野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

夏野菜もそろそろ終わり

2022-09-26 06:11:09 | 
9月も終わりに近づいた。昼間の気温は28、29度でまだ暑いけど、朝夕は寒くなった。
庭の片隅に植えている夏野菜もそろそろ終わりに近づいたようで、一面に成っていた”ゴーヤ”は既に根元から抜き去られて消え、赤黄色に熟した実を来年用に2個ほど地面にばらまいた。”茗荷”の実はだいぶ小ぶりになってきたがまだ花芽がでる。まだまだ元気に実を付け続けるのは”万願寺とうがらし”だが、焼くと辛いのにあたるときもあるも煮ると旨いのでよく食べる。びっくりものは”冬瓜”。だれも種を撒いた記憶がないのに、一本だけ芽が出て花を付け実を付けた。   
「冬瓜」



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年寄りの日

2022-09-23 08:18:20 | 日常生活
ピンポーンと玄関のチャイムが鳴ったので出ると町内自治会の班長さんで、敬老の日のお祝い品を届けてくれた。ずっと前に70歳以上の該当者は記入してくれと回覧板が回ってきたので名前を書いて提出したのを忘れていたが、班長さんが届けてくれた。2022年の敬老の日は9月19日。なんでも貰い物は嬉しい。町内の自治会を最初に立ち上げ際に役員を担当して以来もう35年以上も経ったのだから、70歳以上の人が増えて当たり前だが、隣近所の住民は当時からあまり変わらず、周りの景色も全く変化せずで、だから気分的には昔のままで、こうして敬老の日のプレゼントを町内会からもらって改めて年を取ったんだとわかる。で、自治会から頂いたプレゼントは今年も文明堂のお菓子セット。文明堂のカステラは好きなお菓子なので、美味しく頂いた。
  「2022年の自治会お祝い品」
今年の9月14日、76才になった。こんな年寄りにも昨年と同じくらいの40個に近い「おめでとう」のお祝いメールをFBのラインやメッセンジャーに沢山頂いた。有難い事だと感謝している。76歳の健康についていえば、毎年の胃の内視鏡と腹部エコーに加え3年毎の大腸ファイバーチェックを専門のクリニックで20年以上継続し、神戸市の健康診断と肺がん検診も毎年実施しているが特に不具合箇所はない。後期高齢者になった機会に、いままで実施していなかった項目も確認してみようと今年、脳ドックに行ってきた。すると、医者が言うに、脳は綺麗で何ら問題なしだが、未破裂脳動脈瘤が見つかった。自覚症状は全くないのだが、医者に聞くと破裂する確率が約1%ぐらいはあると言う。つまり破裂しない確率は99%だが、破裂すると、くも膜下出血を起こす可能性があるから治療したほうが良いと言う。で、現在、検査入院等で色々な事前確認項目を検査している。勿論、未破裂脳動脈瘤などない方が良いとは思うが、知らぬが仏でそのまま放置し、突然皆に迷惑かけるような事態になる可能性も否定できずとなれば、自覚症状がない時に見つかってこれ幸いと思っている。また、治療法は確立されているようなので、入院の順番を待っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風14号、2022

2022-09-21 06:11:52 | 日常生活
台風14号が過ぎ去った、21日の今日の朝は寒い。部屋の温度は21度で長袖着用。

前日まで、超大型台風14号の進路をビクビクして眺めていた。
915hPaまで成長した台風が日本上陸する可能性があると聞いた時、さすがにびくついた。小さい頃、九州に住んでいたので台風には慣れていたつもりだが、当時はhPaではなくmbar(ミリバール) だが、今度の14号は伊勢湾台風にも匹敵する台風だと聞いて、それは恐ろしかった。徐々に九州に近づき、奄美大島、鹿児島上陸前での気圧は920hPaあたりで依然勢力高く、こんな強力な台風が日本本土に上陸するのかと、テレビに流れる台風情報を目をこらして見つめていた。宮崎県に大雨特別警報が発令された。これは大変だ。

しかし、鹿児島に上陸した時点の気圧は970hPa に戻したので少しは安心材料にはなったが、博多上空を通過し山口から島根県に掛かったころから、兵庫県も暴風圏内に入る午後5時前後、雨戸が時折ビシビシと鳴り出した。雨はそんなに強くなく小粒だが、吹く強風の音が強くなったり弱くなったりを繰り返す。その度に野々池貯水池の樹が前後左右に大きく揺れ、雨戸がきしむ音がする。その前からテレビとパソコンでNHKやウエザーニュースを見ながら台風の進度を確認していたが、午後2時半頃、明石の風速30m/s近辺と表示されたときには一瞬ドキッ。その後、明石付近の風速は次第に低下し、午後6時過ぎの明石の風速は14m/s付近に下がり、雨音は殆ど聞こえなくなった。

19日、関西の交通は午後から殆どが運休していたが、3連休の最終日と重なったのでおろおろしている人をテレビが映す。すでに、この辺も暴風圏内に入っているはずだが、台風のゴォーゴォーと唸る音は聞こえず、雨も小康状態で風の叩く音もない。NHKBSの映画「英国王のスピーチ」を見ているが外は静かなものだ。午後11時頃、雨風が少し増えたような音がするも驚くほどの事もなく、そのまま寝てしまった。

翌20日の朝、曇り時々陽がさす天気で、風が少々吹く程度。14号は既に日本海に抜けて、当方には影響なし。前日、テレビが915hPaを強調したので、ヒヤヒヤしながら外の様子を確認してみるが、当方の被害はなし。台風通過後の道路や庭には何時も葉っぱや枝が大量に落ちるが、今回は全く落ちてない。
   「2022台風14号:ウエザーニュース」

気になったので調べていると、2021年の9月にも、同じく台風14号が本土上陸していた。しかも、その進路は2022年とほぼほぼ同じ進路で、神戸・明石の位置が台風の進路方向の右か左が違うだけ(この位置関係は台風被害を考えると重要)。2021年の台風14号は9月17日暫らく中国近くに停滞した後、動き始め、18日には温帯性低気圧に変わった。2021年の台風14号の進路も2022年の台風14号とほぼほぼ同じ軌道を取っているが、この季節の海水温や高気圧の位置関係は同じだから同じ進路になのだろうか。
   「2021台風14号:ウェザーニュース」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大相撲9月場所、前半戦

2022-09-19 06:34:57 | スポーツ
大相撲9月場所も18日で8日目になった。
横綱・大関の全勝者は誰もおらず、前頭北勝富士 が唯一全勝で頑張っている(8日目も勝った)。5時以降の後半戦からしか大相撲中継を見ないので、相撲が終わった後に報道されるNHKの動画をみて確認している。動画と言えば、今場所の相撲で最も気になっている力士は朝乃山 。幕下15枚目なので、これもNHKの動画を見るだけだが、元大関 と相撲を取る幕下力士との力量差があまりにも違い過ぎて、なんだか朝乃山 と組まされた力士が可哀想になってくる、そのくらいの力量の差が歴然とある。

今場所、横綱・大関が、特に大関がピリッとしないが、見応えある相撲も結構あるので、その中から印象に残った一番を書いておこう。
その一番だが、最もビックリした相撲は、4日目の宇良と宝富士の一番。  
 
宇良が突然、宝富士の脇の下に頭を入れ、そのまま思い切りのけぞると、宝富士の左腕を掴んで投げた。一瞬で決まったので、何が起こったんだろうと良く分からなかったので、何度もNHKの動画を確認した。場内放送は「伝え返り」と発表した。20年前に朝青龍がくりだし勝った相撲だそうだ。宇良の相撲は動きが早く何が起こるか良く分からないで注意して見ているが、今回の「伝え返り」も始めて見た。これに似た技を宇良は時々思い出したようにとるが、宇良以外には絶対取れない相撲だと思う。今場所、更に大きくなった宇良があんなに切れ技鋭い相撲がとれるんだとすれば、体の柔らかさと足腰の粘りのなせる業だと思うとますます目が離せない。この相撲は長年大相撲を見続けた中でも大一番だと思うと、得した気分になった。

次は7日目の豊昇龍 と翠富士の一番。
立会いは両者とも遜色なかったように見えたが、一瞬の素早い翠富士が頭をつけて豊昇龍の懐に入り、そのまま防戦一方の豊昇龍を土俵際まで追い込む。そこからも翠富士が一方的に追い込み、左腕を決められた豊昇龍は防戦一方。その後も翠富士が攻め続け左上手を取ると半身になった豊昇龍を土俵下に押し出した。土俵下の豊昇龍は暫らく動けず。身長171㎝で体重114㎏の小柄な翠富士の俊敏な動きに相撲巧者の豊昇龍は何もできず防戦一方。小柄な石浦や炎鵬 の相撲も何度も見たが、翠富士の相撲には力強さに俊敏さが加わり強い。大型力士には滅法強い豊昇龍を力相撲で土俵下に追いやったのだから、久し振りに手を叩いた。

それにしても、大関2人組は弱い。
初日の正代、御嶽海は、その相撲に”おっ”と思う相撲をとったが、その後は最悪だ。とくに正代の相撲には覇気を感じない。3日目対戦した初顔の小兵翠富士には思い通りに攻められ土俵下まで吹っ飛ばされた。昨日も今日も負け方が余りにも悪過ぎる。初日1勝しただけの正代は7連敗で負け越しは必至。多分、来場所カド番の繰り返しだろう。今場所カド番の御嶽海も同様に、かっての体を押し付けて相手に相撲を取らせず押し出す場面が全く無い。諦めが早いのかズルズル悪い方向に向かっている。一方、今場所の貴景勝の相撲は兎に角ガムシャラに必死に突き進んでいる。捕まえられると何もできずに負けるが、それまでの相撲は元気が良い。正代、御嶽海も貴景勝のような必死に相撲を、そして勝つことに執念深い相撲を取ったらいいのにな~と素人ながら思うが、多分できないんだと思う。正代は御嶽海より状態が悪く、無気力に負けて下を向いて土俵から下りる正代をみると、なんとかせ~よと情けなく感じる。

今場所で気になった力士は若元春と豊昇龍、霧馬山に3人に若隆景の相撲。弱くて無気力相撲に見える正代・御嶽海の相撲を見せられると尚更、彼らの相撲の相撲の一番一番を楽しみに9月場所の前半戦をテレビ観戦している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛の花@野々池貯水池

2022-09-16 06:20:57 | 野々池周辺
野々池貯水池の外周路を歩いていると、甘い香りが流れて来た。
この匂いはなんだろうと、見ると一面に葛の花が咲いている。香りを放つ葛の花に出会ったのは何年振りだろうか。毎年、この時期の野々池貯水池は葛が夾竹桃に巻き付いてよく目立つのだが、香りを放つ時期の葛の花に出会った事がなかった。場所を変えて確認してみるも、今年の葛の花は確かに甘い香りがする。咲き始めの葛の花は大きな葉の下に隠れていることが多く、決して目立つことはないが、下の方の花が咲き始めると、葉の上にせり上がって出てくるのでよく目立つ。今日の葛の花の下の方は花弁は萎んでいたので、咲き始めからしばらくたったのだろう。何とも不思議な形の花だ。花は下の方から咲き始め、最初は淡紅色であるが、だんだん濃い紅になり、さらに紫へと変化してゆく。その色は鮮明と言うにはやや暗く、咲いた順番に下方の花は紫色のまま地面に落ちて散ってゆくが、花自体は沢山のつぼみを付けているので順次上に花が登っていく。花姿といい、色の付き具合といい、摩訶不思議さをもった山野草だと思う。
  
葛は山に蔓延るだけの雑草から、効能効果の極めて高い薬草に変ってきた。
緑一面の葛の葉も、秋になり、冬になると、茎は次第に固くなって木質化しクリスマスリース用に刈り取る人を、ここ疎水で見かける。面白そうなので調べると、 葛の根は葛根湯の原料として多用される話は有名だが、その花の部分にも高い効能があることが最近の研究で注目されているそうだ。花の乾燥したものは生薬名では葛花(カッカ)といい、特に日本、中国、台湾やアジア諸国で二日酔いの予防や症状を和らげるために使用されるとのこと。これに加えて、最近注目を集めているのが「葛の花」にイソフラボンやサポニンなどの有効成分が含まれていることがわかってきたそうだ。
  
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Motocross Actionネット誌の ”Jeff Emig”

2022-09-14 06:24:17 | モータースポーツ
12日のMotocross Action誌に「MXA INTERVIEW: JEFF EMIG ON HOW EXTRACURRICULAR ACTIVITIES TOOK OVER HIS LIFE」という、現在もアメリカモトクロス界の第一人者として活躍中のJEFF EMIGのインタビュー記事が投稿されているが、面白い。
そのMotocross ActionのFBに12日、投稿されていた写真がこれ。 ·
@emig47 and his @racekawasaki #kawasaki KX250 #twostroke at @supercrosslive
 「Motocross Action FB」
「ミニバイクがモトクロスキャリア出発点。1986年、Ponca City の80ccストッククラスで優勝した。このクラスで優勝することは、二輪メーカー第一の目標だったので大変喜んでくれた。なぜなら、市販のバイクで優勝したから。私が勝つとはだれも思わなかったので、優勝してコースを降りたとき、父はとても喜んで泣いていた。これがモトクロスキャリア出発点となった」 
「1984年にカワサキのチーム・グリーンと契約し、それは1990年にファクトリーカワサキと契約するまで続いた」
「ファクトリーカワサキに乗りたかったし、 Jeff Ward のチームメイトになりたかった。13歳からカワサキ・キッドで、それが当時の夢で、1990年にチームグリーンからファクトリーチームに移籍して125スーパークロスに参戦した。当時のファクトリーカワサキの監督はRoy Turner 、Jeff Matiasevich, Johnny O’Mara そしてJeff Wardが同じチームにいた。ファクトリーチームのメンバーになれるなんて、夢のようだった。とてもクールだった」
「1991年にヤマハに移籍し、その後の4年間、ヤマハファクトリーと契約していた。カワサキの監督Roy Turner が私に大きな関心を示してくれた。カワサキと再び契約したとき、それは私のキャリアの中で最も高額なものだった。カワサキと契約してRoy も大変喜んでくれた」
「1997年にスーパークロスチャンピオンになった。1996年の中盤から1997年の夏の終わりまで、全てのレースに優勝した。1997年のスーパークロスとナショナルチャンピオンを獲得し、アメリカのモトクロススポーツの頂点にいた。6回もモトクロス・オブ・ネイションズの代表に選ばれ、King of Bercy にもなった。反省点としては、1998年は前年に達成したことを惰性で使っていたことだ。スーパークロスは本当に苦しくて、集中力が続かなかった。98年の途中で、練習中に右手親指を痛めたが、その日は両ヒートで優勝した。そして1週間後、整形外科医から「親指が折れている。手術しないともっとひどくなる」と言われた。この年、目のレーシック手術と親指の手術を受けた」
「1999年の夏、Lake Havasu でトラブルに巻き込まれた。ポケットにマリファナがあるのを警察に見つかり、逮捕された。今は合法だが、当時は違法だった。カワサキのBruce Stjernstrom から電話があり、日本人のボスから全権を任された彼は解雇を通達した」
「カワサキから解雇されて1年も経たないうちに、カワサキのBruce Stjernstrom は私をカワサキのサポートチームとして再び契約してくれた。彼は、私のLake Havasu での行動に、公的にも個人的にも、そして雑誌のインタビューでも、全責任を負ったことを誇りに思っていたのだと思う。私はカワサキに責任を負わせることはしなかった。私は、自分自身と会社の代表としてあるべき姿を示すという契約にサインしていたのに、それを守らなかった。カワサキは私を解雇する権利があった。そして1年後、私を解雇したカワサキが再び”カワサキに戻ってこいよ”と言ってくれた」等々、長文なので前半のみを訳してみたが、中盤以降もかなり面白い興味ある話を記者に話ししている。

そして、Fox Racing/Shift MXとの契約は25年目を迎え、またHusqvarna社とも契約している。最期に「I still consider myself a racer. That is how I am going to identify myself for the rest of my life. It has been a full life, and hopefully I am going to make my life expectancy well past the 80s, so I can see my kids have kids and have more life experiences, but I am telling you, if it all ended today, I have been a lucky man.」と結んでいる。「たのしいかな、我がモトクロス人生」というところか。

で、同じ日のMotocross Actionネット誌が、”これ欲しいですか?”と投げかけた車が2ストロークエンジンのKX250。
@possum_valley_racing Project #kawasaki KX250 #twostroke . Would you buy a new KX #2stroke if they made one?
 「Motocross Action  FB
米国の多くのオフロード専門誌が最新の2ストロークエンジンのモトクロスマシンに強い興味を持っていることは、その特集記事を多く組んでいるので知っているが、びっくりしたのは、この写真に対しての多くの読者コメント欄で、それらは現在の米国市場の声を反映していると考えると非常に参考になった。多くの米国のオフロードユーザーは2ストロークエンジン付きのモトクロスマシンを強く要望していることが改めて分かった。

昨年(2021)の11月、MotocrossAction誌が”PRO CIRCUIT”オーナー MITCH PAYTONさんにインタビューした記事「HOW MITCH PAYTON SAVED THE PRO CIRCUIT EMPIRE IN THE PANDEMIC」に、世界最大のアメリカオフロード市場の現状を解説している。( MITCH PAYTONさんは先週、名阪でぶっちぎりで圧勝した下田選手の属するチームオーナー)。その概略は例えば、
「4ストロークマシン所有者と話すと、彼らが言うには「もう余裕がないんだ。もう大金を使うのはこりごりだ」と言っている。新品の4ストマシンは諸費用を考えると大変金がかかる。普通の人と話すと、2ストロークのバイクの所有者は、古い2ストロークのバイクを買って、それを修理して遊べる(だからあまり金はかからない)」
「日本のメーカーが2ストロークから離れたのはなぜですか?の質問については、1999年、CARB(カリフォルニア州大気資源局)が2ストロークエンジンの禁止について提案してきたので、いくつかの製造業者を集めて話をしようと試みた。その話にカワサキは賛成しホンダは拒絶した。結果的にカリフォルニアのCARBは2ストロークエンジンを禁止しなかった。それでも、日本のメーカーは2ストマシンを作らなくなった。4ストロークを開発しようとする実際の動機は偽ものだった。当時のAMAが考える4ストロークエンジンとはXR650やXR400のような空冷ビッグピストンのダサいエンジンのイメージしかなく、まさか、4ストロークエンジンが高回転、ショートストローク、ビッグボア、軽量クランクシャフト、電子制御式イグニッション等を装備するとは想像すらできなかった(時代遅れの空冷4スト250㏄のエンジンには2スト125㏄が丁度いいと思った?)。AMAは4ストの可能性を理解する知識がなかったと思う。KTMは筋金入りのバイク設計者だから、パワフルな4ストロークと軽量な2ストロークは必ず両立すると考えてきたので、だからこそ、今のKTMの成功がある」

先週名阪の最後のレースだった、2ストロークマシンのレースをパソコン観戦したが、低迷中の全日本選手権参加数とは違い、ビックリするほどのエントリー台数があった。その多くは日本で唯一、2ストロークマシンを生産販売しているヤマハの車が殆どであったが、日本のモトクロス愛好者にも2ストローク願望者が多く存在しているんだなと改めて感じた。一方、2ストロークと4ストロークマシンの最新マシンを毎年、世界中に開発・販売しているのは現在、欧州のKTMを中心とする企業だけとなっているところを見ると、世界のオフロード市場は欧州企業が牽引していると思われるほどだ。市場要求を優先する欧州企業、KTM社はホンダ、ヤマハに次ぐ世界第3位の二輪メーカーになると宣言しているので期待している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11日の日曜日、快晴で暑い、いや熱い

2022-09-12 06:45:27 | 日常生活
9月11日、日曜日、朝から暑い。
昼間の気温は32度、西日のあたる部屋の温度も同じく32度。今日は風が全く吹かないので扇風機をズ~ッと回しぱなっして外には一切出ず、テレビやパソコンを見て過ごしている。

今日の朝の楽しみは、全日本モトクロス選手権の名阪大会。
若い頃、名阪のモトクロスコースには家族を連れて全日本大会見物に数度出掛けた事があるのでよく知っている。今日の楽しみは、全米モトクロスナショナル250㏄クラス2位を獲得した日本人、下田丈選手がカワサキマシンに騎乗してレース参戦するので、当日のMFJライブタイミングを眺めながら、そしてFBのコメントを読みながら、下田選手と日本人トップ選手の技量差はいかほどかを楽しみにパソコンでレース観戦した。
 「JmxPromotion」
下田選手人気だろうか、”JmxPromotion”さんのFBには沢山の観客が入った様子が投稿され、下田選手のサイン希望者がカワサキテント前に長い列をなしているのもFBに流れた。全日本モトクロス久し振りの大入りで大成功と見えた。レースの推移は”えかきやたま”さんが逐次FBに流しているコメントを見ているが、観客が多すぎて電波通信が上手く伝わらないとも書いてあった。

メインの450㏄クラスの結果は、第1レースは2位とのゴール差が41秒も開く、下田選手の圧勝。第2レースの下田選手は1周目、下のコースでオーバーランして最後尾からの追い上げとなったが、6周目には同じチームの能塚選手とのカワサキ対決もあっさり勝負がついて 3位にあがり、 約10分強過ぎの7周目にトップに戻った。なにせ、他の日本人ワークストップ選手とは一周4秒前後のラップタイム差があるのだから勝負にならない。結局、第2ヒートも2位とは47秒以上のタイム差を付けて優勝した。本当はもっと差がついてラップ寸前までに持ち込むんではと推測していたのだが、この光景、いつか大昔に見た光景に似ている。全日本選手の現状レベルが良く理解できたし、名阪は多くの観客もはいり、結構面白い楽しいレースだったと個人的には思う。で、その後に開催された2ストロークエンジンのレース、エントリ台数54台で非常に多く、ライブタイミングとFBの画像を眺めているが、名前を知っている選手もいて、2ストエンジンの音はワクワクするほど気持ちよく軽快で楽しい。

その間、チラチラとオリックスとソフトバンクの試合を見ている。前日の10日の試合に勝ったオリックスが現在パリーグの1位。パリーグの試合レベルの方が高い様に思う。そうそう、午前中のMLBエンジェルの試合、大谷選手が先発で投げ12勝目となった。大谷は六回の裏、2球投げたところで指先に異変有りで、マウンドを降りた。

午後5時からは大相撲9月場所初日の後半戦をテレビ観戦。大相撲は大好きなスポーツの一つなので、何を差し置いても見る。後半戦の見どころは大関の3人だが、御嶽海と正代の二人は先場所とは大違いの大関らしい相撲を取った。御嶽海は本当に素晴らしい初日になったと思う。正代の立会は少し弱いなと思うが、当たった後にあごが上る悪癖もなく万全な相撲。残念だったのは貴景勝で、立会はそんなに悪くないと思えたが、先場所優勝の逸ノ城には強くあたれない。首に電気が走ったと言う、過去のことから怖いんだろうと思った。それ以上に踏み込みが鋭く 腰を落としぐっと受け止める逸ノ城に、あのように押されたら貴景勝、大関と言えど勝つのは至難の業。今場所の貴景勝は苦戦するかも知れないし、一方逸ノ城は勝ち進むかもしれない、そんな印象を受けた。結びの照ノ富士は霧馬山に苦戦した。あれだけの体格差が大きい横綱を押し込める相撲をとれる霧馬山は期待できるかもしれない。

次は、BSの「鎌倉殿の13人」をみる。
このドラマは非常に面白い。毎週、誰かが死闘で死んでいく。その度に、グーグルやウキペディアでその戦いを調べて勉強しているのだが、これがまた面白くて楽しい。

で、同じく6時から阪神:中日戦が既に始まっているが7時からテレビ観戦する。負ければBクラスに転落するのだから、勝ち続けねばならない阪神、先発は西純矢で力強く投げている。四回の裏、阪神は久し振り先発の原口選手が レフト前へタイムリーを打ち、1点先行する。西投手は六回に2アウトを取ったあと、岩貞と交代した。その裏の阪神、佐藤選手と木浪選手のヒットで4点を加え、八回、九回はケラーと岩崎が抑え、両投手とも復調。試合は阪神5:0中日で阪神の勝ち。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家の黒電話

2022-09-10 06:31:13 | 日常生活

新聞に、「【国立科学博物館】2022(令和4)年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」18件の登録とパネル展示開催のお知らせ」、と言うのがあった。その中の”第00335~00357号”が黒電話。
●名 称:自動式卓上電話機 ― 独自の技術開発で戦後復興期のコミュニケーションを支えた ―
●所有者:日本電信電話株式会社 情報ネットワーク総合研究所
●製作年:1949~1986
それによると、 NTT技術史料館が所蔵するアナログ電話機(黒電話)3機種が、国立科学博物館の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されることになったそうで、 今回登録されるのは、「4号自動式卓上電話機」、「600形自動式卓上電話機」、「601形自動式卓上電話機」の3機種。これらのアナログ電話は、NTTの前身である電気通信省や電電公社時代に日本独自の技術開発を進めて実用化したもの、と説明があった。

その黒電話の最大のメリットは電話線と電話局さえ機能していれば、停電時も通話可能であること。その黒電話を家の二階で、今も現役で使用している。会話も普通にでき、音声の乱れ等一切なく、故障が全くない。
  「現役使用中の黒電話」
うちの家の黒電話、二階の廊下に置いているが、45年以上もまだ現役として普通に使っている。この記事のように、黒電話が戦後復興期からの生き残りで既に歴史的史料の位置付けとなっているのを見て、自分自身、黒電話以上に長く生きてきたので博物館相当品かと、なんだかな~と正直、そう感じてしまった。そうは言っても、電話線を引くだけで、電気を必要としない、こんな便利な固定電話はない。子機を持った普通の電話もあるので、黒電話はもっぱら二階で仕事している際に受信するだけのものだから使用は少ないのだが、愛着があって、こうして長く家の片隅に鎮座している。固定電話はインターネットのブロバイダーと契約しているのでNTTより電話契約料は安いし、しかも、女房が娘達や田舎に電話するのは携帯電話が多いので、家の固定電話を使用することは少なくなったものの、こうして未来技術遺産に登録 されたらなお、ずーと置いておかねばなるまい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄信号?

2022-09-09 10:29:13 | その他
年寄りの日頃の不満を一つ。

5日付け神戸新聞に「石炭火力発電の縮小計画 黄信号」とあった。
経済産業省は50年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量の実質ゼロ)実現に向け、対象となる旧式の発電所100基程度を段階的に休廃止していく想定だったが、今年の連日の猛暑による電力不足を石油、石炭、天然ガスなど 温室効果ガスを多く発生させる火力発電所の新増設が相次ぎ、脱炭素に向けて政府が掲げる8年後の削減目標達成が危ぶまれている、という。???・・何が問題なんだろうかと、むしろ今のエネルギー危機や経済不況から脱出するには、石炭火力発電所等の維持あるいは増設は不可欠ではないのかと日頃から思っていたので、カーボンニュートラル実現が黄色信号なったと言うのは、本来あるべき姿で、むしろ良い傾向になったんではと思っている。

ある記事に、ロシアによるウクライナ侵攻から半年が過ぎ、欧米各国がエネルギー戦略を見直す現状に触れ、「資源に乏しい日本はいまだクリーンエネルギーの幻想の中にいる」と指摘しているとある。そして、政府に原子力発電への大胆なシフトを求め、「電力なくして国家の成長なし。日本の製造業、モノづくりを守るために電力の安定供給は不可欠だ」と訴えたと指摘している。更には、脱炭素実現の目玉として電気自動車(EV)を推進し、2030年代半ばのガソリン車廃止を目指す政府方針にも懐疑的な見方を示し、「脱炭素一辺倒ではいずれ中国にのみ込まれる」と警鐘を鳴らした、とも書いてあったが、全くの正論ではないかと思う。
 
「そのうち、海外は怒りだすと思います。自分のところで20基の原子力を動かせば電気足りるのに、動かさないでLNGや石炭の価格を吊り上げている。発展途上国からしたら、たまったもんじゃないと思います。日本には、世界に対して、使える原子力を最大限使う責任があると思います」 

そんな中で読んだ、「産経抄」は参考になった。
産経抄がバングラデシュの石炭火力発電計画への援助中止を非難すると言う、オーストラリアの野北和宏教授の怒りの紹介が主だが、国民に負担を強いた菅直人内閣の負の遺産と決別するのがよいと言う。電力会社が、太陽光などの再生可能エネルギー発電の義務買い取り分の費用を電気代に上乗せする「 再エネ賦課金」制度を廃止すれば、平均的な家庭で年間1万数千円は安くなる」と紹介している。前回の参議院選挙での国民民主党の公約「国民民主党緊急追加公約発表「電気代を下げます」」には、産経抄同様に大賛成だ。

思うに、日本は貧乏な国になって久しい。国の平均的な豊かさを表す一人当たりGDPだが、今や韓国に抜かれて先進国レベルで見ると日本は9位で最下位となっている。一方ではコロナに引っかけてかどうか知らぬが貧富の差が広がり、若者の自殺者が多いとメディアは盛んに言う。知らぬ内に「再生エネ賦課金」の単価がまた上がった。安倍元総理の国葬には賛成だが、今の岸田政権は今一つだな。・・と日頃から「再生エネ賦課金」に大いに不満を持っている年寄りの年金受給者のひとりとして、カーボンニュートラルには基本賛成だが今の日本の最重要事項では決してないと、ぶつぶつ独り言を言いながらこのブログを書いている。

無責任な政治屋は往々にして、格好良い事を言ってマスコミにほめられる利益は自分のもので、そのコストは我々国民が負担するから、政治家はみんな、放射能でもコロナでもゼロリスクが一番得なポジションにいるが、石炭から作る高価な水素もそうで、政治家が一方的に走ってしまう事に、街の素人年寄りながら一抹の懸念を持っている。誰がこのコスト(水素税や炭素税等)を負担するのだろうかと。これから住みにくい国に日本はなるように見える。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4回目ワクチン接種終了

2022-09-07 17:49:36 | 日常生活
今日、9月7日、コロナの第4回目ワクチン接種を近くのかかりつけ医で完了した。ワクチンはファイザー製。
3回目のワクチン接種が3月7日で、それから5ヶ月後に接種を受けることになっていたので、神戸市のワクチン接種案内発送を確認すると8月9日で、自宅に案内が来たのが11日。案内が来てからしか事前予約が出来ず、当初予定接種日は8月24日だったが、予定変更があり9月7日に接種した。接種後、特に違和感なし。
 
本当に来るのかと思っていた、第7波は本当に来た。それも桁外れの患者数の多さで、これは大変だと案じていたが、重傷者数や死者数は多くない。海外は既に平常モードに移行し特に大騒ぎもしていないのだが、なんでもゼロを目指す日本のメディアがどのように報道し危険性を煽るのか心配していたが、日本政府は第6波以前のように大騒ぎはしない。また、第7波での政府は「マンボウ」を奥にしまい込んだままで発令することもなく、尾身会長は「コロナは自分で管理する時期に来た」と話し、普通の風邪扱いに移行しつつある。それでも、日本経済を止めるほど、あれだけ大騒ぎしていたのに、しかも日本の第7波の桁違いの感染者の多いのに、今頃、自分で管理せよと言われても困ってしまうが、またいつなん時感染するのか分からないので、4回目の接種を終えてホットしている。(新聞によると、岸田総理は4回目のワクチン接種後、コロナに感染したと報道があり、笑ってしまう)。

現在、毎夕測定している体温も36.5度以下を維持し格段の変化もなく、発熱や呼吸器症状等の自覚症状も全くないのだが、この機会にと思い、コロナ感染有無を検査してもらおうとごく最近、ある病院でLAMP検査をしてもらった。10分間、口の中で唾液をためこんで、それを大きい綿棒みたいな綿に染みこませてコロナに感染しているか否かを検査するものだが、陰性だった。加えて、咳き込むことがあったので肺をCT検査で確認してみたが、肺は異常なく綺麗なものだと医者に言われた。

我々年寄は優先的に4回目のワクチン接種を終了したが、高齢のコロナリスクグループの一人として、今迄同様に3密を避け、人ともあまり会わずに、人気の少ない時間帯の野々池のジョギングコースでひたすら汗を流し、多くの医療機関に迷惑をかけないように行動している積りである。日本人はファクターX持っていると理化学研究所も発表しているのだから、多分大丈夫なんだろうと思っているが、なんと、政府は第7波の主株オミクロン株用のワクチン接種を9月に始めると報道があった。9月2日付けの、それによると、「厚生労働省は、対象を2回目までを終えた12歳以上のすべての人としたうえで、早ければ9月半ばにも高齢者や医療従事者などから開始する方針を決めた 」だそうだから、我々高齢者は5回目のワクチン接種をすることになるんだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする