野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

大相撲 名古屋場所序盤、2024

2024-07-19 06:05:43 | スポーツ
大相撲名古屋場所も序盤が済んだ。
場所が始まる前の新聞等の報道では、一番に大の里の大関昇進なるかと、それを阻止すべき現大関陣の踏ん張りはどうかとの記事が多かったが、横綱照ノ富士の動向は少なくどちらかと言えば出場に否定的な論調もあった。今日(18日)は五日目、これまでの自分なりに感じた序盤戦の印象が千秋楽にどのように繋がるか、記録してみた。

本場所が始まって5日経過したが、現状の印象では、横綱照ノ富士は往年の力相撲が復活し、これが数場所休場した横綱かと言わんばかりの圧倒的強さで連勝中だ。例えば、初日の相撲、これが横綱だと言わんばかりに平戸海に圧倒的な力の差で勝ち、そして四日目の御嶽海との相撲では、照ノ富士は立ち合いのあと、すかさず左の上手をつかんで、そのまま前に出て、最後は得意の右四つになって寄り切って勝った。初日から5連勝だ。五日目を終えて、勝ちっぱなしは照ノ富士ただ1人。
「四日目:デイリースポーツ」
一方、大関昇進を期待されて場所入りした大の里相撲はと言うと、これが大関を目指す力士かと言わんばかりの弱さが露見し、5日終了時点で2勝3敗で、しかもその相撲たるや無残な負け方ばかし。先場所連勝街道だった大の里の弱点を、相手力士も研究しているのだろうか、大の里の強さの的である、右を殺す作戦等を駆使している。相撲内容も弱さが目立ち、この相撲では大関昇進ははるか向こうに行き、今場所勝ち越しさえも怪しくなった。そんな相撲を大の里はとっている。相撲の評論家も「大の里は相手を軽くみている、原点に戻ることが必要」という声も目立ってきた。たとえば、初日、初顔合わせの御嶽海との立ち合い、御嶽海は丸い体を更に丸めて大の里の右を封じ、慌てた大の里は何もできないまま一気に押し出された。二日目の若元春との相撲もそうだ。立合いは若元春を一気に土俵際まで追い込んだが押し切らず、左を許して押し倒された。その後も大の里の相撲はそんな感じだ。で、四日目も平戸海にも立ち合いで不意を突かれバタンと手を突く。五日目は立会を焦らず見て立ち大関復帰を狙う霧島を押し出して勝ったが、相手力士も大の里戦略を考えてきているので、勝ち越すのも大変だと思う。

そして、名古屋場所の初日の相撲は荒れに荒れて始まった。
3大関がそろって初日に負けたのだ。大関琴桜は大栄翔の厳しい攻めに押し出され、大関豊昇龍は熱海富士の圧力に屈し、9度目のカド番大関貴景勝は明生に簡単に押し出された。特に貴景勝の相撲は苦しい。古傷の首の故障で強く当たれない、押している様に見えるが多分手だけが動いて体が前に動いていないから力が伝わらず、土俵際に押し込んでも俵に掛かると逆に押し返されて負ける。勝手の強い貴景勝は既になく、仮に落ちたとしても、その地位を維持するのも難しそうにさえ見える。玉ノ井親方も「視点こう指摘している。

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玄関のオニユリ、2024

2024-07-17 06:32:26 | 日常生活
玄関のオニユリ
  



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「TIME」誌

2024-07-16 05:54:42 | その他
「TIME」誌は「Eyewitness Accounts From the Trump Rally Shooting」と報道した。
 

★ 文句なしに歴史残るショット で、しかし凄いな、これで、ほぼ決まり! 
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野々池貯水池のオニユリ、2024

2024-07-15 06:49:58 | 野々池周辺
7月も中旬、梅雨の大雨は12日には止んでも、その後は曇ったりで今一つすっきりしないが、野々池貯水池からやっと蝉の声を確認できた。この時期のセミは簡単に捕まるので羽をぶらぶらさせて鳴かすと面白いが、今年のセミの姿は確認していない。遠くに、草刈りのチェンソーの音が聞えてきたので、切られる前に見ておこうと野々池貯水池の「オニユリ」を見に行った。
  
今年の同じ場所に咲く「オニユリ」の花の数は何時もより増えているように思う。近くに寄ってみると、違う場所にも広がって咲いている。ノイバラの棘を気にしながら踏み分けて近くまで行ってジッとカメラを向けると直ぐに、半袖の腕に数匹の蚊が止まる。オニユリの近くに寄っていくと、木の陰に隠れて咲いているオニユリをたくさん見つけた。毎年、オニユリを見つける度にムカゴを取っては周辺にばらまいてきたが、ひょっとしたら、それが次第に広がり育っているのかもしれない。
 
 
橙赤色の花びらは外側にくるりと反りかえり、暗褐色の斑点が特徴的なオニユリの花、茎の上半部には腺毛があって、葉の脇に黒紫色のムカゴを作る。花粉は赤褐色で衣類などにつくと、なかなか落ちない。まだ閉じている花弁に指を突っ込んで中の花粉を集めて、別の堅い葉の中に閉じ込め2~3日発酵させ、これを指先につけると、マニュキュアみたいに爪が紅く染まる。この遊びを子供時代に興じていたとは女房の昔話。

7月中旬も過ぎると、これからの天気予報も外気温は30度超えの日が多くなっている。昼間、風の通り道になった窓に簾を下ろせば風通しは良く、今のところ快適だが、夜、雨戸を閉め寝に入って暫くしてからの暑さにはほとほとまいってしまうが、今年は扇風機よりクーラーをつける日が多くなりそうだ。
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梅雨時の庭のヒメロカリス

2024-07-13 06:35:08 | 
この「ヒメロカリス」も好きな花で、いつもなら半夏生が咲くころに、ほぼ一緒の時期に咲くので、半夏生の白色の葉っぱと原色に近い赤黄色の「ヒメロカリス」花が対照的で、咲くとよく目立っていた。「ヒメロカリス」の花は原色の赤と黄色の絵具を厚く塗りたくったようで、しかも、面白いのは原色の花弁には皺(シワ)がある。一方、「半夏生」は葉っぱが次第に白く変わる変わった花。今は、「ヒメロカリス」は大きな鉢に移植したので、半夏生とは咲く場所が離れているが、いずれも初夏に似合うので気に入っている。「ヒメロカリス」は一日でしぼんでしまう花だが、1本の花茎から数個が次々と開花するのでいつも賑やかに見えるが、今日(12日)は一本だけ咲いた。今年の「ヒメロカリス」は球根が鉢一杯になったのだろうか、咲く花数も色つやもいつもと違い老化したように見える。
    

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今年の庭の夏野菜、2024

2024-07-12 06:18:38 | 日常生活
  「7月8日の収穫」    
梅雨が終わったかどうかは分からないが、雨が続いていた時期に大きなタンクに集めた雨水を少しづつ撒いて育てている夏野菜も、少しづつ大きくなってきたので都度食卓に上る。心配していた「茗荷」も食べれるまでに成長した。猫の額のように狭い庭に、バラなど主役の花を植えているので、夏野菜はその間の狭い土地が専有場所だが、何とか食べれる程には成長する。

今年の「茗荷」だが、梅雨時の水が豊富だったのか、今の所、葉枯れは少なく、花芽も出始めた。茗荷のシャキシャキ感が何とも言えず好きなのでよく食べるが、種類が違うのだろうか、なぜだか店で販売しているような大きさにはならない。それでも味やシャキシャキ感は劣らずあるので旨い。今一番旨いのは「アイコトマト」、毎日採れたてを食べるが、これは実に旨い。
  「7月11日の収穫」
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電話機等の購入費補助申請

2024-07-10 06:20:52 | 日常生活
7月4日の神戸新聞朝刊を何気なく見ていると、一面の下方に下図のような兵庫県の広告があった。「65才以上の県内在住者を対象に、自動録音機能付き電話機の購入に最大1万円を補助する」と書いてある。嬉しくなって早速、該当機材を購入し、6日に補助金の請求を神戸市に申請した。
 
ちょうど、1年半ほど前から家の固定電話の子機が不調で、電話機を買い替るべきか思案していた矢先に、65才以上の高齢者に録音機能付きの電話機を購入すれば補助がでると報道されたので、兵庫県の担当部署に電話すると、神戸市の住民は神戸市に電話してくれと回答だった。県担当ではなく各市町村が担当するなら最初からそのように書いてくれたらと少々不満あるも、いずれしても年寄りの電話機購入に補助を出すと言うのだから、神戸市の「特殊詐欺対策電話機等の購入費補助」を読んでみた。

要するに、 高齢者の 特殊詐欺被害が過去最悪のペースで増えていることを受けて、詐欺の電話は固定電話にかかってくることが多いので、65歳以上の県内在住者を対象に、自動録音機能付き電話機を購入すれば最大1万円を補助するとある。で、神戸市に電話すると、予算の制限もあって、いつ何時中止が発表されるかのも分からないが、現在の所、予算超過の指示は来てない、とのこと。

つまり、65才以上の高齢者が、自動録音機能付電話機等を購入すれば補助が受けられる。特殊詐欺の犯人は、この機能がついている電話機を嫌がるため、特殊詐欺の被害防止に効果があるとされているとのこと。そして、補助対象の自動録音機能付きの電話の型番等が同時に記載されている。補足として、現在、非常に多くの補助申請があるので申請書類の提出、補助金の交付決定・補助金の支払いまで、1か月以上を必要とする、しかも、先着順で受け付け、予算上限に達し次第終了予定で、4月から実施中だとも書いている。だから、高齢者は必要なら早くせよとのことだろう。

我々年寄りが、65歳以上高齢者への電話機購入補助の件を初めて知ったのは、上記7月4日付け神戸新聞の公告だが、本件は既に4月1日から施行中で、先着順受付、予算額に達した時点で終了だそうだ。

子機付きの固定電話を買いたいと思案中だったので、これ幸いと市指定の補助金付き電話機を調べ、近くの家電量販店に行って如何なる電話機かと聞くと、今、電話機購入の問い合わせが多くなっていると言う。年寄りはみんな気になっているんだと知った。電話機の型番の値段を調べると、同じ型番でも1万円以上から数千円の物まで色々あった。早速、何時も購入している家電屋にパソコン注文すると、1日後には電話機が手元に届き、新聞広告から2日後に必要書類を揃えて神戸市の担当部署に送った。多分、問題なく承認されると思う。今時、携帯電話を持っていない人は珍しいとよく言われるが、パソコンと固定電話があれば、固定電話はパソコンのブロバイダーと同時契約なので安く、だから日常の生活は困らない。

★ 高齢者を狙った特殊詐欺、電話一本で済む、色々な詐欺の形態があるもんだと感心するが、実は、私も2018年の4月、この還付金詐欺屋から電話を受けた。「もしもし、健康保険の還付金について、先日、郵送しましたが回答されましたか?」と言う。延々と回答が必要と還付金の話をしてくるので、話の内容を理解することができず、健康保険金の事なら担当の区役所に聞いてみますと言うと、直ぐに電話が切れた。この間、非常に柔らかい物腰の話し方なので、何の違和感もなく、ただ内容が理解できなかっただけなので、念のため、区役所に確認してみると言うと電話がきれた。電話が切れても、まだ詐欺の電話などは気付かず、区役所の健康保険窓口に電話して、初めて詐欺の電話だと気付いた。

以下は、2018年の出来事を当ブログに投稿したもので、再稿するとこうだ。
「4日の午前10時頃、「もしもし区役所です。10月~2月までの健康保険に関する問合せの回答はされましたか?」との電話口から男性の声。第一印象、不思議に思わず、何の事やろうとわからず、「そんな問合せはあったかかどうか忘れた。どんな内容でしたか?」と返事した。すると、「区役所からの健康保険に関する問い合わせです」との再質問。当方は些かも記憶にないので、「神戸市の特定検診に○×問い合わせの回答は済んだ」と言うと、「区役所からの保険金還付についてです」と言う。電話に不自然さは全く感ぜず、落ち着いた声で「昨年10月からの健康保険の還付金が2万○○ありますので、銀行に行って」と言い出したので、還付金と銀行と何が関係あるんだろうと疑問があったので「区役所に行くんですね?」言うと、突然電話が切れた。おかしな電話に、区役所の健康保険係に問合せると、「もうだいぶ少なくなってはきたんですがね」と担当者の回答。続けて「区役所から保険金を還付すること等ありませんし、銀行に行ってくれと言うはずもありません」と、また、「還付金があるとして銀行名を聞き、その後銀行の担当者と称する人物から電話が掛かってくる手口です」として、「前も同じ事例があって、電話番号を○○から入手するらしいので、気を付けてください、と教えてくれた。
詐欺師が「健康保険の還付で銀行・・」と言ったので、これは怪しいとその後は思ったが、神戸市の健康保険料は高いと常日頃から思っていたので、珍しい電話だなと思いはしたが、当初暫くは何も怪しいとは思えなかった。まさか、その電話が還付金詐欺の電話だとは思えないほど流暢な電話だった。それにしても、宝くじに一度もあたったこともないのに、詐欺師からの電話にあたったとは、くわばらくわばら。」 

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小さな女郎クモ、見っけ。

2024-07-08 06:04:47 | 
日中は暑い毎日が続いているが、朝早くは涼しいこともあり過ごし易い。
日中、庭の八重桜の樹にセミが止まっていないか探すのが日課となっているが、今日(7日)の朝、野々池側からセミの鳴き声が聞こえたような気がする。それはさておき、家の南側外壁に女郎クモが一匹、網を張ってじっとしている。体長およそ1㎝弱、その小ささに生まれてそんなに時間がたっていないと思う。ほとんど外壁にへばりついたようなクモの網(どのようにクモの糸を伸ばしているのか見えない)にじっとしている。小さい棒で突いてみると途端に戦闘態勢に入った。ほとんど外壁に近い場所に網を張っているので(網は目視ではよく見えない)飛んでくる虫も少ないはずで、包まった餌もない。この状態を確認したのは10日ほど前からだが、面白いので毎日見続けている。
   
    「左はエアコンの配管カバー」 
確か、女郎クモは5月半ば過ぎ頃に孵化する覚えている。
毎年、夏場になると、家の周りにはクモの網があるので、通り道は棒で網を取り除くが、それでも通り道でない場所には2,3匹の女郎クモが毎年、網を張って巣くっている。例えば、2年ほど前の10月初め、玄関を開けると直ぐの駐車場の屋根と植木の間に網を張った女郎クモが一匹いた。新聞を取りに玄関ドアを開けると直ぐ目に付くので、一週間、毎日、これ以上網を張らないように、蜘蛛の網の下方を手で切って邪魔していたが、次ぎの日見ると、元通りに網が復元している。これを毎日一週間続け、新聞取りに玄関をでる度に、網を壊した次の日も網は元通りに修復され中央に女郎蜘蛛がいる。一週間前は本当に小さかったのが随分と大きくなり、また周りに雄の女郎蜘蛛と思しき蜘蛛が二匹網を張っていたので、当方も意地悪を止めて、そのままにしていたら、小さな蝶が網にかかりクルクル巻きになっていた。見ていると実に面白い。

10月中旬、その蜘蛛が突然姿を消して見えなくなった。新聞を取りに玄関ドアを開けると直ぐ目に付くので、毎日、その成長を楽しみにしてきた。なんでこんな所に迷い込んだんだとぐるぐる巻きにされた昆虫が数匹、これを吸って随分と大きくなっていたのが、突然消えた。網を修復する主がいないので放置された蜘蛛の巣に破れが目立ってきた、その3日後ぐらいに、どこからやってきたのか、小さい女郎蜘蛛が上ってきて網を修復している。体の大きさが随分と違うので別の蜘蛛だと思うが、せっせと破れた蜘蛛の巣に網を張り直し、元どおりの三層の網になった。その中央に新参の女郎蜘蛛が居座る。暫くすると蜘蛛の糸にぐるぐる巻きにされた小さな昆虫が一匹、二匹と増えて、つれて蜘蛛が少しづつ大きくなっていくのが何とはなく分かる。前任の女郎蜘蛛時、2匹いた雄の蜘蛛はまだ見当たらない。

これも同年の11月ころの話だが、朝、何時もの様に玄関を出て新聞受けから新聞を取って玄関に入ろうとすると、玄関の明り取りの箇所に、これまた女郎蜘蛛が一匹。その横に女郎蜘蛛の卵嚢らしき繭が蜘蛛の糸で固定されている。その横に女郎蜘蛛がビクッともせずジッとしているので、死んでいるのかと足の先端を少し触ると、生きている。やおら足を引っ込めた。卵を守っている(?)女郎蜘蛛を見たのは初めての事なので、暫しそこに立って眺めていたが、一向に動こうとせず。気になって少し足の先端を再び少し突いてみたが、突かれた足を少し動かしただけ。蜘蛛は糸を張っていないので、枠に足をのっけている状態のまま動かず。卵を産んだ女郎蜘蛛の雌は死ぬと卵はこのまま冬を越して来春孵化するらしいので、面白いので玄関を出る度に根気よく観察することにしていたが、その後、卵を守っていた雌の女郎蜘蛛がいなくなった。死んだかと玄関入口付近をくまなく探したが、死骸は見当たらない。・・・という経験もあり、女郎クモは観察するだけでも面白い。九州の鹿児島では女郎クモを戦わせる競技大会をテレビで見たことあるが、実に人間らしい面白い生き物だ。
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梅雨の合間に咲いている「アガパンサス」

2024-07-05 05:55:18 | 
前日までは朝からシトシト、時折ザァーと降って、こんな雨を見ていると本格的な梅雨に入ったんだと実感。この雨の機会に、野菜用に雨を集めておこうと庭にバケツを並べ、それも満杯となった。そして 7月3、4日、たぶん明日の5日も、梅雨の中休みで晴れている。その日差しはそんなに強くはないが蒸し暑く、今年初めて空調機にスイッチを入れたので部屋は心地よい。庭から見える野々池貯水池には今、オレンジ色のヤブカンゾウが咲き、オニユリの蕾が大きく膨らんできた。
  

駐車場の裏は、朝日は良くあたるが昼間は陰になり夕方に陽が傾き始めるとまた再び陽があたる場所で、約5㎡ほどの面積に梅雨時の花が咲いている。この場所は殆ど手入れをせず時たま草を取る程度の場所だが、梅雨時は賑やかになる。ここの紫陽花の「アナベル」は結構長く、今もなお咲き続けており、その横に「アガパンサス」。このアガパンサスは紫陽花と同じく、梅雨を代表する初夏の花で、涼しげで気持ちを和ませてくれる。    


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2024年6月末、阪神はこの位置

2024-07-03 06:12:48 | スポーツ
阪神タイガースの交流戦結果はほぼほぼ最下位の不振だったが、しかしセリーグ3位を確保していた。しかもそれが本来の4番、5番を欠如しての3位だから、4番5番が復活するであろう、交流戦後のリーグ戦を期待していた。しかし、交流戦後のリーグ戦は対DeNA戦は1勝1敗、次の中日戦は1勝1敗1分け、ヤクルト戦は2戦2敗で終了。で、6月30日の最終戦後の順位表が下記で現在、4位だが2~4位は殆どゲーム差がない。だから何時でも順位は入れ替わると思うが、広島の纏まりの良さと今の阪神のゲーム運びのチグハグサからみれば、ゲーム差4は大きい。
  「阪神タイガース公式HP」
しかし、6月最終戦、30日の対ヤクルト戦は見るも悲惨な戦いだった。
まさに悪夢の大逆転負け。七回までは西投手の快投もあって5点取って、今日は勝ちだと、テレビに大写しになった、神宮の観客席のファンが持つ「今日は楽しい」と言うボードがそれを物語っていたので一緒に喜んだ。 あの打てないと言われた阪神の打撃陣が一転して活躍し、我々も西投手の勝利を確信していた。それがだ、リリーフ陣崩壊で八回一挙5失点で逆転され、九回表同点チャンスも植田の本塁憤死。目も当てられん。 昨年までの自慢のリリーフ陣が踏ん張れなかった。岡田監督の何時ものボヤキを読むと「岩崎も、ゲラも投げる準備してなかったそうな」 打撃陣が上向いたと喜んだら、自慢のリリーフ陣が落ち込む。その1日前の29日のヤクルト戦も阪神の痛恨のエラーを起点にしてヤクルト6:1阪神で負けただけに何とも言いようがない。29日の悲劇は三回に起こった。この日、1死一塁からオスナを併殺打に仕留めたと思われたが、中野の送球をショート小幡が落球した。このゲッツーが取れず、これを起点にしてヤクルト村上にセンター前を浴びて満塁となり、更にサンタナと長岡に連続タイムリーを打たれ、伊藤投手は降板。なんでもない簡単なことだ、これでアウトで次は阪神の攻撃に移ると思った瞬間、小幡が落球、チェンジが一転、1死一、二塁のピンチとなり、伊藤が満塁から連続タイムリーを浴びてKOされてしまった。このゲッツーをキチンと処置しておればと言っても、結果は負けにつながった。阪神の試合はこういう何でもない所作が原因で負けることが、今年は多い。

で、昨年2023年、リーグ戦と日本チャンピオンを制した阪神タイガースは、ちょうどこの時期、どのような位置にあったかと言うと、73戦を終了して貯金12の1位だった。2位のDeNAとのゲーム差は1.5、3位広島とは3.5ゲーム差だった。
     
ひと昔前の阪神では考えられない事だが、2023年のこうした首位を維持していると、これが当たり間になってくるから、阪神という球団は実に面白い。毎日、デイリースポーツの記事をネットで拾い読みしながら、岡田監督の談話に引き込まれ、なるほどと納得しながら、それでも負けるとこんな弱い球団はないと嘆きながらも、勝つと良かったねと、勝ち負けの度に一喜一憂してデイリースポーツのネット記事を読みふける自分がいた。本当に時間つぶしには持って来いで阪神の試合は実に面白く、愉快な毎日の2023年だった。

今年は、ドジャーズの試合のほぼ全試合をNHKが放送しているので午前中はMLBを見て、午後からはプロ野球を見る。プロ野球を見ると言っても近畿で放送される阪神の試合しか見ない。こうして米国のMLBと日本のプロ野球を1日中テレビ観戦して気づくことに、MLBとプロ野球の大きな違いに監督の采配がある。MLBはどのチームもほとんどの監督はベンチの最前列に腰掛けてゲームを追い、サインを出す。自チームの攻撃や守備が終わると、いの一番に監督が選手を迎え、不慮の事態になると真っ先に監督がベンチから飛び出す。一方、日本のプロ野球の監督はベンチの一番後ろの席に陣取りサインを出す。あの日本ハムの新庄監督でさえ、同じ。また、試合後の監督談話、読むのはほとんどが阪神の監督談だが、選手やコーチへの苦情や不満をよく話す。例えば、30日のヤクルト戦後の話では、八、九回に備えて投手コーチの準備不足を嘆いていた。岡田監督はすべからく勝因や敗因を含め、それが末端の最終評価者であるファンに届くように記者に話す。一方、MLBの監督は選手への不満はまず話さない。世界各国の超エリートを集めたMLB監督の所作の方が何となく良いように思うが、でも、2023年のWBCは日本が米国を打ち破ったので、組織運営上どちらが優れているとは言えない。でもすぐに思い出すのは、太平洋戦争で負けた日本帝国軍の敗因を纏めた「失敗の本質」という単行本の記述。現場監督者の責任について参考になるのは、ここで指摘されていることであるが、米軍は戦争を追行すべき人事や作戦は実績に応じて合理的に判断し勝利する術を決断し(例えばタスクフォースは真珠湾奇襲から米軍が考案した)、能力主義に徹した人事や戦略等を採用したのに比べ、日本軍は情緒的な判断(例えば好き嫌い)やその場の空気をどちらかと言えば優先したとある。そして、日本軍の組織行動は現在の企業行動と何ら変わることはなく継続されている、と指摘している項があるが、その点で考えれば、岡田監督の話は、物事を自分の経験に基づいて合理的に勝つために戦い方を考え、それを記者に話し最終判断者であるファンに伝わり納得してもらうべく行動しているようにも思われる。
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