野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

がっかり!

2013-09-30 06:26:50 | スポーツ
    「稀勢の里 がっくり! YOMIURI ONLINE」

大相撲秋場所も昨日(29日)が千秋楽で、白鵬が優勝した。ところで、気になっていたことをひとつ。
今場所の稀勢の里、腰高だと再三再四指摘され、かっての横綱挑戦時の勢いがないとNHK解説に言われていたが、
日馬富士に豪快に勝ち、ひょっとしたらひょっとするかもと微かな期待を持った。それが14日目にあっけなく消えた。
その微かな期待がため息に変わったのは数秒後。土俵の空気が一気に萎むのが手に取るようにテレビ画面から読み取れた。
日馬富士に勝った稀勢の里への期待が大きかった分だけ落差も大きい。
何度こんな場面を見てきたろうか。 稀勢の里は執念が無いと言うか、勝負にたいする厳しさと執念がモンゴル力士に比べ格段に落ちるようだ。
白鵬を筆頭とするモンゴル出身力士は、スピード感もあり、勝負、勝ちに対する執念が稀勢の里を筆頭とする日本人力士にくらべ格段に強い。
勝負に対する考えが甘いんだと思う。白鵬に勝負を挑む前日、稀勢の里は「思い切っていくだけ」と冷静に答えていたとあった。
横綱に挑む大関だったら、思い切っていくだけでは勝てないだろう。 相手は白鵬だ。勝つためには何でもありの相撲取りだ。
形勢不利とみたら勝負を逃げる。かって白鵬対稀勢の里戦、横綱は形勢不利と見るや、勝負に逃げて、立ち合いに変わった。
館内の相撲ファンから大ブーイングの、まさに興ざめの一番もあった。また立会で強烈な”かちあげ”で相手力士に脳震盪を起こさせる等横綱らしくない。

”かちあげ”は相撲の禁じ手ではないらしいが、テレビでみる総合格闘技の試合でも一瞬に決まる非常に危険な技。
脳震盪で倒れるのはかなり危険で、脳への影響もさることながら、気を失って倒れると受身も取れず、大きな怪我をすることもあるだろう。
形勢不利となると構わず張り手は喰らわす等、決して、横綱を張る立派な力士がとるような技ではないはずなのに、興ざめの相撲を白鵬は何度もとった。
横綱らしからぬ荒々しい取り口に批判もあるはずだが、それでも、今の日本人力士にこうした気迫や勝負への執念が欠けているのも現実だ。
この気持ちの高ぶりを、何がなんでも勝つんだという意気込みが、稀勢の里を始め今の若い日本人力士に最も欠落している部分かも知れない。


昨年の本ブログ、「大相撲 秋場所、2012,9、25」に稀勢の里について、こう書いていたが終わってみたら今年も何にも変わっていない。
「此処まできたら気迫の優位性が必要なのに、稀勢の里にはそれがなかった。
 初めて優勝争いを引っ張る展開なのに「落ち着きすぎている。もっと熱くならないと」とは稀勢の里への新聞評だったが、
 今場所も、場所が終盤戦になっていくにしたがい、自分より番付上位に当たるのにテレビ映る気迫が伝わってこない。
 白鵬や日馬富士のモンゴル力士に一様にみられる、何がなんでも勝負勝つという執念が欠けている。
 稀勢の里はまだまだ甘い!」


それにしても、何度も言うが稀勢の里にはまたしても”がっかり!”
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今のところ、パソコンは快調作動中

2013-09-28 06:21:08 | 日常生活
昨年のちょうど今頃、パソコンが不調になり(「パソコンが故障した一週間」)かなり慌てふためいていた時期があった。
インタネットやFacebookを使用中、突然故障を意味するらしき用語が表示され、おかしいなと思いながらも、放置しておくと何事もなかったように使用可能状態に戻る。パソコンは現役の頃から重宝して使ってきたが、使用するソフトはワードやエキセルの類とネットぐらいで、それ以外のソフトなど殆ど使った事もない。ましてや、現役時はパソコンが不調になれば専門の担当員が指導してくれるので、直ってしまうと何も無かったように経緯など直ぐに忘れてしまい使用し始める。だから、パソコンの作動や取扱いに関する知識は殆ど無いに等しく、リタイアしてパソコンを手放せなくなってきた昨年のこの時期、突然パソコンが異常表示した時は一瞬パニック。

ソニーのカスタマーセンターに修理依頼すると、HDDの破損と指摘され修理に大枚を吐き出し、しかし物の半年もしないうちにまたパソコン異常となった。今度は内臓基盤が破損した可能性があると言い、新品のパソコンが買えるほどの修理費用を見積もるので、それは無いだろうと、近くのパソコン修理屋に相談し点検していると、メモリーデスクの交換で正常作動するようになった。それ以来、大手パソコンメーカーの品質サービス体制を信用出来ず、パソコンの使い方をネットで調べてみるが、なかなか身につかない。前回のHDD異常(だったか疑わしいが)以来、パソコン異常に備えデータのバックアップを取るように心掛けているが、これも今一つ十分に理解できないまま使っている。今日も、自動バックアップを取ろうとプログラム作動すると”バックアップ容量が不足しています”とでた。なんでーと思うが、原理を十分に理解していないで、こんなことが度々起る。結局、別のUSBメモリーに重要なデータはコピーしたので最悪の事態にはならないと思うが、これは手間かかる作業だった。


しかし、パソコンが正常作動している限りは、こんな便利なツールは無いほどに重宝している。
庭が見える部屋の隅っこにパソコンを置いているので、気が向いたら外の景色を見ながら、ヘリや飛行機の音を聞きつつ、また鳥のさえずりが聞こえ、パソコンを打っている時間は楽しい時間。 パソコンに飽きてきたら、パソコンの傍らに置いている本を読む。今愛読しているのは田原総一郎著の「日本の戦争」。この本、明治政府の富国から強兵への政策変更、日清日露戦争を経て、日本の帝国主義による侵略、大東亜戦争へ至る経緯を、ジャーナリストでもある著者が文献や学者から直接聞き取り調査して書いてあり、大いに参考になる。この本、500ページ弱もある長編だが、事象の発生や人物、分からない用語やその時の事件等を側のパソコンで調べることもあって共に重宝している。    
             
パソコンを置いている側から見える庭の朝の風景、心地よい風が庭から入ってくる。
             
夏の間中、窓に簾を取付、暑いときは更に部屋の中に布製の簾を下ろす。こうすれば夏場でもパソコンを移動せずにその場でキーを打てる。
             

もう破損しないでねと念じているが、パソコンキーは現役の頃から両手で結構早く叩く事ができる。頭に浮かんだことを指が素早く反応するので腕と指のいい運動だと思っている。だから、まだ頭も体力も衰えていない証拠とかってに確信しているものの、時たま左手が利き手の右手より早く作動することもあり、その度に落ち着けと自分に言い聞かせる羽目になるときもある。こんな日常生活の朝が始まり、パソコンの役割は自分にとって極めて大きい存在となっている。




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仲間

2013-09-27 06:20:18 | その他
26日、Facebookを開けたら、元カワサキモトクロスワークスライダーで旧友の立脇さんが懐かしい写真を公開していた。それには説明書きがこう添えてあった。
           「『瞬間@1973』、1973年はカワサキにとって、とってもレアな一年でした。
            この年のデビュー戦、カワサキファクトリーチームは伝統の赤タンクで登場。
            しかし、シーズン半ばになると今や誰もが知っているライムグリーンにカラーチェンジするという大変革の年となりました。
            さて、この赤ゼッケン28番のライダーさんはどなたでしょう? ハンマーサスは憧れでした!
            さて今年は、モトクロッサーKXシリーズ誕生40周年の記念すべき年。
            オーナーの方も、そうじゃない方も、これからオーナーになりたい方も、みんなでお祝いしましょう!」
             
            「’73カワサキワークスライダー安井隆志選手」

今年、KXが40周年となったので、昔の仲間が発起人となって、当時を懐かしみ次の世代に幸多かれと、’73当時の担当者から現役まで有志に呼び掛けている。そのコアになるのがワークス活動だが、‘73年のワークスライダーは、竹沢正治、川崎利広の契約ライダーに加え、もう一人社員ワークスライダーとして安井隆志選手の三人だった。安井さんは‘73年に、技術員として学士定期入社したが、その経験を買われて2年間、社員でありながらワークスライダーとしてレース参戦していた。本人は至って謙遜するので今まで勇姿の写真をみることはなかったが、立脇さんが投稿した写真には、カワサキワークスライダー安井隆志となっている。

一昨年の10月23日、三木アネックスで開催された「ON ANY SANDA」を見に行った時の事。これは旧友の和田さんが呼びかけたので出掛けたのだが、その日の写真も貴重な場面だ。安井さんが学士セニアライダーとして全日本モトクロス選手権に参戦した当時のマシンと本人(右)そしてマシン担当の和田さん。 
            
             「2011年10月23日、三木アネックス」

皆な年を重ねて行くので、外見は少しづつ変化しているようにも一見みえるが、各自が思い思いに語り出すと、変わらないのは発想。
昔もこんなことを話していたなと即思い出すほどで、今も変わらない。年一度、昔の仲間と現役とに会う機会があるが、OBも現役諸君と違和感もなく互いに溶け込んでいる。これはカワサキでモトクロスの開発やレース活動を一緒に戦った仲間の為せる所以かもしれない。不思議なことに誰も昔を自慢したり中傷したりする人は居ず、これは素晴らしい。

次の写真も、一昨年の同日、「三木アネックス」に集まったモトクロス開発仲間。
向かって左から小亦、和田、安井、野宮、阪口、立脇、山本、一人置いて大津。
  
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二輪、ルマン24時間耐久は見るのも忍耐がいる

2013-09-23 07:27:05 | モータースポーツ
Facebookに、鶴田選手が主催するトリックスターレーシングが2013年ルマン24時間耐久レースに参戦すると投稿されていた。
そして、当日レース開始前後から、時間を追って関連するFacebook情報が投稿されてくるので、気になって現地情報をパソコン観戦した。とても24時間見続けることは出来ず、気が向いた時間にパソコンを起動したので、その前後の状況、特に夜間の状況は正直よくわからない。
           
開催されているサーキットはフランスの有名な「ブガッティ・サーキット」。
8時間経過した時点のトップだった「BMW MOTORRAD France TEAM」は、その後トラブルでかなり順位をさげ、代わって二位につけていた「TEAM SRC KAWASAKI」がトップに立つ。やっと16時間過ぎの明け方になって、誰もいない空席だらけのグランド席にぽつぽつとホントにぽつぽつと観客が見え始めた。 トップは変らず「TEAM SRC KAWASAKI」。20時間過ぎても順位は変わらず「TEAM SRC KAWASAKI」が二位を7周引き離して一位。 22時間経過後も順位に変動なく、#11「TEAM SRC KAWASAKI」は7周差つけてトップ、快調。この時点でトリックスターは27周差をつけられ現在9位。23時間の順位も変わらず、トリックスターは10位。24時間終了、#11「TEAM SRC KAWASAKI」の優勝。順に、二位ヤマハ、スズキ、カワサキ、スズキの順、日本のトリックスターは9位に入った。
      

それにしても24時間耐久レースは非常に長い。この辛抱強さはフランス人に受け入れられる特殊・特有のレースで、モータースポーツの盛んなアメリカで普及するとは思えない。世界耐久選手権の一環として日本の鈴鹿8時間があるが、日本で開催されると耐久レースとしては8時間が限度ではなかろうか。 とにかく24時間は長い。夜間走行中、You Tube「FIM Endurance World Championship - 24 Hours of Le Mans -」に流れる実況放送を見ていたが、夜間、メインスタンドにいる観客は皆無。それはそうだろう。24時間、レースを見続ける観客などなにか目的が無ければ無理。その間、ホテルに帰ってひと眠りするか、あるいは近くに設置したテントや車に帰ってワインを飲んで大騒ぎするかであろう。フランスとその周辺の一部の国にでしか支持されない24時間耐久レースは、通常のスプリントレースと異なり、MotoGPやWSBのトップライダーが出場する事は少ない。それもあって、スプリントレースやその延長上にある鈴鹿8耐を重視してきた二輪メーカーにとって、24時間耐久レースへの本格参戦は躊躇するかもしれない。ただ、このような耐久レースを媒体にして、祭りとして観客が楽しむ、あるいは社交として楽しむと言うのは確かにフランスにはある。


フランス人は、耐久レースの様な、ライダーにとって辛抱さが要求される競争に興味を示す民族のようだ。
ボルドーの24時間もそうだったし、オフロードの耐久レースとして有名なモトクロスのLe Touquetレースなどはその典型だが、フランス人はその楽しみ方を知っている。例えば、ボルドー24時間耐久レース観戦について、以前、このブログ(2011-08-04、「鈴鹿8耐」)でも取り上げた。その一節から抜粋すると、 「鈴鹿8耐はFIM世界耐久選手権の一レースだった事もあり、フランスのボルドー24時間耐久レースも観戦する機会を得た。ボルドー24時間と鈴鹿8時間は、耐久時間においては相当の開きがあるが、耐久レースと称せど、そのレース内容は根本的に異なっていた。どちらがより難しいレースかとの単純な評価はかなり困難だが、実際のレースを戦った担当として言えば、鈴鹿8耐の方が遥かに神経を酷使するレースであった事に間違いない。ボルドー24時間は、その耐久時間の長さから戦い方は8時間と根本的に異なり、例えエンジンに不具合が発生したとしてもエンジンを交換して走れば良いのだ。それでも入賞あるいは三位以内に入れるかもしれない。鈴鹿8耐は一秒の遅れを喫したらまず勝てない。まさに神経戦だ。一秒の失敗が勝敗を分ける。
でも、なぜ、ボルドーの耐久レースが伝統的に観客を惹きつけ面白さが継続しているのに、8耐は観客動員数は減少し面白くなくなるのだろう。鈴鹿8耐の方が、よりセンシティブでハラハラドキドキする玄人受けする極めて面白いレースなのにだ。・・・(略)欧米のレースは、観客がレースと触れ合う事、選手と触れ合う事を心底楽しんでいるように思える。知識が無くても単純明快に分かるレース、観客に対する最大限のファンサービス、みんなが楽しめる雰囲気づくり、そしてレースを主催する街。全てのベクトルが観客中心に向いていると感じた。ボルドー24時間中、レースを見ている観客は少なく、レース展開などそっちのけで飲み食いドンチャン騒ぎの家族も多数いる。ゴミはアチコチに散乱し、夜はワインを飲んで大騒ぎする。歴史的なレースイベントの高貴なイメージとは大きく異なる光景がそこにはある。レースを知らなくても楽しめる雰囲気作り、ドンチャン騒ぎする人も寛容に受け入れる街がある。もっとビックリするのが、サーキットまでの途中、道路近くの木々や電柱に巻き付けられた分厚いマットの存在だ。何のために設置してあるんだろう。」

また、海岸の砂場での耐久レース(2012-02-22 「 Le Touquet ビーチレース」では、こう書いている。
「参加ライダー 1,000人。2月10日、フランス北部で行われる恒例の Le Touquet ビーチレースが今年も開催された。
正直、このレース、観客を楽しませるレースには設定されていないという印象だった。多分、別荘地の部屋の中からワインを飲みながら眺めるものかもしれない。競争しているライダーやチームは一生懸命なんだろうけど、見ている当方にはハラハラドキドキ感の昂奮が全く伝わってこない。ただただ多くのマシンが砂浜をのたうち回って走行しているだけ。この風景が3時間以上も繰り返される。その後、ロードレースのボルドー24時間耐久レースを観戦する機会があったが、底にあるマインドは一緒だ。ライダーはただただひたすら走る。観客はレースを楽しむより仲間内でワイン飲みながらワイワイと会話を楽しみながら時にはレースを見る。その雰囲気はボルドー24時間耐久もLe Touqueのビーチレースも一緒。一回見れば、十分だと思った。 」・・・・・
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野々池貯水池の「ツリガネニンジン」

2013-09-21 06:16:18 | 野々池周辺
野々池貯水池と黒星池の土手に、この時期、ツリガネニンジンが咲いている。
ツリガネニンジンは秋を代表する山野草のひとつで、これが咲くと秋だ~と感じることができる、好きな秋の山野草。
秋風にゆらゆらとゆれる姿を見ていると、淡い青紫色、名の通り釣鐘状の可愛い花が涼しそうに揺れ、
デジカメに撮るのに苦労したが、なんとかイメージは伝わる写真が撮れた。
              
              
              

今の季節の黒星池はホテイアオイが一面に広がっている。
そろそろ渡鳥の飛来がありそうなので、ときには黒星池にも行ってみるか。
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野々池貯水池周辺、今の時節

2013-09-20 06:10:18 | 野々池周辺
台風18号が通過した後、秋の気配が野々池貯水池まわりに漂ってきた。
朝夕はめっきり涼しくなり、寒さを感じることがあるものの、朝夕の空気は澄み、鳥の乾いた鳴き声がパソコンの部屋に飛んでくる。
昼間を過ぎて日中になるとまだ暑さが続くが、 暑いといっても既に最高温度は30度を切り28、9度近辺で、日中にウォーキングしても汗をかく量は確かに減った。
この季節は良い。  今日の朝、野々池貯水池に出てみると、ウォーキングする人、ジョギングする人、何時もこんな人が多かったかなと感じるほどだった。
朝早く、日が昇る寸前頃にウォーキングする人の話し声は高い。それが昼近くになると、ウォーキングに専念し黙々と歩く人に変わる。
そんな中、今日(19日)、子供たちに出会った。 多分、近くの沢池幼稚園児と、もう一組は沢池小学校の児童たちだろう。
幼稚園児は何時も賑やかで、先生も面倒見るのが大変のようで、今日はカメラマンを引き連れての野々池貯水池散策、煩いほどに賑やかだった。
小学校の子供は虫取り学習だろうか、虫取り網を持った生徒が数人いる。何年生かと聞くと3年生だそうだ。ここ野々池貯水池にはバッタやトンボも多い。
                  「カメラマン同伴で歩く幼稚園児」
                  「昆虫採集も終わり、学校に帰る三年生」

直ぐ近くは住宅地で、まっすぐ歩いていくと西明石駅に降りて行く。この辺一帯は、明石市で唯一残った小山もあり、少し足を延ばすだけでも澄んだ秋の空気がある。
彼岸花が咲き始めた。ちょうど咲き始めたばかしだから深紅が美しい。稲刈りももうすぐ始まる。
         

大雨に続いて台風18号の豪雨の後、既に枯れたと思っていた葛の花が咲き始めた。
暑い日に咲いていた葛の花と違い、水分の供給が十分過ぎるのか、瑞々しい花弁で、紫、赤、ピンクの色合いも鮮やかに見える。
ツリガネニンジンの花も咲き始めた。この薄い紫の色は好きな秋の花の一つ。
         

何故だか野々池貯水池には数本のザクロとカリンの木がある。
何れも剪定や施肥等の手入れを全くしていないので結実した実は小さいけど、季節を感じるもの。
         

女郎蜘蛛が網を張っている。ここいら辺は結構女郎蜘蛛も多く、草花を撮るにはクモの巣を払いながら降りて行く。
もう少しで大型の女郎蜘蛛が出てくるはずだが。
   
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本塁打記録がでた相手チームは阪神だった

2013-09-18 06:22:48 | スポーツ
     「ヤクルト-阪神 1回裏1死二塁、56号となる左越え2点本塁打を放ちバレンティンは歓喜のバンザイ」
ヤクルトのバレンティン外野手が15日、神宮球場で行われた阪神戦で、榎田投手から今季56号の本塁打を中堅へ放ち、続いて三回にも57号を左翼席に運んだ。
1964年の王選手が達成し、その後、近鉄のタフィー・ローズ、西武のアレックス・カブレラが達成したシーズン55本のプロ野球記録をあっさりと更新した。
報道によると、半世紀にわたって君臨した数字「55」の呪縛からようやく解き放たれ、プロ野球は新時代の幕開けを告げたとあった。
阪神対ヤクルト、負け続ける阪神、巨人とのゲーム差がどんどん広がっていく状況に、ホームラン記録などどうでもよいと言うのが本心だけど、しかし振り帰ってみると、
弱い阪神が、更に弱いヤクルトの強打者バレンティンから強烈な平手打ちを食い、目が覚める阪神に戻ってくれたら、ホームラン新記録の衝撃は当に効果あったと私は思っている。

そうはいっても、翌日(16日)の神戸新聞を広げると、「バレ連発「聖域」破る」だの、「55本の呪縛 振り払う」だとか、「55本を聖域とし守られてきた背景には、
外人選手に神聖な記録を破られるのを良しとしない球界の体質があった」とか、また野球解説の野村氏は「できるなら日本人に破って欲しかった」と吐露したとあった。
なんだこれは! 「55」は外人の助っ人選手が破るべき数字でなく、大事に大事に神棚に飾り敬うものの様に書いてある。
一方、スポーツ評論家の玉木氏によると、「過去に破られている筈の記録」として、54本の阪神のバースや前出のローズなどは最後は四球などで勝負を避けられる場面が多かったとあった。

何となくそうだろうな~と感じてきたが、こうして記録が破られ、「55」の聖域が存在し、誰もがその呪縛に捕われていた等と改めて書かれると、日本記録とは一体どれほどの価値があるのか考えてしまう。
実は、知らなかったのだが、ホームランのアジア記録と言うのもあって、韓国プロ野球では、日本でも活躍した李スンヨプがサムスン時代の’03年に記録した56本が最多記録だそうだが、
日本では、MLB記録は盛んに報道されるが、韓国で報じられているアジア記録なるものを一向に報道されていない。
イチローの日米通算4000本安打記録はMLB記録と並んだと日本では大々的に報じられるが、本場MLBは至って冷静。近場の韓国、まして南米の記録など知る由もないほど報道されない。
一部の国粋主義らしき野球人の人たちが言う、日本人の記録を外人が破ることに拒絶反応を示しても、世界はグローバル化し、そんな時代ではとっくに無くなっているはずだが。

そんなことより、気になるのは被弾した榎田投手、この先、背番「13」を何十年もテレビで映し出されることになる。
が、それ以上に対ヤクルト戦、阪神のゼロ更新が執拗に続く。色んな原因が複雑に絡み合っているんだと思うが、阪神は、何時もこの時期になると、ずるずると下がっているようだ。
加えて、マートンが1試合の出場停止処分となった。 単純に2回目の退場だからだと報道にあった。でもマートンの行為はMLBではごく当たり前のプレーで、忠実に規則に従っただけで、
しかも手も出しておらず、事件に巻き込まれただけの被害者のようなもの。こんなんで退場処分になったマートンが気の毒でならない。こんな審判団は何を見ているのか。
バレンティンの本塁打記録をテレビ観戦できたことは、確かに良かった。でも一方、歓喜の渦の外にいる惨めな阪神を見てしまった。複雑な心境だ。


プロ野球の飛ぶボール問題は一向に解決する気配すらなく、このまま棚上げされるんでないかと邪推させるほど球界コミッショー側の動きは鈍い。
だが、一方、最近のプロ野球ファンについて面白い分析があった。プロ野球ファンの成熟度だ。日本のプロ野球ファンは野球を冷静に且つグローバルに見ている。
バレンティンの本塁打記録に見るプロ野球ファンの成熟度」に、こんなことが書いてある。
『・・・かつての日本球界には不思議なところがあった。本塁打をたくさん打つことを期待された外国人打者がその通り本塁打を量産したとしても、
 その本数が“ある数字”に近づいた途端、球界が一転して「それ以上は打つな」という空気に変わってしまう。・・・(略)ところが、
 先日、日本経済新聞が行ったアンケート調査によると、バレンティンが王の記録を更新することについて「ぜひ達成してほしい」と答えた人が69.1%、
 「破られたらそれで仕方ない」と答えた人が27.1%も占めた。つまり、計96.2%のプロ野球ファンが肯定的なのだ。
 僕としては、こういう空気になっていることが一番喜ばしい。プロ野球の歴史が長くなり、それにつれて情報量も増えたからか、
 近年のプロ野球ファンの民度はずいぶん向上したように思う。感情を優先して個人の記録を聖域化し、その競技本来の醍醐味を見失うことがいかにつまらないことか。
 何事も過去の愚行から学ぶことは多いのだ。』

阪神狂(もとい阪神教)の信者は、阪神の低落ぶりにほとほと愛想をつかしているが、敵バレンティンの本塁打記録が阪神投手から打ったことを内心嬉しく思っているはず・・と思う。
と、昨日までは思っていたが、今朝(18日)新聞をみたら広島に負けている。もう心の余裕など何処かに吹き飛んでない。
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秋場所も始まったが、好きな相撲取りが引退した

2013-09-16 06:39:57 | スポーツ
今日(15日)から大相撲秋場所が始まり、大関、横綱陣の初日は全員白星スタート。そんなか、好きな相撲取りがテレビ画面から消えた。

    「元大関 把瑠都」 
先日の11日、元大関把瑠都が引退した。
198センチの長身と190キロ前後の体重で規格外のパワーを発揮して「エストニアの怪人」と呼ばれ、まさしく横綱を張るかと思ったが、怪我のため復帰ならず引退となった。
とにかく豪快な相撲で、テレビ観戦でも最高に面白かったが、相撲の取り口が荒っぽかったので、怪我に悩まされて続けた。
大相撲は2ヶ月に1回、必ず開催され、休場したら番付が下がる。すで公傷制度は無くなり、怪我の休場が続くと番付は必然的にさがる。
ごく当たり前のことだと思ってはみても、こうして贔屓にしている相撲取りがいないとなると、やはり厳しいものだ。

他の格闘技ならば、例えば、ボクシングの試合など、怪我が理由にタイトルマッチは延期されることもあるし、
プロ野球でも、一年ぐらいなら多少給料は下がってもケガの治療に専念できるが、大相撲は、そうはいかないようだ。
重量毎にクラス分けもない相撲は勝つのに有利な大型化していったが、支える足腰が弱いと、そこを怪我すると復帰するには相当な努力がいる。
それにしても、土俵を沸かせる、あの豪快無双の相撲取りが一人土俵を去った。

報道に、こんな把瑠都の引退談話があった。
『「日本に来て9年間、お相撲さんになっていいことばかりだった。素晴らしい方々と会えた」と振り返り、
 やり残したことを問われると「横綱になれなかったこと」と話り、理由を「チャンスはたくさんあった。全て私のせい」と振り返った。
 気丈に笑顔を交えながら話していたが、会見が終わり花束を贈られると、感極まり涙を流した』
欧州出身の相撲取りが、感極まり涙を流したとある。 やっぱり相撲は素晴らしいよ!

昨年1月、把瑠都の初優勝時、こんな印象記を本ブログに書いている。
『今日は、大相撲の「千秋楽日」。その前に、野々池貯水池をウォーキングしておこうと思って外に出た。・・(略)
 4時半から二階のテレビの前に座った。国技館は大入り満員。把瑠都の全勝優勝がかかったこともあり、懸賞金枚数も多い。
 全勝で初優勝に花を添えたかったが、白鵬との一番は完敗だった。それでも、悔しさより「優勝したことがうれしい」と。

 規格外の怪力で他の力士を圧倒する把瑠都、腰高で力任せの相撲は怪我も多く、なかなか優勝できなかった。
 今場所の把瑠都は下半身も安定していて、潜在能力は高く、どこまで強くなるのか未知数の魅力がある。
 場所前に母親に電話をしたとき「迷わないで」と励まされ、その言葉を胸に集中力を維持したそうだ。
 把瑠都の表彰式、普段は笑顔の把瑠都も館内の母親を紹介されたときは感極まったようだ。奥さんと母親に感謝するくだり、あの把瑠都から大粒の涙。
 全く環境の違う異国の地、それも相撲界という特殊な世界での苦労は並大抵のものではなかったのだろう。NHKのサンディスポーツはどのように報道するのか楽しみだ』

好きな相撲取りだったが、もう大相撲把瑠都の土俵姿を見る事は無い。
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野々池貯水池周辺のパンパスグラス

2013-09-14 06:30:17 | 野々池周辺
野々池貯水池周辺に、モーターパラグライダーのたぶん個人用の発着基地があって、時たま騒音をまきちらし飛んでいる様に出くわすことがある。
その基地の近くにススキらしいものを見かけたので早速近くまで確認しに行った。
一見ススキのようだが、わふわした羽毛のような巨大な花穂が根元から伸び、背丈約3m程、その存在感は大きく見栄えがする。
ススキとも違うようだし、ネットで調べるもなかなか花の名前まで届かない。やっと探し当てると、「パンパスグラス」という南米版ススキらしい。
原産地は南米大陸の草原(パンパ)で、パンパ地方に生えている グラス(芝)が名前の由来だそうだ。
花穂を活花やドライフラワーに使われると書いてあった。畑一面に数列植えてあり、これから収穫し店頭に並ぶのだろうか。
遠目に見ても、白い花穂が林立している様子は辺り一面田畑の中にあって、異様さもあって見応えがある。

          
          
          
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野々池貯水池の「センニンソウ(仙人草)」

2013-09-13 06:20:03 | 野々池周辺
    「野々池貯水池の「センニンソウ(仙人草)」」

そろそろ咲く頃だと思いながらも、雨にたたれて見に行けなかった大久保松陰の土手に咲く仙人草。 ところが、
雨が上がり晴れてきたので、大久保松陰まで出掛けようと林崎疎水に架かる木の橋を渡ってすぐに、疎水沿いの端で木に絡んで咲いている仙人草の花を見つけた。
こんな近くに仙人草が絡まって咲いているとは今まで知らなかった。これで遠くの大久保松陰まで行くこともなく、疎水脇に咲いた仙人草を撮ることに。
     

十文字の白い花姿には清楚な美しさがあって、好きな秋の花だが、花弁のように見える白い十文字は実は花弁ではないとのこと。
花はたくさん集まって咲き、水分を好む植物と言うことで、水路近くで見かける事が多いようだ。
この季節には、ほとんどが緑の葉ばかりが目立つけど、その中に白い十字の花はハッとする程に清楚に見えて、秋口に咲く花としては清楚。
有毒植物だから、目立っても食べられる危険性がないので周りを気にせず伸び伸び咲くのが良いのか。
     
  
コメント
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