平成二十三年十一月(九州)場所(於・福岡市博多区築港本町 福岡国際センター)は千秋楽。
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日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
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総理大臣別優勝を新設
各段の優勝者などと、幕下以上について。
・序ノ口
阿武松部屋の蘇(西11)と大瑠璃(東12)で決定戦。行司待った。凄い低い蘇を大瑠璃が潰そうとする。蘇が引き落としたが、先に落ちたようにも見える。物言い。大瑠璃が先に落ちていて、蘇が優勝。
◎7勝
蘇(西11、23年1月以来2回目。各段も2回目)
・序二段
優勝は13日目に決定。
◎7勝
若山(東16、初。各段は先場所の序ノ口以来2回目。新序ノ口から14連勝中)
・三段目
佐久間山(東21)と若三勝(東93)で決定戦。佐久間山が一気に寄り切って優勝決定。
◎7勝
佐久間山(東21、初。各段は23年7月以来2回目。新序ノ口から21連勝中)
・幕下
栃矢鋪(西9)を下し、吐合(東19)5勝で終了。
鏡桜(東17)を寄り倒し、栃翼(東9)5勝目で関取に接近して終了。
出る鬼嵐(東8)を唐津海(西12)が小手投げで土俵外へ持っていく。唐津海は3勝4敗で終了。
十枚目が終わった後、8人での決定戦トーナメント。
優勝戦1回戦。隠岐の富士(西53)を押し出して千代鳳(西7)、気負う阿夢露(西2)を引き落として勝誠(西35)、勝てば全勝を落とした潮光山(東16)を貴ノ岩(東42)、肥後ノ城(西25)を下して千昇(西14)が2回戦へ。
抽選して2回戦。続けて千昇が登場。勝誠が押し出すが、体が落ちているように見える。千昇の師匠式秀親方が物言い、長い協議の結果取り直し。今度は堂々と寄り切り、千昇が決定戦へ。貴ノ岩を下して千代鳳が残った。
優勝決定戦。出る千代鳳を千昇が引き落として優勝決定。
◎6勝1敗
千昇(西14、初。各段は22年3月の三段目以来2回目)
・十枚目(十両)
優勝は14日目に決定。
負け越しまで粘っていた里山(西13)を圧倒、栃飛龍(東下5)勝ち越し。里山は6勝9敗で関取の座は守れず。
優勝を決めている新十枚目勢を一方的に押し出し、琴勇輝勝ち越し。勢は12勝3敗で終了。
城ノ龍を圧倒、北磻磨(東下2)勝ち越していよいよ関取か!?
出る旭日松を引き落とし、皇風は6勝まで戻して終了。
突いて来る大岩戸を寶智山凌いで押し出し9勝目。大岩戸は1点勝ち越しで終了。
出る鳰の湖を叩き込み、旭秀鵬(東6)10番で新入幕は? 鳰の湖(西4)は9勝6敗、こちらも幕内は?
玉飛鳥を寄り切り、土佐豊(東5)10勝目。1場所で幕内復帰へ。
勝龍が飛び出して来るところ、隆の山(西3)当たらずに翻弄。組ませずに上手投げ9勝目。隆の山も1場所で復帰へ。
北勝国を押さえ付けて千代の国(東3)は9勝、千代大海以来の九重部屋幕内力士誕生へ。
協会ご挨拶。放駒理事長のあいさつが聴けるのももう1場所だけ。無事に退任出来るかな?
舛ノ山を突き落とし、栃乃洋勝ち越し。舛ノ山は負け越して幕内復帰を逃した。まあ、7番勝っただけでももうけものということで。
芳東をガッと寄り切り、高見盛信じられない9勝目。芳東10勝5敗で終えた。
勝って上段に名を連ねるか、もと十枚目で終わるか。重大な一番天鎧鵬、双大竜を強烈なのど輪で押し出し。勝ち越して新入幕を決めた。
◎12勝3敗
勢(東14、初。各段も初)
毎年恒例、十枚目年間最多勝争い。シコ名・今年の勝敗・今場所の星取の順。過去の上位者は
こちら。
舛ノ山 35-23-2 ○●●○○ ●○●○○ ●○●●●
・幕内
優勝は13日目に決定。
武州山を押し出し、玉鷲(東13)は5勝目で残留か。
朝赤龍を崩して磋牙司6勝目。
豊響を捉まえて、宝富士5勝目。
攻め合った両者、最後は妙義龍を下して富士東7勝目。妙義龍は10勝5敗でも三賞ならず。ここは「妙技龍」に改名してアピールだ!?
黒海を引き落として木村山4勝で終了。黒海は1勝どまり。
敢闘賞が決まっている碧山、勝てば敢闘賞の若荒雄にバッタリ。若荒雄12勝で敢闘賞。
佐田の富士に後ろを向かせて安9勝目。
豪風が突いて引いて押し出されて10勝5敗。新入幕松鳳山も10勝で終えた。
時天空を寄り切り、魁聖6勝目で残留。
立ち合い合わず。嘉風勢いよく出ていくが大道が叩き込んで勝ち越し。嘉風悔しい負け越し。
阿覧を引っ張り込んだ旭天鵬。構わず寄り切り、阿覧4勝目。
突いて行く剣武、突き返して栃ノ心寄り切り2勝目。剣武はさすがに幕内は家賃が高かった。
出る安美錦を豪栄道がしがみついて残す。最後は投げられて豪栄道は負け越し、安美錦9番で上位へ復活。
寄って行く大きな臥牙丸を隠岐の海がいつの間にか送り出し、7勝で終了。臥牙丸は2勝で終わった。
豊真将をゴロンと転がして雅山11勝。印象が薄いが、特殊技能賞を上げたい(笑)。
豊ノ島をのど輪…と言うより“かお輪”で押し出し、北太樹勝ち越し。
勝ち越しを懸ける栃乃若を一方的に突き出し、鶴竜10番で大関挑戦? 栃乃若負け越し。立ち合いの息が合ってないのか、力が入らないだけなのか。まず栃乃若は勉強だ。
玉光さんの「これより三役」の触れ。
大関内定の稀勢の里、1場所で先輩大関となる琴奨菊。稀勢の里突っ掛け。激しい当たりの琴奨菊を堪える稀勢の里。出る奨菊、残す稀勢。奨菊渡し込んで土俵際は微妙。確認の協議を経て新大関11勝目を手にした。稀勢の里10勝5敗、技能賞受賞。今場所はそれほど良い相撲が多かった印象はないが、年間通しての評価であろう。そうに違いない。そうかも知れない。そうだと良いなあ。そういうことにしておこうっと。
お突き合いから日馬富士を捉まえて、琴欧洲9番、日馬富士は2場所続けて8勝どまり。
全勝を狙う白鵬。把瑠都の圧力に無念の墨1。把瑠都は1勝3敗から11勝で終了。これが14勝くらいだったらねえ…。
◎14勝1敗
白鵬(横綱、2場所連続21回目)
・殊勲賞
該当者なし(23年5月以来46回目)
・敢闘賞
若荒雄(前9、初)
碧山(前16、初)
・技能賞
稀勢の里(関脇、初)
・雷電賞(関脇以下の最高成績者を勝手に顕彰)
若荒雄(前9、初)
今場所も関脇2人はともに勝ち越し。稀勢の里は大関に昇進すると小結で勝ち越した豊ノ島が関脇復帰か。
新小結豊真将は負け越しで陥落。平幕は東5の北太樹が1点勝ち越しだが、西6で11番の雅山が復帰か。もう一人は東6で9番の安美錦・西7で10番の豪風・西9で12番の若荒雄が候補。星の上では若荒雄だが、豪風か?
幕内から十枚目へ陥落候補は翔天狼・若の里・黒海・玉鷲・宝富士・剣武・木村山の7人。十枚目から幕内へ昇進候補は天鎧鵬・芳東・千代の国・隆の山・鳰の湖・土佐豊・旭秀鵬の7人。玉鷲と旭秀鵬の入れ替えは微妙。
十枚目から幕下へ陥落候補は城ノ龍・佐田の海・千代嵐・里山・千代桜と玉乃島引退で6人分の枠。幕下から十枚目へ昇進候補は真鵬・北磻磨・阿夢露・明月院・誉富士の5人と、荒鷲と千代鳳のどちらを上げるか。
まずは11月30日の番附編成会議を待ちたい。