野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

今年も何やかんやで一年ももうすぐ終わり

2013-12-30 07:07:58 | 日常生活

    「年末の野々池貯水池ジョギングコース外周路」
今年もなんやかんやであと一日で終わり。 そこで今年の正月のブログにどんなことを書いたか読み返しみた。それによると「今年の正月は晴れ、風もなく暖かく、近くの野々池貯水池を散歩する人、ジョギングする人で楽しそうだ」と書き始め、ついで、「日本の不景気を他所に韓国は好景気に揺れ、例えばサムソンは夜の街での酒の飲み方を自重するように指導中」と続けている。そして、「報道では、2013年の日本は復活し、バブル到来の兆しさえあると書かれているが、景気など気分次第らしいから、そうなって欲しい」とも書いている。それほどまでに、昨年までの日本の景気は相当に悪かった。

それが、一年たった今、先日のウォール・ストリート・ジャーナルは「金融市場の2013年ビッグサプライズ―日米株の上昇」として、「バンクオブアメリカ・メリルリンチ が1年前に行った調査で、有力マネーマネジャーたちは日本の株式市場が嫌いだと語っていた。日本株は世界で最も愛されない資産クラスの1つだった。 マネジャーたちは決して手を出そうとしなかった。それがどうなったか。 昨年末に就任した安倍晋三首相は拡大的な経済政策に着手し、株式市場に火をつけた。 日経平均は年初から53%上昇している。」として日経株の上昇を評価している。まさに安部総理の公約通りに円安に移り株価は素直に反映した。先読みに優れた人は大儲けだろう。27日の為替は105円ベースで日経平均は16,200円に上昇。企業は来年のベースアップを考慮中との報道もあり、景気回復を実感出来るところまで歩み寄りつつある。年末なんとなく明るい兆しになってきた。・・・万歳!!



    「KX40周年を祝う有志の会記事:ダートクール誌」
先日、「ダートクール」誌が送付されてきたと連絡があり明石工場まで貰いに行った。今年11月の「KX40周年を祝う有志の会」の記事がでている。当初計画時、開発部隊の内輪の会を雑誌に取り上げてもらう必要性もないと雑誌社には連絡しなかった。が、会を聞きつけたジャーナリスト数名が参加してネットや雑誌等に既報している。開発部隊の内輪の懇親会など一般ユーザーの興味の対象外だと思っていたのだが、決してそうではないようで、日本では唯一のMX専門誌がKX開発の歴史秘話を取り上げた。さすが、専門誌だ。単なるイベント紹介記事ではなく、「KX40周年に寄せて・・プロジェクト創成期の記憶」としてKX開発に携わった技術屋の寄稿集を、そのままを、4ページに渡って記事にしている。これこそは我が意を得たり。 「KX40周年を祝う会」の本来の目的は、他社に比べ技術的に劣勢にあった創成期のKXを勝負出来る所まで仕上げた苦労話しを語ること。先人達の苦労があったからこそ今のKXがあると言うのは間違いない事実で、その当時の技術担当者達がとった行動は今なお新鮮にして学ぶべき事が多い。これを語り続ける事こそ、有志の会の目的であった。 「ダートクール」誌は有志の会の目的を素直に雑誌の中に表現してくれた。 編集長に感謝である。創成期の担当から現役にいたる技術者が共に語り合ったKX有志の会、先輩の心意気は確実に心ある後輩諸君に伝わったと信じている。そうであれば今年の大きな収穫に間違いない。ところで、旧友とは良いもんだ。今回は旧友とともに会を立ち上げたが、決断も早いし実行力がある。今後も何らかの形を変えて継続しようと思う。



    「年末の林崎疎水」
ブログを投稿し始めて今年は2年と半年以上が過ぎた。
日頃からこうではないかと考えていた事象や現象が発生した場合、直感的に頭の中に言葉が出て、その直感の源流には自分の基本的な考えがあるので、ブログを書く事は全く苦にならないのだが、最近、投稿したブログを読み変えしてみると、だんだんと文章が面白く無くなっているように感じる。しかも、書き始めるまでに相当な時間が掛る上に書き終わるまでも時間がかかり、更に悪い事には文章がくどい事だ。最近、なにも書きたくない日もある。そういう日は、書こうとすること自体、頭に浮かんでこないのでだらだらと書き続け、読み返しても面白くも何ともなく、はっとして書き直すことになる。性格とは難しいもんだ。それでも、一日置きにブログを投稿しようと言う気持ちだけは持ち続けている。加えて訪問してくださる読者数も確実に増えているので有難いものだ。野々池貯水池のジョギングコースを早足でウォーキングすると、直ぐに体は温まりほんのりと汗をかく。この時が最も頭の中が爽快になる時だ。この気持ちがある限り、書き続けることはできると信じている。ブログ投稿開始時のように自分自身がワクワクするようなブログを書けるように興味を持ち続けたいという気持ちを大事にしたい。


■それでは、どなた様もどうか良いお年をお迎え下さい。
今年一年、訪問していただき有難うございました。
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「神戸ファッション造形大学」の跡地は既に更地

2013-12-28 06:26:44 | 野々池周辺
野々池貯水池に隣接している「神戸ファッション造形大学の解体工事は殆ど終了」と11月8日に書いた。
で、それから1.5カ月が過ぎ、その後の跡地は既に更地に変わり、これから宅地造成工事が開始されるようだ。
大学があった頃に比べ、更地に変わると、こんなに広い 敷地面積だったのかと感心するばかり。
高い建屋がなくなってしまうと、視界が広がり広々とした空間の中で、既に道路の杭打ちが始まった。
入り口に立てかけられた許可標識を見ると、6月までには宅地建設が終了する予定らしい。
  
  
大学の標識に変わり、宅地造成者ののぼりが立った。
  





                 
                 

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フィギュアスケートは素晴らしい!

2013-12-27 06:23:56 | スポーツ
   「ソチ五輪フィギュアスケート日本代表 (c) Getty Images」
フィギュアスケートは好きなスポーツなので、良くテレビ観戦している。
先日のフィギュアスケート全日本選手権をテレビ観戦したあと、ソチオリンピック日本代表の発表があった。順当な日本代表の選出でオリンピック表彰台の期待がかかる。
ところで、その前に開催されたGPファイナルでは、浅田、羽生選手が非の打ちどころがない演技でチャンピオンとなって、そのままの勢いで全日本選手権へと続いた。
しかし全日本では、GPファイナルで圧倒的安定感のあった浅田選手がミス。入れ替わって最近調子が上がらないままの鈴木、村上選手が完璧な演技で1、2位となった。
何が影響しているのかは我々素人には分からないが、全日本を見ていると、ちょっとしたことが微妙にミスに繋がってしまうようだ。こんなに難しい競技は他にないなと思った。
解釈によっては、ミスすれば順位に直ぐ反映するほどに日本選手の層の厚さを示すものだが、常に調子を維持する難かしさがフィギュアスケートにはあるから油断ができない。

つい先日の神戸新聞に、フィギュアスケートの採点の難しさを解説している記事があった。
ジャッジが採点して出した点数、機械ではなく人が人を採点するが故の難しさがあるようだ。観客が感じた印象とジャッジの点数が一致する時もあれば乖離している場合もある。
浅田真央が採点に対する発言(「判定は気にしていない」という発言)を取上げている記事が一時期話題になった事もあるぐらいだ。そんな中、ソチに出場する可能性が高い韓国の
キムヨナ選手が、長い試合ブランクの後、クロアチアの大会で復帰を果たし200点超えを出した。その演技を後日、録画をテレビで見たが、全日本時の日本人選手の200点超え演技とは
明らかに異なり悪いもので、キムヨナの200点越えの演技には正直びっくりしたものだった。 何時だったか、キムヨナ選手に露骨と思えるほどの高得点が続くこともあった。

だが一方、今年の3月に開催された「2013年世界フィギュアスケート選手権」では、キムヨナと日本人選手の演技では圧倒的にキムヨナの演技は素晴らしかった。
その時のキムヨナの素晴らしさを、当ブログでも 『キムヨナと日本勢との差は歴然としていた。どう見たって圧巻の演技だったし、文句のつけようがない。
長い間のブランクは演技に影響しないのかな? 出だしの3回転から終わりまで演技は安定し本当にケチの一つもつけようがなかった。
女子プロゴルフも、全美貞とヤング・キムとの韓国人対決のプレーオフとなった。日本人と韓国人の集中力の差、この差は何処から来るのだろうか?』と書いた事もある。
キムヨナの実力は、このように計り知れないほど高いものがあるので、本番までには必ず調整してくるのだろう。

我々観客が見るフィギュアスケートの採点は”より美しく”が判定基準だが、ソチでは、再度浅田真央とキムヨナの一騎打ちが再度予想される。
明るさと笑顔で嫌みがなく誰からも愛されるキャラクターの浅田の一番の心配は“繊細”なこと、そのライバルであるキムヨナの大胆で妖艶な演技が
ソチでどのように評価されるのだろうか。ソチの後、浅田真央もキムヨナも引退するように報道されているので、この世紀の一戦は見逃せない。
全日本やGPファイナルで見せた浅田真央の実力と繊細さ、それは期待が大きいだけに裏返してみれば不安も一杯ある。
その不安を日本人選手の層の厚さがカバー出来るだろうか。




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よくやった西脇工業・・全国高校駅伝

2013-12-25 06:12:43 | スポーツ
  「2013年全国高校駅伝:10位西脇工業、神戸新聞」
22日の全国高校駅伝で、兵庫県代表の西脇工業は10位となり入賞を逃した。
当日の昼からズーと高校駅伝をテレビ観戦していた。4チームのアンカーが団子状態で競技場に入りトラック勝負となった瞬間は最高の場面で、
最後は山梨学院大付属高校が2時間03分53秒でトラック勝負を制し優勝。4位の広島世羅高校までが3分台の接戦で、3位までがなんと各一秒差。
非常に熱が入ったエキサイトする駅伝の試合だった。

世羅は、昔、その近くまで度々仕事で訪れていた時期があったので、世羅高校が高校駅伝に出場するたびに応援してきた。
梨の名産地だという記憶がある。 その世羅高校、3区で留学生が一挙に前に出てくるが、思ったほど2位との差を広げられず、
一年生アンカーに勝負を託す。トラック勝負で一年生は一時トップに出るも残念だった。 
一方、兵庫県代表の西脇工業は遅れて2時間05分55秒の10位。西脇の兵庫県大会記録が2時間05分06秒なので実力を出し切ったものの
上位4位が2時間3分台だから、優勝に絡めるタイムではない。

それにしてもビックリしたのは、西脇工業の監督が元部員に体罰を与えたと試合当日にメデイアが報じたこと。どんな体罰だったかは知らないが、
なんで試合当日に報道されるのだろう。体罰があったことを西脇工の生徒は既に知っていたようだが、1年3カ月前の話を、試合当日報道され、
相当のプレッシャーがあったと類推される。それにしても、なんで当日情報を流し報道するのだろう。
学校によると、教諭は昨年9月に奈良県であった大会の後「期待したレースが出来なかった」として当時1年の男子部員をたたいた
と書いてあった。怪我はなかったそうだ。

一方、こんな報道もあった『大会当日朝に明らかとなった体罰問題で揺れた西脇工(兵庫)は10位でフィニッシュ。
1区を走ったエースの藤原は「悔しいですけど、これが自分たちの力」と冷静に受け止めた。 史上最多8度の優勝を誇る強豪校で、
監督不在という異例の事態。選手らも「詳しいことは聞いていない」と硬い表情だった。それでも、藤原は「みんながしっかり調整
していたし、不安も影響もなかった」と強調。吉良勇太コーチも「選手らはいつも通りに走ってくれた」とたたえた。』
この報道を読むと、生徒達は自分の立場を冷静に理解している。 試合当日、体罰を大々的に報道され、選手への精神的
動揺はいかばかりかと思ったが、当の生徒たちの発言は思いの外しっかりとしていた。監督教官不在のもとでよくぞ頑張った。
・・・すごいぞ西脇工業陸上部!!

だいぶ前だと思うが、たしか西脇工業の陸上部はその活動をテレビドキュメント放送されていた。県立工業だから普通に入学試験を
受けて合格し、その後陸上部に入部し全国屈指の陸上部へと成長する。各人が自覚をもって活動している様子が放送されていたので、
担当教官の指導は相当に優れていたのだろうと感心しながら見ていた。
実際、体育の、しかも県屈指の陸上部を有する学校への期待は、西脇に限らず県全体から相当なプレッシャーが掛っていると思う。
そんな中での事件だが、それにもめげず自分たちの実力を遺憾なく発揮するところに西脇工業の校風が見てとれる。
・・・素晴らしい駅伝をみせてくれた。





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2013年 西明石駅イルミネーション

2013-12-23 07:14:45 | その他
今年も、女房の三宮での忘年会帰りを西明石駅に行ったついでに西明石駅イルミネーションを見てきた。点燈式は12月8日(日)だったそうだ。
ここ数年、用事のついでに西明石駅まで足を伸ばしイルミネーション見学してきたが、今年のイルミネーションもまた素晴らしいものだ。
西明石駅のイルミネーションを見ると、何故かほっとするものがある。何時もは全く味気ない西明石駅の在来線側、駅のロータリー中央配置されているが、
決して豪華でなく、この時間だけは、西明石の玄関口の新幹線側に比べ圧倒的に存在感があって付近を暖かくしている。イルミネーション回りはタクシ乗り場で、
居酒屋も多い。だからこそ忘年会帰りに駅までの帰り道、イルミネーションの明りがほっとする瞬間になっているのだろう。
このイルミネーションも地元の有志を募って成り立っているらしいが、どこぞの大企業の寄付はないものだろうか。
                           
   
   

★過去のイルミネーション:
         「2012年度版」
        
         

      

        
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スポーツ雑感

2013-12-20 06:24:14 | スポーツ
■田中将大投手、大リーグ挑戦を表明
       ESPN「Masahiro Tanaka eyes MLB
楽天のエース田中将大投手が大リーグ移籍希望を正式に表明した。 田中選手はMLBに行くべきだと思う。
17日のテレビスポーツは、田中選手のMLB移籍希望に多くの時間を割いて報道していた。田中選手の実績を誇示することなく時期を踏まえてMLB移籍希望を慎重に話す様子は好感
が持てるもので、世間の関心が多いことも考えると、球団側は早い時期に容認するのだろう。当の米国側の関心度も高く、ESPNは田中選手のMLB移籍希望を大々的に伝えている。
楽天は入札価格を問題視しているように報道されているが、すでに日米間で新ポスティング制度が合意された以上、20億でも良しとせざるをえない。確かに、過去のポスティングシステム
でMLBに移籍した選手の移籍費用に比べれば、日本の至宝の価格は一見低いように感じられるが、それはその時点の環境が決めるもので、一般のファンにとってはどうでもよいこと。
現プロ野球界最高の選手が日本を去って本場米国に渡ることによって、プロ野球人気が低下する事への危惧を心配する声もあるが、プロ野球ファンの一人として言えば、むしろ歓迎している。
これで、朝一番のMLB放送を観戦する楽しみが、ダルビッシュ、黒田に田中を加えて3人となれば、ワクワクするのは間違いない。スポーツビジネスに優れ、優秀な選手が評価される米国。
世界最高の選手が集まる米国で、そのなかでも実力次第で最高の舞台が用意されるのであれば移籍して当然で我々はその活躍を見たい。だからMLB移籍は当然だ。
阪神ファンの一人とすれば、楽天の試合など見る機会は殆ど無く、阪神の動向しか興味なし。阪神の試合に加え朝一番のMLBの田中選手が放送されれば最高のファンサービスではないか。

■カーリング女子、ソチに行く。
      「日経Web刊 スポーツ」

カーリングのソチ五輪に出場権を獲得した五輪女子日本代表が帰国したとの報道。女子の日本勢としては5大会連続の五輪切符だそうだ。
カーリングと言うスポーツ、見ていると面白さでドンドンと引き込まれていく。一投する毎に局面が変わり、攻守の立場があっという間に変わってしまう。なんとも面白い。
氷の表面の状況を読み、敵や味方のストーンの配置を読んで、見ていると強弱をつけて狙いを定めて投げているようだ。しかもブラッシングで方向とスピードを微調整する。
スリル満点で、サスペンスもありで、見ているだけ興奮する、非常に面白いスポーツだ。ソチでは期待の競技。

■阪神タイガーズ
    
今年の阪神、当初、新聞ではFA宣言した選手を獲りに行くと書いてあったので、来年の阪神は面白くなるぞと思っていた。
しかし、結果は、FAにことごとく失敗し、巨人やソフトバンクに行ってしまった。FA選手も自身への評価が高く、且つ勝てる可能性の高いチームに移籍を希望するのは当然の事だから、
阪神はそのようなチームとして評価されなかったということ。 だが一方、今年の阪神の補強課題であった、抑えのピッチャーと四番バッターの有力候補を獲得出来たので、
昨年の戦績よりかは確実に上がるはずだと思う反面、久保に逃げられた辺りを見ると、やっぱり、阪神のベンチ体質は選手にとって信頼できないのではなかろうかと思ってしまった。
つい最近の報道に、「「新・勝利の方程式」に不安? そんなAFOな… 失敗すればいじり確実」と言うのがあった。
先発陣は能見、メッセンジャー、藤浪の三人だが、その後の抑えはとみると、安藤、福原、呉が「新・勝利の方程式」となるらしい。彼らの頭文字をとって、愛称は「AFO」。
これって「アホって読めますよね。まずくないですか?!」とチーム関係者が懸念していると書いてある。先発が三人しかいないではないかと余計な心配していたら、こんなことが話題となる。
別に笑いを取らなくとも良い場面なのに、ほんま阪神は面白い話題を提供するには事かかないチームだな・・・・。
19日の夜、阪神タイガーズFBに「阪神タイガース オフィシャルファンサービスメンバーの募集します!  阪神タイガースは、2014年シーズンにファンの皆さまに笑顔と元気を
 お届けするオフィシャルファンサービスメンバー(名称未定)のオーディションを開催いたします。」とでた。
すると、早速、阪神の女性ファンから「最高のファンサービスは優勝する事!こんなつまらない企画ばかり考えずに強くなる事に全身全霊注ぎなさいっ!!」とのコメントに”いいね”が急増。
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なるほど・・・「You meet the nicest people on a HONDA」

2013-12-18 06:16:06 | 二輪事業


14日のBSで、田原総一朗の仰天歴史塾「ニッポン経営者列伝 ホンダ 本田宗一郎」を放送していた。2時間見たが、本田宗一郎伝は何時見て痛快で面白い。番組にあった「ホンダは何時もレースに挑戦とは? レースは世界対照テスト!」とは興味深し。本当にこんな会社ってあるんだなと思う反面、本当にそうかと疑うこともままある。レースを企業行動の真正面に据えることに躊躇する二輪企業が多い中で、レースを、いやモータースポーツを企業の原点、あるいはDNAだと言って憚らないのはホンダだけ。レースとは技術的合理性の塊のようなもので、それは企業にとっての技術的優位性を競うものであるが、ある面、非合理性が必要な二輪や四輪とは明らかに異なるものだ。だとすれば、レースが企業の原点だと言われても実際の二輪企業活動の現実と、レース活動と企業活動との結び付けを一般顧客がどのように理解しているのだろうか。ホンダの伊東社長は、2011年モ-ターショーの挨拶で、「モータスポーツが持つワクワクドキドキ感をもったパーソナルモビリティを市場に提供しつづけるのがホンダの役割で、その先導役をモータースポーツ活動が担っている」、続けて「ワクワクドキドキできる商品を提供するために私は、就任時より「画鋲のような尖がった商品」を開発できる体制作りを進めてきました。尖った商品とは、しっかりした環境・安全性能をベースに、エッジが効いた商品を表します」として、レースの持つ大きな役割をホンダは説明している。「画鋲のように尖った商品」とか「ワクワクする商品」を展開するために、その先頭をモータースポーツ活動にあるとしているが、なんとなくイメージが掴みにくい。抽象的な表現で、一見分かり易いような印象もある反面、レースと言わずモータースポーツと言い直さねばならない世界もあるのも事実。それにしても、本田宗一郎の話題は痛快活劇をみるように面白いが実に合理的で、番組に出演している大学生がどのような反応をみせるかも合わせて見ると面白かった。

それはそれとして、先日ホンダの「ナイセスト・ピープル」と言う記事に出会った。
          「You meet the nicest people on a HONDA」
上記のキャッチコピーは二輪に携わっている人であれば誰でも知っている広告で、米国の広告史に残る名キャンペーン「ナイセスト・ピープル」だ。米国で最も成功した例として知られる「ナイセスト・ピープル」キャンペーンは、米国民の持っていた二輪のイメージを大きく変えた言われ、ここからホンダ二輪が本格的な米国進出が始まる。これを起点にホンダは米国の二輪市場で大成功を収めていくことになるが、その秘訣を「ホンダは周到な計画に基づいてマーケットを開拓し、大胆な投資を行なって、一気に新しい市場を築き上げた」と聞かされてきた。ところが、「定番の戦略論を疑え、ホンダ米国進出の真実」によると、ホンダの実際の関係者らから返ってきた答えは、「自分たちはそんな考えは全く知らなかった」というものだった。つまり、ホンダは背伸びして米国でハーレーのような大型二輪を売ろうとして大失敗し、資金も尽きかけて途方にくれていた頃、ひょんな事からスーパーカブで成功した話しだ。従来説明の「それまでのオートバイとは全く異なる訴求ポイントを持った差別化商品としてスーパーカブを売ることに成功した」と言う、それまでの分析はあくまで結果論であって、緻密な調査と明確な戦略がホンダに最初からあったわけではなく、大失敗した死の渕からの場当たり的な行動が当った言う話。

よく言われている事だが、「成功の要因は、いつも非合理」「失敗の要因は、いつも合理」。
「成功要因は、いつも非合理」だといっても、事前の調査等合理的思考なきままに市場に出て行くと大失敗につながるが、「ナイセスト・ピープル」のホンダの例は場当たり的対応で成功したわけだ。「確実性が高い現実のビジネスにおいて有効に機能する戦略は、事前の計画で策定することは難しく、むしろ走りながら修正を加えつつ進んでいくべきである」と言うのが上記の解説にもある。こういう事例があるから、塀の外からみるホンダという企業はいつも面白い素材を提供するので何時の時代になっても観客の興味を引き付ける会社だというわけか。これこそ、勝つために周到な計画を立案しても、敵といざ戦う段になると、意外に敵は手強く、悪戦苦闘しながらも勝ち方を修正していくレースの醍醐味にも似てワクワクする。

参考:「進化戦略研究会」の「経営戦略論 VS ホンダ」に面白い分析がある。

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野々池貯水池、12月中旬の景色

2013-12-16 06:17:45 | 野々池周辺
12月も中旬になった。先週辺りから寒くなり、朝の外気温が2度以下になることもままある。
寒い寒いと言いつつ新聞を読みながら暖かくなるのを待っている時間にも、野々池貯水池のジョギングコースから話し声は聞こえる。
寒い朝一番でも陽が昇るとウォーキングに勤しむ人達は多くいる。そんな話し声から元気を貰って外に出ようと思うが、それでも寒いので、
午後から野々池貯水池のジョギングコースに登る。風が冷たく強く吹いているが、ほぼ毎日、ジョギングコースを走っているのが近くの学校の中学生。
この日は、近々駅伝があると言うことで、明石南高校の陸上部も走っていた。 兵庫県高校駅伝大会では女子が24位、男子が12位だった教えてくれた。
男子は西脇工業に10分遅れ、女子は須磨学園に12分遅れだそうだ。走っている姿を見ると端正で軸のぶれもなく早そうに見えるが、もっと凄い学校があると言うことか。
同じ明石南高校の野球部も一緒にランニングしているものの、走りの速度、走る姿勢の安定性は陸上部の生徒がダントツに恰好良く見えた。
   

冬到来の季節、野々池貯水池のジョギングコースの傍で最も早く咲く”サザンカ”の花。
紅地に白色花弁のサザンカは11月中旬から咲いているが、冬の色気のない景色の中でサザンカの花は良く目立つ。
   

朱色のサザンカも咲き始めた。この時期の主役はやっぱり“サザンカ”に落ち着くか。
     
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いつ見ても存在感がある - Monster Energy/Pro Circuit/Kawasaki team

2013-12-14 06:21:21 | モータースポーツ
「 kawawaki USA facebook」に「2014 Monster Energy/Pro Circuit/Kawasaki team 」が紹介されていた。
これだけのメンバーが同じ装備で登場すると、何時みても存在感がある。
        

2014年の「Monster Energy Supercross 」第1戦: Anaheimは1月4日から始まる。いよいよ2014年スポーツの開幕だ。
今年プロレビューした期待の若手ホープ"Adam Cianciarulo"、2年目の活躍が楽しみでもある。
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今、US市場で最も成長している二輪企業はKTM だそうだ

2013-12-13 06:21:31 | 二輪事業

            「Motorcycle USA.com」

11日、「Racer X」の「KTM FASTEST GROWING IN U.S.」記事に加え、同じく「Motorcycle USA.com」には「KTM Claims Biggest Sales Growth in 2013」にこう書いてあった。「 2013年、米国で最も急成長している二輪企業はKTM」、「KTMの11月の販売台数は2012年同月比+49%、 11月末時点では年初来の数字は28.8%の増加」とあった。リーマンショック後、二輪の大市場米国は半減を超えて減少し、世界の二輪企業を牽引するホンダ、ヤマハは新興国に活路を見出し、特にホンダは新興国市場で高収益を確保し続けている。一方、その間、日本企業が落ち込んだ欧米の二輪市場に浸食してきたのが、強いブランド力をもつ欧米の二輪企業だった。その代表がハーレーで次にBMW、Ducat、KTMだ。その中でも、KTMは、その明快なコンセプト「KTM Ready to Race」でON,OFFとも豊富な品揃えと地道な「草の根活動」を展開し、日本メーカーが予算縮小しているこの時期を、KTMは絶好の機会だと捉えているようにも思われ、KTMがアメリカのオフ市場を席巻する日が近い事を予感させると、以前、このブログにも何度も書いた。特に、モトクロスの分野では、世界選手権や米国のスーパークロスレースに多くのKMT支持者が増加していると言う事実は、その強固なブランド力を如実に証明し疑う余地もなかった。

また、日本市場でもKTM台頭の勢いがみられると末端販売店数社の社長から聞いていた。つい最近も日本車からKTMに乗り変えるユーザが増えつつある事実をみると、世界の動きが日本市場に展開されているのかもしれない。今までは、ハーレーは別格で日本企業間で其々の立位置を論議していれば良かった。しかし今後はひょっとしたら、欧米社の浸食した残りを日本企業が争う場面にならないとも限らない。そうならない事を願うばかりだ。

■当ブログでのKTM関連記事・・KTMの記事を集めたのではなく、気になる記事にKTMが多かった。
 「KTMの台頭・・・FIM Junior Motocross World Championship
 「Ready To Race 「KTM Junior Supercross Challenge
 「2012 Motocross of Nations から見える事
 「今年はどうだった、MX日本チーム

■今だ軟調な欧州の二輪市場に比べ、米国の二輪市場は回復傾向にあるとされる。
その代表はハーレーダビッドソンだが、その他で言えばDucatiは+21%の販売台数増加、同じKTMも+15%の台数アップが顕著。2013年に入り、日本の二輪企業の生産は前年度にくらべ低調に推移している模様だが、欧州二輪企業の販売は引き続き販売好調とみえる。米国では特にOn-Hwyの販売落ち込み傾向にあるも、オフロード車に代表されるOff-Hwyの販売は依然好調に推移しているようだ。
「出所:Motorcycle Sales by Year 1992 to 2012
   「Motorcycle Sales by Year 1992 to 2012」






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