野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

チュ―リップの球根

2017-09-30 07:08:57 | 
   青色チューリップの球根を貰った。
娘たちが欧州旅行の途中、アムステルダムに立ち寄り、運河沿いの花市場で買ったもの。
アムステルダム国立美術館に行くと言ったので、それでは青色チューリップの球根を要求したら、本当にあったそうだ。
一般的にバラ、カーネーション、チューリップ等には青色の花は自然には存在しないと聞いていたので、どうかなと思っていた。
球根の入った袋には、青色チューリップ、ハイブリッドと書いてあるのみで品種の名は書いてなく、多分、
人工交雑して色調整した青色のチューリップにみせているのかもしれないが、いずれにしても、来年の春が楽しみだ。
それでも、もらったチューリップの球根の総数、およそ130個。さてさて狭い庭、どうする?
     

昔、現役の頃、欧州出張の際、KLM航空を利用することが多かったので、アムステルダムには数度下りた。
市内から少し離れたホテルに宿泊していたが、ちょうどチューリップの咲く季節に重なると、
ホテルの受付や廊下と言わず、それこそチューリップの束をどさっと大きな花瓶に差し込んであったのが印象的だった。
また、欧州各地に飛ぶ時もアムス空港を拠点に飛んだので、空港内のゲイト付近に多くあった球根屋で
数個の球根を買って土産に持ち帰ることも多かったが、今でも庭に毎年咲く。ただ、数度訪れたアムステルダム国立美術館の途中、
運河沿いにあった花市場には時間がなくただ眺めて通過するだけだっただけに、花市場の球根は欲しかった。
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RACERS vol47の記事も面白い

2017-09-29 06:26:39 | 二輪事業
「RACERS vol47」
雑誌「RACERS」は、当時の最高レベルマシンのマル秘設計を多く取材し記載しているので、読む前は、その記述内容を期待してしまう。
「RACERS」の面白いところは、取材対象マシンが大活躍した時代の、世界の頂点に立ったチャンピオンマシンを、その当時の技術的に世界最先端にあったマシンを詳細に取材し、加えてマシン開発に携わった人間模様を掘り下げて記載しているところにある。開発の直接担当者そしてマシン開発を承認した企業トップの思いと、開発や実際のレースを通じて幾度となく挫折を負いながらも頂点に到達し、最終的に勝つまでの軌跡を調べ記述してあるので、だから、この物語は面白い。それらの記事は開発者の思い入れの深さに比例して、記者は丹念にインタビューし記事にまとめるので、読者は成程そーだったのかと感じ入ることが多い。また、それら取材した内容を企業広告が一切ない100ページの誌中にどのように集約し纏めあげるか、編集者の苦労も手に取るよう分かるから、面白い。

今回、「RACERS vol47」はホンダの5気筒MotoGPマシン特集。
5気筒エンジンには興味があった。しかし、5気筒エンジンの優位性を確認し採用に至った経緯について記述はサラーとまとめてあったのみで、論理的な解説を見つけられず、本当のところはどうなんだろうとの疑問は残った。また、興味がわいた点として、この本によると、ホンダでは当時の福井社長で6代目だそうで、そのうち5人はレース経験者でしかもかなりの負けず嫌いも少なくなかったとあるが、これがいわゆる、レース活動こそが企業活動に流れるDNAだと言って標榜し止まない企業であることを如実に表している。(ちなみに、数年前、ある雑誌記者が東京モーターショーの各社説明会での出来事をツイッターに流していた。それには、『ホンダの社長は「チャンピオン獲りました」とスピーチ。 ヤマハの社長は「2番でした」とスピーチ。カワサキはチャンピオン獲りまくったのに…。』とあるように、世界の市場に向け企業活動を具体的に報告するモーターショー挨拶の冒頭、ホンダの社長は「MotoGPレースにおける戦績」をまず説明し、そこに続く文章によって、ホンダが市場に最も訴えたい考え方を繋げて解説していた。これらからも、製品に流れるホンダイズムの原点はレース活動が牽引していることが直ぐわかる)

この流れで読んで、面白いなーと感じたのは、ホンダは社長やOB達がレース現場に深く関与し、そしてそれを良しとする企業風土が受け継がれていると言う事。社長やOB達の関与の仕方は色々だろうが、例えば、「ホンダという会社がすごいと思ったのは、技術を前提にストレートに話せる事。技術の前ではみんな平等だということ」そして「本当に大丈夫だろうか?」の開発陣の迷いを払拭し、開発陣を後押ししてくれたのはOB達だったそうだ。勝てない時ほど、そういうメンバーが「どうなっているのか話を聞かせろ」と来る。彼らに当たり障りのない説明をすると、「お前は本当にやりたいことをやっているのか」と、OB達は問題点が何処にあるかは既に分かっているので、OB達の後押しは有難かった記載されている。つまり、連綿と続くレ―ス運営や開発の歴史の中で、紆余曲折はあるにせよ、OB達が築いてきたマインドや技術が現役に確実に伝承されている記述は、これこそ企業活動のあるべき姿と感じられた。

技術の伝承と言う点では、同じ事例がヤマハにも見られる。「RACERS vol14」にはヤマハMotoGP開発母体であるMS開発部が、失われた苦節10年を取り返して勝利を掴む物語だ。ヤマハ50周年の記念の年に、グランプリ最高峰のレースで勝つ事を目的としてチャンピオン獲得命題に取り組んだ考え方の一つが「会社は、より精度の高い情報を、より多く蓄積せねばならない。それはあくまでもヤマハの資産であって、個人のものではない。それは、ヤマハと言う後ろ盾があっての引出であって、連綿と続く数字の蓄積、ノウハウの塊が困難解決のための確認材料となる」と記述されており、「足りなかったの技術ではなく、適正で明確な指針と理念。先端技術に賭けるのでなく、実績と経験を基本にマシンの再見直しを行った」とし、ヤマハという組織にロイヤリティを高くもつ経験豊富な技術者が残っていたこと、そして彼らを組織内に集約化できたことが勝利に結びついたとあった。蓄積した思考やノウハウを社内に残し、歴史として後輩に伝えるという記述はおおいに共感できるものがあった。
 

往々にして、OB達の実績はあくまで過去の人(その通りだが)として線引きし一見無視している会社もあると聞く事もあるが、今やグローバルな世界に、人の移動も活発に動くことで、ある面ノウハウも自由に行き来している時代に、しかも不正の内部告発者が不利益な扱いを受けないよう守る保護の対象に退職者を加える法令ができる時代となっているのに、こんな会社もあるんだと驚いたことがある。しかし業界のトップを走っている企業は、先人たちの功績を素直に認め、参考にすべきは多い参考にし、先人の知恵を借りながら彼らを超える事業を成し遂げようとする姿勢は、やはりDNAのなせる業だろう。

昔から言われていることだが、戦いのなかで蓄積された人的・物的な知識・技能の伝承が最も必要なレース運営組織は経験的に企業グループ内で実質伝承され運営され続けられるべきであり、マシン現物が残り設計図や計算書も残っているから大丈夫と言っても、肝心要な部分は結局、人にしか伝承されないからだ。OBから現役への戦いのマインドや重要な技術ノウハウの伝承を可能とし、最高レベルの開発技術が途切れることがなければ、参戦と撤退の歴史を繰り返すこともないのだ。「RACERS」からそんな読後印象をもった。


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貰い物のブドウ

2017-09-27 06:18:45 | 日常生活
ブドウをわんさかもらった。  
一房一房取って食べてみたがみずみずしくておいしく何ら問題ない。
見た目は確かにスーパーで売っている高額ブドウに比べたら劣るが、甘さなどは遜色ない。
毎日毎食時、食べ続ける事になるが、それにしてもこの多さ、2年程前に絞ってジュースにしてみようと
簡易絞り機でトライしてみるも、果肉が多すぎてジュースは出来ずじまい、だから食べ続けるしかなし。
 

最近は、輸入物ブドウが年中スーパーで販売され、しかも種なし皮ごと食べられるので、思いだしては
何度か買うが味は日本産に較べかなり落ちる。やはりブドウはこの時期の、地場産ブドウに限ると言っても、
高級品は旨いがさすが高い。この時期、値段の手頃な品を買っては冷蔵庫に入れたままもしばしばあるが、
これだけ多量だと、冷蔵庫にも入らず、毎日毎日少しずつ口に放り込むしかあるまい。

で、何か効用はあるのかと調べてみると、夏バテや疲れた体に良いとある。栄養素がたっぷり含まれており、
なかでも多く含まれているのが「ブドウ糖」だそうだ。体内にすばやく吸収されるので、
エネルギーに変わりやすく、疲労回復や老化防止に役立つとあった。




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結構おもしろかった、9月場所

2017-09-25 09:09:44 | スポーツ
だれが優勝するのか予想が難しかった大相撲9月場所、結局、横綱日馬富士が天皇杯を抱いた。
千秋楽の2番。3敗の大関豪栄道と4敗の横綱日馬富士、本割は日馬富士の勝ちで4敗同志が並ぶ。
優勝決定戦に持ち込み、圧倒的スピードに勝る日馬富士がほんの数秒で豪栄道を押しだした。
この最後の相撲が日馬富士の真骨頂で、何時もこの相撲をとるのは難しいが、ここ一番に出せた日馬富士至高の技。
 

日馬富士が前半3敗した後の4敗目を喫して、カド番脱出に変化技を繰り出す豪栄道に優勝の可能性が出てきた時、
ダメ大関とか史上最弱大関とさえ一部ネットにあった大関、カド番の大関が優勝するぐらいなら、
今、延び盛りの若手が優勝する方が相撲界の世代交代の意味においてもよいはずだと、そう考えていた。
しかし、12日、13日と豪栄道が平幕に負けたところから、やはり弱い大関に優勝杯はくるべきはないと思った。

白鵬、稀勢の里、鶴竜と3横綱が初日から不在。さらに3日目からはけがで大関高安と人気者の宇良が、
6日目からは大関照ノ富士までもが休場すると言う、過去かってなかった事態に、NHKの相撲放送も盛んに危機感を煽る。
しかし、横綱・大関相撲に匹敵する面白い相撲を、今場所見ることができたのは大きな収穫だ。
その代表が、阿武咲であり、北勝富士と貴景勝が、そして朝乃山や35歳になった関脇嘉風と、今場所の3賞力士の活躍が、
横綱、大関不在を打ち消す相撲となって、十分楽しめた。そんな印象の9月場所だった。

そして、今場所、最も話題に登ったのが力士のけが。それも膝や足首など、目立つのは下半身のけが。
野球解説者は、今場所の力士の怪我の原因を、稽古不足だと一刀両断に切りつけた。
相撲解説者の舞の海は「力士の大型化が一つの原因ではないか」と指摘していたが、それもそうだと思われるも、
八角理事長は「休んで強くなれるわけがない。けがをしない身体をつくった人が上にいっている」と稽古不足に原因ありと言った。
さらに「器具を使うこともあるが、四股やてっぽうが基本だ。ぶつかり稽古もそう」と基本の徹底を求めたとある。

最近の相撲には、八百長と言われた時代の無気力相撲ごとき取組は、一切みられない。それほど肉弾相乱れる激しい取組が多い。
多くのスポーツの中で、体重200㎏前後の力士がまさに真剣勝負の激しい相撲をほんの数秒に昇華してみせてくれるスポーツなど、
他にあるだろうか。これが、見る方、相撲ファンにとってはたまらない魅力なのだ。太っちょが単にぶつかっているだけと
茶化す記事もままあるが、それ以上に、一瞬の力の集合が相撲にはある。だから横綱・大関不在でもファンを止められないのだ。
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会社も色々あって、大変そう

2017-09-23 07:59:43 | その他
ある企業が長く潜在的に持ち続けてきた強烈なイメージはもって生まれたDNAなので、そう簡単に変わるものではないと思っていた。が最近、その現実の企業活動が持ちつづけたイメージと少し変わってきたと感じたので、それは多分良い方向への転換点だろうと思う反面、どうしたんだろうと首を傾げるともに、ここ数年抱いた疑問も少しわかった。
つい最近、面白いネット記事を読んだ。ロイター通信の「ホンダが失った「暴走力」、改革DNAの復活あるか」だ。

  業界の先頭を走ったホンダの輝きはすっかり色あせてしまった感があり、「世界のホンダ」は再び蘇ることが出来るかと言うものだった。それは、かって圧倒的強さを誇示したF1レースに再参戦するも精彩を欠き、全く勝てないことに業を煮やしたマクラーレンはホンダと契約解消を打ち出す羽目になった(結局、契約解消した)事や、エアバックやハイブリット車の相次ぐリコール等、ホンダに暗いニュースが多いとある。ホンダの八郷社長も「我々自身が、かっての元気を失くしてしまったのは間違いない」として、「ホンダらしさ」=『技術者がリスクを恐れない「レーシングスピリット」あふれる社風を取り戻し、コスト削減重視に流れがちな社内の圧力から革新勢力を守る』を復活の必要性協調したとある。

この記事は、「ホンダはなぜ先進的な企業としての勢いを失ったのか」の理由については、①ホンダが株主価値を優先し、より高い利益率を追求する中で販売拡大とコスト削減に傾き過ぎ、②本来の企業力である技術革新の勢いが削がれてしまった。さらには、③自動車産業が大きく変わろうとする中、ホンダは日本の製造業で称賛される「ものづくり」の意識にとらわれ過ぎている。加えて④東京本社の経営幹部たちが研究開発部門に過度の介入を続けていた、⑤イノベーションよりも株主価値が優先されるようになり、海外の有能な人材を活用することにも消極的になった。⑥販売台数や利益の最大化が重視され、競合するトヨタ自動車と同じような製品ラインをそろえることに経営の主眼が置かれ、トヨタとだんだん同質化してしまった。そして、トヨタとは一線を引き彼らとは正反対であるべきことがホンダの存在価値だったのに、それを忘れ始めてしまったことが今の状況を招いた原因だとしている。つまり、ホンダがすっかり色あせてしまった要因を「ホンダに期待されていたのは、他の会社のような車やバイクではなく、独自性を求めるお客さんの喜びに応えるよう、徹底的に掘り込んだ製品だった」としている。
 
結果、ホンダの売上高は2000年以降大きく伸びた。しかし、J.D.Pawerの初期品質調査では、ホンダ車は2000年の7位から2017年には20位に低下した。株主が求める業績拡大は進んだが、その一方でブランド力は目に見えて落ちこみ、なんでも削減、削減でホンダの品位を落としたとして、コストや効率性だけで技術開発の価値を評価すれば、「ホンダは普通のつまらない会社がただ大きくなっただけの存在になる」と警告している。利益追求やコスト削減にまい進する姿は、普通の企業だったら、むしろ高く評価されてしかるべきなのに、ホンダはそれだけでは許されないと言う事だろうか。

で、最近のホンダは往年の元気がないと、FBやネット記事等話題になっているのをよく見かける。確かに、かってはぐんぐん先陣を押し進める活力がホンダから消えたと感じていたし、雑誌屋さんからも、昔あった元気なホンダはもうないと、似たような話を聞いていた。つまり、ホンダの代名詞だった、ホンダのDNAと言って憚らないレースでは負け続け、すっかり色あせたホンダになってしまったと、なんかが違うと当ブログでも不思議に感じてきた。

例えば、ホンダの鈴木哲夫執行役員が、6年ほど前、こんな発言「高回転高出力バイク「そういう時代じゃない」をしている。
高回転・高出力型の大型バイクについて、「そういう時代じゃない。乗りにくいものを造ってもしょうがない」との認識を示し、『どんどん高回転、高出力になり、排気量メリットは200km/h超えた領域で初めて意味があるようになってしまった。CBR1000などのクラスのオートバイは10年前にホンダ・レーシングが8時間耐久レースに出ていた車と全く同一スペックになっている。そんなものは街中で楽しいはずも無いし、そういう時代じゃないと強調。 そして、「基本的には、乗りにくいものを造ってもしょうがない。 ハーレーやBMW、ドゥカティみたいに他の人に見せる盆栽のようなものはホンダには無理。 だから少なくとも実用品というか、 乗ってどうのというのは絶対負けないようにしろと、 見せてどうとか飾ってどうとかという所はあきらめてもいいから、乗ってどうだけちゃんとやれと社内には言っている』とあった。ホンダの幹部発言は、需要が低迷している世界の二輪市場において最も販売を伸ばしているハーレーダビットソンそしてBMWやドゥガティの欧州車を、ただの見栄えだけの「盆栽」と称し、今後のホンダは彼らとは一線を引き、より実用性の高い二輪の開発に専念し、性能一辺倒の二輪はレースの世界でのみ反映させる意向なんだろうと、その時は考えていた。

加えて、今年(2017年)ホンダのモータースポーツ活動計画の記者会見ライブで、「ホンダは勝ちに拘る」とか「鈴鹿8耐では2年続けての惨敗だった」と何度も語ったわりには、勝ちに拘った具体的な対策・体制も構築せず、今年は鈴鹿8耐40周年の記念の年なので必勝を期したいと言う言質についても、ホンダの現計画でヤマハワークスに勝てるのかの記者質問についても苦笑いするのみで、大いに失望した。結局、昨年の屈辱から打倒ヤマハを目指してきたはずのホンダは3年続きの自滅と言う形での返り討ちにあった。2017年の鈴鹿8耐も、ただただヤマハワークスチームが強くて速いという印象のみが残った。ヤマハワークスを脅かすチームが全く無く、上位チームの転倒やマシントラブルだけが目立ち、今年のホンダは有力チームに相当な技術支援をしたと聞く割には結果は惨敗で、これがかっての鈴鹿8耐の覇者だったホンダの今の姿で、世界の二輪レースを実質牽引していると自負しているホンダにとっては、正に屈辱以上の何物でもないはずだろうと、ホンダの姿勢はファンの一人としてみると極めて残念だった。

かって、レースを企業行動の真正面に据えることに躊躇する二輪企業が多い中で、レースを、いやモータースポーツを企業の原点、あるいはDNAだと言って憚らないのはホンダだけだった。ホンダの元社長 福井威夫三はこう発言している。「レース参戦することによって・・(略) 重要なのはこの貪欲さが生まれる環境で、その極致が“修羅場体験”です。 想像を超える困難な状況の中で、自分で何とかしないとダイレクトに結果に表れる。誰も教えてくれない。失敗はしたくないが、失敗を恐れていたら何もできない。必要な情報や知識をどんどん吸収し、あらゆる力を一点に集中して突破する。そして、見事成功したときは達成感に浸る。こうした修羅場体験を経て、ひと皮も、ふた皮もむけて力をつける。ところが、組織が大きくなると、自分は何もしなくても業績に影響しないような状況が各所に生まれがちです。大企業病が蔓延する。そうならないよう、社員をいかに修羅場に追い込んでいくか」
しかし、現実のホンダの姿は、「このままだとF1参戦はホンダのイメージダウンに」にあるように、ホンダのF1参戦は巨額の予算を投じているのに、メリットどころかマイナスイメージすら作り出していると言う。

加えてまた、上記でも指摘された自動車の顧客満足度調査で有名な、J.D.Pawerは、企業側の宣伝に用いられることも多いことから、特に北米においては自動車メーカー・自動車ブランドの評価・イメージや販売実績に与える影響が大きいことで有名。消費者の製品選択においても大きな影響を与えているそうで、米国人はこの調査者に認定されたことを自慢にするらしい。評価者への対価はたった1米ドルだ。だからか、約14,5年ほど前に聞いた話では、かっての某四輪の開発担当者の開発目標は、J.D.Pawerで問題を指摘された項目を次年度の大きな改良ポイントとして開発に専念すると聞いたことがある。顧客満足度調査は、単なる品質レベル調査だけではなく、サービス、車の値段、メーカの対応等々、全ての分野における顧客満足度評価なので、米国においては決して無視できないものだ。10数年前のJ.D.Pawerの二輪編を調査したことがあるが、当時、高い評価を得ていたのがハーレーダビッドソンとドゥガッティだった。つまり、エンスー顧客を掴んでいる高いブランド戦略に成功した企業は顧客満足度に大きく影響している事が分かった。2017年J.D.Pawerの初期品質調査でのホンダの位置は20位だとすると、大市場のアメリカでのホンダブランドの評価は相当に低くなっているのだろう。

以上の、今まで気になって仕方なかったホンダの現実で「ホンダが失った「暴走力」、改革DNAの復活あるか」に書かれている分析はホンダが抱える問題点のごく一部だと理解しているが、それでもホンダファンの一人として、ホンダが元気に回復する姿を早く見たいものだ。

ところで、いま元気なのはトヨタ。「レースという厳しい環境の中でこそ、新しいアイデアが生まれ、それを実現しようと皆が努力を重ねます。その過程が、人は成長させ、クルマも更に良いものに成り続けていくのです。ですので、モータースポーツは、自動車産業にとってなくてはならない取り組みなのだと思っています。過酷な体験をイメージしながらつくるクルマと、限られたテストコースを走ってつくったクルマとでは自ずと結果は変わってくる」と豊田社長は発言している。結局、企業経営はトップの性格や顔色によって社風が大きく変わってくるものだろう。
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野々池貯水池周辺の今

2017-09-22 06:17:14 | 野々池周辺
朝、外気温は19度。着るものを迷ったが半袖着用。
朝は晴れて青空、これに微風でもあればこの上ない天気で、まさに秋。
昼間になると温度は25~26度近辺になるが、昼間ウォーキングしても汗をかく量は確かに減った。
賑やかな音の方向に歩いていくと、野々池貯水池の下にある中学校の運動会が開催されていたので、
暫し立ち止まって見物していると、何人かの人が集まってきて一緒に見学。
この日、曇り空、涼しくて良かった。
 
 
その足で、ジョギングコースを回りながら周辺を散策していると、彼岸花を見つけた。
ほんの一週間前に草刈で更地になったばかりなのに、それでも彼岸花の茎だけがにょきにょきと延びて先端に花。
また、田んぼの傍にも草刈した後の彼岸花だけがポツンポツンと咲いて遠目にもよく目立つ。
同様に歩いて行くと、ジョギングコースのすぐそばに、一斉に実をつけた数十本のどんぐりの樹を見つけた。


この季節になると、野々池貯水池をルートに組んだウォーキングの集団の列が見られる。
明石川周辺から林崎疎水を伝って延命地蔵をお参りして小休止で、野々池貯水池に上がって西明石の方向に下っていくルートと、
その真逆のルートがあるようだが、ウォーキングの絶好の季節になったので、この周辺も間もなくにぎやかになる。
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庭のタマスダレ

2017-09-20 06:20:10 | 
台風18号は明石付近の上空を通過したが、西明石に近いこの辺はさしたる被害もなく、
今日(19日)は台風到来に備えたものを元に戻し玄関先を掃き掃除した程度。
台風が過ぎた18日の早朝は曇りでやや寒い朝だったが、10時過ぎには良く晴れたと言うより暑い日となり、
19日も快晴で、朝の気温は21度、しかし昨日のような暑さはなく、こんな気温だと終日過ごし易い。

もっと沢山あったような記憶があるが、庭のタマスダレが数本だけ咲いている。
桃色のゼフィランサスはとっくに時期をすぎたので、今の季節は白色と黄色のタマスダレ。
花壇の敷居の縁取りに植えていたので、この季節になるともっと咲いていたような気がするのだが、しかし見ると、
黄色のタマスダレの周辺周りによく似た葉を持つ芽が群生して出てきたので、これはタマスダレの芽だろうか。
耐寒性もあり丈夫なので放ったらかしのままなので、これから芽を出し始める時期なのかもしれぬ。
  
  
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台風18号、明石付近に再上陸

2017-09-18 06:21:16 | その他
今日(17日)の午后、台風18号進路予報は近畿地方に最接近すると新聞にあった。
一応、台風対策は昨日済んだので、サー来いとゆっくり休もうと床に入ったが、今日の朝方は風の音で目を覚めた。
普段も、風が吹くと野々池からざわめき音が聞えてくるが、台風の場合は特にうるさく吹く。

17日の朝起きて、新聞受けに外に出ると曇り、やや暖かい。昨日は雨で長袖を着たが、今日は半袖でOK。
サンディーモーニングのスポーツを見ると、落合が出演していた。彼のコメントは実にニュートラルで見直した。
9:30頃には陽がさしてきたが、依然雲がかかり風も強い。台風到来の気配なく、間もなく晴れてきた。
気象情報を確認すると、九州に18号による前線と思われる強い雨雲があるが、近畿には雨雲は掛かって居らず、当面は薄曇りか。
18号は午前11:30頃、鹿児島に上陸した。午後3時半頃から、ここ神戸も風が強く吹き始めるも雨はなし。
昨日の甲子園阪神/中日は中止だったので、このままの天気だった2時からの甲子園を期待したが、今日も中止。
下図は午後3時頃の雨雲レーダーの様子だが神戸は雨は降っていない。この時間の18号は宮崎を通過し四国に向かっている。
 「午後3時の雨雲」
大相撲放送がBSから地上波に変った、午後5:10頃から、雨を伴う南風が強くなった。
NHK地上波は画面端に台風情報を流している。NHKの「クールジャパン」の終了と同時に、凄い突風がピュー音を立て吹き始める。
横殴りの雨をともなっているので、窓は開けられない。今回の台風は雷雨を伴っていない。
午后8:30過ぎ、猛烈な雨音が雨戸を打ちつけて、外の花の鉢が倒れる音がしたので外を見ようにも雨戸はなお開けられず。
 「午後9時の雨雲」
ところが、午後10時10分ころになると突然雨風が収まり、雨は小降りになった。どうしたんだろうと、NHKのサンデースポーツを見ていると、
10時18分頃、台風18号は明石付近に午後10時頃再上陸したとテロップにでた。台風の目に入ったようだ。
 
明けて18日、朝6時頃は曇り。東から陽がさし、やや寒い朝となった。
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9月中旬@ 野々池貯水池周辺

2017-09-16 06:14:52 | 野々池周辺
明日(16日)、大型台風18号が九州に接近し、その後中国地方を横断すると、予報に出ている。
これだと、明日(土)、明後日(日)とも雨だろう。16日は近くの中学校の運動会だから、
数週間まえから吹奏楽の練習が良く聞こえていた。水曜日は本番前の予行演習だったらしく、
先生のマイクの音が響いてこちらまでもろ分かりだ。雨だと順延だから、暫くは賑やか。

明日は雨予報だから、9月中旬の野々池周辺を撮っておこうと、ぶらーっと疏水沿いに出掛けてみた。
疏水沿いに、一見ススキのようだが、わふわした羽毛のような巨大な花穂が根元から伸び、背丈約3m程、
その存在感は大きく見栄えがする、「パンパスグラス」があった。花穂を活花やドライフラワーに使われるらしく、
近くに一面に植えている畑もある。
 

このところ、外気温は22度~23度付近。朝はさすがにやや寒い。今日は曇り空だが、昼間は半袖でちょうど良い。
野々池貯水池では、毎年、赤トンボの個数が少なくなったような気がするが、シオカラトンボと緑色のギンヤンマも飛んでいる。
彼岸花はまだ見ないが、9月初めにはあまり見なかった葛の花が、季節にあったのだろうか、疏水沿いに一杯咲いていた。
 
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まごの手

2017-09-15 06:20:42 | 日常生活
今、格段に重宝している「まごの手」
テレビを見るとき、パソコンを打つ時も、常に傍にあるのが「まごの手」
これは、数か月ほど前に、近くのイズミヤ内の100円ショップで見つけ即買いしたが、本当に重宝している。
当初は、単に背中の痒い個所を掻くためだけに使用していたが、今は頭のマッサージやら、それで単に頭をたたいたり、
膝を叩いたり、別にまごの手を借りる必要のない痒い場所でも、そんなところはむしろ使い難いのだが、それでもこれで掻く。

孫の手を借りる前は、特に背中がそうだが、柱に痒い箇所をゴシゴシとこすりつけてかゆみは直った。
ところが、まごの手を使いだすと、何時も手元にあるせいか、これが不思議な事に、痒くなくとも何となく背中や脚を掻いてしまう。
すると、「痒みがないところ」が何時の間にか「痒い箇所」に変わり、掻く範囲が背中一杯に広がって、掻くことが快感に変わる。
 
数十年前にも一本の孫の手を持っていたが、これはなくした。その記憶で書くと、100円ショップの孫の手は”先端の撓み”がない。
まごの手の先端がもう少しだけ細やかにしなってくれたら良いのになーと、AMAZONを見ると、これがあるわあるわ、
値段も数千円から200円程の孫の手が揃っている。こうなると、100円ショップの製品でOKとなってしまう。  マー重宝している。
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