野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

自民党総裁:石破さん総裁で為替、日経平均とも急落

2024-09-28 06:32:17 | その他
9月27日、自民党総裁投票が行われ、石破さんが新総裁となった。
日経は「自民党総裁に石破茂氏、高市氏ら破る 10月1日首相指名」と報道している。一回目投票で高市さんの国会議員票が石破さんよりかなり多かったので、決選投票では高市さんの圧勝かと思っていたら、実際は逆の結果になった。事前予報で高市さん有利との報道が多かったので、当日27日の日経平均も1,000円近い値上がりで、為替も146円台となっていたので安心していたら、石破さんが新総裁になった途端に、為替は146円台→142円台に、日経平均先先物は△2,000円に急落した。
  
  

ま~何と言っていいのか、我々から見ると非常に変わった人が総裁に、そして多分総理になるのだろう。

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阪神 痛恨の敗戦

2024-09-27 06:12:19 | スポーツ
9月24日のディリースポーツ誌が阪神痛恨の敗戦を実にうまく表現していた。三振を喫して天を仰ぐ佐藤選手。
  「24日のディリースポーツ」
正に「岡田阪神 今季最大の激痛黒星 連覇遠のく零敗」だ。 阪神対巨人、最後の2連戦の2日目、序盤から拙攻に続く拙攻が続いた。初回は2死一、三塁から佐藤が空振り三振に倒れ、二回は2死一、二塁から近本が投ゴロ。三回は1死二塁から大山が遊ゴロ、続く佐藤輝が再び空振り三振。初回から3イニング連続で得点圏に走者を進めながら、“あと一本”が出なかった。六回は先頭の大山が左中間への二塁打で出塁したが、佐藤輝、代打・前川、梅野が3者連続で凡退。そしてその直後の七回には孤軍奮闘を続けていた高橋が3連打を浴び、坂本の決勝打で1点を失った。佐藤選手の3度の好機に2三振と凡打、何となくだが気合抜けたようににも見える三振で、そんな大物を狙わなくともいいんだよ。 ”毎度の事やんか”の声が聞こえてきそうだった。

25日、巨人はDeNAに負けた。
阪神は3日間の試合なしを挟んで、27日の広島戦に続く5連戦が控える。連覇の灯が消えない限り、宿敵の背中を追い続けると書いてはいるが、とは言っても巨人のマジックは4。残り5試合で1.5ゲーム差。普通に考えれば絶望的だがしかし、逆転の可能性は残されている。阪神がもしも5連勝した場合の勝率0.562、残り5試合の巨人がもしも2敗すれば巨人の勝率0.559、阪神が上にいく。
  「日刊スポーツ:25日」

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福砂屋 @ 日経

2024-09-25 06:12:36 | その他
23日の日経WEBに「カステラの福砂屋、創業400年息長く成長 百貨店が原動力」と言う記事があった。福砂屋は長崎に本拠地があるカステラで有名な菓子屋。日経が福砂屋を取り上げる理由は何だろうと読んでみた。
● 1624年創業のカステラの「福砂屋」が誕生から400年を迎えた。2024年は百貨店を主な販路とする東京拠点の売上高が過去最高を更新する見込みだ。料亭への配送から百貨店を販路の中心へと切り替え、販売店を通じてブランドの価値を伝える手法で市場が縮む中でも右肩上がりの成長を続けてきた。
● 取引先の視点から百貨店ビジネスの可能性を探った。百貨店は我々(取引先)のこだわりやブランドを大事に考え、いいものをしっかり届けようという思いがある。
● 1952年、東京での販売を始めた。当初は赤坂などの料亭の土産物として販売を始めたが、53年に東京駅の土産物店街に出店。54年には大丸東京店(東京・千代田)に店を出して百貨店との取引を開始した。以降70年にわたって百貨店を中心に販売網を強化し、新型コロナウイルス禍などを除いて売上高で右肩上がりの成長を続けてきた。
● 成長の理由は職人の「手わざ」による変わらない味と販売拠点の百貨店を通じて高めたブランド力だという。「味だけは落とすな」という創業の教えを受け継ぎ、創業から400年、卵を割るところから泡立て、生地の混合、かくはん、焼き上げまで一連の作業をひとりの職人が一貫して行う「一人一貫主義」による製造を守り続けている。
● 宣伝は一切してこなかったが、職人の手作業にこだわり味を守り続けてきたことで、徐々に消費者の認知度や口コミが広がり、出店機会が増えたほか、百貨店売り場の中での立地もより良くなった。
● 市場が縮小する中でも、販路としての百貨店を重要視する企業はなお多い。百貨店と取引先、また取引先同士がウィンウィンの関係を築いて新たな価値を提供する。老舗企業と百貨店でつくるこうしたビジネスモデルは、持続的な成長を目指すあらゆる企業へのヒントになる。
等々、福砂屋のカステラが400年も続いた理由が書いてあったが、近くの神戸大丸にも阪急でも販売しておらず、なぜ日経が記事にしたのか格段なものはなし。

田舎の島原地方では、カステラと言えば福砂屋だ。
そう刷り込まれてきたので、法事などでは殆どが福砂屋のカステラがあった。長年、しかも幼少の頃に食べた記憶、ふくよかで、ねっとりとした上質感のある味とザラメが美味しいのは福砂屋だと舌が記憶してしまっている。だから、何時までたっても、これがベースにあるのでどうしようもない。あくまで個人的な主観なんだが、福砂屋のカステラの底に付いたザラメは特に旨く、これを最後に舐める、何にもなかった大昔、これがカステラの旨さ基準だと覚えてしまっている。
 「数年前、田舎の法事が終わったとのことで送られたきた、福砂屋のカステラ」
ところで、カステラといえばコマーシャルが浸透したせいか文明堂がカステラ本舗として有名になり、神戸でもどこでも簡単に手に入る。これはこれで美味しいのだが、長崎県出身からすると、長崎カステラの元祖と呼ばれる長崎市の福砂屋のカステラの方が更に上等だと思っている。カステラそのものは大好きなので、両方とも甲乙付けがたしと言いたいが、しかし、あくまで個人的な主観で言うと、ふくよかで、ねっとりとした上質感のある味とザラメが美味しいのは福砂屋。故郷での引き出物のカステラは福砂屋製がどちらかと言えば多かった。福砂屋のカステラを貰えば、田舎では納得するのである。で、福砂屋のカステラの底に付いたザラメは特に旨く、これを最後に舐める。

         
ちなみに、福砂屋のHPには、
「長崎カステラの元祖といわれている。1624年(寛永元年)創業。『カステラ本家』を商標登録している。中国でめでたい動物と言われる蝙蝠を商標とし、看板には蝙蝠が使われている。・・・福砂屋のカステラは創業以来手作業による製造を行い、添加物を使用せずに生成している。出来上がったカステラは底に角の取れた粗目(ザラメ)糖があり、食べるときに独特の食感を生み出している。長崎カステラといえば、東京などでは文明堂が有名になっているが、本場の長崎では、ザラメ入りでしっとりとした福砂屋のカステラを食べるのが、通とされている」と書いてあり、競争相手の文明堂との比較を書いてあるが、元はと言えば、文明堂(創業1900年)は福砂屋で修行した職人が出て店を作ったものと、田舎では広く知られているので、今でもカステラと言えば「福砂屋」なのである。


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大相撲秋場所2024、優勝は大の里 ■ 改定:9月25日

2024-09-23 06:29:32 | スポーツ
 9月25日、大の里は大関になった。
NHKは「ほかに類を見ないお相撲さんに」を報道した。

秋場所千秋楽、結び前一番で大の里は関脇阿炎 の引き落としに敗れたが、13勝2敗の好成績で優勝した。NHKの優勝者インタビューで、アナウンサーは「昇進問題を預かる審判部が臨時会議を開くことを決めた」と話ししていた。これで初土俵から所要9場所での史上最速大関昇進が事実上決まったと解説があった。今場所の大の里を NHKはこう報道している。
  「NHK」

今場所の大の里の活躍は群を抜いており、千秋楽の阿炎 の一番は15日間で相撲を取るとこういう負けもあると解説者が説明したので、多くの親方衆は大の里の圧倒的馬力を高く評価していた。琴桜の一番では取り直しで大の里が勝ったが、この勝ちかたに不満を言っているSNSも一部あったが、それはごく一部で、ほとんどの意見は大の里の優勝を高く評価していた。それよりも、多くの親方衆や相撲ファンの意見は現2名の大関の不甲斐なさで、千秋楽でやっと勝ち越した豊昇龍 の相撲に辛辣な意見が多く見られた。15日間の相撲をみた感想は「大の里は既に大関を上回る力を既に持っている」と言うのは事実だろう。相撲解説者の舞の海の解説では来年の初場所に綱を張った大の里が見れるかもしれないと、それもあり得ると妙に納得させる強さが、今場優勝の大の里にはあった。更にSNSを拾えば今場所十両優勝の尊富士の相撲、これからは琴桜と豊昇龍を追い抜き、大の里と尊富士の相撲を期待する声多く見られた。

一方、関脇貴景勝は今場所を最後に引退届を出した。まだ28歳ときいて、まだまだ若いが、首のケガは一歩間違うと大変なことになるんだから、その頑固一徹の相撲に、これからは指導者として角界を支える活躍を期待している声多い。 

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LAドジャーズ 大谷選手 50-50達成

2024-09-21 06:00:34 | スポーツ
Los Angeles Dodgers superstar Shohei Ohtani etched his name in Major League Baseball history, becoming the inaugural member of the 50-50 club on Thursday against the Miami Marlins.
日本時間20日、対マイアミ戦、ドジャーズの大谷選手は6打数6安打10打点、2盗塁、ホームラン3本を記録し、この日、「51-51」を達成した。MLB史上初の快挙!
  
この日、起きてすぐNHKBSにチャンネルを回すと、大谷選手は一打席目2塁打。その後3塁への盗塁を決め50盗塁。その後は怒涛の打席で最後の3打席は3連続ホームランだった。

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サナギ

2024-09-20 06:09:46 | 日常生活
庭の隅っこにある大鉢に植えているユズとミカンの幼木に、アゲハのサナギがぶら下がっている。
    
ユズやミカンの樹の周りには時々アゲハが飛び回っているので、よく見ると約5㎜程の小さい幼虫が葉っぱに付いており、気が付いたときは指で飛ばしているが、その幼虫がいつの間にか大きくなって、サナギになり飛び立っていく。下の写真は幼虫で(キアゲハの幼虫とは模様が異なるが)、右はサナギに抜け殻。
    

昨年、庭にパセリの種を撒き大きくなると時々食卓に上がっていたが、いつの間にか、そのパセリも10数匹のアゲハの食料へと変わっていた。庭の空き地に種を撒いて成長すると、春先から夏にかけて良く食べたものだが、よく見るとアゲハの幼虫の餌になっていた。数えたら10匹ほどのアゲハの幼虫がせっせとパセリを食べていた。この幼虫は、キアゲハの幼虫(昔、この幼虫を家の中で育てていたが、サナギから蝶の成虫になってカーテンに留まっていたのはキアゲハだった)だが、今年の庭のユズの幼木にいた幼虫とは模様が異なる。
  
庭のパセリの葉がなくなっても幼虫をそのまま放置すると、いつの間にか幼虫は何処かへ行き、坊主になった茎に再び葉が出揃うといつの間にか帰っているのを繰り返す。庭の野菜類には一切、消毒していないのでこのような幼虫が若葉をよく食べにくる。
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78才になった。

2024-09-18 06:10:50 | 日常生活
  
今年も、町内自治会から敬老の日のお祝い品をもらった。
自治会から頂いたプレゼントは今年も神戸・文明堂のお菓子セット。文明堂のカステラは好きなお菓子なので、美味しく頂いた。
 
今年9月14日、78才になった。こんな年寄りにも30個以上の「おめでとう」のお祝いメールをFBのタイムラインやメッセンジャーに頂いた。有難い事だと感謝している。78歳の健康についていえば、特に問題なく、毎日を楽しく暮らしている。朝、毎日のルーティングは決まっているので、顔を洗い歯磨きを終えると、洗濯機を回し(これは担当)、その間に立ち上げたパソコンをサラッとみて、一日おきに投稿しているGooブログを投稿すると、血圧測定、朝の血圧変動はやや大きく135/90前後(夕方になると125/85前後)で、その後、ヨーグルトにきな粉、すりごま、蜂蜜を加え、その上にフルグラとオートミールを乗せ、さらにパン一枚に牛乳コップ一杯を新聞とパソコンのニュース欄を読みながら食べる。ニュースで気になったことは後で調べ、さらに気になるとブログに自分の意見を書いて自己満足に浸る。更に新聞を見ながら、現在の時期なら阪神の順位と前後のゲーム差に一喜一憂し、次はNHKのMLBのドジャーズの試合をみながら、大谷の打席と山本の投球を見ながら、これまた一喜一憂する。そうして昼過ぎから大相撲と阪神の中継があれが必ずテレビ観戦し、佐藤選手の空振りとエラーを嘆き、森下のホームランに昨日であれば前川のスーパープレーの好捕に
喜び、こうして極めて単純な一日を能天気に毎日を過ごす。タバコはもちろん吸わず、酒は3年ほど前から飲んでいない。しかし西明石駅の近くにクラフトビール屋が開店したと聞いたので、一度飲んでみたいと思っているがまだ機会がない。

毎年の胃の内視鏡と腹部エコーに加え3年毎の大腸ファイバーチェックを専門のクリニックで20年以上継続し、神戸市の健康診断と肺がん検診も毎年実施しているが、特に不具合箇所の指摘はない。2年前の脳ドックで見つかった未破裂脳動脈瘤も1週間入院し手術(とは言っても瘤内にコイルをつめる)を終えた。その後、3ヵ月後MRI検査を数回終え、今は半年毎のMRIでも問題なし。手術する前も何も自覚症状はなく、手術後も何も変わらずの状態で結局、今も能天気に過ごしているが、次回のMRI検診は一年後と言う事で、来年だ。ただ今年の3月ごろ、野々池貯水池のジョギングコースでウォーキング中、足の痛みで急に歩けなくなった。直に治るだろうほっといたけど、一向に回復しないので西明石駅近くのスポーツ専門の整形外科で診断すると、「変形性腰椎症」との診断。ついてはリハビリに励めと言われ、リハビリトレーナーに毎週、色々教えてもらった。家でできる簡単なリハビリで、一週間ごとのリハビリ効果とマッサージを受けると、一ヶ月もすると、普段通リに回復し問題もなくなった。もう半年以上たったが、リハビリをさぼるとお尻付近に違和感を感じるが、リハビリ体操を継続すると普段通りの運動ができる。専門のリハビリトレーナーに教えてもらったリハビリは、特にお尻周りの強化で、最初、これをクリニックで教えてもらったときは、痛くて仕方なかったが、2、3週間も続けると同じ動作でも痛くなくなった。人間の体は本当に良くできている。35度を超えるこの暑さ、外にでるな言われているので、もっぱら家の中にいるが、暑さが緩んできたら、昨年同様に野々池貯水池のジョギングコースで速足ウォーキングを再開したいと考えている。こーして毎日平々凡々と暮らしているが、これがまた自分の波長に合って過ごし易い。

終活しようと、タンスや本棚に置いていた不要品や文献等は地震対策に合わせて捨て、毎年の剪定が必要な庭の樹は根元からバッサリと切っている。下手なゴルフの道具もサージで処分してもらった。あと順次やろうとしているのは南海トラフ対策。南海トラフについては疑問を言う専門家も多いが、地震だけは予知できないそうだから、小まめに対策をしていこうと考えている。のんびりと暮らしているが、時間が過ぎるのが早い。
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大相撲秋場所も中盤、2024

2024-09-16 06:09:43 | スポーツ
大相撲秋場所も中盤になった
今場所は、横綱照ノ富士が糖尿病のため休場で、上位力士大関琴桜と豊昇竜に大関狙いの大の里がどのような相撲を取るかが、最大の面白いところ。15日の8日目を終わった時点で、トップは大の里で8戦全勝。琴桜は6勝2敗、豊昇竜は初日からの敗退が影響し4勝4敗で、秋場所を引っ張っていくと期待された大関陣は序盤から失速した。

今場所の大の里は、先場所、大関とり失敗を受けて、今の所は安定性抜群の相撲を取っている。持ち前の馬力にスピードが加わり、その上に器用な相撲をみせるのだから、我々年寄りの大相撲ファンの評価は高い。それを最も感じた相撲は好調平戸海との一番だった。仕切り前の両者を見比べると、巨体の大の里に小柄な平戸海の構図だが、平戸海は誰にも引けを取らないスピードと動きの良さ、加えて勘の良さで、ここまでのし上がってきた力士だ。この勝負にすごく興味があった。しかしながら立ち合いから、大の里のスピードが功を奏した。右のかいなを深く入れ胸を合わせると小柄な平戸海は逃げ場がない。体を寄せ、平戸海には何もさせずに一気に押し出した。相手力士以上に素早く動き回ることで勝ってきた平戸海を完全に封じた。上手い相撲だった。この勝ちで大の里の実力を認めざるを得なくなったと思うし、今現在の相撲界の第一人者に大の里は名実とも位置づられた、と思う。
平戸海ー大の里の一番は「NHKが解説」している。 
  「7日目の大の里:日刊スポーツ」
大の里の活躍について、NHKが「西岩親方にインタビュー」して聞いているが、親方の意見はこうだった。
(西岩親方)  「好調の要因は下半身の充実。ひざをしっかり曲げて相撲が取れているところがいい。これまで腰が高いのが課題の1つだったが、しっかり修正している。ひざを曲げて相撲を取るのは簡単なようでなかなかできない。この夏の間にしっかりと鍛えてきたと思う」
(西岩親方)  「下半身が充実しているので、攻められても1歩も下がることなく逆に相手を押していける。相手を押し込めるだけの馬力が大の里の1番の持ち味なので、ひざを曲げて相撲を取ることができれば安定感が増してくる」
(西岩親方)  「まだ10日間あるので、負けることもあるかもしれない。1つ負けた時に次の日までに立て直すことができるかどうかがポイントになる。どんなに強い力士でも負けることはあるので、そこで連敗しないこと。また前を見て歩んでいくことができるかが大事」と話している。

これからの大相撲を牽引する力士は琴桜と大の里の二人だと素人ながら思うが、今場所の中盤までの印象では大の里が一歩も二歩も前に出てきた。
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’90KX・・the best looking green machines ever

2024-09-14 06:07:48 | オフロード車事業
9月13日付け米国MX専門ネット誌「motocrossactionmag.com」の「RUMORS, GOSSIP & UNFOUNDED TRUTHS」に、’90KXシリーズの広告宣伝用写真があった。’90KXシリーズはカワサキのモトクロスマシンの歴史の中で、突出して”格好良いマシン”だと紹介している。

• MXA AD OF THE WEEK: 1990 “HOLY KAW” KAWASAKI AD
 
The 1990 Kawasaki KX line-up was among the best looking green machines ever. Back in 1990 Kawasaki had a KX60, KX80, KX125, KX250 and KX500.

2014年に発行された「RACERS vol26 」誌は、’90年KXのペリメータフレームを取り上げている。「RACERS」は日本の購買層が多いロードレースのワークスマシンを主に取り上げ記事にしているので、モトクロスバイクを取り上げて特集を組むのは異例だが、「編集長がKXペリメータフレーム開発物語を取り上げた理由」を巻頭言で、編集長はペリメータフレームを採用したカワサキKXデザインの”圧倒的かっこよさ”を「RACERS」特集に選んだ理由として述べている。かつ、他社比較車と対比しながらKXを絶賛し、この”圧倒的かっこよさ”が多くのユーザーを引き付け、例えば当時カワサキKXの最大の競争相手だった、ホンダの技術者でさえ、ホンダのモトクロッサーではなくKXを買ったと書いてある。その理由とは”KXが格好良いから”だったという。それまでのモトクロスフレームとは一線を引いた、言わばモトクロッサーのフレームとはこれだと言う既成概念を一掃してしまう”かっこよさ”がKXにはあった。

もう一つ、’90KXのアイデンティティの一つである、スプラッシュ”KX"のデザインを発案したデザイナーが、2023年に開催した「KX50周年を祝う有志の会」で、「KX50周年記念車のデザインについて」を講演してくれた。2024年モデルKX50周年記念車KX450、KX250に採用されたグラフィックデザインの原点である、'90年KXのグラフィック、スプラッシュピンク等の適用を考案した松見康祐 さん(元カワサキ技術部のグラフィックデザイナーで現在は熊本在住)が、当時の事を話ししてくれた。この’90年KXのグラフィックは、その後の’90年代の二輪車のグラフィックデザインに大きな影響を及ぼし、二輪の業界では初めての「グラフィック大賞」をもらった二輪車のグラフィックデザインとしては革新的なデザインだが、日常的に接した仕事仲間内では普通の話も、初めて聞く人や日頃から興味を持った人が聞くと甚く言葉が染みるような話だった

追加して話せば、「RACERS vol26 」誌には、米国の有名デザイナー・トロイリーとダートクール誌浦島編集長のKXデザインに関する談話だが面白い。カワサキがペリメータフレームをMXマシンに採用して以来、アフターマーケット部品市場が拡大した。ペリメータフレーム採用によって、燃料タンクをシュラウドが覆うことでデザイナーの担当分野が広がった事によるが、従来からMXレースではライダーがニーグリップする際、燃料タンクに泥を巻き込み傷が着きやすいという問題があった。こすれ傷があってもレース使用上は何ら問題ないが見栄えが悪い。そこで燃料タンクをシュラウドで完全に覆ってしまうことで高価な燃料タンクを交換することもなく、安価なシュラウドだけの交換で新しいマシンに変えることが可能となった。シュラウドは重要なデザインパーツになった。更にもうひとつ、当時、蛍光プラスチックをUS Kawasakiのワークスレースチームが多用していた。群を抜いて格好良く素晴らしかったので、是非量産適用してくれと強い要求がきた。数種の蛍光グリーンの樹脂部品を試作してみたが、これが見栄え抜群。しかし、蛍光樹脂部品の問題は色劣化がある事。各種試作し環境テストセルでテストしたが色落ちの経時変化を改良できず、当時は量産採用不可。今思い出しても蛍光グリーンは兎に角格好よく、KXに良く似合っていた 。蛍光グリーンのKXは遠い昔の話で、カワサキがモトクロスビジネスのリーディングカンパニーを自負して活動していた時代の、ごく一部の活動に過ぎないが、面白い愉快な時代だった。こうして、米国のMX専門ネット誌”Motocross Action”が’90年KXを再び取り上げてくれたので、昔を振り返ってみた。

 *参考: 




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・・・そうなると思った

2024-09-13 06:11:07 | その他
9月11日、共和党のトランプと民主党のハリスとの直接討論会が開催される。
NHKがLIVE放送するので、この討論会は楽しみにしていたが、翌日の新聞やネット情報では、ハリスを評価する声が多かったようだ。同じ日経WEBの一面に「VW、最大労組との協約破棄 工場閉鎖・大量解雇に道筋」として、「独フォルクスワーゲン(VW)は10日、本国で検討する工場閉鎖に関し、雇用保障を含めた労働組合との労働協約を破棄すると明らかにした。同国最大の産業別労組IGメタルに通知した。工場閉鎖に伴う大規模な人員削減の現実味が増してきた。」と続けている。電気自動車の販売失速で経営が悪化し、人員削減や工場閉鎖といった抜本的なリストラを行うとあった。あの欧州連合の経済の中心地であり、かつ機関車が失速し始めたという記事だ。これには多少どころか大いにびっくりした。ドイツ経済は早晩、困難な状況に陥るだろうと一部の識者が指摘していたが、経済の基幹産業である自動車産業のVWが、ドイツ国内の自社自動車工場の一部を閉鎖するのだから、その本当の理由を知りたかった。

6日付けのBloomberg にも書いてあるが「ドイツ激震、VW工場閉鎖は「氷山の一角」-工業力衰退の象徴に」には、ドイツが、輸出主導の自動車製造大国から、半導体やEVバッテリーといった先端を行くクリーンエネルギー大国への速やかな移行が成し遂げられなかったと書いているが、本当にその通りなんだろうかと、VWという世界企業がEV戦略に乗り遅れるなど信じられなかったので、本当の理由を探していると、こう言う分析「ドイツはもうおしまいだ…フォルクスワーゲンが国内工場を閉鎖した「真の原因」があった。
そこには、ドイツ経済の衰退原因を書いている。
 ● 頑なな反原発姿勢を変えていないショルツ政権のドイツは、当然ながら、高い電力代は家計ばかりでなく、企業にとっても大きな負担になっている。ドイツの電力料金は、2023年下半期の場合、原発比重の高いフランスと比べると、家庭用で概ね55%、産業用では80%も高い
 ● 製造業が国を支えてきたドイツでは、このエネルギーコストの高さは致命的で、国内の製造業の空洞化が進むのは避けようがない。
 ● フォルクスワーゲングループのオリバー・ブルーメCEOは「欧州の自動車業界は非常に厳しく深刻な状況にある」としたうえで、特に製造拠点としてのドイツは競争力の面でさらなる遅れをとりつつある」と語った。欧州市場に参入している新たな競合企業とは、安価な電力料金に支えられた中国に製造拠点を持つ、BYDなどの中国企業やテスラのことだろう。
 ● 労働組合は、これまで優等生的なリベラル政策を支持し、脱原発にも賛同してきたのだろうが、そんなあり方が自分たちの生活基盤を破壊することにつながっていることに、今更ながら気づくことになったのではないか。
 ● そもそも稼働を停止した旧原発の再稼働ができないように、現在のショルツ政権は、原発の冷却塔を相次いで爆破することまでやっている。したがってドイツが仮に原子力回帰ができるとしても、新原発の稼働は早く見積もっても10年後にならざるをえず、その間は原発の生み出す安価な電力をドイツが利用することはできない。こうした中でドイツ製造業の空洞化が進む一方、(多くの電力を消費する)データセンターなどの拠点がドイツに設置されていかないことも、もはや避けられないだろう。

ドイツを除く、昨今の欧州各国の原発再開に向けた動きの背景は、ロシアのウクライナ軍事侵攻に伴って、安全保障政策、エネルギーコストが大幅に上昇した ことが政策の抜本的見直しを必要にしたということだと思う(一昔前までは、パイプライン経由で送られてくるロシア産の安価な天然ガスがドイツの製造業を助け輸出を増やしていたと言われている)。EUの原理主義者が強硬に進めた、脱炭素化のとどのつまりが産業空洞化を進めてしまったと言うことだと思う。ドイツ在住の日本人女性がかなり以前に、ドイツのエネルギーコストが大幅に上昇した現実を、これも地球を救うために手段だと信じて耐えているドイツ国民のことを書いていたが、早々と原発を廃止し再生可能エネルギーに補助を出したら、ドイツの電気代が2倍になってしまったそうだ。そしてウクライナ戦争でロシアの天然ガスが入らなくなって、エネルギーコストが更に上昇し、これらのコストアップが競争力を奪い、基幹産業がドイツから無くなったという結論に至ったようだ。

そもそも、 環境団体は「産業革命前に比べて地球の平均気温が1.5度を超えてしまうと、気候変動の影響はより破滅的になる」と力説し、世界破滅を防止するために、欧州を中心とする政治家たちは鳩首して1.5度を守るべく、やれ脱炭素やれ脱原発だと盛んにあおってきた。それがなんと、既に誤差範囲の1.5度上昇したにもかかわらず、明日、壊滅的破壊に至るようにも思えず、我々はこうして健全に生きている。いま世界の大きな話題は、ウクライナやガザ地区の人的戦争を危惧しても、地球の温度が1.5度上昇した、すわ大変だ!とは誰も言っていない。現実は、1.5度上昇しても何も起こらなかった。そもそも、脱炭素思想には無理があったのだろう。

不満ながら思うに、我々日本の冬と夏の気温の差を見ると30度くらいあるし、その中での1度上昇を誰が不満を持つのだろうか等々と、頓珍漢な考えが頭の中を占めている一方で世界の平均温度が1.5度上昇すると地球は破滅すると書かれているのに、今、1.48度上昇したが、世界は破滅することなかった。多額な政府補助金いわゆる我々の税金支援なしには成立し得ない再エネ事業やEV車、脱炭素等のカーボンニュートラルの現実に、未来があるようにも思えなかった。

一方、世界の最大人口を持つグローバルサウスはと言うと、すこし前のCOP28に関する記事「グローバルサウスが主役になったCOPはゆるやかに死んでゆくにも書いているように「グローバルサウスが求めているのは、100年後の温暖化防止ではなく今の経済発展である。再エネだけでは工業化はできず、化石燃料は不可欠である。いま熱帯で起こっている洪水などの被害を防ぐには、脱炭素化より堤防などのインフラ整備のほうがはるかに効果的だ。 ・・こうしてゆるやかにCOPは死んでゆく。それは社会主義インターナショナルが失敗に終わり、消えていった歴史の再現をみるようだ。脱炭素化は社会主義であり、それを理想とする国では実現できるが、それを認めない国は協力しない。・・気候変動をゼロにしようという理想は美しいが、世界にはまだ電力のない生活をしている人が7.6億人もいるのだ。100年後のCO₂濃度を心配するのは、衣食住の足りる生活ができてからで十分である」と書いている。地球の温暖化で、麻生副総理が言う「北海道でおいしいコメが作れるようになったのだからいいではないか」の意見のほうが素直に頭に入ってくる。人類に自然を改造できるような力があるんだろうか思う反面、むしろ、地球の気候変動に適応して上手に生きる道を模索したほうが賢明で、なんとなくだが、電気モーター自動車も水素もそのうちに消えてしまうような気がしてならなかった。 その前哨の表れの一部の方向が、ドイツの自動車産業の工場閉鎖へと繋がった、と思う。 ・・・なるようになった。


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