野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

色々面白かった一年

2018-12-31 08:02:20 | 日常生活
2018年ももうすぐ終わる。
昨年もそうだったが、今年一年も国内外から面白い話題や報道が次から次へと間を置かずに出てきたので、結構楽しめた一年だった。今年、9月には日経は24,000円を超え、NYダウも26,500ドルを超えた。が、それもつかの間、10月以降、低調になって12月になると大きく下げた。それが、年末、NYダウと日経平均が急激に大幅ダウンした。一時期、一部報道がリーマン再来かと書きたてたので、えーっ10年前のリーマンの様な金融危機は片鱗さえないのになんでと思っていたら、トランプ大統領政策に嫌気がさし、丁度FRBの金利上昇時期と重なり、アメリカ、日本とも株価が突然急落した。年末に少し回復したものの、日経平均の終値は、去年の年末と比べて2700円余り安い20014円で終わった。日経平均株価が年間を通して値下がりするのは平成23年以来、7年ぶりだそうだ。バブル崩壊は10年ごとにやってくるという経験則があるらしいが、それから考えると来年は危険信号に当たるという。今年の年末、それまで好調だった株価が大きくさげた、この報道が一番気になった。景気悪化は世間を一層暗くするので誰も望まない。

それに加えてトランプ大統領の動向は良きにつけ悪しきにつけ話題を呼んだ。
大幅減税の効果でNYダウは絶好調となり連れて日経平均も好調に推移してきたが、なにせトランプ大統領の政策は先が読めないとする報道が不安を示す。米国社会の分断をあおる言動を繰り返し、「自国第一」の単独行動は世界秩序を揺さぶっているという。貿易戦争を含め、世界一の大国を無理やり自己の直感優先のやり方で押し通そうと、周りの諫める官僚を罷免していけば、早晩、破綻は目に見えているが、どうするのだろう。

しかし、日本の製造業の実力なんてこんなもんだったんだろうか。
神戸製鋼から始った、日産、スバルなど日本製造業の不正が露呈した。川崎重工業やKYBを含め、一流と称される企業や自治体幹部が毎日のように「申しわけありません」と頭を下げる姿は見苦しかった。特に、神戸製鋼やKYBの製品品質は優秀と信じていただけに、品質データ改竄事件はひどいの一言だ。我々は品質確保の第一はルールを守ることだと教わってきた。しかし、不正企業幹部の妙に言葉を使いまわした発言に、日本の製造業をマネージしている最高位管理者の危機管理の無さを如実に感じた。企業の品質不具合が発生する大多数の要因は何となく直感で分かるので、こうも企業のトップが「現場の責任」として逃げている限りは、品質不具合は必ず再発する。品質不具合を改善する方法は難しいことはなく、その時のトップの責任の採り方で如何様に変化するから、傍からみていると原因を含めた内実が分るだけに、幹部発言の軽さは実に面白い。「Made in Japan」は既に過去のものなったのかもしれぬとすれば、日本の製造業はどうして生きていくのだろう。

再び言えば、前代未聞の悪名で知られる「三菱自動車のリコール隠し」以来、自動車製造業のほとんどの会社は品質部門を企業のトップ部門に据えて取り組んできた。何度も繰り返す日産の不祥事をみると、それらの品質改善活動を鼻で笑う行為に等しく、こんな自動車製造企業が存在していること自体不思議に思えた。企業の不祥事が露見するたびに、該当会社のトップが雁首ならべて頭をさげて謝罪するテレビを見る度に、これが日本の製造業の本当の実力かもしれぬと。企業ガバナンスの重要性が論じられたり、CSRへの取組や社外取締役を採用してきたが、これらの会社では、取締役会や監査役会が有効に機能しなかったことになる。これらの事例では、一連の不祥事には如何なる経緯があるせよ経営トップが深く関与している可能性があるため、企業ガバナンスが発揮しずらい事例である。「名経営者がなぜ失敗するのか?」という本の中で、多くの失敗の分析の共通項目は「臭いものに蓋をしようとする人間の本性」が指摘されており、「人間の本性と戦うこと」が経営者の最大の仕事であると書いてあった。

 今年一番気をもんだイベントは「カワサキ・モトクロスOB有志の会」の開催だろう。本懇親会は、カワサキモトクロスの歴史を構築してきたOB有志が、今年が「Kawasaki Racing Team 45 & Team Green JPN 35」の期に、カワサキでMXに従事してきたメンバーだけに限定せず、広くカワサキモトクロスを応援してくれた在野の支援者、いわゆる「緑の血」が流れている人も含めて参加者を募った。今回、会場設営、受付等には事務局以外の出席者が受付時間よりかなり早い時間から応援に駆け付け、加えて、篤志の方からは横断幕やパネルの提供申し出があり、技術屋出身者で構成されたずぶの素人集団が立ち上げたイベントを側面から支援して頂くことになって、繋がりとは本当に有難い事だと心から感じた。このように、結果的に多くの参加者があって成功したが、当初計画の7月7日が近畿地方を襲った集中豪雨のため会場が封鎖されるという前代未聞の事態が発生し、当日7月7日、緊急中止となった。当初、110名近い出席予定者にそれぞれのルート通じて「OB会中止」の緊急メイルや電話をしまくったが、間に合わず複数名の出席予定者が神戸に向かったと連絡を受けたときは本当に心苦しかった。その後、再開を望む声に推されて10月13日に開催したものの、7月に比べ少なからず欠席者が見込まれたので、この対応に再び四苦八苦した。それでも90名弱のメンバーが顔を揃え、当日の会場ロビーでは、やーやーと懐かしい声が聞こえ、ほっと一安心したものだった。始まってしまえば、かってのレース仲間同志、大きな声が響きあい無礼講となった。その中でも、日頃から個人的に一番気に掛けていた、カワサキレース活動創成期の多くのメンバーに出席して頂き、彼らのマインドを話してもらえた事は、心残りだっただけに嬉しかった。

こんな世間の話題や事件を気に掛けながら、毎朝6:00前には寝床から起き、午後10:00過ぎに寝床に入るのが日常の生活パターン。
午後11:00まで起きていることも稀にはあるが、その時は11時前後にはうつらうつらなっている事が殆ど。昼寝はしない、だから寝つきは極めて良い。これがほぼ毎日の日課で、通年通してこの時間内で一日を活動する。朝起きると、パソコンを立ち上げ、その間に洗顔や朝飯を食べ、パソコンで見るのはニュースやスポーツがほとんどだが、お気に入りにいれた報道機関各社のHP、FBは一通り読む。特に興味を持って目をやるのは経済や政治動向、歴史に関する記事が多い。テレビで見る番組も同じくニュース、経済、歴史に関する報道が主で、スポーツ番組もよく見る。毎日生きてる証に、気になったこと等を自分のブログに書き残しておこうと、知らないことは調べて書き写しながら勉強しているつもりだが、阪神が負けると腹がたって阪神の悪口を書き、大相撲のモンゴル横綱の悪評を図に乗って書いてしまう。それでも、阪神がオリックスの西を獲得したと聞けば単純に万歳と、大相撲で贔屓の力士は勝てばよくやったと褒め書き、季節なれば花が綺麗だと書き、昨日飲んだ焼酎のお湯の量はどうだったと相変わらず能天気なことをブログに書いたりしている多さに、ボーッと生きてるわけでも無いと思うが、昼からの暖かい時間は運動で過ごし、毎年の健康診断でもさしたる問題もなく、こうして一年が無事に過ぎる。

さてさて、来年1月5日、2019年のAMAスーパークロスレースが始まる。アメリカのスーパークロスとロードレースの鈴鹿8耐、この二つのレースは幾つに年を重ねても最高に面白くワクワクする。加えて、その一週間後は大相撲の初場所で、稀勢の里が横綱の地位を守れるか興味を持っている。先日のNHKのテレビで、横綱の引き際とはと、横綱栃錦と佐田の山の引退理由を解説していた。それに比べると、モンゴル横綱や稀勢の里の横綱の軽さは紙の如しと言われそうだ。早く、若手の力士の台頭を観たい。こうして、毎年変ることも無い一年が始まり、そんな能天気さも居心地はそんなに悪くない。

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新聞を読みながら、こんなことを思い出した

2018-12-28 07:01:59 | その他
トランプ大統領を報道でみていると、主義主張にブレがなく実に面白い。
シリアから軍を撤退させると突然表明するとマティス国防長官が不服だと2月末に辞任すると表明、すると、長官擁護の報道が気に喰わないとマティス国防長官の交代を2ヶ月前倒するとある。今度は、今日(27日)の報道では、トランプ大統領が突然イラクを訪問し兵士を慰労したとある。色んな論調があってトランプ大統領の言動は読み難しとする報道が多くを占め、史上最悪の大統領だとする意見も多いが、そうだろうか。報道によると、トランプ大統領は米国社会の分断をあおる言動を繰り返し、「自国第一」の単独行動は世界秩序を揺さぶっているという。が、しかし、その傍若無人ぶりに日本を含め世界各国は何も手足を出せずにいる、支配欲を強める中国に対し、唯一、中国を抑えるべく具体的行動に移したのは米国のトランプ大統領だけ。貿易戦争はその典型だと思う。理想論ばかりのオバマ前大統領は何もできず中国の台頭を許し、世界のリーダーを放棄した。しかし、いじめっこのような行動のトランプ大統領の振る舞いは米国の力を改めて世界に知らしめているのは事実だし、日本への市場開放も、我々一般庶民にとっては安価に物が買えるのであれば歓迎するはずだろう。何せ、アメリカという国は圧倒的に強く最強の経済力と軍事力を持つ唯一の超大国だから、アメリカ経済圏と軍事力を頼りにしている世界にとっても日本にとっても、トランプ大統領の動向を頼りにせざるをえまい。牛肉だって穀物だって二国間交渉でTPPより更に安くなれば大多数の日本国民にとっては朗報だと思っている。

漫画みたいで、「子供っぽいアメリカ大統領(産経抄)」というトランプ大統領の評価報道を見ていると、いつも思いだすことがある。
中国の習近平やロシヤのプーチン大統領とさしで話が出来るのがトランプ大統領だと言うのが米国民の一般認識だそうで、我々もそう思っている。あれだけ好き勝手やっている中国の習近平と抑えてさしで話ができるのはトランプしかあるまい。「アメリカを端的に表現すれば、”西部劇の保安官”とドラえもんの”ジャイン”を併せ持った国」との分析があった。何時も正義を振りかざす保安官と駄々をこねる意地悪ガキのジャインが一体と混在しているのがアメリカの実態で、今のアメリカに、”保安官のアメリカ”か、”ジャインのアメリカ”か、どちらかが出ているのかを見極めながら、アメリカとは向き合う必要があると言うのである。

   「アメリカ・ファースト」を振りかざすトランプ大統領はドラえもんの「ジャイアン」にそっくり。「ジャイアン」の性格を、「強引に他人の漫画やゲームを取り上げて自分のものにしたりして、きわめて自己中心的・自分勝手」「”ムシャクシャしている”という理由でのび太やスネ夫などに八つ当たり」「ジャイアンは執念深く、欲しい物があると持ち主にしつこくくれるよう頼んでくる」「さらに、ジャイアンは自身が恨んでいる者やいじめの対象とした者を降参するまで追い掛け、馬鹿にされるとすぐに感情的になるなど単純かつ自分を棚に上げる態度もよくある」、としている。またジャイアンの名言がこれ、「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」。こうしてみると我々が日本の報道で見聞きするトランプ大統領に瓜二つだが、この言葉の真の意味は「それは相手の痛みや苦しみも俺のものということ」だと補足説明があった。こんな、世界最強のアメリカ大統領は良い性格のジャイアンであってほしいと期待するしかあるまい。そうすると、習近平もプーチンも悪い性格のジャイアンそっくりだとなる。

    また、映画「ダークナイト」での、バットマンと悪役ジョーカーの戦いにもトランプ大統領の言動によく似ている。バットマンが悪の世界の犯罪を摘発すればするほど、マフィアの犯罪は凶悪化し、バットマンは手段を選ばずマフィアを追い詰める。マフィアはバットマンに徹底的に追われるから、バットマンを殺そうとジョーカーを雇う。ジョーカーはそれをいいことに、市民を巻き添えにして殺人ショーを展開する。バットマンが強引な摘発方法に走れば走るほど、犯罪者も過激な方法に訴える。犯罪はエスカレートし、巻き添えで死ぬ市民が増える。バットマンの苦悩は、自分の良かれと思ってする行動が逆に犯罪者を刺激し、犯罪が凶悪化するという悪循環にある。犯罪が先か、バットマンが先か。バットマンの「正義」は「超法規的力」によって合法・非合法に関係なく、バットマンのように法律に縛られない存在はとても便利だ。法事国家と言えど、バットマンは必要悪として存しているのである。如何にも正義漢の塊のような人物でも、状況の変化によっては正義の下に隠れた「悪」に、いとも簡単に変ってしまうという事実で、バットマンだってそうだとして描かれているのが面白い。

バットマンもジョーカーでもどちらをアメリカに置き換えても理解できるのがアメリカたる強さで、心の底にある悪さを併せ持った世界最強のアメリカ。今のアメリカ白人はどの世代や階層に限らず、アメリカ的マッチョイズムの象徴、煙草の「ラッキーストライク」や最近仲たがいしたバイクの「ハーレィダビットソン」のイメージを潜在的には強烈に求めているように見える。一方、日本は弱腰とか憲法違反とか両極端な意見は色々あれど、現実的には中国やロシアとまともに戦火を交える力がある筈もなく、「寄らば大樹」ではないが世界最強の大国であり世界最大の大市場であるアメリカの動向はどうしても気にならざるを得ない。強いアメリカの復活が強いドルを実現してくれたら更に良い。
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津波

2018-12-26 06:30:34 | その他
 「BBC JAPAN」
FBのお気に入りに登録しているBBCnews「インドネシアの火山爆発による津波発生の惨事インドネシア津波、死者373人に 火山活動続き新たな津波の恐れも」を見てびっくりした。当地はバリ島に次ぐインドネシア有数の観光地だそうだが、通常大地震に伴う津波とは異なり、火山爆発による山の地滑りによって津波が発生したので、予告なしの津波発生に多くの人が飲み込まれたようだ。
 「BBC」

何にびっくりしたかと言うと、火山爆発によって大津波が発生したメカニズムが、1792年に故郷島原半島で発生した「島原大変肥後迷惑」と同じで、即思いだしたからだ。1792年、雲仙普賢岳の噴火活動中に起きた地震で近くの眉山が崩壊した。眉山は活火山ではないので自身が噴火したわけではなく、半島中央の普賢岳の噴火によって海側にあった眉山の半分が丸々崩れて崩壊した。この崩壊時、眉山の多量の土砂が有明海に流れこんで津波が発生し、対岸の熊本側に大きな被害を与え、その津波が再び島原半島にぶり返し島原も津波被害を受けた大災害で、当時は島原と熊本で約15,000人が犠牲になったと記録されている。この慰霊碑の一つは実家から歩いて行ける場所にもある。

ウキペディア「島原大変肥後迷惑」や「1792年の島原大変肥後迷惑」に詳しく解説してあるが、「眉山の南側部分が大きく崩れ、3億4000万立方メートルに上る大量の土砂が島原城下を通り有明海へと一気に流れ込んだ。これは日本三大崩れのうち大谷崩れ、稗田山崩れの崩壊土砂量を上回り、この時の死者は約5,000人と言われている。眉山崩壊の原因については、眉山の火山活動によって直接起こったものか、雲仙岳の火山性地震によって誘発されたものであるかは、現在でも定かではない」として、「山体崩壊で大量の土砂が有明海になだれ込んできた衝撃で10メートル以上の高さの津波が発生し、島原の対岸の肥後天草にも襲いかかった。大量の土砂は海岸線を870メートルも沖に進ませ、島原側が高さ6〜9メートル、肥後側が高さ4〜5メートルの津波であったと言う。肥後の海岸で反射した返し波は島原を再び襲った」

眉山が大崩壊したメカニズムは今なお大学の研究素材となっているらしいが、当時から現在も、眉山は常に土砂崩れが発生しており、小中学校の頃、普賢岳等の山には遠足で良く登ったが、眉山だけは登山禁止だった。砂防ダムも至る所にある。
  「島原 眉山」
上記の写真は島原⇔熊本間のフェリーから島原の外港を撮った写真だが、手前の土砂崩れの白い痕が数か所見える山が眉山で、上空から眉山をみると海側半分は無くなっている。中央の禿山が平成2年、200年ぶりに大爆発した普賢岳。こうしてみると、のどかで綺麗な観光地風景だが、一歩間違えると、突然大災害をもたらす風景へと変貌する、こういう風景はインドネシアのスンダ海峡のアナククラカタウ火山も同じだ思われるが、かと言って火山爆発等の災害から逃げることはできない。困ったことだが、生きていかねばなるまい。
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ウォーキングが脳を活性化し健康寿命を延ばすとある

2018-12-24 07:43:00 | その他
喫煙が健康に最悪だと良く言われることなので、もう40年以上も煙草とは縁を切っているが、運動不足が喫煙より更に健康に悪いと、CNNの「運動不足、喫煙・糖尿・心疾患よりも高リス」にあったので読んでみた。これによると、『調査の結果、ランニングマシンの成績があまり良くなかった患者は、腎不全で透析を受けている患者に比べ、死亡リスクがほぼ2倍に上ることが判明。運動量が少ない人は、運動成績が最も良かった人に比べて、死亡関連リスクが6倍に達していた。運動不足のリスクは喫煙などのリスクを大幅に上回ることも分かった。・・・さらに、運動は長寿につながり、有酸素運動には際限ないメリットがあることも判明。過剰な運動が死亡リスクを高める可能性についても調べたが、「どれほどの運動を行っても危険にさらされることはない」とジェイバー氏は説明し、「今回の研究では、ウルトラ級の運動をしていても、死亡率は低下することが分かった」としている。』、かつ運動することの恩恵は、男女を問わず、全年齢層に及んでいたといい「40代でも80代でも同じ恩恵がある」とあった。

面白いので関連情報を調べていると、
 同じく、12月22日の米国CNNに「半年間のウォーキングで思考力が改善、脳の9歳若返りも」とある。これには「実験の開始前と終了後には、それぞれ認知力検査やランニングマシンを使った体力測定、食生活診断を受け、血圧や血糖値も測定した。その結果、運動のみを行ったグループは運動しなかったグループに比べ、計画的に物事を遂行できる実行機能が大幅に改善した」また「コントロールされた有酸素活動は、たとえ短期間であっても、例えば料金の支払いなど自分のことを自分でこなす脳の領域に大きな影響を与えることができる」ともある。

これ等によると、運動の多寡によらず運動を継続していくことが脳の活性化や死亡率の低下に直接つながるとあるので、もう何10年と継続している野々池貯水池のウオーキングが如何なる効果を示すか調べていると、「ウォーキングで腰痛対策 運動不足が腰痛をさらに悪化させる」には、「背筋は、30歳代から老化がはじまり、運動不足などが加わると、筋肉はさらに衰えていき、やがて脊柱を支えられなくなる。姿勢が悪いと姿勢を保つために筋肉が緊張し、コリや痛みがあらわれる。痛みがあると運動しなくなり、筋肉がさらに衰えるという悪循環に陥りやすくなる。また、運動不足が続くと筋肉が硬くなり、腰回りの柔軟性が失われてしまい、可動域(動かせる範囲)が狭くなる。すると腰を少し動かしただけでも、可動域の限界に達して痛みが生じる。 痛みの改善および予防に効果的なのがウォーキングだ。ウォーキングを続けていれば、腹筋や背筋が鍛えられ、脊柱を支える力が高まり、硬くなった筋肉がやわらかくなる。・・・」と。

現役引退後から近くの野々池貯水池ジョギングコースでウオーキングを続けているので、特定検診でも今の所、特に問題箇所はない。現役時の体重も65㎏から約4㎏低下し毎日朝晩計測している血圧値も安定している。野々池貯水池は外周路と内周路があり、いつも歩く外周路の一番外端は一周約2.7㎞ぐらいだと思う。これを2周に加え、気分が良ければ更に亀池や黒星池を合わせて歩くと1万歩以上にはなる。これを目標歩数としてウォーキングしている。それに柔軟体操や腕立て伏せ目標60回とすると大略2時間のコースで自宅に帰る。とは言っても、年齢と共に運動量は確かに少しづつ減りつつあるのは事実で、自分自身の基準に設定している、週4日7㎞/日の速足ウォーキングが週3回の5.5㎞程度になったり、また最近、腕立て伏せ60回も最初の15回程度は体が重く感じるようになり、15回を過ぎると軽くなったりで、どうも気分によって運動量も大きく左右する。しかも、毎日歩くことを心掛けてはいるものの、何だかんだと理由をつけてサボる。雨が降ったら外に出ないし、ましてや大リーグやゴルフ中継があるとサボる。

それでも野々池貯水池を管理している明石市役所の水道部には大いに感謝している。
毎年定期的に実施する草の刈り込みや植木の選定を欠かさず、それによって季節毎に周りの小さな環境が少しづつ変化し、見飽きなく、散策するのには非常に良い環境にある。しかも近くの明南高や野々池中学の運動部の生徒も良くランニングしているが、顔を合わせると必ず挨拶してくれる。これ等が健康維持の宝だとを思うと感謝、感謝だろう。
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全日本選手権で2ストモトクロス車が出走可能となった

2018-12-21 06:27:39 | 二輪事業
認可が遅いなと感じていたが、やっと2ストモトクロッサー125が全日本選手権に出場できるとあった。
MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)は、昨日(19日)、「2019年度MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第4戦SUGO大会と第6戦近畿大会の併催エキジビジョンレースとして2st125ccクラスが開催される予定です。軽量・コンパクトでモトクロスの楽しさが存分に味わえる2ストローク125ccモトクロッサーで多くのモトクロスライダーに楽しんで頂くことを主眼においた企画です。2st全盛時代にモトクロスを楽しんでいたライダーのみなさん、ぜひご参加ください!」と公告した。
 

ここ数年、世界各地の主要モトクロスレースにおいて、2ストモトクロッサーが出場できるよう規則が改正されている。
例えば、米国の「125cc ALL-STAR RACE 」は2018年、全米で7戦開催され、AMAのモトクロスナショナル戦 Washougalで同時開催された「2ストローク125㏄」の優勝者は著名なチャンピオン・ヤマハのRyan Villopoto選手だった。今、モトクロスレースが盛んな大市場米国や欧州、カナダ、オーストラリアでは2ストロークエンジン搭載のモトクロスマシンが脚光を浴びており、例えば2ストロークマシンがモトクロス世界選手権GPの重要カテゴリーの一つとして現実に併催され、多くのモトクロスユーザーに歓迎されている。

「Motocross Action」
今現在、世界最高レベルのモトクロッサーを供給しているのはKTMとHUSQVARNA社を筆頭とする欧州二輪企業だが、彼らは世界のレースにおいて幾多のチャンピオンを輩出しながら、市場ニーズに歩調を合わせ最新の2ストエンジンあるいは4ストエンジン付きの何れのマシンをも供給してきた。一方、こうした世界のレース環境が変化しつつあるにも係わらず、世界最高クラスのマシンを世界中に供給する企業を有する日本では、今迄、全日本モトクロス選手権は2ストマシンを排除してきた。何故なんだろうと日本のモータースポーツの閉鎖性を懸念していたが、MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)もやっと重い腰を上げる様だ。遅かりしと思えど顔を横に向け続けることはできないので、良かったと思う。

最近、オーストラリア、カナダ、デンマークそして欧州を主戦勝とするEMX GPシリーズ(EMX250クラスはモトクロスグランプリレースのサポートレースで、欧州では最重要なクラス)が250㏄クラス参戦規則を変更し、従来の4ストロークエンジン250㏄に加え、2ストロークエンジン250㏄エンジンでの出場を許可すると発表している。従来、この4スト250㏄クラスに出場可能な2ストロークエンジンは排気量半分の125㏄のみが認可されていたが、排気量の差別化を撤廃すると言うものだ。やっと、4ストエンジンが2ストエンジンと同等に競合できるレベルにまで競争力が向上したので、エンジンの差別化をする必要性が無くなった言う事だろうか。ルールは企業のためにあるのでないのだから、エンドユーザーの要求にルールが近づいた。ルール変更理由の一つは2ストロークエンジンのメンテナンスの簡便さやコストパフォーマンスの優位性によるもので、末端ユーザーは2ストロークエンジンの利便性を評価し2ストローク待望論が根強くあっただけに、至極自然な決定だと思う。10年ほど前のルールブックはエンジンストロークによる差別化はなかったが、4ストロークエンジンがモトクロスに適用される際、性能的に劣っていた4ストロークエンジンを救済するために2ストロークエンジン排気量を差別化してきた。

日本で唯一2スト125㏄、250㏄のモトクロスバイクを供給しているヤマハ発の、「ヤマハ2スト2019年新型YZ85」と言う記事に「今、2ストが売れている」という項があった。ここには『オンロードモデルではレーサーでも2ストロークは存在していないと言っていい状況だが、オフロードモデルでは今でも現役。さらにこの3年ほどは世界的に販売台数が伸びる傾向にあるとYZシリーズのプロジェクトリーダー・櫻井大輔氏は語った。メカニズムがシンプルで価格が抑えられること、同じ理由でメンテナンスのコストと手間が抑えられること、同じ理由で車重が抑えられることなど特に入門者にとってメリットが多い。だが、それだけでなく「面白さが理由でしょう」とも櫻井氏。2ストロークエンジンの痛快さを味わうチャンスがなくなっていく中、この分野では新車で味わうことができることから一線を退いたライダーの需要も見受けられるという。そのような背景からヤマハは2019年に新たにYZ65を投入し、さらにYZ85をアップデート。他にもYZ125/X、YZ250/Xと幅広いニーズに応えられるように2ストロークモデルを多数ラインナップしている。』と解説し、ヤマハのモトクロスマシンの最近の販売推移が記載されているが、2016年以降、ヤマハのモトクロスマシン供給量の半分は2ストロークマシンが占める傾向にあるとしている。  
  
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が2&4排気量差別化ルール撤廃姿勢を示した事は、数年もせず世界選手権ルールもその方向に動くだろう。4ストエンジンのみを提供している企業にとっては脅威なのかもしれないが、現に欧州のKTMやHusqvarnaは新型の2ストロークモトクロスマシンを毎年継続的に市場に供給して続けており、 そしてヤマハも2ストロークモトクロスマシンを市場に安価で提供している現実もあり、市場末端ユーザーの選択権を増やすべきとするのは、全くの正論であろう。1998年、ヤマハが4ストロークエンジン搭載のモトクロスマシンを上市して以来、2ストロークエンジンを閉め出すルール化となったが、その後もヤマハは2&4を旗印に決して差別化せず2ストロークマシンを市場に供給してきた。構造がシンプルで取扱い軽量、加えて瞬発力があってコストパフォーマンスに優れたモトクロスマシンを市場は求めてきたと思うが、それが、現在の市場が求める2ストマシンだろう。2ストロークエンジン付きモトクロスバイクを開発供給してなんぼ儲かるんだと言う冗談めいた話を過去、聞いた事あるが、市場は常に変化しているのだろう。

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「カワサキ・モトクロスOB有志の会」の報道記事(その2)

2018-12-19 06:21:46 | 二輪事業
去る10月13日(土)、明石駅から歩いて2~3分ほどの「グリーンヒルホテル明石」にて「カワサキ・モトクロスOB有志の会」を開催した。
本懇親会は、今年が「Kawasaki Racing Team 45 & Team Green JPN 35」になる期に、カワサキでMXに従事してきたメンバーだけに限定せず、カワサキモトクロスを広く応援してくれた在野の支援者、いわゆる「緑の血」が流れている人も含めての懇親会で、今回は87名参加の申込があり、当日参加を加えると88名の出席希望者となった。このOB有志の会に出席したメディアは2名で、「二輪車新聞」と「カワサキバイクマガジン」の2社の記者。そもそも、2社の記者ともカワサキとは長年の縁の深い付き合いがある旧友なので、より積極的に仲間に溶け込んで会話を楽しんでおられた。

そのうちの1社、「カワサキバイクマガジン」は12月1日発売の同誌に「カワサキ・モトクロスOB有志の会」なる記事を掲載していたが、12月8日、同じ内容を「カワサキ一番」ネットに投稿している。 レポート担当は同誌の土門六平氏で、所謂森岡進さんだ。以下は、カワサキ一番のネット記事からの引用。

KXに携わったOB有志88名が出席「カワサキモトクロスOB会」
 レポート 2018年12月8日 土門六平
 カワサキバイクマガジンvol.135掲載記事(2018年12月1日発売)

カワサキレーシングチーム45thとカワサキチームグリーン35thを記念し、KXに従事してきたOBと支援者88名が一堂に介し、親睦のパーティーを開催した。
   
   
「平井稔男氏85歳は、当時の出で立ちで登場」
KXが発売開始されてから45年周年を迎えた今年、5年前の40周年記念に引き続き、カワサキモトクロスOB有志の会が主催して、親睦会が兵庫県明石市のグリーンヒルホテル明石で開催された。この親睦会は当初、今年の7月7日にマリンピア神戸で開催される予定だったが、近畿地方の豪雨により会場が閉鎖され中止となり、改めて10月開催となったもの。
   国内チームグリーンの初代監督平井氏(前列右から4番目)を囲んで、教え子や関係者と和気合いのなか、創設35周年記念の写真を撮影した。出席者の受付は午後2時30分から始まり、KX創世記から活躍した開発担当者やレース関係者が続々と来場した。なかでも、久しぶりに再開したモトクロスOBライダーたちは、現役時代の懐かしい話に加え、「腰痛が…」とか、「視力が落ちた」など現役時代に抱え込んだ古傷など、お互いの体調を気遣っていたのが印象的だった。

午後3時過ぎに懇親会がスタート。初めの挨拶としてカワサキレーシングチームOBで、70年代に監督を務め、その後アメリカ駐在となり、アメリカでチームグリーンの創設に尽くした百合草三佐雄氏が壇上に立った。その後カワサキモータースジャパンOBの渡部達也氏による乾杯の音頭を機に、懇親会がスタート。会場内は一気に懇親会ムードが盛り上がった。この後カワサキレーシングチームに所属したOBライダーとカワサキチームグリーンのOBライダーで、それぞれ記念写真を撮影した。
    
(上段左)午後2時半から受付が開始。写真はZ1開発に携わった種子島 経氏で、今回はモトクロス世界GP挑戦記を特別寄稿していただいた。
(上段右)渡部氏による乾杯の音頭の後懇親会がスタートした。出席者たちはつまみ代わりに思い思いのメニューを味わっていた。
    
(上段左)国内チームグリーンの初代監督を務めた平井氏。監督時代のユニフォームを身にまとい、さっそうと登場。現在御年85歳とは思えぬ健在ぶりだ。
(上段右)カワサキレーシングチームOBライダーの面々。左からモトクロスとロードの二刀流で活躍した塚本昭一氏、ロードの多田喜代一氏、モトクロスの鈴木都良夫氏、同じく安井隆志氏、福本敏夫氏、藤 秀信氏、岡部篤史氏、立脇三樹夫氏。
   
(上段左)カワサキモトクロスの歴史をひもとく画像をスクリーンで紹介。創世記の8名の選手が照らし出されると懐かしそうに見入っていた。
(上段右)ステージに最も近いテーブルにはカワサキモトクロスの創世記にマシンの開発や、世界戦略に貢献された方々が元気な顔をそろえた。
 
(上段左)カワサキレーシングチームとチームグリーンの記念撮影の後、ジャンケン大会が行なわれ、各テーブル間の会話も一時中断し、会場内は一つにまとまった。
(上段右)アメリカで作成されたチームグリーンを象徴するロゴ。サムズアップのマークとともに国内でもオン/オフに限らず浸透した。
          開催日時 2018年10月13日(土)
          開催場所 兵庫県明石市「グリーンヒルホテル明石」
          主催 カワサキモトクロスOB有志の会


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えごま油を追加

2018-12-17 08:40:15 | 日常生活
ずっと前、テレビをたまたま見ていた。何に効果があるのか忘れたが、医者が驚異的に効果ありと言ったのだけは覚えている。
そのNHKの「ためしてガッテン」の「スプーン1杯でカラダが激変!?食べるアブラの新常識」をみると、こう書いてあった。「いま日本人が一番とるべきアブラがあります。それは魚油や、えごま油など「オメガ3脂肪酸」と呼ばれるグループのアブラ。かつて日本人は魚でオメガ3を十分にとっていました。しかし近年は、食の欧米化もあって摂取量が減少。実はそのことが、心筋梗塞などの病気のリスクにつながることが、さまざまな研究から分かってきたのです。でも毎日のように魚を食べるのはなかなか大変。そこで番組でおすすめしたのは、オメガ3系のアブラである「えごま油」や「アマニ油」などを1日スプーン1杯、毎日の食事に取り入れるという方法。するとアブラの摂取バランスがよくなり、私たちの体にさまざまな健康効果を与えてくれると注目されているんです」と。

 中性脂肪が低下し、心筋梗塞などの病気のリスクを減少させるとある。
しかし、もともと神戸市特定検診の中性脂肪は基準値以下にあるので、果たして自分にとって何に効果が出てくるのか分からないが、皆がこぞって買っているので、飲んでみようかと思って近くの生協やスーパー回りをしたものの棚に無く、昨日、娘が明石で買ってきてくれた。で、えごま油を飲むタイミングがあるそうで、それには、飲むタイミングは朝食が一番効果的で、朝とることによって、その後の活動による脂肪燃焼効果がよりアップするからだそうだ。そして、えごま油は精細な性質があり、保存方法によっては激しく劣化してしまうとある。当初、えごま油はゴマの一種かと誤解し、ゴマは毎日採っているから特段に必要なしと思っていたが、えごま油は紫蘇の一種の種から採取した油だとある。紫蘇だったら、夏場毎日のように庭に植わっている青紫蘇や赤紫蘇の葉っぱをちぎってはそのままで食べていたが、葉と種は効用が違うんだろうか。庭の紫蘇は秋になると花が咲き、その先に本当に小さな種が出来るが、ほっとくとその種から毎年、芽が出てくる。

で、早速、今日から朝食に毎日採っているヨーグルトに入れることにした。体に良いものだと報道されると、その度にヨーグルトに添加物が加わるが、今では、すりごま、きな粉、薄皮付き落花生6個(何故か、女房が6個にこだわる)、生協の蜂蜜に、カルビーのグラノラを入れて20数年以上にわたって食べてきたが、これから、これにスプーン一杯のえごま油が加わる。
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サバ缶を買ってみた

2018-12-15 06:25:04 | 日常生活
最近、サバ缶など青魚缶詰の効用やアマニ油の効用が盛んにテレビで報道されるので、買おうと近くのスーパーに行くと殆ど売り切れ。
で、つい最近、西宮に行って駐車した場所のスーパーを覗いたら、たまたまサバ缶やイワシ缶等が多量に入荷していたので買った。ついでに、これもTVで盛んに放送されていたアマニ油もあったので購入。本当は荏胡麻油が欲しかったのだが、これは在庫なし。
 

サバ缶など今迄殆ど縁がなかった。年少の頃、九州にいた頃は、すぐそばが海だったこともあり、毎日の様に魚を食べた。夏は遠浅の有明海に行けば自分で採れるほど豊富に魚が身近にあった。最近は、車で直ぐ近くのスーパーに行くと色んな種類の魚類を並べ、しかも簡単にさばいてくれるので生魚も買う時もあるが、なにせ魚は日持ちしないから余程の理由がない限りは買う機会は少ない。魚の缶詰などごく稀に買う事もあったが、それはとっくの昔。結局、肉類が豊富に市場に出回ってからは、肉の方が日持ちも良いし安いので肉を買うこと多い。しかもTPPが発動されるともっと安く手に入るはずだから、冷蔵庫の保存がきく肉類に走るのは仕方ない。更にトランプさんが盛んに米国の肉を買えと圧力をかけているので、米国産の肉の方がもっと安く買うことができるなら、我々一般消費者にとってはその方が断然良いのだ。だから、ますます魚離れが起きる。

で、青魚の缶詰の話だが、テレビによると、その効用が凄いんだそうだ。とにかく健康に良いんだと言う。
でも、さしみを筆頭に生魚料理の方が魚の缶詰より断然うまいと思うが、どうせなら、一夜干しの魚がもっと健康に良いんだとテレビで取上げてくれたらなーと思う。一夜干しの魚ほど旨いものはないと思うから。
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四輪事業化は一時凍結とあった

2018-12-14 06:23:04 | 二輪事業
12月11日の日経に「ヤマハ発、乗用車市場への参入断念 」とあった。
量産化や採算性に課題があり、事業化は困難と判断され「いったん凍結する」と報道されている。遡ること2015年3月、日経新聞はヤマハ発が欧州で四輪車事業に進出し19年めどに工場建設計画と報道した。二輪の技術を生かす二人乗り四輪車の量産化を具体的に記述してあったので、二輪の方向性の先は四輪事業かと、なんと夢のある計画だろうかと、四輪事業を個人的には楽しみにしていた。それから3年後、一旦凍結とあるので、四輪事業は中止するのだろう。

ヤマハ発の四輪事業進出には大いに期待していた。
東海地方浜松を拠点とする二輪企業(ホンダ、スズキ、ヤマハ)が揃って四輪事業で再び競争するとの記事が発表された当時、市場は好意的に受け止めヤマハ発の自動車進進出にヤマハ発の株価が大きく跳ね上がった。この時も、二輪は世界的にみると先細りになるという危機感がヤマハ発にはあるのだろうかと感じたが、それにしても当時、浜松企業の底力に正直驚くばかりだった。知っている範囲での昔のヤマハ発の売上高5000億強の時期から急成長し、現在は1兆7000億と大きく成長し、ホンダに次ぐ世界最大級の二輪企業。二輪事業から出発し四輪に早くから進出したホンダの売上は現在15兆円強で、遅れて進出したスズキの売上も3兆8000億、そして二輪売上が主体のヤマハ発の売上高1兆7000億となっていたので四輪に進出すれば、パーソナルウォータークラフト(PWC)や4輪siebysideの大成功の実績から、直ぐに3兆円企業になると予想していた。二輪を出発点とし互いに切羽琢磨して競争してきた浜松企業の力強さに驚嘆したものだった。

ヤマハ発はもともと二輪事業の先行きに危機感をもっており、その代替事業を模索しているとの記事も過去散見した。例えば、2年前の「ヤマハ発動機、「二輪×通信」で異分野走る 」には、『ヤマハ発動機が「二輪車メーカー」の枠を超えようとしている。社外の技術や考え方を取り込みながら次の成長事業を育てる。根底にあるのはいずれ二輪車が消えるのではないかという危機感だ』と書いてある。それには、二輪が普及し始めて凡そ60年、一つの事業が衰退する周期を凡そ100年だとすると、ヤマハ説(二輪が衰退するとすればと言う説だと思う)によれば二輪の寿命は残り40年しかない。確かに二輪市場は、先進国ではもうこれ以上の伸び代はなくヤマハ発も先進国の二輪事業は赤字、今後伸長するのは新興国のみで、経済変動の波が大きく今ひとつ安定性に欠けるものの東南アジア市場は大きく回復し、更に言えば、二輪未開発の領域、中近東イランの7800万市場やアフリカ・ナイジェリアの1億8000万市場が手付かずのまま残っている。これらは政情不安で市場参入に躊躇する企業もあると聞くが、多くの企業が機会を狙っている。こうしてみると、残り40年で二輪が衰退の方向になるとは考え難い。で、結局、現実的には、ヤマハ発は2021年売上2兆円を目指すによると、ヤマハ発は二輪事業の売上高を今後2割増の1兆3540億円と見込み、強みを持つ東南アジアでは中間層を取り込んで、出遅れたインドでも年120万台の販売を目指すとあるように、今後は強い二輪事業をより発展させ、特にインドなどの成長市場で伸ばすとしている。こうしてみると、ヤマハ発は結局、二輪を主体に事業をより積極的に展開するようだ。

かって中国二輪企業が東南アジアへ参入したが品質不具合で数年も経ずして撤退。結局、従来からの二輪企業が今も生き残っていると言う世界的にみると稀有な産業だ。しかもハーレーダビットソン(営業利益率16~20%)やホンダ(二輪の営業利益率13%)を中心とする二輪事業をみると、二輪事業は極めて高い収益性を確保できる事業体であり続け、それは今でも変わらない。その理由は、市場動向を見た的確な戦略と素早い決断/実行力こそが高い収益性を確保できる事業体に成長することを、ハーレーダビットソンやホンダの柔軟性のある企業体質から見える。メディアによる二輪の将来は必ずしも明るいと言えないとする論調もしばしばあるが、二輪事業は経営手腕によっては「未来ある事業体」と言えるのではないだろうか。当たり前のことだが、最後は結局、経営戦略の優劣が勝敗を決するのだろう。
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新しい保育園を建築中@野々池貯水池

2018-12-12 06:20:52 | 野々池周辺
野々池貯水池に隣接していた「神戸ファッション造形大学」跡地が住宅団地として売り出されたのは2014年6月頃で、今は「プロムナード明南」と言う団地にたくさんの住宅が立ち並んでいる。もともと、野々池貯水池回りは明石市立の小中学校と神戸市立の小中学校そして県立明石南高校が点在する教育地域だが、近くにスーパーも多く、交通拠点JR西明石駅まで歩いても20分程度なので、住環境として申し分ない場所。住宅団地が出来ると、あっと言う間に環境は変わり、ここに大学があったという面影は今は全くない。旧大学の入口、つまり団地の入口前右手には広い田んぼがもともとあり、大学が住宅団地に変貌しても、田んぼはそのまま米を作り続けていた。ところが、最近、その田んぼが整地され、あれよあれよと言う間に、コンクリートの基礎ができ、大きな建造物が出来つつある。なんだろうと野々池貯水池の階段を下りていくと、保育園を開設すると聞いた。で、明石市のHPの「保育施設の新規開設等について」を確認すると、2019年4月1日開園予定施設として、仮)星鈴保育園が建築されるとある。星鈴保育園といえば、明石と神戸の市境の神戸市西区の奥まった場所に、本当にこじんまりとした小さい保育園だが、その保育園が100名を超える大保育園に変るようだ。
 
        「明石市HP]

明石は海沿いの歴史ある城下町だが横に長く広い土地がないことから、大規模な工場誘致は行っていない。新聞等を読むと、明石市は新しい住民を呼び込む活動を積極的に実施しており、隣りの大都会、神戸市や姫路市から子育て層が流入しているらしく、このままの増加傾向が続けば、2018年度には中核市となった同市の人口は30万人の大台に乗るとあった。明石市はこの星鈴保育園以外にも、大久保の旧たばこ産業跡地に来年4月1日開設予定の大規模保育園2園を開設する予定とある。
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