木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1666 野原に”新種”がぞくぞく

2017-09-13 08:00:00 | 野原の花

  先の、白馬五竜高山植物園では足腰の不調から不満足な結果に終わり、日頃の散歩と体操の重要性を再認識し、また、持参カメラが使えず、友のコンデジを借りて撮った結果から、どこにでもピントの合うバカチョンの良さを知ってしまい、ならば・・・と私の持つバカチョンカメラを野原に持ち出して試した所、一定の効果があり、使える場面があると知ると同時に、野草をマクロの目で見ると、私の「花写真鑑」に未登録の雑草(以下”新種”という)が結構存在することも併せて知ることになった。 

 そのために、今日は以前購入し着用していた、写真撮影専用の大きなポケットが幾つも付いた、特殊なベスト(チョッキ)をタンスから引っ張り出し、軽くて使用範囲の広い60mmマクロレンズと、2.0倍のテレコンをポケットに入れ、予備の電池とSDメモリーなど、それに一番軽くて持ち運びの容易い三脚を持って散歩に出た。  2017.09.06(水)14.00 

 先日の散歩でどこに行けば、何があるかを知り得たので、その辺りを重点的に見て回った。 今回は一つの被写体を見付けると、三脚を構えるから、歩く距離は少なく、殆ど散歩にはならないが、疲労度は前回以上となり、体力の低下がまたひとつ強く感じられた。 レンズなどの重みが直接肩に掛かってくるのが、慣れないこともあり、結構負担になることも解った。 

 野草(ここでは野原や山にに自生する植物を指す)を撮影したのは数年前のことであり、当時は“マクロの目”は無く、無視して通り過ぎた植物がかなりあることが判明したのであった。 中には従来目にした経験がない花もあり、これが外来植物であったりすると、以前は見当たらなかったものが、最近育ち始めたようにも感じられる。 

 また、新しい雑草や、美しくも無く、小さいし目立たない、誰も振り向かない花は市販の図鑑には多くは掲載されていないので、名前を知ることが出来ない。 このため、 ネット上の二つの“花の名前を教えるサイト”に登録をして、写真とコメントを送って、漸く植物の名前が判明したものから、とりあえず”新種”6種をここに紹介する。 

 

「オオフタバムグラ(大双葉葎)」  “新種”登録 第1560号

 北アメリカからはるばる、お出でになったようだが、歓迎会はなかったそうな!。  

  

 

「ノブドウ(野葡萄) 」   “新種”登録 第1562号

 

  下はスズメバチと思われるが、近くに来ても襲っては来ないと安心してパシャパシャやってたら、ふと見るとすぐ近くに、太い柳の木の根元に穴があり、この蜂が盛んに出入りしている。 慌てて写真も撮らずその巣らしき穴から離れてほっとした!。 

 

 

 「キレハノブドウ(切葉野葡萄)」   “新種”登録 第1561号

  名前の通り、葉の切れ込みが、上記「ノブドウ」に比べて大きい。

 

花はまだ蕾のようだ。

 

 

 「ヒ メ ク グ (姫莎草)」   “新種”登録 第1563号

 今、初めて目にしたもので3は無いと思っているが、漸くの登録と相成った。 

 

「 ヒメヤブラン(姫藪蘭)」   “新種”登録 第1564号

 これも同じく随分前から、「ヤブラン」なのか、別の種なのかと思いつつ通り過ぎていたが、この際調べたら、“新種“であることが判明し、遅まきながらの登録となった。

 

 

「メリケンカヤツリ 」   “新種”登録 第1565号

  これも同様に、従来は無視して、時には踏みつけて歩いたかも知れないが、これからは、踏まないように気をつけねば!。 

 

 

 「キツネノマゴ(狐の孫)」 

  

 「ウ ル シ (漆)」

  下は私のバカチョンカメラで撮ったもの。 背景の草にもピントが合い、主題の「ウルシ」の花が、沈んでしまっている。 (前出の写真) 

 

  下は、撮った日が異なるが、 常用のレンズ(16~300mm望遠マクロ)で撮ったものであるが、背景の草が少しボケており、主題がよりはっきりしたと思い、私は後者を好むため、従来は下の写真を主体にしていたが、 諸氏はどちらを好むのであろうか?。

 

 

                 

                     << つづく >>