って4勝目。
　欧勝馬を一気に押し出し、豪ノ山5勝目。
　千代の国を押し出し、栃ノ心2勝目。
　千代丸を下し、朝乃山5勝目。
　東白龍をがっぷり寄り切り逸ノ城6連勝。


・幕内（まくのうち）
　王鵬を押し出し、水戸龍2勝目。
　武将山を寄り切り、湘南乃海（十3）5勝目。
　ふわっと立った北青鵬、なかなか粘ったが及ばず大翔鵬4勝目。北青鵬は2敗。
　金峰山をすくい投げで下し、琴恵光5勝目。金峰山も2敗。
　錦富士を寄り切り、碧山4勝目。錦富士に土。
　手を伸ばして押してきた一山本を下手投げで一蹴、髙安6連勝。
　遠藤をタイミング良く肩透かし、翠富士6連勝。
　琴勝峰を叩き込み、阿炎5勝目。
　翔猿を叩き込み、若元春4勝目。
　出る琴ノ若を土俵際辛くも突き落とし、大栄翔6連勝。琴ノ若惜しかった4勝2敗。
　竜電を寄り切り、若隆景ようやく初日。
　錦木を下して霧馬山4勝目。肩を傷めたか。

　立ち合いは良かった貴景勝だが、引いて御嶽海押し出し五分。消極的だった貴景勝はもう3敗。

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令和五年三月場所・五日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は五日目。

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・幕下
　富士東を破り、長内白星先行。
　北天海を押し出し、生田目白星先行。
　大辻を下し、若隆元白星先行。
　瀬戸の海を押し出し、風賢央初日。
　上戸白星先行、羽出山1勝2敗。
　紫雷3連勝、向中野は初黒星。
　藤青雲を押し出し、川副3連勝。
　照強初日、塚原3連敗。


・十枚目（十両）
　友風を押し出し、落合4勝目。
　時疾風を押し倒し、貴健斗白星先行。時疾風（下3）は黒星先行。
　栃武蔵を押し出し、德勝龍2勝目。栃武蔵は5連敗。
　志摩ノ海を破り、玉正鳳4勝目。
　對馬洋が美ノ海を叩き込み。勝ち名乗りを受けて場内放送の後に物言い。對馬洋が廻り込んだ際に足が出ていたとの判定で差し違い。美ノ海が4勝目、両者が勝ちと放送される椿事となった。
　英乃海を押し出し、白鷹山4勝目。
　大きな千代丸を送り出し、炎鵬白星先行。
　欧勝馬を押し出し、千代の国初日。
　湘南乃海を一気に突き出し、東白龍2勝目。湘南乃海に土。
　もと大関同士が十枚目で対決。栃ノ心を寄り切り、朝乃山4勝目。


・幕内（まくのうち）
　新入幕の北青鵬が、優勝経験のある逸ノ城（十3）と対戦。さすがに逸ノ城の壁は厚く初黒星。逸ノ城は5連勝で十枚目単独首位。
　出る武将山を土俵際で上手投げ、水戸龍初日。
　剣翔を動いて寄り切り、金峰山4勝目。
　千代翔馬を下し、琴恵光4勝目。
　大翔鵬を引き落とし、王鵬2勝目。
　平戸海を破り、錦富士5連勝。
　粘る宇良を落ち着いて突き落とし、髙安5連勝。
　佐田の海を寄り切り、翠富士5連勝。
　出る琴勝峰をヒラリと突き落とし、遠藤4勝目。吹っ飛んだ琴勝峰5連敗。
　正代を一気に押し出し、大栄翔5連勝。
　何度も残して翻弄する翔猿に、琴ノ若落ちずに落ち着いて押し出し4勝目。
　突いてくる玉鷲をタイミング良く叩き込み、若元春白星先行。
　御嶽海を上手投げで若隆景が破った…かに見えたが物言い。序盤若隆景が膝をついたようにも見え、「つきひざ」との判定で差し違い。若隆景の初日はスルリと逃げ、御嶽海2勝目。
　霧馬山を突き落とし、阿武咲4勝目。
　豊昇龍を小手投げで下し、錦木初日。豊昇龍は足にしがみついたが及ばず黒星先行。

　竜電を一気に押し出し、貴景勝白星先行。


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令和五年三月場所・四日目

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・幕下
　肥後ノ海を叩き込み、若隆元初日。
　田邉を押し出し、羽出山初日。
　栃丸を押し出し、石崎初日。
　魁勝を寄り切り、峰刃初日。


・十枚目（十両）
　幕内優勝経験もある德勝龍を寄り切り、新十枚目落合3勝目。
　玉正鳳を叩き込み、千代栄白星先行。新十枚目玉正鳳は初黒星。
　荒篤山を押し出し、美ノ海3勝目。
　熱海富士を下し、英乃海3勝目。
　對馬洋五分、島津海1敗。
　大奄美を一気に押し倒し、豪ノ山3勝目。
　天空海をきれいに肩透かし、炎鵬五分。
　狼雅を極め出し、湘南乃海4連勝。
　幕内優勝経験者同士。出る朝乃山を土俵際上手投げ、逸ノ城4連勝。朝乃山は4日目に早くも土。
　東白龍を叩き込み、栃ノ心初日。


・幕内（まくのうち）
　水戸龍を寄り切り、北青鵬4連勝。
　千代の国（十2）を押し出し、王鵬初日。
　大翔鵬を寄り切り、千代翔馬3勝目。大翔鵬に土。
　宝富士を押し出し、金峰山3勝目。
　隆の勝を碧山がかかとで残して叩き込み？　に物言い。碧山のかかとが先に出たとの判定で差し違い、隆の勝3勝目。
　何度も残す一山本を取寄り倒し、錦富士4連勝。
　低い宇良を叩き込み、妙義龍五分。宇良に土。
　琴勝峰を突き出し、髙安4連勝。琴勝峰は早くも先場所の敗数に並んだ。
　北勝富士を寄り切り、翠富士4連勝。
　佐田の海を一気に押し出し、阿武咲3勝目。
　御嶽海を突き出し、大栄翔4連勝。
　翔猿を下し、竜電初日。翔猿に土。
　若元春を送り出し、霧馬山3勝目。
　玉鷲を押し出し、豊昇龍五分。
　若隆景を押し出し、正代3勝目。若隆景は4連敗。

　阿炎のいなしにあっさり土俵を割った貴景勝は4日目で五分。阿炎は3勝目、貴景勝苦しくなった。


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令和五年三月場所・二日目

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・幕下
　栃幸大白星発進、若隆元は1敗。
　出羽ノ龍を突き落とし、上戸白星発進。
　栃丸を叩き込み、矢後白星発進。
　千代栄1勝、時疾風黒星発進。


・十枚目（十両）
　照強（下筆頭）を引き落とし、德勝龍初日。
　出る落合を土俵際叩き込んで玉正鳳連勝。落合が入門後初黒星。
　志摩ノ海を寄り切り、北の若初日。
　荒篤山を寄り切り、對馬洋初日。
　白鷹山を押し出し、熱海富士連勝。
　粘る炎鵬との投げの打ち合いを制し、欧勝馬連勝。
　千代丸をがっぷり寄り切り、逸ノ城連勝。
　栃ノ心を破り、湘南乃海連勝。
　千代の国を押し出し、朝乃山順当に連勝。


・幕内（まくのうち）
　水戸龍を寄り切り、千代翔馬初日。
　東白龍（十筆頭）が剣翔を網打ち…に物言い。東白龍の出るのが早く、差し違いで剣翔が寄り切って連勝。
　王鵬を突き出し、新入幕金峰山連勝。
　新入幕同士。武将山を寄り切り、北青鵬連勝。
　一山本を押し出し、平戸海連勝。
　碧山を押し出し、潜れなかったが宇良連勝。
　遠藤を引き落とし、髙安連勝。
　明生が琴勝峰を寄り倒し…に物言い。明生の足が早いようだが、琴勝峰の体がないとの判定で団扇どおり。明生初日。先場所準優勝の琴勝峰は連敗発進。
　残す錦木を寄り切り、若元春連勝。
　御嶽海を寄り切り、翔猿連勝。
　竜電を破り、琴ノ若連勝。
　若隆景を押し出し、大栄翔連勝。若隆景は苦しい連敗。
　霧馬山をグッと押し倒し、正代連勝。
　豊昇龍が一気に出たが、飛び出した阿炎に団扇。阿炎が俵で残し、豊昇龍が先に手を付いていて引き落とし阿炎初日。豊昇龍は苦しい連敗。

　玉鷲を押し出し、貴景勝初日。


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令和五年三月場所・三日目

　令和五年三月場所（於大阪市浪速区難波中　エディオンアリーナ大阪）は三日目。

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・幕下
　栃幸大2連勝、夢道鵬は敗れて五分。
　琴砲を叩き込み、𠮷井連勝。
　上戸を破り、獅司連勝。
　颯富士を押し出し、向中野連勝。
　千代栄を押し出し、川副連勝。
　塚原を突き落とし、時疾風初日。


・十枚目（十両）
　出て行った友風を送り出し、藤青雲（下2）連勝。
　德勝龍を破り、玉正鳳いろいろ動いて3連勝。
　貴健斗を寄り切り、白星先行。
　志摩ノ海を叩き込み、荒篤山初日。
　出る熱海富士を土俵際すくい投げ、島津海3連勝。
　大奄美を押し出し、炎鵬初日。
　欧勝馬を落ち着いて送り出し、湘南乃海3連勝。
　千代の国を送り出し、逸ノ城3連勝。
　東白龍に一瞬朝乃山泳いだが、立て直して最後はまっすぐ送り倒し3連勝。


・幕内（まくのうち）
　水戸龍を寄り切り、剣翔3連勝。
　千代翔馬白星先行、栃ノ心（十2）は3連敗と苦しい。
　王鵬を押し出し、新入幕武将山に初日。王鵬は新入幕3連戦でまさかの全敗。
　新入幕同士。金峰山を寄り切り、北青鵬が3連勝。
　輝を極め出し、大翔鵬3連勝。
　隆の勝を寄り倒し、錦富士3連勝。
　東龍を寄り切り、妙義龍初日。
　平戸海をしっかり押し出し、宇良3連勝。
　佐田の海を押し出し、髙安3連勝。
　明生を押し出し、翠富士3連勝。
　琴勝峰を突き落とし、阿武咲白星先行。琴勝峰あっさり3連敗。
　若元春を一気に寄り倒し、御嶽海初日。
　錦木を突き落とし、翔猿元気に3連勝。
　竜電を押し出し、よく手が伸びた大栄翔3連勝。
　出る琴ノ若を上手く入れ替えて寄り切り、豊昇龍初日。
　若隆景を叩き込み、阿炎白星先行。
　出る玉鷲をすくい投げ、霧馬山白星先行。

　残そうとする正代を構わず押し出し、貴景勝白星先行。


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