平成二十八年十一月(九州)場所(於・福岡市博多区築港本町 福岡国際センター)は千秋楽。
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日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
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決定した各段の優勝者や上位者など。
・序ノ口
☆優勝決定戦進出者
小笠原(東21)、庵原(西21)
同部屋同期の2人で決定戦。序ノ口同士とは思えない熱戦で庵原を寄り倒し、小笠原が優勝。ちなみに、同じ21枚目同士だが、庵原が優勝していたら、来場所は庵原が上位になるところだった。
◎7勝
小笠原(東21、初。今場所が初番附)
・序二段
13日目に優勝決定。
◎7勝
朝山端(西42、初。各段も初)
・三段目
☆優勝決定戦進出者
常幸龍(西23)・朝日龍(西79)
新・朝日山部屋期待の星朝日龍を、もと小結常幸龍が下して順当に優勝決定。
◎7勝
常幸龍(西23、23年11月以来2回目。各段は24年9月の十枚目以来5回目)
・幕下
優勝は13日目に決定済み。
翔傑(西39)を寄り切り、琴鎌谷(43)は3勝4敗。
阿炎(28)を突き落とし、明瀬山(西21)5勝目。
富士東(東4)を叩き込み、海龍(西5)5勝目で来場所は関取挑戦。
武玄大(9)を引き落とし、力真(東筆頭)6勝目で十枚目中位か。
◎7勝
照強(西9、初。各段も初)
・十枚目(十両)
優勝争いは佐藤(西3)・青狼(西11)・小柳(西12)の3人が3敗で並んでいる展開。
大翔鵬を押し出し、朝弁慶(西下3)勝ち越して高砂部屋の関取の灯を守れるか。
朝赤龍を破り、希善龍(西下2)勝ち越し。これで朝赤龍(西9)11敗で陥落の星。
北磻磨を送り出し、若乃島(東下筆頭)勝ち越し。北磻磨(東9)も11敗で陥落の星。朝弁慶は惜しくも星1つ足りず、高砂部屋創設以来初めて関取不在になりそう。
安美錦を叩き込み、山口9勝目。
竜電を叩き込み、大栄翔勝ち越して幕内復帰はどうか?
東龍勝ち越し、阿武咲負け越し。
3敗同士の直接対決。青狼を押し出し、佐藤が12勝目。これで決定戦の権利を得た。
德勝龍を押し出し、旭大星初の10勝目。
小柳を寄り切り、千代皇(西2)勝ち越して新入幕を決めた。小柳は4敗で佐藤の優勝が決まった。
◎12勝3敗
佐藤(西3、初。各段は28年3月の幕下以来4回目)
毎年恒例十枚目年間最多勝争い(シコ名・今日までの勝敗・今場所の星取)。
東龍 47-43 ●○○●● ●○●●○ ○●○○○
千代皇 47-43 ●●○●○ ○●●○● ●○○○○
剣翔 46-44 ○●●○○ ●●●●● ○●○○○
千代丸 45-41-4 ○○●●○ ●●○●○ ●●○●●
9月終了現在から途中まで首位を守った千代丸だが、6勝止まりで最多勝ならず。勝ち越した東龍と千代皇が最多勝となった。
・幕内(まくのうち)
豊響を叩き込み、千代翔馬9勝目。
英乃海休場で輝6勝目。
残す臥牙丸を何とか寄り切り、妙義龍勝ち越し。
勢を引き落とし、蒼国来9勝目。
貴ノ岩を送り出し、北勝富士9勝目。
豪風9勝目、逸ノ城(西13)まさかの負け越し。
石浦を下し、栃ノ心10勝目。新入幕石浦は10勝止まりだが敢闘賞受賞。最初で最後の三賞にならないように。
正代を下し、荒鷲11勝目。正代も敢闘賞受賞。
廻り込む碧山を押し倒し、嘉風6勝目。
遠藤を突き倒し、玉鷲技能賞に花を添える10勝目。勝てば勝ち越し・殊勲賞の遠藤は無念の負け越し。大関3人と白鵬に勝って負け越すとは…。
琴勇輝を押し出した隠岐の海5勝目。物言い付いたが、既に琴勇輝の足は出ていた。
照ノ富士を寄り切り、髙安7勝で小結残留か。照ノ富士はやっぱり8勝7敗で来場所は不振か。
稀勢の里戦を飛ばされた琴奨菊、松鳳山を下して5勝目。
宝富士を寄り切り、稀勢の里12勝で第2位の成績。平幕3人に落とした星が痛すぎる。
豪栄道を下し、白鵬11勝は上出来か。豪栄道9勝6敗はいつも通り。
日馬富士が寄って行って途中から鶴竜が一気に寄り切り。昨日に続いて日馬富士連敗して11勝止まり。鶴竜は14勝で優勝に花を添えた。
・幕内優勝
◎14勝1敗
鶴竜(西横綱、27年9月以来3回目)
・殊勲賞
該当者なし(28年5月以来58回目)
・敢闘賞
正代(西前3、28年1月以来2回目。三賞も2つ目)
石浦(東前15、初。三賞も初)
・技能賞
玉鷲(西小結、初。三賞も初)
・雷電賞相当者(関脇以下の最高成績者)
正代(西前3、初)
※優勝者を第一位とした場合の上位三傑(同点の場合は直接対決の内容による)
・第二位
稀勢の里(西大関首席、28年7月以来9回目)
・第三位
白鵬(東横綱次席、28年1月以来7回目)
今場所もお疲れさまでした。