野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

初夏、アサギマダラがやってきた

2019-05-31 06:15:44 | 
毎年そうだが、アサギマダラが庭に飛来してくるのは、フジバカマが咲く、10月中旬と決まっていた。
それがなんと、今年の初夏、5月30日、庭に飛んできた。アサギマダラが庭に飛来してくる理由は、ただ一つ、10月中旬頃に咲くフジバカマの花の蜜を吸うためだが、今は初夏、フジバカマは今だ成長の途中で、花が咲くころには1mを超す高さになるはずだが、今は50㎝ほどしかない。勿論、花の蕾もない。それなのに、初夏、アサギマダラがやってきた。しかも、成長途中のフジバカマの周辺をぐるぐる回り、おもにフジバカマの先端に泊まっている。
    
    
アサギマダラが飛んできたのは遠目にも直ぐに分かる。飛び方に一種独特の飛び方をする。飛び方もフワリフワリと言った感じで羽を動かし、時には羽ばたきを止めたりする。また、近づいても逃げようともせず、フジバカマの茎の回りを飛び交って、一度離れても未練がましく周辺をふわふわ飛びながらもしばらくするとフジバカマの傍に戻る。そんな飛び方をする蝶は他に見当たらないので、アサギマダラがいるとすぐに分かる。それにしても、なぜアサギマダラは上空からフジバカマを見つけるのだろう。わが家の庭のフジバカマを植えている面積は1.5㎡足らずの小さい面積しかなく、しかも近所にフジバカマを植えているとも聞いたこともない。そこを目掛けて毎年飛来する、この不思議さ。
  
  
  

実は、今年、フジバカマの専有面積が広がり過ぎ(勝手に根を伸ばし広がるのだが)、連れて、すぐそばの貴重な紫陽花であるシチダンカの咲く面積が相対的に減った。この状況を見た女房が、今年、アサギマダラがやって来なかったら、フジバカマを整理しようと先日言っていた。言った舌の根の乾かぬうちに、アサギマダラが飛来してくるとは、しかも女房の前でこれみよがしに飛んでいた。


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庭のツクシイバラ、ほぼ満開、2019

2019-05-29 06:14:13 | 
今年2019年、庭のツクシイバラの一番花は5月23日頃に咲き始め、5月27日頃にはほぼ8部咲きと言うところ。
2本あったツクシイバラは一本が枯れ、今は一本だけ残ったが、ツクシイバラの繁殖力はすさまじく、以前の2本相当分に枝を広げている。先週は、5月の割には暑すぎて北海道では37度と記録的暑さが続いたが、今週はやや落ちつき25~26度ぐらい。これに微風が吹くとツクシイバラの香りが漂いまことに心地よい。

ほぼほぼ満開に近い状態のツクシイバラは、清らな甘い香り(どちらかと言えば、庭に咲くバラの種類で言うと「ローズデキャトルヴァン」の香りを少し小振りにした感じ)が漂い、風に揺れる花弁周りを盛んに飛び交うクマンバチが数匹、朝からブ~ンと煩く飛び交う。このクマンバチ、近くに咲く大型のバラには見向きもせず、ツクシイバラだけの花だけを付きまとう。一方、他の大型バラに潜り込むハナムグリはツクシイバラには一匹も飛んで来ない。蜂がバラを選り好みする光景をジーット見ていると面白い。
  
  
  
  
    

古代での九州の総称を意味する”筑紫”とイバラを合わせた名前で、南九州独特の野イバラの意味で、「ツクシバラ」と呼ぶらしい。
「ツクシイバラ」は人吉の球磨川水系の中でも、特に中球磨地域に主に広がって見られ、初夏の球磨川沿いは新緑の中、ピンク系のこの花が群落を成して散在し、なかなか見事な景観だとかいてある。いずれにしても極めてまれな植物だそうだ。最初の発見(1917年)場所である球磨郡あさぎり町から下流側の球磨川河川では、迷惑な程咲き誇った時期も有ったが、バラ栽培の土台として野生種のツクシイバラが適していた為、盗掘や河川環境の変化に伴い殆ど見る事が出来ないようになってしまったと、説明書に書いてあった。

また、説明書によると、「ツクシイバラ」は野生種の野バラで、普通のノイバラと比較してみるといくつかの違いがあるそうだ。
まず、花が大輪。ノイバラの花は径2cmほどだが、ツクシイバラは径3~4cm。 花柄に著しい腺毛があるのが特徴。ノイバラはふつう白一色だが「ツクシイバラ」は何色もあり、濃いピンク、薄いピンク、白などに色変わりする。庭に咲いた「ツクシイバラ」を観察していると、蕾にわずかに見える花弁は赤色近い濃いピンクで、翌日朝咲いた花弁は先端がピンクで次第に白く中央の黄色が花粉、まことに多彩な色具合となっている。 須磨離宮公園の現生種のバラで言うと、「ロサ・エグランテリア」に近い色合いだが芳香や花弁形状、蕾の数等々異なる。
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なんだかんだあった、大相撲夏場所

2019-05-27 06:27:30 | スポーツ
大相撲夏場所の優勝は前頭8枚目の朝乃山が獲得した。
 「NHK サンディスポーツ」
今場所、前頭が優勝するなどとは場所が始まっても思いもしなかった。場所が始まって当初、その力強さから、大関豪栄道か関脇栃ノ心の優勝を予想していた。しかし、豪栄道は中盤以降、力強さが消え、何時もの豪栄道にもどり、しかも朝乃山にまさか負けるとは予想外に弱さが目立った。関脇栃ノ心は、今場所10勝挙げると大関復帰が可能で、しかも9勝目までは栃ノ心本来の力強さが戻り、10勝どころか優勝だってありうると予想した。しかし栃ノ心も、9勝目以降、平幕にあっけなく負けてしまう。報道によると、大関復帰目の前で緊張の連続に体が固くなって思い通りの相撲が取れなかったそうだ。14日目、横綱鶴竜を立会いの変化で勝った、その日は良く寝れたとHNKのアナウンサーが説明していた。強さが戻った栃ノ心も、極度の緊張になるんだと不可思議に感じ、あれだけの巨漢力士でも緊張すると体が言う事を聞いてくれないと言う事例を見た。

 「アメリカ大使館」
今場所の目玉は、何と言ってもアメリカ大統領トランプさんが千秋楽を見にやってきて、しかもアメリカ合衆国大統領杯を朝の山に直接授与した事。これにはテレビを見ていて感激。(トランプ大統領 大相撲を観戦 米大統領杯を授与


「日刊スポーツ」
それで、栃ノ心だが、妙な審判沙汰があった。
新聞記事だが「生みの苦しみを嫌ほど味わった。10日目に王手をかけてから3連敗。特に前日13日目の朝乃山戦は1度は軍配が上がりながら、もの言いがつき、朝乃山の体が落ちるより「先に栃ノ心の右かかとが出ていた」として、行司差し違えで勝敗がひっくり返った。極めて微妙な判定で「勝ったと思った」と確信しただけに大ショックの結末となった」とある。

行事が栃ノ心に軍配を挙げると、栃ノ心の足をすぐ目の前で見ていた相撲審判が、直ぐに物言いをつけた。その審議、約6分。物言いの審判の言い分は、栃ノ心の足から砂があがったという。何度もNHKのスローで、その場面が流れたのを見ても、またNHK解説者も何度もビデオを確認するも足は付いていないんではと言う。相撲のビデオ室の回答も、栃ノ心の足は付いていないように見えるという言う。しかし、最終判断は審判の判断だと言う。しかも砂が上がったと言う場所を、審判全員で確認する節もない。あくまで審判に見た目が正解なのだという。これにはTV桟敷で見ていて不信感が増幅した。昨今、MLBやプロ野球では審判の判断も間違うこともありうるを前提に、正確な判断を得るべく、「チャレンジ」と言うビデオ確認を優先している時代だと言うのに、自分の意見に固守する相撲審判の後味の悪い場面を見てしまった。
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ツクシイバラが咲き始める、2019

2019-05-25 06:17:02 | 
熊本・人吉球磨川のツクシイバラの群生地では、5月の初めにツクシイバラが咲いたと「球磨川ツクシイバラの会のFB」にあった。
それから遅れること3週間、5月23日、庭のツクシイバラがやっと咲き始めた。庭のツクシイバラは毎年、ほぼこの時期に咲く。
 
 
  
このところ外気温は26~28度の範囲で、風が無いと本当に暑く感じる中、一個の花を確認するとかなり甘い香りがする。
今年は例年になく、多くの蕾を付けているので、満開になったらツクシイバラの甘い香りが一面に漂うのを期待。

「ツクシイバラ wikipedia」
●希少種としての価値
バラ栽培の土台として適していたため、盗掘や河川環境の変化に伴い減少傾向にあった。 そのため県では2004年に熊本県レッドデータブックに絶滅危惧種II類として登録し保全を図っている。現在自生している場所は少なく熊本県球磨郡錦町の球磨川河川敷で唯一、群生したツクシイバラを見ることができる。
●発見の経緯
1917年 - 前原勘次郎氏が現あさぎり町上にて「ツクシサクラバラ」として標本を採取
1918年 - 小泉源一氏がRosa adenochaeta Koidz.と命名する
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夏野菜の植え付け

2019-05-24 06:17:09 | 
夏野菜を仕込んでいる。
 「庭の茗荷」
4月末ごろから芽が出始めた宿根の茗荷は、5月に入って雨が降り出してから葉の伸びが著しく早い。茗荷はほっとくと隣地まで地下根を延ばすので定期的に間引いているにも拘らず、良く育つ。食べるとシャキシャキして好物の一つなので、花芽の育ちを期待しているが、それでも、食べる部分の花芽が良く伸びる年と全く取れない年があるので、7月にならないと出来は分からない。そんな心配をよそに茎は良く育つ。

神戸市西区平野の明幸園で、ゴーヤ、シシトウ、茄子の苗を仕込んできた。この明幸園、車で15分ぐらいで行けるうえに、種や苗は種類が多くかつ安く販売しているので時期になるとよく買いに行くが、店に入る道路は何時行ってもかなり混雑している。今年はそれぞれ3~4個を買い込んだが、せいぜい家で消化するにはこのくらいで適。ゴーヤの成長は著しいので、もう暫くすると急激にのびる。また、去年の種から芽が出てきたので苗は倍にはなるし、梅雨時になるともっと成長が早くなる。


 
今年の種まきはオクラの種30数個。3,4日水に漬けて庭の空き地に植えると、間もなく芽が出始める。
 
また、毎年、種を蒔かなくとも前年落ちた種から芽が出てくるのが青紫蘇や赤紫蘇と紫ツユクサ。今、青紫蘇の芽が出始めた。他はまだ芽はでていないが、青紫蘇は好物なので重宝している。


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スイカズラ@野々池貯水池

2019-05-22 06:11:40 | 野々池周辺
「野々池貯水池のスイカズラ」
パソコンを打つ手を休め外を見ると、ハゼノキ(このハゼノキはクリーム色の小花が沢山つけているが、今迄、結実したのを見たことがない)に巻き付いているスイカズラに花が咲いているのが見えた。2個並んで咲いた花弁は始めは白色で、その後、淡黄褐色に変化するとあるが、現実は白い花と古い黄色い花が一緒に残っている。スイカズラの花を口にくわえて蜜を吸うことが行われていたことから「吸い葛」と呼ばれているらしく、田舎ではスイカズラの花の蜜を吸って遊んだと聞くが、試しに実際吸ってみるも、椿ほどの甘さはほとんど無し。この時期、窓を開けると野々池貯水池から新緑や草の匂いが漂ってくる。あと2週間はこの良い季節が続くのだろう。今日(21日)の朝、昨日からの雨も止みよく晴れている。風は冷たくも新緑の匂いはなお強く部屋に吹き込む。
    
    

「植物雑学事典」によると、「スイカズラは常緑の木本性ツル植物で、道端や林縁など、やや湿り気のある場所に生育する。木化して太くなるが、太い樹木には巻き付くことはなく、森林では太くなったものを見たことがない。北海道南部から中国、台湾にも分布し、アメリカやヨーロッパにも帰化している。スイカズラは春に特徴有る花を咲かせる。花の色は最初は白く、やがて黄色になるので、金銀花という呼び名もある。花の形も独特であり、5枚の花びらの内4枚は合生して上側に反り返り、1枚は下側に曲がり込んでいる。見方によっては手のひらのようであり、親指以外の4本をひっつけて上に反らし、親指を下に広げたような形となっている。和名は蜜があるので、「吸い葛」である。常緑であり、冬でも堪え忍んで葉を付けているという意味で「忍冬」という名もある。帰化したアメリカやヨーロッパでは畑や森林で繁茂し、有害植物になっているという。日本においてはおとなしいツル植物であるが、これらの国々ではツル植物が全般的に少なく、競争相手の少ない新天地で自由・気ままに生育しているのであろう」・・勉強になった。
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えっ! 再出場?

2019-05-20 06:14:11 | スポーツ
えっ? 
今場所4日目、御嶽海戦で大けがを負ったされる大関貴景勝が、今日(19日)の8日目から再出場すると報道にあった。
「右膝関節内側側副じん帯を損傷し、3週間の加療を要する」だったはず。それが高気圧酸素カプセルを導入するなど、急ピッチで土俵に上がる準備を進めていたそうだ。ケガをした当初は腫れと炎症で右膝を曲げられず、右足を着地する時も痛みが走ったが、注射を打った16日の夜に腫れが引き始めて好転すると、一夜明けてさらに状態が上向いた。夜になって、師匠の千賀ノ浦親方に「出ます」と再出場することを伝えたとあった。 これには正直びっくりした。

神戸新聞のスポーツ蘭を読んでも、貴景勝の再出場を懸念する声が多い。「直ぐに出てこれるぐらいなら途中休場させない」と言う声もあるほどだ。例えば、浅香山親方(元大関魁皇)の話では「覚悟をもって強い意志で出るなら大したものだ。ただ無理はしない方がいいとは思う。投げられたりして、けがが悪くならなければいいのだが」とか、阿武松・日本相撲協会審判部長の話では「心配ですけれど、本人と師匠が話し合って決めたこと。責任感もあるだろうけれど、本音を言えば無理をしてほしくない」とある。

今年の一月場所、左上腕付近の負傷で土俵人生が狂ってしまった元横綱稀勢の里の再現だけにはなって欲しくない。相撲界の至宝になる寸前だったのに、怪我を押して出場し、結局怪我を治せず、最後は惨めな相撲をファンに見せてしまった稀勢の里が、貴景勝の再出場をどう評価しているか探してみたが、見当たらない。22歳の新大関貴景勝、相撲界の至宝になる可能性があるだけに、今回の判断が吉となると凶とでるかあまり見たくはない。

して、今日の相手は巨漢碧山。右足膝をグルーッとテーピングで固定した貴景勝、蹲踞の姿勢には不自然さは感じられなくも、テレビで見ると何となく痛々しく見える。これでは相手の碧山もどのように相撲を取るか悩んでしまうだろうなと思った。怪我を押して出てきた力士に負けるわけにもいかず、かと言って再び怪我させるわけにはいかず、悩んでしまうだろうな。結局、立ち合い右に変化した碧山に対応出来ず、はたき込みで黒星を喫した。碧山はこれしかない相撲を取ったように思う。それよりも、明日の相手は栃ノ心。先場所、栃ノ心は負けて大関陥落、貴景勝は大関昇進の相撲だった。明日の栃ノ心も悩むだろうな。
 「サンスポ」
で、日曜日の午後、NHKのサンディスポーツに相撲解説で出演していた荒磯親方(稀勢の里)は、再出場した貴景勝について、「立会いの当たりは、貴景勝の本来の当たりではなく弱い」と表現していた。

(追記)
明けて20日のデイリースポーツは「大相撲夏場所を右膝負傷で途中休場し、8日目の19日に再出場したばかりの東大関貴景勝(22)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、千賀ノ浦部屋=が9日目の20日、再び休場することが決まった。角界の看板力士である大関による1場所2度の不戦敗は極めて異例の事態」と伝えた。
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紫蘭@野々池貯水池、2019

2019-05-18 06:16:50 | 野々池周辺
ここ数日、明石に近い神戸市西区も外気温は27度近辺で、半袖でジョギングする人、ウォーキングの人と、多彩な人が野々池貯水池のジョギングコースに上がってくる季節となった。
 
野々池貯水池は今、枯れ草だった土手は一面緑色に変わり、クスノキ等の若葉の新緑がまぶしい。山野草のチガヤが穂を出し始め、黄色いミヤコグサが良く目立つ。そんな季節、咲く時期の遅れもなく、野々池貯水池に初夏の花、紫蘭が咲き始めた。ポつポツと増えつつあった野々池貯水池の紫蘭、赤紫色がよく目立つ。一時期は乱獲がたたって花数は少なくなっていたが、かなり回復し、花を付けていない紫蘭も結構の数あるので、数年以内には一面、赤色に染まるのを楽しみにしている。
     
     
     
 

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ラベンダー

2019-05-17 06:13:07 | 
母の日とかで、家の中に贈り物のラべンダーが数個。
この季節、ラベンダーの香りが家の中を漂うと落ち着く。
 
それとは別に、狭い庭だがラベンダーを数ヵ所の場所に植えており、庭のラベンダーの方は今、蕾が出始めた程度。
  
  
  
ラベンダー以外にも、数年前、庭に数種類のハーブを植えていた。家の塗装のじゃまになるので切り取ったものや、かなり大きくなって、自然に枯れてしまった種類もある。今、残っているハーブは、玄関の鉄平石と側溝間の狭いエリアにローズマリーが横に広がって這うように伸びている。大掃除の際、側溝の蓋を動かすと途端に香りが一面に漂い流れ、手に付着すると暫らくは匂いが取れない。
 「側溝脇のローズマリー」

ラベンダーの効能・効果書によると、ラベンダーには鎮静作用があり、ストレスでこわばった心身をリラックスさせ、不安や緊張、イライラなどを和らげるとある。また、緊張からくる偏頭痛や高血圧にも効果があるといわれているらしい。ハーブはシソ科に属しているものも多く、ハーブの花を付き具合をみると、確かに紫蘇の花によく似ている。その紫蘇も、赤白とそろそろ庭に芽が出る季節となった。
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出だし好調だが、

2019-05-15 06:19:10 | スポーツ
今月12日から始まった大相撲夏場所、個人的に興味を持ってみている力士は、貴景勝と栃ノ心。
貴景勝は新大関になって初めての場所と言う不安材料に加え、テレビで放送された稽古総見での三役以上の力士での申し合い稽古では横綱鶴竜、大関豪栄道、高安らと計11番取って3勝8敗と大きく負け越す結果となっていたので、少し心配している。貴景勝は「そこはあまり気にしていない」とコメントしていたが、稽古総見では、立ち合いから一気に突き放せず、組み止められる場面が目立っていたので、先場所、貴景勝が負けた取組が再現されると弱いなーと感じていたのだ。一方、栃ノ心は先場所、屈辱の負け越しに、今場所10番勝てば大関復帰の場所だ。栃ノ心は大関昇進後、昇進前の力強さが消えたのが気になっていた。大関昇進前の栃ノ心が復活すれば大相撲は大いに盛り上がるはずと期待している。また、稀勢の里引退後、大相撲が少し締まりが無くなり陳腐化し、先場所の三本締めの手拍子を求めた白鵬の行為と言い、個人的に抱いてきた大相撲のアイデンティティと言うものが希薄化していると感じていたので、新大関貴景勝と大関復帰を目指す栃ノ心には期待するところが大きいのだ。

で、新大関貴景勝の初日は相撲巧者で過去1勝1敗だった難敵遠藤と対戦。
立ち合い、頭でぶつかり合うと、鋭い出足で前へ、相手に隙を与えない押し相撲で一気に土俵外へ押し出した。突き押し2発目で遠藤の体は浮きなすべくなし。NHKアナウンサーの解説では、今場所、貴景勝への個人懸賞は断トツトップの340本かかっているそうだ。初日、勝って分厚い賞金を抱える貴景勝、大関の看板を背負う重圧との戦いなど何のその、今場所は大いに期待できる。

そして、2日目の相手は初日高安を一気に押し出して勝った琴奨菊だった。頭で当たった貴景勝は難なく琴奨菊を押し出し、2連勝。同じく、栃ノ心も2連勝で力強さが戻ってきた印象ある。

それはそうと、2日目のNHK解説は荒磯親方、稀勢の里が解説していた。
解説を聞いていてほれぼれする。饒舌ではないが淡々とポイントを絞って的確に、理路整然、口調も誠に滑らかで無駄な話をしない見事な解説だ。貴景勝の相撲については、「貴景勝の良さは腰の安定感にあります。腰の構えが決まっているから、四股を踏むときもまわしの前の部分が見えています。本場所では突き落としで勝つ相撲もありますが、前さばきのうまさと腰の安定感がある」と解説し、場所毎に強さが増し、数場所前の貴景勝の力と今場所では雲泥の差だという。四つ相撲の形で押してくるので強いと表現していた。

横綱稀勢の里が引退し、日本人横綱が居なくなって寂しくなった大相撲だが、その救世主としての貴景勝にかける期待は限りなく大きいと思う。かっての強い時の稀勢の里がそうであったように、花道から登場すると、場内の雰囲気が一変するのがテレビを介して十二分に感じられるのは、今は、新大関貴景勝だけだろう。物怖じしない気の強さと、鋭い眼光、強い力士をものともしない飄々とした仕草に、ピーンとした緊張の空気が漂ったあと、歓声が場内に響きわたる。そんな貴景勝になって欲しいと、大相撲ファンの一人として思う。こうして、引退した稀勢の里が大相撲界の期待の星貴景勝を語る姿は、稀勢の里が引退する前、解説の北の富士が稀勢の里に期待して語る時と重なって聞こえてくる。


それはそうと、貴景勝の付け人に稀代の横綱大鵬の孫「納谷」が付いているそうだ。
貴景勝からの要望だそうだが、まだ幕下だが納屋も期待している相撲取の一人。

ここまで午前中に書いて、午後5時から大相撲3日目のTV観戦。
「日刊スポーツ」
期待の貴景勝の相手は北勝富士。ともに強烈な突き押し相撲の両者の対決は北勝富士の勝ち。
立会いから貴景勝の勝ちを予想したが、途中、頭が上がってしまい、そこを北勝富士に突かれ1敗。

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