23日の米国二輪専門ネット誌”Cycle News.com”を読んでいると、今年最終のモトクロス戦が有名なLAコロシアムで開催されている様子
「
2023 Los Angeles SuperMotocross Press Day」が投稿されていた。その中に、
「Bring back the 90’s! Kawasaki is celebrating 50 years of KX and wrapped their box van for the occasion.」として、´90年代に採用されていたTeamGreenバンや’90年代のカワサキモトクロスバイクのC&Gを採用したファクトリーバイクそして当時のワークスTシャツを着たスタッフが紹介されていた。で、翌日の同ネット誌には
カワサキのワークスマシンで大活躍した、Jimmy Weinert, Brad Lackey, Jeff Ward, Damon Huffman, Jeff “Chicken” Matiasevich, Mike Kiedrowski, Mike LaRocco, Mike Craig, Ryan Hughes, Jeff Emig , Ryan Villopoto そしてマネージャーのRoy Turner。
半世紀にわたる歴史を記念し、KXの持つアグレッシブさとたゆまぬ進化を具現化した特別なモデルが登場。モチーフとなったのは、1990年モデルのKX250。ペリメターフレームを初採用した革新的な車体に斬新なカラー&グラフィックを取り入れた、当時のフラッグシップである。50周年記念モデルには、この1990年モデルをオマージュした蛍光ピンク&ブルーのポップなKXロゴ、鮮やかなブルーシート、そしてアニバーサリーロゴなどがあしらわれた。先進のメカニズムにレトロデザインが加わり、往年のファンには懐かしさを、新しい世代には斬新さを感じさせる、記念モデルにふさわしい佇まいを身にまとっている。」、と90年代のカワサキモトクロスバイクのレトロデザインを採用したKX50周年記念モトクロスバイクを紹介されている。加えてまた、川崎重工のHP「
2024年KX450のKX50周年記念モデルを発売」には、KX50周年記念バイクの概要が解説されている。
「川崎重工業HPのKX50周年記念モトクロスバイク」
で、’90年代にカワサキが採用したC&Gが下記写真で、’93年のチャンピオンマシン Mike Kiedrowski 車と´94年のチャンピオンマシン Mike Larocco車。
「1993 KX250SR Mike Kiedrowski」
「1994 KX250SR Mike Larocco」
Kawasaki USAのFBに投稿されているコメント欄をみると、レトロ調のKX50周年記念C&Gは概ね好評価されている。こうしてみると、好き嫌いはどうでもよいが、30数年前のグラフィックは今もなお通用するような気がするが、思い過ごしかな。30年前の遠い昔のカワサキは、このようなC&Gのモトクロスバイクを市場に問い、そしてチャンピオンを獲得していた。