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15日の午後3時からNHKBSの再放送で、呑み鉄シリーズ第8弾、島原半島の島原鉄道とその周辺を紹介していた。島原鉄道の諫早駅から島原駅までの道中と、無人駅を降りてビールを一杯と言う番組だった。諫早駅から直ぐに、閉鎖するか開門するかで地裁が高裁と相反する決定したため、それぞれに賠償金を支払う(だった?)羽目になった 諫早湾干拓の開門をめぐる対立となっている堤防を横目に見て、ディーゼル車は雲仙のすそ野を快走する。諫早から島原に向かう道中、左手に有明海の遠浅がすぐ目の前に迫り、右手が田んぼや畑で、遠目に普賢岳がみえるが、こんな風景が諫早から島原まで続く。諫早を抜けると間もなくい右手に普賢岳の大爆発でできた平成新山が見え始める。
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島原鉄道の今の終着駅は島原外港だが昔はもっと南の加津佐駅だった。外港の二つ前の駅が島原駅で、駅を降りると直ぐ目の前に島原城が見える。島原城は天守がない時の方がどっしりとした風格があって見栄えがしたなあーと今でも思っている。天守を造ってから、どこにもある普通の城になった。
島鉄の車体ボディは黄色だが、車体の横に描かているのは「島原の子守歌」。爽快に走る鉄道ではなく、ガタゴトと車体を揺らしながらゆっくりと走り、ディーゼル車らしく音も賑やかで、半島の経済力を良く表しているようにも見える。のんびりとした観光列車だ。黄色の車体色に変わる前、我々が知っているのは、赤色の線があったような記憶があったが、今、復古版で昔の赤色の車体カラーが登場したと紹介があった。島原駅のまた一つ手前が三会(みえ)駅で、三会と島原間は約4㎞。実家は三会駅から諫早方面に海沿いに歩いて約15分弱の距離で有明海のすぐそばにある。島原高校への通学は毎日雨が降っても自転車通学だったので、当時のディーゼルカーに乗ったことはない。
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番組の主役六角さんが指さす駅に表示されている駅案内板の、左側「三会(みえ)が故郷の駅。今は無人駅だが、島原駅から約4㎞弱の距離にある。
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番組中に紹介のあった、島原半島の名物食材、イイダコ、ガンバ(フグ)。ガンバはサッと湯通しして、氷水で身を引き締め、タレはダイダイ酢に薬味はニンニクの茎に梅干等を入れた思うが、皮の部分はコリコリして旨かった。田舎では 皿の絵柄が透けて見えるような「薄造り」は食ったことがない。だが何と言っても、ガンバ料理でこれは本当に旨いと思ったのは骨付きブツ切りの”がねだき”。から煎りしたガンバの肉厚の身を醤油、酒等に梅干しとニンニクで煮込んだ料理だが絶品。オコゼの吸い物も上品で旨いと思ったが、”がねだき”には遠く及ばないと記憶している。昔はガンバは安く、市内の漁師が自転車の荷台に積んで行商で回ってきた。それを一匹、近くの川でさばいてくれたが、今は目が飛び出すほど高いので食べないと言う。 また、米粒の入ったイイダコも旨い。昔は、イイダコもマタコも、そしてタイラギも有明海の遠浅で普通に良く取れたが、護岸工事してから採れなくなったそうだ。
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それにしても、六角さんは何処でもうまそうにビールを飲む。羨ましい!