2017.04.16(日)の朝、友から近くで「山野草展」をやっているぞ!・・・とのメールが入った。 山野草は私が目にする機会が少なく、求める「花写真鑑」にまだ無い花(以下“新種”という)が多いことから、是が非でも行く必要があった。 午後は別の予定があり、明日以降はやってないだろうからと、即座にでかけたのであった。
場所は菰野町西菰野公会所であった。
見れば、“新種”の山、時間に追われているから、脇目も振らず懸命に撮った。 こんな時は写真が雑になるが、ゆっくりはしておれない。 大車輪で約一時間、撮りまくった!。 その結果うれしいことに何と11種類もの"新種"が撮れたのであった。
葉の形からついた名前のようであるが、変わった花である。
残念ながら、花が開いていなかった。 少し早いのかも?。
「アメリカエンレイソウ(アメリカ延齢草)」 “新種”登録 第14号
アメリカ産の山野草。
「サクラソウ」の仲間の顔をしているが、絶滅危惧種だそうな。
「カラスビシャク」に最近大流行の薬を与えて色を変えたのではないかと、疑わせる色をしている。
「ラン」の仲間ではない。
黄色がかった斑入りであるが、先日、実験農場を見てから、山野草とて安心はできないという、疑いを持ち始めた。
極めて小さい花、最大限近寄ってもカメラを手持ちでは、室内では殆ど無理。 本来なら、車に常時乗せている、三脚を据えて、マクロレンズで撮るところなれど、ここではエチケットに反すると思い使用しなかったのは、大きな心残りであった。
花の真上から撮りたかったが、ここでは叱られそうだったので、涙を飲んだ写真。
「トリガタハンショウズル(鳥形半鐘蔓)」 “新種”登録 第1455号
「キッコウヤブレガサ(亀甲破れ傘)」 “新種”登録 第1456号
「ヤグルマギク(矢車菊)」 の別名と"同性同名"であるが、やっと今頃ここにご登場!。
“新種”ではないが、美しい花があったので、写真を追加登録とした。
このような、濃い色は珍しい?。
今回“新種”に登録したのは11種類であったが、内8種類の原産地が我が国であったのは大変嬉しいこと。 山野草はこの点でも積極的になる所以である。 そうは言っても、少しずつかも知れないが、外国産が増えてくるであろうし、園芸品種化も避けられないことと理解しなければならないと思っている。
またしても、友のお陰で一瞬にして、11種も増えて、「花写真鑑」は合計1457種類となった。 情報をくれた友に感謝感謝である。
以上