木燃人の波止場

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口腔外科 (No 2090)

2019-10-11 08:00:00 | その他

 2019.09.26(木)の真夜中1時半頃、突然右の奥下の歯が痛み出し、目がさめた。 その後は久しぶの歯痛で目が冴える一方であったが、朝方うとうとした感じはあった。 この頃まだ歯が痛く、食事は柔らかいもの以外は、食べられなかった。前夜夕刻からの頭痛は別物と思っていたが、関連ありそう。

 思えば、歯の痛みなんぞは、ここ十年来無く、歯医者とも完全に切れていたので、訪ねようにも、当てが無い状態であった。 昔に行ってた歯医者はちょっとこだわりがあるので、敬遠し、妻が行ってる歯医者を訪ねることにした。

 

1. A歯科の対応 (2019.09.26)

 ここは、人気があるのか知らないが、予約専門であり、10/4まで空きがないと言い、冷たく診療を拒否された。 今我慢出来ないほど痛い私には、それまで痛みを我慢することは到底出来ないので、次の店を訪ねた。 ここは極めて簡単に、急患は患者と見なさない店らしい。

 

2. B歯科でのこと (2019.10.26)

 まだ、10時にもなっていなかったが、ここは、4時30分なら見るというので、お願いし、何も手が付けられず、ひたすら痛みに耐えたのであった。 そして、予約時間の5分前に歯医者を訪れた。

 冒頭、若い医師(ここの院長?)から、店の概要や考え方のビデオ(15分)と説明があり、当店は「予防」が主体の店であり、店の方針に従う者のみを診察すると、しっかりと言われた。  えらい所に入ったとは思ったが、今更引くに引けない状態でもあった。

 そして、「頭痛を伴う、歯の痛みの原因は、歯自体には無い」といわれたのであった、「えっ!?」と思ったが、続けてこの歯医者の担当外のような事を言われたので、「どこの科がよろしいか?」と訪ねたら、その院長は、少し淀みながら「内科」と言われた。

 これまた「えっ!?」であるが、まさか医者ともあろうお方が、嘘は言わないだろうと、医学的知識の無い私は、その言葉を信じるしかないのであった。 それで、痛み止めに、鎮痛剤のロキソニン(60mg)を飲むことを了解もらい、内科を訪ねるべく、店を後にした。

 

3. 内科医を訪ねる (2019.09.27)

 私は動脈瘤の手術後はその病院の指示により、ある内科医(これを仮にC医院とする)にお世話になり、現在は8週間毎に診察を受け、各種血液検査と、血圧の降下剤、尿酸値の低下剤、皮膚病の薬などを処方してもらっている。私はこの院長を勝手に主治医と思っている。

 よって、B歯科医に内科をと言われたので、翌日ここを訪ねたが、生憎と私の主治医はお休みであり、名古屋の大学病院からの派遣の医師が診てくれた。 そこでB医師の発言をそのまま伝えたが、首をかしげるばかりであった。(トンプクが効いて痛みはあまりない状態)

 その医者は、主治医ではないし、若いので、結論は望むべくもないが、原因はわからないが、抗生物質を飲んでみて、効果を確かめるしかないと言われたので、抗生物質を5日分と、鎮痛剤を10回分処方してもらった。

 

4. 内科ではなく、口腔外科かも知れない!

 抗生物質飲みはじめ、三回目で効果がでたのか、痛みは軽くなった。 ロキソニン(60mg)を最初は2錠、痛み軽減後は1錠飲むことで、痛みで生活に支障を来すことはなくなったが、まだ、歯には問題があり、堅いものは食べられない。歯が痛む場合は頭痛が伴うことには変わりなかった。

 これらのことを、友にメールしたら、彼も似たような経験があり、次のような返事をくれた。(メールより抜粋、原文のまま)

 「少しでも固い物が入ると、痛みが出て来ます」
 この現象なら間違いなく歯の治療が必要と判断しますがね。  
   歯ぐき周辺の痛みだと口腔外科となりその治療をやって居る 歯科へ行く必要が出来ますね。    
   自分に其の資格が無いと紹介しづらいので内科へ行けとなるかと 思います(素人判断)。

 ここで初めて訪ねるべき、医者を誤ったことに気がついた。 しかし、あのB歯科医は、素人の患者に、「口腔外科」と言わずに、「内科」と嘘を言ったことが判明したのであった。 そんなことを知らない私が悪いかもしれないが、商売重視で患者に嘘をつくような、医師を信頼することは出来ないと強く感じた。

 ネットで調べると、A歯科も、B歯科も単なる歯科医であり、口腔外科は町内には二軒しかないことが、分かった。昔々行った歯科医も入っており、町内では近くのD歯科が、私が行ける有力候補であった。 ここは義弟も行っており、「いい加減な医者」といい、必ずしも評判はよくはないみたいだ。

 

5. 主治医の見解

 2019.10.02(水)は、私の内科の8週毎の点検日であり、主治医と思っているC病院の院長にみてもらえるので、確かめることにした。 この時点では、歯の痛みは軽くなったが、前夜寝る前には頭痛と共に、痛くて眠る事が出来ず、ロキソニンを一錠飲まざるを得なかった。

 院長に状況を確認したところ、やはり「口腔外科」を訪ねるべきであったことと、そのように嘘を言う医師が中にはいることを知らされたので、病院から帰る途中において、10/4に予約していた、B歯科をキャンセルした。やっぱり、悪質な医師も世にはいることを、改めて知ったのであった。

 この結果を踏まえ、D歯科に電話し、休み明けになる、10/4(金) 09.20を予約したのであった。痛み発生から8日も経過したし、抗生物質を効果か痛みは鈍くなったが、右の歯ばかりを使うこともあり、全体が不安定(?)な感じになっているので、この際この処置も必要になってきた。

 

6. D歯科医の診察結果

 2019.10.04(金)、町内にあり、我が家からも遠くない所にある、D歯科医は口腔外科医でもあるので、初めてであるが、診察を受けた。 今の歯医者は個室スタイルが多いが、ここは待合室も含めオープン形式で、隣の診察台と近いから、声の大きい私のは丸聞こえのようだ。 

 まだ若い男性の医師が一人で、数名の女性看護師でやっており、診察台は3個あった。 はじめに状況を説明し、歯のレントゲンを撮った。 右の奥歯は縦にわれており、こちらが問題であり、私が痛いという歯には問題がないという。

 しかし、歯を強く刺激すると鋭いいたみがあり、ここはB歯科で、深く考えもなく、詰め物をしてしまったので、その原因は見ることが出来ないという。 B歯科において、私が痛いと言う歯を見て、何も分からないままに、ふたをしたのは、大きなミステイクであったようなのだ。

 歯の健康に素人の患者に対し、痛みの原因は内科で調べろとでまかせの嘘をいい、かつ、原因がひそむ場所を隠してしまう言う、とんでもない医者にかかってしまったことを痛感したのであった。 その医師は更に若かったが、直ぐにばれる嘘を患者にたいして言うとは、人間としても信頼できない。

 今現在は痛みもおさまっており、他の部分(右奥)により大きな問題があるので、こちらの処置を先にしてもらい、私が痛いという部分(左奥下)は、当分様子を見ることにした。 なお、ここは麻酔をかけて、削り取ることになるようである。

 

 まだ、「歯の痛み」という問題の解決はその糸口さえも見つかっていないが、この文章は、一旦ここで区切りとする。 よって、D歯科には、当分の間お世話になることとした。