野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

鈴鹿8耐をテレビ観戦しながら、こんなことを考えていた

2013-07-31 06:42:11 | モータースポーツ
    「2013鈴鹿8耐」   「トップ走行中、ハイサイド転倒リタイヤの清成選手」
先日、大久保の未来屋書店で、今月発売の「 RACERS」を読んでいた。
この書店では、休憩用(読書用)の椅子数脚が用意してあり、人目を気にせず、時間を気にせず、並べてある新刊本を読むことが出来る。鈴鹿8耐の開催月にあたるためか、「 RACERS」は’80年代鈴鹿8耐で大活躍したホンダ「RVF Legend Part 2」を特集している。その本の中に、’80年代の鈴鹿8耐時、ホンダ8耐の総責任者で、且つホンダに多くに勝利をもたらした、福井威夫前ホンダ社長が当時の8耐を語っているページがあった。拾い読みしただけなので詳細までは記憶していないが、印象に残った事を書くと、鈴鹿8耐参戦にあたっての彼の目標は、①鈴鹿8耐で一番になること ②ヤマハに勝つことの二点。レース中、サーキットVIPルームに陣取る上席から現場への注文や、VIPルームからの突き刺すような視線を受けながらも、勝ち続けるのは相当な神経の太さがないと務まらない。「 RACERS」では、当時の総責任者としての思考と勝ち進んでいく過程が思い出話として気さくに綴られており、如何にも人間臭くて興味深かった。

「ホンダは競争相手に勝って一番になること」、これが世界の二輪市場を席捲する企業ホンダの発想原点であり、DNAでもあると言うのは確かなようだ。伊東孝紳ホンダ社長の、一昨年東京モーターショープレスデイでの第一声は、『 Hondaは今年、MotoGPにおいてコンストラクターズ、ライダーズ、チームズ・チャンピオンシップの三冠を獲得しました。世界中のファンの皆様から応援をいただき、この場を借りて御礼申し上げます。 モータースポーツはHondaの原点であり、DNAであります』とあった。レースがホンダのDNAとは格好良いことを言うもんだと当時は思っていたが、「 RACERS」にある福井前社長やホンダの歴代社長の言質を再度思い起こしてみると、モータスポーツはホンダの企業活動の原点であり、「レース参戦すること」「一番になること」、これらは単なる飾り文句ではなく、疑いのないホンダのDNAだと改めて再認識した。とかく、レース参戦と言うと、何ぼ単車が売れるのかとか、どれだけ企業イメージが上がるのかとか、費用対効果はあるのかとか、色々な声があるらしいと聞いたこともあるが、レースに参戦し勝つことがホンダのDNA、遺伝子だから、妙に屁理屈をつけた議論は不要なのだろう。だけど、事前調査はかなり詳細にやっているに違いないと察するが。この思想、DNAが、ホンダを町工場から世界最大の二輪企業に成長させ、世界に冠たる優良企業に成長させる理由であると解説されても、書生ぽっくなく妙に説得力があるから不思議だ。

欧米の二輪企業が強固なブランド力を前面に押出して世界の二輪市場を浸食しているのに比べ、日本の二輪企業は個性がなく何れのブランドも差異が認められないと言う話を度々聞くが、ホンダが先頭に立ち世界の二輪市場を牽引していること自体が、ホンダと言う強固なブランドを構築しているのだろう。その原点がレースだとすると、他の日本二輪企業とは一線を引くものがある。ホンダは、ハーレーやドガッティのようなブランドの強力さは無い、むしろあえて必要もない。巨大二輪企業として君臨し高い収益を誇っている事がホンダのブランドを表現している。どの市場にも深く認知される、これがホンダのブランド力だから、ハーレーやドガッティのような特異なブランド・アイデンティティを作る必然性がない。特に、日本企業は技術志向の強い二輪を生産・開発するのが得意だ。日本の二輪メーカが得意とする技術志向を前面に押し出す事をブランド・アイデンティティとするのであれば、もっと強烈なパワーを叩き出す性能の二輪車を世に問う必要があるし、あるいは技術志向を最も具現化するレースは技術力を前面に出すホンダにとって不可欠な事項かもしれぬ。

こんな記事があった。「一流トップの学び方:本田技研工業 福井威夫社長
「・・(略) 重要なのはこの貪欲さが生まれる環境で、その極致が“修羅場体験”です。
想像を超える困難な状況の中で、自分で何とかしないとダイレクトに結果に表れる。誰も教えてくれない。失敗はしたくないが、失敗を恐れていたら何もできない。 必要な情報や知識をどんどん吸収し、あらゆる力を一点に集中して突破する。そして、見事成功したときは達成感に浸る。こうした修羅場体験を経て、ひと皮も、ふた皮もむけて力をつける。ところが、組織が大きくなると、自分は何もしなくても業績に影響しないような状況が各所に生まれがちです。大企業病が蔓延する。そうならないよう、社員をいかに修羅場に追い込んでいくか。」レースを単に美化しているだけとの声も聞こえてきそうだが、数年に渡り8耐を戦ってきた経験から言えば、ホンダの「8耐の本質」には頷く事が多く、企業にとって最も重要な競争力学を重視してきたことがわかる。戦いのなかで蓄積された人的・物的な知識・技能の伝承、いわゆる組織技術ソフトウェアの蓄積の重要性から言えば、レース運営組織が経験的に企業グループ内で実質運営されている、ホンダのやり方は正解。

各人夫々に8耐には応援するチームがある。年一度の日本の二輪モータースポーツの祭典、いわばお祭りだとか、8耐は勝つ負けた以前に、楽しんでこそのレースと言う声もある。しかし、鈴鹿8耐を企業のDNA表現の一つとするホンダにとって必勝以外は何も存在しないとなると、総括責任者は大変な役割だ。

今年の鈴鹿8耐の観客動員数は昨年より多いようだと、Facebook投稿にあった。ホンダもヤマハも、8耐のスペシャルサイト「ホンダ:suzuka 8hours 20113
ヤマハ:鈴鹿8耐スペシャルサイト」を開設していたので両社の動きは自然に理解できた。BS12にチャンネルを合わせ、パソコンから流れるFacebook情報や、ホンダ/ヤマハの8耐スペシャルサイト情報から、8耐の戦況はある程度分かる。
こうして8時間を十分楽しんだし、面白かった。


少し長くなったが、日本のモータースポーツ界の頂点に位置するビッグイベント鈴鹿8耐は、多くの二輪企業にとっても参加すべき価値は十二分にある。そして、閉塞した日本の二輪業界をもっと明るく照らす指標になるに十分な価値があると思うし、一歩前に進むべきだと思う。レース好きな人達が単に参加しているだけという声を聞かぬでもなかったが、鈴鹿8耐はそんな低次元の話ではない。二輪文化の頂点にあるモータースポーツが輝かない限り、日本の二輪文化は拡散することはない。そこに世界最高レベルの二輪レースがあるから、そこの頂点に立つことを単純に目指す。そこで勝つことが技術屋の頂点の一つとすれば、勝負に掛けたい強い意志のある開発陣も当然いるはず。8耐の楽しみ方は色々で、日本の二輪モータースポーツの頂点で覇を争う事や、逆にもっと大衆化する楽しみ方もあって、夫々だと思うが、技術屋としてみると、日本の頂点レースで一番メダルを獲得する方が断然面白いと思う。何の商品であれ、開発とは競争相手に如何にして勝つかであろう。勝ったから車が何台売れるかの単純な物ではないが、若い技術者が戦うには面白い素材だと思う。今は、パソコンやテレビでレース経過を追っかけるだけの楽しみだが、側で女房から「カワサキは何処を走っている」と言われる時ほどカワサキ贔屓にとって辛いものはない。8時間ズート放送されたBS12で、目に付いたカワサキは、グランド席に陣取った「エヴァRT初号機シナジーフォースTRICKSTAR 特設応援席」の応援団だけ。ライムグリーンの手ぬぐいを懸命に振ってくれる1000人の応援団は、ひときわ目立っていた。一販売店主が13,500円のチケット1000枚完売とは凄いの一言。
      「鶴田選手のTRICKSTAR1000人作戦」
  
  
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貰いものスイカで鈴鹿8耐テレビ観戦

2013-07-29 06:28:44 | 日常生活
二、三日前、近くの貸農園で家庭菜園をいそしんでいる知人から小玉スイカ一玉をもらった。
小玉スイカは皮が薄く上品な程よい甘みもあるので好きなスイカのひとつ。
その一週間前に、別の知人からもスイカを頂き食べたばかりなので、再びラッキーと思って冷蔵庫に収めた。
ところが、昨日、同じ知人が訪ねて来て、小玉は当たり外れがあるからと言って、今度は半分に割った別の小玉スイカをくれた。
何と、二日続けて小玉スイカをもらい、今年はスイカの当り年かなと思っていると、今日の朝、女房の友人からスイカはどうかとの電話あり。
西明石駅の向こうにお住まいだが、ご主人が実家で育てたもの。大型スイカの半分割だが真っ赤に熟してうまそう。この位が冷蔵庫の収まりも良くぴったり。
で、順番にスイカを食する事となった。小玉を丸ごと、包丁を入れるとパリンと割れる。もともとスイカは好物なのでむしゃぶりついて食べた。
当り外れがあると聞いたが、何のその、何れも旨い!!
    

数年前、知り合いの社長が自家農園でスイカやメロン、ミカンを栽培していた。
リタイア後に百姓をすると言って、農地を購入し農家に栽培の方法を色々教えてもらったらしいが、ここのスイカは絶品だった。
スイカが大きくなったので獲りに来いと言うので、車で出かけ、一抱えもある大きなスイカを数個丸ごともらった。
とても、自分の家族だけでは食べきれず知り合いにお裾分けすることになる。それ以来になるが、今年は多くのスイカを頂くことになった。

スイカと一緒にカボチャやトマト、玉ねぎが付いてきたので、当面は助かる。家庭菜園バンザイ!!
                  


この時間帯は鈴鹿8耐の真っ最中。BS12は1時間半遅れの録画放送だが、Facebook投稿と会わせながらBS12で8耐見物。
今年は、ビールならぬスイカを食べながらの8耐観戦となった。今年も、8耐は面白かった。
    
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庭の花・・・モミジアオイ

2013-07-27 06:15:21 | 
このところ、車中が示す外気温は35.5~36度。車内はクーラーしているから快適だが帰宅し室温をみると33度超。
日中は、外に簾を掛け、その上に部屋の中に布製の簾やブラインドを下ろすと、外の涼しい風が部屋に入り込んでくるので、過ごし易いが、
外の風がやむと汗がダラーと流れ落ちるので、その時に始めて扇風機をつける。こうしておくと、一日何とか過ごせる。外は蝉の鳴く声が止むこともなし。
暑さに負けず汗をかこうと、野々池ジョギングコースのウォーキング支度にかかるが、歩く前にしこたま水を飲み、ペットボトルにアクエリアスを入れて外に出る。

    「庭のモミジアオイ」
何時も8耐の時期に決まって咲いていた、庭のモミジアオイが約一週間前には咲いた。例年にくらべ暑いのだろうか。
だが、この花が咲くと、一気に夏になった気分になる。
例年だと、蕾が大きくなる頃、幼虫が中に入り込んで蕾を落としたり、葉を丸めて枯らす。
だから、暑くなると直ぐに消毒するが、今年はその兆候がないのでそのままにしておいたけど無事に花が咲いた。
モミジアオイは育てやすい。花が咲き終わると結実するが、その種を適当に庭に置いておくと、何本かは芽が出て成長する。
これを数年繰り越すと大きく成長し、大きな花が咲くようになる。
5枚の花びらを持ち大きさは径15cm~20cm、色は鮮やかな緋色、表面に光沢がある。
朝咲いてその日の夕方にはしぼんでしまう一日花だが、蕾が多くつくのでシーズン中は休みなく次々に咲く。
今の季節、庭で最も目立つ花でもある。
           
                     
                      「裏の庭への小道。手前にモミジアオイ、左側に茶、ゴーヤ、茗荷、右側にシシトウ の食材」

今年、芽が出て約15cm程に成長したモミジアオイの新芽。咲くのは数年先。
   「今年のモミジアオイの新芽」









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後半戦開幕試合をとった

2013-07-26 06:18:35 | スポーツ
「後半戦初戦をとる」
24日からプロ野球は後半戦。阪神は一回表、2死から怒涛の攻撃であっという間に5得点。でも心配だった、阪神の投手と打線。何度も逆転された悪いイメージが過った。
しかし、心配は杞憂だった。終わってみれば、12得点の完封勝ち。そして、ヒーローはメッセンジャー。文句つけようもないナイスピッティングだった。
前半戦最終戦で途中出場し、ぼこぼこに打たれた、あのメッセンジャーではなかった。先発投手と言うのはローテーションをきちんと維持されてこそ本来の技能がでる人種だろうか。
それ以上に打線が火を噴いた。新井良太、今季3本目のグランドスラム。かっての四番は、最近ベンチスタートが多く、代打出場でもボールに手を出し大振り三振が多い。
それが、二本とも完璧な一振りだった。大振りしない方がボールを良く捕まえる。スムーズにバットが出て、ナイスバッティングだった。

大和の負傷で初戦も俊介が2番に入ったが、最近の俊介の打席は安心して見ておれる。バットがスムーズで、ストレートにも変化球にも対応できる。
大和といい、俊介といい、そして坂といい、阪神にも素晴らしい選手が育っている。それだけポジション争いが激しいと言うことだろうか。

24日のデイリースポーツに、「西岡剛内野手が23日、8年ぶりのリーグ制覇へ向けて絶対条件となる“3つの掟”を課した」とあった。
それは、「①連敗を最小限に、②ロードは絶対勝ち越し、③下位チームを見ず、己のチームに克つ!」と言うことだそうだ。  その通り!
今季、西岡選手の加入が阪神の大躍進に果たした効果は計り知れない。後半戦に大いに期待である。

                

これに、福留が復帰したらと思うと、笑いがこみ上げてくる。
現在、福留は二軍でステップアップしている最中で、実戦復帰はいよいよ8月上旬らしい。
背番号8が間もなくグラウンドに帰ってくる。自軍内での競争が更に激化すると強い阪神が出来上がると言うわけだ。        
これからの後半戦、加えて長いロード、タイガースの真価が問われる季節になった。


ここまでを昨日(25日)の午前中に書いた。
ところが、午後6時からの第2戦、大勝の翌日はお決まりの完敗だった。藤浪は4回、3失点で今季4敗目。終わってみれば11対1の完敗。
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選挙に行ってきた

2013-07-24 06:23:13 | その他
    「yohoo!みんなの政治」
毎日、同じ内容が報道されるので世間の動きは知っている。自民党が圧勝すること、68~70近くも獲得する可能性があること、で、自民党は65で落ち着いた。
自民党への反対票もあったことは一安心だが、一方、民主党はもういいよと言うのが大半の思いで、3年間の政権運営の失敗に尽きる。
反省もしない党、執行部の決定事項に反して他人を応援する元総理、批判の材料を挙げればきりがない。
こんなにやる気のない政党になったのかとの声もあるが、もともと寄せ集めの集票集団にすぎないのだから、その通リの結果になっただけ。
日本維新の動きを注視してみてきたが、相変らず元気で威勢がいい橋下市長。頭の回転は素晴らしく、弁舌も大いに立ち、聴衆への説得力もあり、久し振りにみる政治家で好感がもてた。
だが、立ちあげれ日本と一緒になってから次第に曇りがちに見える。何も今、話題にする必要もない「慰安婦問題」をわざわざ取り上げたことで不信感を持たれてしまった。
「慰安婦問題」はすでに幾つかの論説にあるように、今日まで軍が強制したという事実は見つかっていない。だからそのままにしとけば良いのにわざわざ問題を大きくしてしまった。
あるいは、既に賞味期限が過ぎたという他党の政治家もいるが、そうだとは決して思わない。これだけの発言力を持った政治家を、みんな固唾飲んで注視してみている。だが、今回は失敗だ。
みんなの党の考えの幾つかに同調するものがあったので期待していたが、アピールポイントが気弱で訴える力が弱く、自民党への反対票は共産党に移ったようだと報道にあった。
まさか共産党がこんなに躍進するとは予想もせず、意外も意外だった。今後の政局を良く見ておこうという材料にはなるが、共産党の何に引かれるものがあるのだろうか。

夕方、買い物帰り、途中で車を止めて投票に行った。遅かったせいもあるのか、投票率の低さが実感できるほどガラガラの投票所で、義務を果たした。
結局、実績評価を優先して一票を入れることにしたが、開票結果は、これもほぼ予想通りだった。なんの意外性もなく、前回衆議院選挙時のワクワクする感情は湧き出てこない。
自民党がやってきたことは大筋で間違っていないと思うので、評価した。特に経済を前面に押し出し、実行し、結果を一応出した。何でもそうだが評価できるのは実績/結果のみ。
とにかく、実行して結果を出す政党がでたことで、将来に少しでも明るい兆しが見えつつあるのは評価したい。一方、今後の自民党の施策を色々懸念する声も指摘されてはいるが、
民主党のように口だけで威張り散らす政党よりか、遥かにまし。これから3年間、経済状況を更に上昇気流に乗せてもらいたい。
夕方8時以降、各テレビは一斉に出口調査に基づく獲得予想議席数を発表した。選挙前の予想通りのようで、各局ともほぼ同じ内容、同じ数字だった。
結果から言えば、どの局もかなり正確な数字を出していた。出口調査だけで、こんなに正確な数字が出るのかと思うと日本の統計学は素晴らしいと感心。
だから、どの局も変わり映えせず、NHKにチャンネルを合わせてテレビを追っていた。


意外だったのが一つある。東京で山本太郎が当選したこと。まさかと思ったので一瞬びっくりした。反原発は衆議院選挙でも大きな論点にならなかったのに、
反原発を前面に出すだけのタレント候補が、すでに原発稼働が動き出した、この時期に、反原発を訴えることのみで票が得られるのか疑問をもっていたが当選した。
報道を読んでいると、ネットをうまく使ったとのことだったが、彼の発言と行動に共鳴する人がそれだけ多かったということだろうか。
山本太郎については、「山本太郎は中核派の支援候補」、「内ゲバの時代」や
山本太郎氏当選に思う--噛みしめるべき格言「教育のない民主主義は無意味」 - 石井孝明」等々、懸念する論説もある。
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43連勝がストップ

2013-07-22 06:26:05 | スポーツ
   「14日目、一番の見どころは、白鵬 対 稀勢の里」

土俵の上を座布団が舞った。またも稀勢の里が白鵬の連勝を止めた。NHK解説の九重親方も絶賛した歴史に残る大一番だった。
立ち合いで張り手と強烈なかちあげをまともに食らったが、それでも前に前にへと押し込んだ稀勢の里の一方的な勝ち!!
白鵬の破れかぶれの張り手を何回も食らった稀勢の里の口は多分切れていたんだろうと思うが、血痕が飛び散っている。
今場所、横綱昇進を目指すも、序盤戦で早くも3敗。横綱再挑戦となったと我々もがっくりきたが、終盤二横綱を倒し、千秋楽に勝てば次場所が横綱再挑戦となる。

確かに、この一番には興奮した。稀勢の里が勝った瞬間、自然に拍手がでた。今場所中盤、気の抜けた相撲をみせた稀勢の里だが、終盤になって本来の稀勢の里に戻る。
気持ち、モチベーションとは恐ろしいものだと痛感。あのふてぶてしい態度の稀勢の里にも精神面の弱さがあると解説されていたが、そうなのかと再認識した。

ところで、白鵬と稀勢の里が仕切りを繰り返している間、NHKアナウンサーが「43勝の不可解さ」を説明していた。
大相撲界の長い歴史の中で、過去に40連勝以上を複数回記録しているのは谷風、雷電、太刀山、白鵬の4人だけだそうだが、必ずひとつは43で連勝が止まっていると言う。
谷風、雷電、太刀山等のスーパースターを持ちだし、43勝には何かあるようだと表まで作って説明する。
これは、呪いみたいの物があって、白鵬もこの事例に沿う可能性があると解釈できる説明か、それとも白鵬にはこの呪いさえも通じない強靭な横綱かとの何れかだ。
私は、多分、白鵬は負けるんではないだろうかと予感した。 結果的に、白鵬も63連勝を達成した3年後に「43の呪い」にかかってしまう事になる。

それを感じたのかどうか、立ち合いから突っかける白鵬。仕切り直し、呼吸が合わない。イライラしている白鵬がテレビ画面を通じて伝わってくる。
前々日、白鵬は右わき腹を痛めたので、稀勢の里とまともに勝負すれば苦戦すると感じたのだろうか、それとも、この際、本気に稀勢の里を潰そうと思ったのだろうか。
一番恐れたのは、白鵬が勝負に逃げて、立ち合いに変わる相撲。 以前にも白鵬は稀勢の里との勝負を避けて立ち合いに変わった、興ざめの一番があったので、
立ち合いから突っかける白鵬だから、ひょっとしたら興ざめの立ち合いになるのだけは見たくないなと一瞬思った。
しかし、実際は逆で、白鵬、左手で張り差し、その後、白鵬は更にかち上げをやった。白鵬は稀勢の里をかちあげで確実に脳しんとうを食らわし潰そうとしたのだ。
だが、顎をしっかりと引いた稀勢の里には全く通じない。すると、白鵬はフルスイングの張り手を稀勢の里に振るう。強烈な張り手も何度も食らいながらも前へと進む稀勢の里。
白鵬の潰しの張り手が稀勢の里には通じず、前へと進む稀勢の里。 結果は白鵬の自滅。 土俵際、必死に投げで逃げようとする白鵬を左から土俵下に投げだした。
これこそ、ファンが期待した稀勢の里の相撲だ!!
なり振り構わず突っ込んでくる白鵬を、自然体で交した稀勢の里。実力から言えば、稀勢の里が最も強いのかもしれないと言う事を再認識させる一番だった。
一方、追い詰められれば、なんでもしてしまう横綱らしくない白鵬をまた見てしまった。

さて、翌日千秋楽の稀勢の里、最初につっかけ二回目に立ってしまったが、左おっつけも効かず琴奨菊に簡単に押し出される。
これでは横綱二人に勝った意味が帳消し。 折角日馬富士が白鵬に勝ったのに、稀勢の里は準優勝を逃した。残念!


それはそれで、正面や花道のテレビ写りのいい場所で、花街か料亭の女将さんらしき人が、キリリとした和服姿で控えているのをみると、如何にも大相撲らしい。
しかも、名古屋場所では、いつもの顔がいつもの場所で、扇子を持って、隣の客と談笑している姿が特に多い。華やかな雰囲気が伝わってくる。
これが大相撲の各場所を華やかで上品な雰囲気に演出しているように思える。


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健康診断

2013-07-20 06:35:02 | 日常生活
    「経鼻内視鏡検査」
昨年から約1年が経過したので、今週、体のチェックに行ってきた。
今回は、体重、身長、血圧、血液検査、尿検査の神戸市検診を近くの医院で、「ももい胃腸科クリニック」にて胃内視鏡とエコー検査を受けた。
それぞれ別の日に、朝食を抜くので朝一番に検査を受けるべく予約をいれていた。
血圧は125/80で何時もと同じ値。 神戸市検診による血液検査や尿検査等の結果が判明するのは2週間後。
2週間後検査結果を聞きに行くので、その日に胸部X線、心電図の検査も念のため受けることにした。

腹部エコー検査も「問題なし」。肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などの腹部内臓器等のポリープ有無が分かるとのことだが、問題なし。
胃内視鏡は、毎年実施している鼻の穴からカメラを挿入した。昨年は事前に、鼻に麻酔し、かつ腕の上部筋肉に注射したが、今年は鼻に少しドローとした液体を注射器で入れた。
この液体を喉まで吸いこんで飲み込んでくれと言う。昨年の痛い注射に比べれば今年の方が何ぼか楽。直ぐに麻酔が効いたようで何となく鼻の奥の感覚がおかしくなる。
そのまま二階に上がり、カメラ室へいき、鼻から胃カメラを挿入した。

胃内視鏡による結果(食道、胃、十二指腸)は「今回も異常なし」。
内視鏡で検査しているあいだ中、モニターを見ていたが、昨年と同じく胃内部の荒れは殆どなく正常に見えた。
胃の下部は全く異常はなかったが、ただ上部の方に胃炎の兆候が少しあるようで、ピロリ菌がいるかもしれないと医者が言う。
今年からピロリ菌の除菌に保険適用が可能になったのでピロリ菌の有無を検査しますと言って二個ほど生体を取った。
昨年は問題なかったですよねと聞くと、昨年はOKだったが、今年はほん少し荒れているらしい。モニターに写る胃の内部は言われればそうかなと思う程度。
生体を検査しピロリ菌が見つかれば、1週間ほど投薬すると完全に除菌できるとのこと。
ピロリ菌がいると、胃がんになる確率が高くなる可能性があると言われれば、是非除菌してほしいとお願いするしかない。 分かるのは2週間後。

            「FUJI FILM 鼻から.jp~胃がんの予防と早期発見」

喉がややかすれることもあったので、咽頭部も注意して見てもらったが全く問題無し。
何時もの事だが、予約してから検査する前は胃や腹部付近に何となく違和感を感じたが、検査後はすっきりとなった。


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月曜日(休日)のスポーツも面白かった

2013-07-17 06:26:30 | スポーツ

    「7日目、稀勢の里完敗で3敗目。初めての綱取り挑戦は失敗」
月曜日は海の日、終日雨だったので外に出ることも出来ず、本を読むかテレビのスポーツを終日見ていた。
大相撲名古屋場所、稀勢の里は既に3敗で、横綱の芽はなくなったらしい。それ以降、今場所の大相撲を見る気持ちがすこし失せていた。
でも、暇なので、大相撲のテレビをつけたら丁度、十両の取り組みだった。 たまたま相撲を取っていたのが「遠藤」。 元元学生横綱だそうだ。
まだ、大銀杏も結べずのままだが、相撲内容は幕の内並みのスピード感があり、感心してみていたが、この日、十両の勝ち越しを決めたそうだ。
十両といえば、エジプト出身の大砂嵐がラマダンの時期に出くわしたので、食事を取るのに苦労している旨の報道が多く、大砂嵐の事しか知らなかった。
「遠藤」と言う本名で相撲を取っているのは、十両昇進が予想より早かったので、四股名が間に合わなかったとのこと。 「遠藤」、期待できる相撲取りになると思う。

今場所、一番失望したのは言うまでもなく「稀勢の里」のふがいなさ。3日目、栃煌山にあっさり負けて、なんでと思ったが、5日目、千代大龍との勝負、負けるではないか思ったら負けた。
千代大龍との仕切りで、稀勢の里がなんとなくそわそわしているように見えた。しかも、NHKが場所前の千代大龍との稽古相撲を盛んに放送し、千代大龍の強さを力説していた。 その途端、
案の定、稀勢の里はあっさりと負けた。それでもNHKのアナウンサーはまだ期待できると言うが、稀勢の里の気迫は既になくなったように画面からは見えて情けなかった。

今場所、「千代大龍」の“まっすぐ”な相撲に興奮している。稀勢の里、日馬富士に勝った相撲は賞賛に値する。まだ24才、20代前半の相撲取りが今場所目立つ。
23才の「高安」もそうだ。同じく3日目、日馬富士の顔を張って勝った相撲。この相撲、気にいった。平幕が横綱の顔を張った。
横綱や大関が格下の顔を張ったり、かち上げは良いが、下位力士が上位に使わないなんて、ましてや平幕が横綱に張り手は禁じ手だとは不公平だな思っていたら、そうでもないんだ。
時に狡賢い相撲をとる「白鵬」に、誰か張り手やかち上げで相撲を取る力士が出てこないだろうか? こんなワクワクするような相撲を見たい。
なんとなく横綱は強いな~と言うことばかしでなく、何をしでかすか分からない相撲取りがいてこそ応援しがいがあるもんだ。



    「阪神、巨人との3連戦、初戦を落とす」 
杉内に対して能見。巨人キラーの能見に期待していた。
オールスター休みがあるので、両軍全力投球のはず。 ・・・だが、初回からゲームが動く。初回表、能見の制球定まらず、3四球の果ての満塁、村田に叩かれよもやの3失点。
能見が3四球を続けたので、ストライクから入った初球を村田に叩かれた。能見の配球を読んだ村田の一振りだったが、加えて大和のミス。
しかし、杉内も立ち上がり不安定。2回、藤井の長打と西岡の犠飛で2点を返す。これで互角に持ち込めたので、いい勝負になるなと喜んだ。
4回、一死二、三塁のピンチを能見が凌ぐ。巨人は奇襲のスクイズを立て続けに3度も指示したが失敗。これで、阪神に流れが来るかと思ったが、阿部の一振一発で2点差。
その後の阪神、新井の一発もあったが、エース能見が6回5失点で敗戦投手。2死から4失点。4四球がことごとく失点につながった。
3連戦初戦の能見、ビシッと決まるところが全くなかった。

それにしても、1回無死、巨人寺内が先頭西岡の中前に抜けそうな打球を逆シングルで捕球し、坂本にグラブトス、絶妙な間合いでボールを受け取った坂本が一塁へ送球しアウトにした。
超ファインプレー。しばしば、大リーグでは見ることもあるが、阪神・巨人の一戦で見ることが出来た。初戦の坂本は打撃不振だったが、守備で貢献し勝利を導く良いプレーだった。

でも、今回見た、NHK BS放送での大野、小久保の解説コンビは素晴らしかった。アナウンサーが上手に解説者に話題をふると、小久保が必要以上に解説するものだから、
相棒の大野が戸惑いを見せている時もあったが、総じて状況が分かりやすかった。NHKBS解説の小宮山と同様に説得力のある解説を聞くと、状況が手に取るように理解し易いので自然に納得する。
一方、民間局の元阪神出身の情緒論や精神論が先走った某解説者が最もらしく説明するのは聞きづらく嫌であったが、小久保の解説は本当に素晴らしい。大きな収穫だ。
大相撲もそうだけど、本当に素晴らしい解説者に巡り逢うと、スポーツ観戦が本当に楽しくなる。

と、昨日午前中書いて、夜、第2戦(16日)をテレビ観戦した。
7回表2死満塁、高橋由が適時二塁打を打ったあと即テレビを消した。結局、巨人が7回の打者12人、6安打の猛攻で一挙8点を挙げて逆転勝ち。連勝で2位阪神に3・5差。
「本拠地甲子園での天王山で2連敗。7回の巨人の攻撃の時には、黄色いジェット風船が阪神ファンの怒りの声のように音を上げで大量に空を舞っていた」と今朝(17日)の報道にあった。

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人吉へ

2013-07-15 06:50:24 | 故郷
日曜日(14日)、人吉に帰郷する女房を神戸空港に送ってきた。神戸→鹿児島のスカイマークを利用する。
人吉は熊本県だけど、神戸から帰郷するする場合は、鹿児島空港から九州自動車道に乗って人吉行きの方が断然早く、かつ安いので、このルートを利用している。
昔、熊本空港着、辛島町経由で帰省したときは熊本空港からの連絡便が悪く時間がかかった。そのうちにスカイマークの神戸⇔熊本便が無くなった。
神戸空港が開港する前、子供が小さい時には伊丹を利用することもあったが、新幹線利用の方がどちらかと言えば多かった。
その後、車で一家揃って神戸から九州、島原や人吉回りの旅行と変わっていくが、神戸空港が開通してからは、このルートを使うようになった。
しかも、JRよりも圧倒的に安価。九州新幹線が熊本を通るようになり、最近、神戸から熊本行きの安価な切符も発売されているが、それでもスカイマークがまだ安い。
スカイマークの鹿児島行き便は2便/日なので、朝一番の便を使い、二日後の鹿児島から遅い方の便を利用し神戸に帰ると、所定の用事も済んで好都合の時間となる。

久し振りの神戸空港。
              
7:20発の鹿児島行き。チェックインカンウンターでは、休日を挟んでの旅行客が多く、長蛇の列。この時間帯が混んでいるのかもしれない。
定刻通りの出発を確認して空港の駐車場を発ったのが7:36、自宅に8:15に到着した。この時間だと飛行機は鹿児島空港へ着陸態勢のはず。やっぱり早いわ!


で、人吉と言えば、7月10日、NHK BSプレミアムで「発見!体感!球磨川紀行」が放送されていた。
熊本出身の宮崎美子が球磨川流域を旅する番組で、球磨川から下流に沿って河口の八代まで旅する番組。
日本三大急流 球磨川上流からの美しい景色を中心に、ツクシイバラや球磨焼酎、アユ釣りの紹介もあった。
番組で紹介された「くま川鉄道」の駅、一武、木上は女房の里に近い。見たような川の風景だなと思っていたら、そうだったらしい。
撮影が6月に入ってからのことで、放送時はツクシイバラもチラホラしか出てこなかったが、5月がピークで一面ピンクのツクシイバラで川沿いは覆い尽くしていたそうだ。
球磨焼酎の原料は米、放送された内容をみると、どう見ても米で作った球磨焼酎の方が、芋や麦・蕎麦より贅沢にみえてきたのは、熊本びいきだけではない。
長期貯蔵の球磨焼酎は黄色だった。昔、長期鋳造の球磨焼酎を飲んだことを思い出したが、強い度数だと飲み口は実にまろやかだった印象がある。旨かった。
でも、球磨焼酎に何れをとっても甲乙つけがたく、何れの蔵元の焼酎も旨いことに変わりないのだが。
それにしても何処を撮っても絵になる場所。人吉は盆地なので、冬は寒く夏暑しの場所だそうだが、緑豊かな、よか田舎という印象ばかりが映っていた。
                「ツクシイバラ・・錦町役場facebook」
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花・・・庭と野々池貯水池

2013-07-13 06:18:08 | 
玄関入口横のバベの木の根元で、オレンジ色と黄色の花が咲いている。アヤメ科の「ヒメヒオウギズイセン」。
スイセンと称するが「スイセン」の一種ではなくアヤメ科だからこの季節に咲くらしい。
スーットのびた花茎は細く、穂状のオレンジ色と黄色の花はフラフラして風に揺れ、如何にも南京玉簾のようだ。
オレンジと黄色の花と書いたが、昨年まではオレンジ色だけだったので、黄色の球根もやっと目覚めたのかな? 
この花も気にいっている。
                            
                   

一方、例年よりも早く始まった、今年の野々池貯水池の一斉草刈だが、折角蕾をつけていたオニユリが根元からバッサリ刈られた。
毎年咲く花の茎にできるムカゴが周辺に広がり出したオニユリだが、今年は残念ながら咲くことは無い。
写真は「昨年の野々池貯水池のオニユリ
     
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