数日前、友人から列車の旅に行かないかとの誘いあり、即座に了解したのであった。 それはJTBによる「桜と飯田線秘境駅号チャーターによる日帰り旅行」であった。 どうも彼が奥さんと行くつもりで手配したが、当日コーラス会があり、行けなくなってしまったから、お鉢が私に回ってきたらしいのである。 ブログのネタとして、花に行き詰まりを感じているので、現状脱皮に新しい旅の体験をしてみようと、快く了承したのであった。
2017.04.12(水)、午前3時50分、予定通り目覚まし時計のけたたましい音で目覚め、直ちに準備をしたのであった。 朝食は抜きで出る事も考えたが、時間的余裕があるので、“日常のやるべき事をやる“の精神で入れる物はいれたが、出すべき物はそうも行かなかった。 予定より少し早い4時25分我が家を出発した。 まだ夜が明けない内に出掛けるのはここ十年間なかったことであるなあと思いつつ・・・。
集合は四日市の近鉄霞ヶ浦駅であったが、予定より若干早く到着した。 待つ間もなく彼が現れ、同駅5時22分発の名古屋行き準急に乗った。(急行は6時以降とのこと) そして、ツアー集合場所は名古屋駅構内のあおなみ線改札口前に6時30分であったが、余裕を持って到着した。 我らのグループは20名と19名の2班構成である。 いつもの事ながら、老人が圧倒的に多く、男ばかりの二人連れは我らの他に一組のみであった。
名古屋駅集合地点
我らが乗る、特急“ワイドビューしなの一号”が到着。 この前特急列車に乗ったのはいつだったか、どこ行きだったかも記憶にないくらいに、久しぶりの乗車で心躍る気分である。
7時0分 指定席であったが、社内はまだ空席がある状態で名古屋駅を出発し、中央線を走り始めた。
8時0分 列車は「南木曽駅」に到着
ここからは2台のマイクロバスに乗り、R256を走り、妻籠宿を経て・・・
新芽が出つつある「ケヤキ通り」を通過して・・・
9時10分 飯田市の「山都飯田」に到着。 20分のトイレ休憩である。
ここには水引博物館があったが、外回りの写真撮影をしていたので、見る時間はなかった。
ここら辺りは、まだ桜は蕾状態から4分咲き程度と、場所による差が大きく、全般的にかなり遅いようだ。
「アオモジ(青文字)」
9時10分 マイクロバスは飯田市を出発し、田園風景と・・・
美しいアルプスの山並みを・・・・
堪能しつつ・・・
長野県上伊那郡中川村にある、大草城址公園に向かった。
なお、「飯田線秘境駅の旅」と銘打っているが、暫くは(3~4編)その前哨戦が続くことをお断りしておく。
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