20日の日曜日、快晴。今日は暖かいので、一日、面白いスポーツをパソコンやテレビ観戦で過ごす。
午前中、米国で開催されたモトクロスの「MONSTER CUP」レースをパソコンでライブタイミング観戦した。カワサキワークスに加入した期待の新人 Adam Cianciarulo選手がメインの450㏄クラスに初参戦した。結果はと言うと、そのAdam Cianciarulo選手が優勝し、賞金一億円を獲得した。当初は、経験豊富な、同じくカワサキワークスEli Tomac選手の勝ちだろうと予想したが、手堅いレース展開で Cianciaruloが一億円を勝ち取った。今年の主要モトクロスレースはこれで終了し、2020年のAMA SX初戦は来年の1月4日、アナハイムの
Angels 球場、楽しみにしている
午後2時半から、茂木サーキットで開催中の世界ロードレース選手権の最高峰「MOTOGP」をテレビ観戦。久し振りにロードレースのMOTOGPを観戦したが、非常に面白い。今迄、ロードレースと言えば全日本JSBか鈴鹿8耐だけしか見る機会がなかったので、スーパーバイクマシンがロードレースの最上級マシンかと思っていたが、MOTOGPマシンを見ると、明らかに次元が違うと思えた。サーキットを最も早く走るためだけに開発されたMOTOGPマシンと一般量販されているスーパーバイクとのポテンシャルの大きな差をまざまざと見せられた。MOTOGPマシンは途轍もなく素晴らしい。
さてさて、午後4時半からは期待のラグビーW杯のテレビ観戦だ。
その手始めがウェールズ対フランス戦。ウェールズが終盤の逆転勝ちで4強。序盤はフランス優勢で始まったが、後半、終了間際、ウェールズが逆転トライで勝ち、4強進出を決めた。こんな勝敗の決し方もあるんだと、最後まで勝負は分からんと実感。
7時半からラグビーの日本対南アフリカ戦が開催されるが、その間、プロ野球のソフトバンク対巨人戦をテレビ観戦した。
結局、この試合もラグビー観戦に切り替えるために観戦を中断する羽目になったが、序盤を見る範囲では、ソフトバンクの先発高橋投手の出来が素晴しく、個人的には、多分、ソフトバンクの勝ちを予想したが、ラグビーの合間、野球にチャンネルを合わせると、6-3でソフトバンクの勝ちとなった。
で、日曜日、最もエキサイティングした、一番のスポーツテレビ観戦はラグビーW杯日本対南アフリカ戦だった。
初の8強入りを果たした日本は、19日発表された世界ランキングでは6位に浮上した。南アフリカは世界5位。W杯4強を掛けて、世界5位の南アフリカと6位の日本が戦うのは大いに興味を抱かせるものだ。結果は、南アフリカに3-26の完敗。前半、3-5の大健闘でボール保有率に優位な日本に勝算ありと思えたが、後半が始まると、南アフリカの猛攻撃が始まった。日本は体力的に勝る南アフリカにスクラム攻勢で押し込まれ、南アのボールを勝ち取る執念も並大抵なものでもなく、日本側のパスも簡単に南アに取られてしまうほど、南アフリカの勝ちに対する執着心は見るものを圧倒するほど、興奮ものだった。日本の戦いは終わったが、我々「にわかラグビーファン」にとって、ラグビーを見る楽しさは従前のスポーツ以上のものだった。モトクロスやロードレース、そしてプロ野球以上に、ラグビーを見る楽しさが増えたことは嬉しいものだ。