野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

RYAN VILLOPOTO 戦線離脱

2012-04-29 06:36:44 | モータースポーツ
26日付け「motocross ACTION」ネット記事がスーパークロスチャンピオン「 RYAN VILLOPOTO」の戦線離脱を報道している。

「NO ONE ESCAPES FROM SUPERCROSS UNHARMED! RYAN VILLOPOTO’S NIGHT IN SEATTLE:
 It is painful to watch the aftermath...and even more painful that Ryan will miss the 2012 Nationals because of this crash 」

「Ryan Villopoto Seattle Crash Main Event SX 2012」




アメリカカワサキは、「Ryan Villopotoは残り2戦のスーパークロスを欠場、そしてアウトドアも欠場する」というコメントを「公式発表」した。
21日に開催された、Seattle supercross 決勝の一周目、コーナーで転倒した際、膝を痛め、膝の手術が必要とのことだ。


ナント!
世界最高のスーパースター「R. VILLOPOTO」までが怪我、しかも今年の残り全戦に出場出来ないと言う。
こんなことも現実にあるんだ。

これで、世界最高レベルのモトクロスライダートップ10に入るライダー達が軒並み怪我によって欠場するという異常事態となった。
過去、こんな事態は陥ったことは記憶にない。
怪我したライダーやチームも残念だろうが、それ以上に毎週のレースを楽しみにしているモトクロスファンにとっても残念だろう。
全米各地で開催される各レースの観客動員数は5万~8万人に近い。加えてテレビ観戦している多くのファンにとっても寂しい出来ごと。

何せ、世界トップライダーが出場出来ないのだ。
多くの負傷リタイア選手続出がモトクロスレースへの興味を凋させてしまわないことを願うばかり。

「Racer X Online」記事ではInjury Report: Salt Lake Cityとして、スーパークロスレースでの怪我を取上げている。

本件、当ブログでも、「AMA スーパークロスレース 第12戦」に、怪我人の多さは今後のレース運営上、取上げるべき課題として記述した。



★実は、日本時間22日に開催された、Seattle supercross の live Timing は所要で見れなかった。
 帰宅後確認すると、Villopoto は OUT になっていたものの、次戦出場可能との報道もあった。
 その後、motocross ACTION のウエブサイトを見ると、怪我のために今期欠場とのことで、がっくり。




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MLB ダルビッシュ有 ヤンキースに圧勝!

2012-04-28 06:34:00 | スポーツ
「ダルビッシュ 有」

 
共同通信ネット記事:
『ダルの好投を大きく報道 「ヤ軍ねじふせた」
 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュが24日のヤンキース戦で九回途中無失点と好投して今季3勝目を挙げたことを米メディアは大きく報じ、
 地元紙フォートワース・スター・テレグラムは「ダルビッシュは満員の観客をうならせ、ヤンキースをねじ伏せた」の見出しで強力打線を抑えた活躍を伝えた。

 同紙は名投手だったレンジャーズのライアン球団社長の「どの球種にも自信を持っているのはさすが」との談話も紹介。
 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は七回途中2失点の黒田と対比し「日本選手の一人は良く、一人は素晴らしかった」として、
 先発での投げ合いを制したダルビッシュを称賛した。』

同じく、「ESPN MLB」や「Yahoo! Sports」記事「Darvish strikes out 10, Rangers beats Yankees 2-0」もダルビッシュにポジティブ評価だ。


●ダルビッシュがヤンキース相手に先発出場する、日本時間25日の午前9時。

 ダルビッシュがジーターやA・ロドリゲスと対戦したらどうなるのか。その場面を観たかった。
 これは絶対に見逃せない。
 初回から最終回まで観戦したが、MLBを最後まで観戦したのは久し振りだ。
 とにかく気分がスカッとした試合だった。

 この試合、題材になると思ったので、気になった所をメモしていた。
 それに沿って書き込んでみる。



★何といっても圧巻は3回の表。
 2-0とリードして迎えた3回無死満塁の大ピンチ。
 これは、先頭打者ヒットのあと、フォアボールをだしてノーアウト1、2塁。
 続くジーターのバントは自分が追わなければいけないのに棒立ち、・・・「ナンデ、エーッ!」。これでノーアウト満塁。 
 ところが、2番打者を三振に、続く3番ロドリゲスを三ゴロ併殺打に打ち取り無失点。

 この3回のヤンキースへのピッチングはダルビッシュをダルビッシュ足り得た場面だ。
 2点献上してもおかしくない場面を、何と無失点で抑え、ダルビッシュの精神力の強さが如何なく発揮された。

 この回の無死満塁をしのいだ場面はまさに圧巻、試合のハイライトだった。

★そして、7回2死一塁。
 連続安打中の1番ジーターを146キロのカットボールで空振り三振に仕留めると再び雄たけびを上げた。

★ダルビッシュはヤンキース黒田投手との先発対決に投げ勝ち、3勝目を挙げた。
 8回1/3までに119球を投げ7安打無失点、2四球10三振だった。
 そして、そのピッチングはテキサスの地元ファンに間違いなく認められた夜になった。

 スタンディング・オベーションに対して帽子のひさしに手をやり、その手を上げてファンにあいさつ。
 やっぱり、この動作の方がダルビッシュらしい。

★実は、その前兆は既にあった。
 ダルビッシの3度目の先発、強力打線タイガース戦との試合だ。
 MLB最高レベルの3、4番バッターとの対決。
 ストレートはコンスタントに150キロを記録し、3番カブレラ、4番フィルダーに対しても力負けしていない。
 MLBの4番バッターを三振させた場面などは最高だ。

 タイガーズ戦は、小宮山が解説していたが、非常に分かり易い。
 さすが、頭脳派ピッチャー、投手が今何を考えているかを詳しく解説してくれた。
 一辺に気に入ってしまった。


 ・・・今年のMLBは最高に面白い! 
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桜が咲いた (続々編)

2012-04-27 06:35:22 | 野々池周辺
堀割祭時には咲いていなかったが、林崎掘割渠記碑にある5本の八重桜が満開となった。
堀割祭が18日だから、満開までに約一週間程かかったが奇麗に咲いている。
それに合わせて、八重桜の前にある花水木も咲き始めた。

しかし、八重桜が満開になった途端、近くの大きな山桜(と思うのだが)が散り始めた。
山桜、白い花弁が一面に咲くので、近くに寄るとより一層引き立ち、且つ目立つ。
飾り立てしないあっさりとした花弁は、八重桜の濃厚な花立ちに比べ、落ち着いた雰囲気を持つ。
特に、曇り空で野々池の照明が点灯し始める時間の佇まいがよい。

でも、昨晩の雨で、白一色だった山桜は薄いグリーンに変った。


「林崎掘割渠記碑沿いにある、白一色の山桜とピンクの八重桜」






家の庭にも八重桜を植えている。
下を向いて垂れる大きな花冠は見事だが、太陽を背に受けて浮かび上がった花弁は透き通って尚更に美しい。
桜は大きくなり過ぎると扱いに苦労するが、この八重桜は植えて20数年経つも大木にならず庭の大きさに合うから、残している。
堀割近くの八重桜とは、花弁の大きさ数とも異なるが、此方の方が少し豪華に見える。

夏になると、この桜の幹を覆うほどのクマゼミが飛んでくる。
庭のアチコチには蝉の這いあがった穴が開くし、抜け殻も多い。
その季節も直に来る。


「庭の八重桜」



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桜が咲いた (続編)

2012-04-26 06:28:00 | 野々池周辺

「野々池貯水池の枝垂れ桜」

西明石駅の北側に位置する上ヶ池公園(公園と言っても少年野球やサッカーが出来る広いグランド)の近くに、「花と緑の学習園」がある。
「花と緑の学習園」から道路を挟んで野々池貯水池までの約1kmを結ぶ緑の散策路、つまり「西明石緑道」が続いていて、緑道に沿って多種の木が植えてある。
その植木も春から秋にかけて奇麗な花が咲くので、散策している人も多い。

「西明石緑道」の最終地点が野々池貯水池の西側上り口で、階段沿いに2本の枝垂れ桜が咲いている。
満開時からは少し時間が経ったが、満開前後は三脚を立てて写真を撮っているカメラマンも多かった。

野々池貯水池に枝垂れ桜と言えば何となく不釣り合いだと考えてしまうが、これが意外と合う。
野々池貯水池周りのジョギングコースをウォーキングしていると、その場所に来ると突然視界が開け、枝垂れ桜が登場する。
そこで暫し休憩し、また歩き出す。野々池貯水池を歩く人は大抵そうしているようだ。

決して豪華でもなく、どちらかと言えば地味な部類の枝垂れ桜だと思うが、これが良い。



<野々池ジョギングコースから見た枝垂れ桜と西明石緑道沿いの桜>









 






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花梨の花

2012-04-24 06:32:11 | 野々池周辺
「写真の駅より」


上の花梨の写真は「写真の駅」から転載したもので、今の時期、パソコンの背景にしているもの。

花梨の花を始めて見たのは昨年の4月。
野々池をウォーキングしながらブログの投稿用に春の季節の花をデジカメで撮っていた時、偶然見つけた。
散策しながら野々池には3本の花梨があることを見つけ、その内の一本が野々池の土手にある。
そこの花梨の花は小さく、新緑の中に埋まっていると見つけづらいのだが、目の高さにあったのが幸いし、昨年のブログに収めた。

で、今年も野々池の花梨の花を写真に収めようと気を付けて歩いてみたものの咲いていない。
時期が早すぎるのかと思いながら、花梨の花が咲くのを待ちわびていた。

待てども野々池の花梨が咲かないので、気になって大久保の松陰新田近くにある花梨畑(と言っても10本ぐらいだが)に行くと、今が満開の時期だった。
花梨の木は高さが8mにもなり、枝分かれが多くその先端に薄紅色で3cm程の可愛らしいピンクの花が咲く。
ピンク色の花を咲かせる木は他にも沢山あるが、花梨の少し赤みがかったピンク色は独特の色気を漂よわせているので気に入っている。

野々池周辺に咲く花梨の花を歩きながら写真に収めてみたものの、花梨の花の色合いを上手く表現できず、と言うか気に入らず、
結局、表題は「写真の駅」からお借りする事になった。

23日再確認したところ、野々池の花梨には5個ほどの花が木の先端付近に咲いていたが、高すぎて写真に撮ることが出来ず、
以下の写真は野々池周辺に咲いていた花梨の花をアップした。










花梨の特色は何と言っても、果実にある。
秋、実は黄色に熟し、その表面は光沢を持ち、晩秋、葉は落ちても黄色い果実だけが枝先に残る。
黄色の感じが澄んだ青空によく映えて見えるが、果実をほっとくとボトボトと落下し、しかも腐り易い。

実際は食に適さず、花梨酒に漬けて鎮咳用として使うのだが、花梨酒は漬ける時の砂糖の加減が難しい。
花梨の実を小さく切って砂糖漬けにしたこともあったが、これは上手く出来ずじまいだった。



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掘割祭

2012-04-22 07:40:11 | 野々池周辺

今年も4月18日午前10時半から「掘割祭」が開催された。
4日程まえから、その周りの草刈りや植木の選定が行われていたので、今年も掘割祭の時期が来たと気付く。 林崎掘割渠記碑にある八重桜が咲いてくれたらベストなんだが、18日は堅い蕾のままだった。 確か、昨年同日の蕾はもう少し紅く膨らんでいたと記憶しているんだが。

祭では、昨年同様に約300人程が参列し、明石掘割土地改良区が祭主を務め、林神社の宮司が祭事を執り行った。 当時の掘割工事にかかわった村人の子孫ら関係者が順に玉ぐしをささげたあと、今年は明石市沢池小学校の児童の代表男女3名が祭文を読んだ。 この様子を明石ケーブルテレビが撮影し、インタビュアーが関係者を取材していた。

式の途中で沢池小学校の児童が合唱し始めた。初めて聞く歌だったので、教師に聞くと「赤石 掘割の歌」だそうだ。 歌詞の途中に「刑罰?」らしき言葉がでてきたので、興味があって歌詞を生徒に見せてもらったが、ひらがなばかりで文脈が上手く掴めない。 多分、先人達が相当に苦労して掘割を建設した事を称える内容だろうけど、それが刑罰らしき言葉と関係するのかと思って、調べてみた。

当時の代官や庄屋達は、明石川から堀割を引き野々池に水を蓄える、掘割工事の許可を明石藩主の松平忠国に願い出たが、 明石藩は大工事であったため、始めは許可しなかったそうだ。 そこで、失敗したら請願者一同厳罰に科せられてもかまわないとの覚悟を説明し、掘割工事を許可を得たとの事。 工事を藩費で賄った姫路藩と違い、農民自らの手で、農閑期を利用して行われたそうだ。 林崎地方の6村(和坂・鳥羽・林・東松江・西松江・藤江)は水不足で困っていたので 、農民自ら疏水を開発した。 「失敗したら厳罰をも受けると言う」、この決意が歌詞に中に織り込まれたのだろう。・・・・今では考えられない事だ。

「堀割祭」で小学生が毎年参列し感謝の祭文を読むことは、先達たちが苦労して成し遂げた歴史の正しい伝承のためには必要なこと。 キチンと日本の歴史を教育されていると感じた。 18日は天候も暑くなっていて、長い掘割祭に少しグロッキー気味の生徒もいたが、先生達も良く指導されていた。




明石ケーブルテレビによる撮影



アナウンサーによる理事長と先祖が掘割に関係した子孫(?)へのインタビュー



350年以上も変わることもなく明石川からの水を流し続ける林崎疏水
 
石碑に刻まれた碑文内容は苔が生え解読できないが、説明板文には下記が記載してある。
明石市指定文化財
「林崎掘割渠記碑」
 一、明暦三年(1657)、旱魃で苦しんでいた林崎地方の村(和坂・鳥羽・林・東松
   江・西松江・藤江)が 相談し明石川の上流から野々池まで掘割をつくり、灌漑
   用の水を確保した。
 一、天文四年(1739)十二月、この掘割工事の経緯を長く後世に伝えるため、
   撰文を明石藩の儒学者梁田蛻巌に書を田原荷龍に依頼し碑を建立した。
 一、毎年四月十八日、この碑の前で、「掘割祭」が行われ、地元の水利関係者、
   小学生児童が参加し、先人たちの偉業をたたえている。

 「林崎掘割渠記碑」 
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ブログを始めて1年

2012-04-20 06:32:01 | 日常生活
     「野々池の日常」


「野々池周辺散策」を立ちあげてから、この4月20日で一年経った。
昨年10月20日(半年経った時)の反省は、文章を少しでも読み易くしたいと言ったが、相変わらずの堅い内容に終始している。
だが、一日置きに発信することは守れたし、マー良しとするか。
書き始めるとクドクドと長文になりがちな流れを、バサッと切って纏める手法も少し要領を得て、意外と早く出来上がることもある一方、
話題を全く思いつかず、明日のブログをどうしようと思い悩む事もしばしばある。
もっと素直に書けないものかと思うが、性格がそうなので書いては修正したり、また野々池周辺をウォーキングしながらハッと気づくこともありで、
ブログ立上げ初期から成長していない証拠。

初期のブログを読み返してみると、初期の文章の方がより面白く書けていて、もっと刺激的な事が多かったのだろうか。
野々池周辺風景の移り変わりは毎年同じ繰り返しだが、春になれば野に花が咲き、椿も咲いて、次は桜、
夏の前には伸びた草を一斉に刈り払うと一面が清々しい風景に変わる事も、同じことの繰り返しだけど、それにつれて気持ちも変わる。
何時ものように、朝一番ウォーキングしている人の姿を見ることから一日が始まり、野々池を走っている中高生の傍をジョギングすることで元気をもらう。
同じ時刻に、野々池中学吹奏楽部の練習音がウォーキングの後押しをしてくれる。
日常的なこの風景の繰り返しから活力をもらえるから不思議なものだ。
風景は変らねども、流れている空気の暖かさと匂いは季節と共に移り変わっているのだろう。

女房は「書く事がよくあるもんだ」と言うが、パソコンを打つ指の速さは現役当時より相当早く打っているし、両手の指で器用にパソコンを叩いている。
頭に思い浮かべた事は直に指先が反応するから、指先運動は健康にだって良いはずだろう。
ただ、熱中するとパソコンに座りぱなっしになる事も多く、しばしば女房からウォーキングしてきたらと注意されるのが気になるが。

rfuruyaさんが主宰されている「NPO法人 The Good Times」の「会員の方のブログ リンク集」にも載せて頂いたし、
また、rfuruyaさんの「雑感日記」やsam-wd3さんの Sam'sダイアリーのブックマークにも登録して頂いた。
感謝感激 !

あるとき、明石南高等学校の指導教官さんのブログに「野々池周辺散策」を取上げて頂いた時は正直驚いたが、これも何かの縁だろう。
町内自治会の方とブログを相互に紹介したりで、その時はさすがにパソコンに座る時間も多くなる。
女房から「てにおは」を指摘され、一瞬ムカッとすることもあるが、一年続けてこられた。
野々池周辺の季節の移り変わりを見ながら、思ったこと、感じた事をこれからも発信していきたい。

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鶴瓶の家族に乾杯・・人吉編

2012-04-18 06:34:16 | 故郷
「鶴瓶の家族に乾杯・・人吉編」

       「好きな球磨焼酎ー球磨焼酎を造る28蔵元」

「鶴瓶の家族に乾杯」は国民的娯楽番組と言われれば、その通り。
暫く観ていなかったのだが、先々週、人吉から電話があって、「家族に乾杯」に人吉が登場するとの事。で、先週と今週の月曜日、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を観た。しかも、浅香山親方(元大関魁皇)がゲスト出演していて、魁皇の人柄と持ち味が十二分に滲み出ていた。福岡県直方出身の浅香山親方にとって九州は地元。その中でも、人吉市は巡業で訪れた経験があり、大好きな温泉や焼酎に出会う旅をしてみたかったのだと言う。

前編、出だしの待ち合わせ場所は人吉城跡(繊月城)、ロケ日が2月と言うこともあって、この日の外気温は1度、小雪が舞う天候で、相撲取りの魁皇は余りの寒さに震えあがり、ロケ車に避難することから始まった。そのあとの浅香山親方には、熱々のローストチキン、味噌饅頭、天然物ウナギのかば焼き、そして焼酎の試飲と続くことになる。後編、女性杜氏(とうじ)がいる焼酎の蔵元を訪ね、此処でも焼酎三昧、人吉温泉に浸かった後は、焼酎を飲みながらのご馳走。終始、親方への焼酎攻めだったが、それに嬉しそうに呼ばれる姿は微笑ましく、魁皇の人柄がよく出た場面だった。

「人吉編」は、最初から最後まで焼酎が出てくる、良い番組だった・・・・・。
それにしても、焼酎の本場、人吉の皆さんの「ガラ」と「チョク」の取り扱いは見事。あの小さい「チョク」の受け渡し方には焼酎独特の仕草があって、手を添えて相手に薦める。「ガラ」も「チョク」も有田焼の白色陶器が好まれ、有田でこれを焼くのは球磨人吉地方専用とのことらしい。「チョク」にいったん焼酎を注がれたら飲み干すまで下には置けないので、一気に飲み干してから「チョク」の下に手を添えて返杯する。飲み干しては返杯を繰り返すので、何処で区切って良いのか迷うのが球磨人吉流だが、確かに「チョク」は日本酒の猪口にくらべ一回り小さいものの、返杯を繰り返していると、必ず酔いつぶれる。・・・苦い経験だが。

女房の里は人吉市錦町。
「家族に乾杯」の中で紹介されていた、鶴瓶が老人チームと野球をしたグランドの場所が錦町とあった。錦町はバラの原生種「ツクシイバラ」が有名で、今の時期、ツクシイバラ河川敷除草作業も始まり6月頃には開花する。球磨川と川辺川(球磨川の支流で日本一の清流と云われている)間にあって、どちらかと言えば球磨川に近い場所。其処には女房の弟家族が今も住んでおり、名産の果物や球磨地方の米を送ってくれる。今の時期、川辺川では尺物のヤマメが釣れるそうだ。球磨川と同様に尺物の鮎も釣れるらしい。

女房は度々用事で人吉に行っているが、今は神戸⇔鹿児島のスカイマーク便が安くて便利。若いころは、家族と一緒に神戸から人吉まで車移動することが何回もあったけど、もう車での長旅は無理だろう。何度か電車を利用した事もあったが、なにせ時間が掛り過ぎる。だけど駅弁食べながら見た、球磨川沿いの風景は真に見事だった。今の肥薩線はSL列車が観光になっているらしい。

では、だんだんな。
 
  
★「球磨焼酎 繊月
★「バラの原生種 ツクシイバラ
★「魁皇 引退

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spy-photos・・全日本モトクロス選手権

2012-04-16 06:46:43 | モータースポーツ
4月8日、2012年全日本モトクロス選手権第一戦がホンダ熊本製作所内にあるHSR九州で開催された。
結果は、チームHRC(ホンダファクトリーチーム)の成田選手が2レースとも制覇した。

ホンダは昨年より全日本モトクロス選手権において、ファクトリーチーム(ワークスチーム)を結成し必勝態勢で臨んだ。
タイトルから遠ざかること6年、あの強いホンダは何処に行ったのだろうか、こんなに弱いホンダを過去見たことが無い。
昨年2011年、ホンダは必勝態勢を組んだことで、全日本モトクロスレースも俄然面白くなると期待していたが、
ランキング結果は平田が6位、増田は同7位、精彩を欠き、HRCらしくなかった。

ホンダHRCのファクトリチームが参戦する以上、こんな成績が許容されるものではなかったのだろう。
2012年、その雪辱を期すため彼らがとった結論は、全日本NO1ライダーを獲得することだった。
そして、2011年モトクロスチャンピオン成田選手をヤマハより移籍させて、必勝態勢を組んだ。
二輪企業の頂点に立つホンダは常にNo1でいたい。ホンダが開発するマシンにはNO1の選手が駆ってしかるべきだ。
それがホンダモータースポーツの姿勢だと思っていた。
だからこそ、競合メーカーもホンダと覇を競い、そしてホンダを打ち負かす事で技術的優位性を高めてきた歴史がある。
従って、ホンダは常に頂点に居てこそ価値があるはずと思ってきた。


第一戦、まずは幸先のよい、ホンダらしいスタートが切れた。


ところで、アメリカの「TRANSWORLD MOTOCROSS」の「 Japanese Spy Photos」に、
全日本選手権に出場したファクトリーマシンがスパイ写真として投稿され、
HRC成田選手のファクトリマシンに多くの紙面を割いていた。

         <HRC 成田選手のファクトリーマシン>
          2013年量産試作車との噂:
          新設計の車体とデザイン部品、
          複式消音パイプ、スタート時点火時期遅角スイッチ、油圧クラッチ等を採用した、
          2013年量産モデルの先行開発車とのこと
         

         <HRCのピット>
          競合チームの視察を受けている。
          優勝したHRCテントを視察記録しておこうと言う所か:
         



加えて、「TRANSWORLD MOTOCROSS」はFirst Look: 2013 Honda CRF450F Factory Bike!として、HRC成田選手のマシン特集をしている。
前述の「Japanese Spy Photos」の中で紹介されていた、カワサキを含む各ファクトリーマシンの殆どが現行量産マシンからの改造車なのに対し、
ホンダファクトリーマシンは唯一2013年モデルの先行開発車だとの噂もあって、次年度に向けて性能向上を図っていると紹介されている。

ホンダは、全日本モトクロス選手権の場を活用し、モトクロスの量産車開発の役割を持たせてレースを戦っている。
レースマシンは競争相手と戦ってこそ問題点が的確にピックアップ出来るし、戦闘力が更に向上する。
一人黙々とテストして、タイムアップが図れた喜んでも、競争相手に走行ラインを塞がれては勝てない。
彼我の比較を常に実戦で確認し続けることを怠ると、競争力の劣るマシンはステルス戦闘機F22と戦うF15になる可能性がある。



一方、グローバルスポーツビジネスとしてのモータースポーツも、日本以外の外側の場所に活躍の舞台あって、
そちらでの活躍のほうが魅力的で輝かしい、ということを選手もファンも、分かってしまっている。
モトクロスで言えばアメリカのスーパークロスがそうだ。
しかも、世界を舞台にした時の日本選手の劣勢は目を覆うばかりで、近年の国別モトクロス対抗戦の結果をみても、
世界的にみれば10位前後が日本チームの平均的実力なのだろう。
そして、その結果を単純に受け入れてしまう怖さが、選手もファンの中に残念ながらある。


日本の二輪販売会社がモータスポーツやその支援に全く興味を持たない日本のモータースポーツ界で、
世界で戦えない日本選手を日本企業が抱える理由付けをしっかりと考える必要があるのではなかろうか。
商業的価値の少ない日本のモータースポーツ環境では、技術開発において意義を見出すしかないのではなかろうか。
日本企業の開発中枢が日本にある限り、そして技術志向の極めて強い二輪を販売する限り、日本が開発の中枢を担う事が最も効率がよいはずだ。


全日本モトクロス選手権の車両規則には、大まかな規則(排気量、ギヤ段数、独立ブレーキ等)が設定されているだけなので、
かなり以前は、各社から先進的機構をもったマシンが登場しモトクロス車としての適性を兼ねてレース参戦していた時期もあった。
その後、アメリカのAMAモトクロス規則が量産ベース車両採用に規則改正される伴い、全日本は戦闘力の高い量産車の開発目的にレース参戦目的を変更した。
奇を照らした高価なマシンは疎遠になり、現実的に量産適用可能なマシンを主に登場させることで、各社のマシンの戦闘力がより拮抗し、
ファクトリーマシンがよりユーザーの身近になっていた。それが80年から90年代、各社がしのぎを削って戦った全日本選手権だった。


★次年度のマシンはどうなるんだろう。どの位の戦闘力があるんだろう。
 テントに帆ロを被せたマシンがファクトリーピットから出てきた。
 オー恰好いい!
 観客もカメラマンもぞろぞろと付いていく。

 各チームのファクトリーマシンを、みんなワクワクしてファクトリーテントの前で釘づけになって見ていた。
 ファクトリーライダーを、ファクトリーマシンを憧れの目で見ている子供達も沢山いた。
 80年代から90年代の全日本モトクロス選手権大会、そんな雰囲気が満ちていた。

 みんな何処にいった。


・・・・ホンダHRCに期待!・・・・


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桜が咲いた・・・野々池周辺の学校

2012-04-14 06:35:54 | 野々池周辺
野々池周辺にある学校の入学式が9日~10日にかけて行われた。
入学式には桜が良く合う。ウォーキングのルートを迂回して入学式日の学校の桜をデジカメで撮ってみた。

野々池周辺の学校に近接して咲く桜では、明石南高校から沢池小学校を経由し沢池幼稚園に至る西明石緑道の桜並木が美しい。
満開手前の赤みを少し帯びた桜は新入生と共に清々しく、学校の雰囲気を際立たせるのにちょうど良い。

それにしても、学校を、その周りの街の風景を、一挙に変えてしまう程の花は桜以外にはない。
桜の花は、その存在を主張することで、周囲を引き立て、一瞬にして学校を明るく和やかにしてくれる。

そんな季節がまた廻って来た。


<西明石緑道沿いの桜>
明南高校運動場横から見た西明石緑道沿いの桜並木。



満開の桜、その下を通る生徒。



沢池幼稚園(左側)から見た西明石緑道沿いの桜並木。
 


<明石南高等学校正門では入学式>
明南高校は運動部の活動が盛んで、
春休み中、運動部の選手たちが野々池貯水池でランニングしている場面に良く出くわした。
今年の新入生は、どんな活躍をしてくれるだろう。





<神戸市立王塚台中学の桜>
正門は横道を少し入った所だが、道路沿いの桜は見事。
近くにある王塚古墳の桜も満開になったので、王塚台中学の周りは桜で囲まれている。





<神戸市立出合小学校の桜>
正門と運動場周りが桜で囲まれている美しい学校。
中野住宅地から小学校までの道筋にある桜も奇麗だし、直ぐ前に鎮座している延命地蔵尊の桜も美しい。


 
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